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祝!復旧決定!!只見線の旅…でも途中まで(その2):福島交通を撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は、車両の置き換えが始まる福島交通電車の撮影と、只見線18きっぷの旅です。
⇒名古屋から福島まで移動
⇒福島交通を撮影(←今ここ)
⇒只見線の乗り鉄の旅
⇒会津鉄道の乗り鉄旅
⇒ホームライナー浜松で関東~豊橋~名古屋まで豪華クロスシート
11:54、福島駅到着。福島交通の電車乗り場へ向かいます。よく知られている通り、阿武隈急行線との共用ホーム(島式ホームの片面ずつ使用)で、改札口も共通ですが、さすがに出札窓口はそれぞれで設けられています。
早速、一日乗車券を購入します。今日は鉄道利用促進デーとのことで、通常(800円)より安い520円の一日乗車券が発売されていました。
ビルの谷間に駅入口があります。
お得な一日乗車券を購入して出発します。
福島交通福島駅です。島式ホームの向かって左側が福島交通で、右側から阿武隈急行が発着します。日中でも利用者は多く、立ち客もいる盛況ぶりでした。
福島交通飯坂線電車に乗るのは久しぶりです。最近、東急1000系が搬入され、現在活躍中の7000系が置き換えられるそうです。来年3月から1000系の運転が開始され、3か年計画で置き換えられる見込みです。
なお、現行の7000系は1991年(平成3年)に導入されたとのこと。それ以前は自社発注の個性的な車両や、東急5000系(もちろん初代=青ガエルの方)等が走っていました。次の写真が当時訪問した際のもので、今日の訪問はそれ以来かも知れません。
1988年12月26日に福島交通飯坂線上松川~泉間で撮影した元東急5000系。
ラッシュ時に3連が稼働するのは、今も同じです。上の写真と同じ日の撮影です。
上の写真を撮影した上松川~泉間の松川鉄橋は改築されて、撮影には適さなくなりました。また、花水坂~医王寺前間の鉄橋も同じようなロケーションのようですが、順光となるのは午前中です。すでに正午を過ぎた今日、まずは2駅目の美術館図書館前駅で降りて、撮影地を探してみます。
住宅街に溶け込んでいる福島交通飯坂線美術館図書館前駅。西側に東北本線が並走しています。
美術館図書館前駅から少し南に歩き、踏切を渡った場所がここ。手前の複線が東北本線、奥が飯坂線です。なかなか良さそうな場所です。・・・というか、東北本線の列車撮影に最高な場所です。実はお立ち台なのでしょうか。
●上記の撮影地は、以下の画像を左右に振って頂くとよく分かります
まずはついでに(?)、阿武隈急行を撮影。変わりやすい天気で、露出設定が難しいです。(2016.12.11 12:23)
福島交通7000系福島行です。福島交通の車両の先頭車は全て東急7000系(初代)中間車からの改造です。先頭7101号は1964年製で、特徴的なパイオニア台車を見ることができます。(2016.12.11 12:29)
こうなるとどれが本命かわかりませんが…。心の準備ができておらず、後部が切れてしまいました。(2016.12.11 12:32)
飯坂温泉行を後追い撮影。(2016.12.11 12:37)
美術館図書館前~曽根田間で撮影をした後は、曽根田駅に徒歩で移動し、次の飯坂温泉行を後追い撮影します。
福島交通飯坂線曽根田駅です。その昔は車庫があったそうで、立派な木造駅舎がありますが、駅員の配置は朝と夕方のみです。
列車通過後の開いている踏切から、曽根田駅に停車中の飯坂温泉行を撮影。順光の予定でしたが、残念ながら日が影ってしまいました。(2016.12.11 13:01)
再び美術館図書館前~曽根田間の先ほどの場所へ移動し、福島行を撮影します。同じような場所をウロウロとし、こうなると自分でも何をしているのかわからなくなります。・・・で、さすがに徘徊はこの程度にして、美術館図書館前駅から飯坂温泉行に乗車します。
そういえばこの飯坂線、車掌が乗務しており、昨今では珍しい存在です。20分乗車して13:48に終点、飯坂温泉駅到着。折り返しは僅か2分後の13:50発なので、次の列車に乗ることとし、一旦、駅を出ます。
終点、飯坂温泉駅では雪が舞っていました。
2010年(平成22年)にされた綺麗な駅です。
摺上川河畔にある和風の駅舎で、反対側にはコンビニもあります。駅の出入口から1階降りたフロアーに改札口とホームがあります。
駅前の十綱橋から北側の飯坂温泉街を撮影。左の和風の建物は、共同浴場「波来湯」です。最近は廃業したり、介護施設に転業する旅館もあるとのことです。なかなか風情のある温泉のように感じる一方、この十綱橋など自動車の往来が激しく、その上で道も狭いので、のんびり歩くことができません。せっかくの温泉風情が生かされず、改善の余地ありです。
次の列車は25分後。飯坂温泉駅付近では撮影できそうな場所はなく、歩いているうちに次の駅、花水坂駅まで来てしまいました。
この付近で飯坂温泉行を後追い撮影、折り返しの14:16発福島行に乗車して、飯坂線を後にします。途中の桜水では、車庫に新型電車 1000系の2両編成1本と3両編成1本が留置されているのが見えました。
さてこの飯坂線、どの列車もそこそこお客さんの姿があり、地域の足としてしっかり根付いているのを感じるとともに、多くの駅は駅前からホームまでのアクセスが容易で、開業の古い鉄道が故に(?)、逆にバリアフリー化されているのは特筆すべき点のように感じました。
今回は駆け足の乗車&撮影でしたが、次回はゆっくり温泉も楽しみつつ、7000系が置き換わる前に再訪をしたいものです。
花水坂駅を発車した飯坂温泉行を後追い撮影。(2016.12.11 14:12)
花水坂駅は片面ホームの無人駅です。
今日の宿泊地は会津若松。普通列車を乗り継ぎ、郡山経由で向かいます。ところで福島駅の在来線側となる東口では改札内外共に、駅弁売り場を発見することができませんでした。新幹線側に行けばあったのでしょうが、時間切れ。
15:04発東北本線上り郡山行に乗車、クロスシートが嬉しい719系4連でした。この719系はE721系により置き換えられるとのことで、18きっぷ愛用者には残念です。
しかし乗車した限りでは快適で、老朽化は全く感じられません。むしろ、701系ロングシート電車の方が、外板が凸凹していて、大丈夫か…と思ったりします。
1150M郡山行、福島で発車待ち。
719系の独特な座席配置。なかなか良いと感じますが、他の車両には普及しませんでした。
郡山で乗り換えの磐越西線は40分以上の待ち合わせ、その間に駅弁を調達します。ここでは素晴らしいことに、在来線改札内に駅弁売店がありました。
昨今では在来線ホームで駅弁売店にお目にかかる機会は激減し(最近では千葉駅など)、在来線改札内のコンコースでも貴重な存在になるつつあるように感じます。
郡山駅在来線改札内の福豆屋駅弁売店。駅弁の他、お土産も取り扱っています。
美味しそうなお弁当が揃っています。最近では海苔のりべんが非常に有名。当然というべきか、伯養軒郡山支店の駅弁は扱っていません。どこで売っているのでしょうか。
郡山駅で購入し、後程、ホテルでいただいたのが、「相馬野馬追弁当」(1,100円・福豆屋)。豪華2段式弁当です。2段式弁当は輸送事故のリスクが少ないのも利点です。これに対し、広大地平屋型(1段で面積が大きい)弁当は横揺れによる輸送事故が多くなります。
郡山からは16:37発の会津若松行に乗車。冬至近くとあって、発車後すぐに車窓は真っ暗になってしまします。2両編成とあって立ち客もいらっしゃる盛況ですが、旅行客というより地元の方が多く、駅に停車するごとに車内は寂しくなっていきます。今日は日曜日です。
17:56、会津若松駅到着。駅近くのホテルに泊まります。ちなみに、会津若松駅では駅弁(ここで伯養軒郡山支店のお弁当が売られています。)はすでに全部売り切れとなっていました。
余談ながら、会津若松駅では立派(種類も数量も充実。翌日確認。)駅弁を販売しているにもかかわらず、大型時刻表に「駅弁販売駅マーク」が記載されていないのは何故でしょうか。
郡山から乗車した普通列車が、会津若松駅に到着しました。
⇒参考:磐越西線のフルーティアふくしまに乗車した記録
⇒参考:駅前フジグランドホテル(磐越西線、只見線、会津鉄道の見えるホテル)
⇒続き:只見線の乗り鉄の旅
⇒名古屋から福島まで移動
⇒福島交通を撮影(←今ここ)
⇒只見線の乗り鉄の旅
⇒会津鉄道の乗り鉄旅
⇒ホームライナー浜松で関東~豊橋~名古屋まで豪華クロスシート
鉄道利用促進デー1日乗車券で、福島交通飯坂線に乗車
11:54、福島駅到着。福島交通の電車乗り場へ向かいます。よく知られている通り、阿武隈急行線との共用ホーム(島式ホームの片面ずつ使用)で、改札口も共通ですが、さすがに出札窓口はそれぞれで設けられています。
早速、一日乗車券を購入します。今日は鉄道利用促進デーとのことで、通常(800円)より安い520円の一日乗車券が発売されていました。
ビルの谷間に駅入口があります。
お得な一日乗車券を購入して出発します。
福島交通福島駅です。島式ホームの向かって左側が福島交通で、右側から阿武隈急行が発着します。日中でも利用者は多く、立ち客もいる盛況ぶりでした。
福島交通飯坂線電車に乗るのは久しぶりです。最近、東急1000系が搬入され、現在活躍中の7000系が置き換えられるそうです。来年3月から1000系の運転が開始され、3か年計画で置き換えられる見込みです。
なお、現行の7000系は1991年(平成3年)に導入されたとのこと。それ以前は自社発注の個性的な車両や、東急5000系(もちろん初代=青ガエルの方)等が走っていました。次の写真が当時訪問した際のもので、今日の訪問はそれ以来かも知れません。
1988年12月26日に福島交通飯坂線上松川~泉間で撮影した元東急5000系。
ラッシュ時に3連が稼働するのは、今も同じです。上の写真と同じ日の撮影です。
美術館図書館前駅の南側の撮影地にて撮影
上の写真を撮影した上松川~泉間の松川鉄橋は改築されて、撮影には適さなくなりました。また、花水坂~医王寺前間の鉄橋も同じようなロケーションのようですが、順光となるのは午前中です。すでに正午を過ぎた今日、まずは2駅目の美術館図書館前駅で降りて、撮影地を探してみます。
住宅街に溶け込んでいる福島交通飯坂線美術館図書館前駅。西側に東北本線が並走しています。
美術館図書館前駅から少し南に歩き、踏切を渡った場所がここ。手前の複線が東北本線、奥が飯坂線です。なかなか良さそうな場所です。・・・というか、東北本線の列車撮影に最高な場所です。実はお立ち台なのでしょうか。
●上記の撮影地は、以下の画像を左右に振って頂くとよく分かります
まずはついでに(?)、阿武隈急行を撮影。変わりやすい天気で、露出設定が難しいです。(2016.12.11 12:23)
福島交通7000系福島行です。福島交通の車両の先頭車は全て東急7000系(初代)中間車からの改造です。先頭7101号は1964年製で、特徴的なパイオニア台車を見ることができます。(2016.12.11 12:29)
こうなるとどれが本命かわかりませんが…。心の準備ができておらず、後部が切れてしまいました。(2016.12.11 12:32)
飯坂温泉行を後追い撮影。(2016.12.11 12:37)
曽根田駅にて撮影
美術館図書館前~曽根田間で撮影をした後は、曽根田駅に徒歩で移動し、次の飯坂温泉行を後追い撮影します。
福島交通飯坂線曽根田駅です。その昔は車庫があったそうで、立派な木造駅舎がありますが、駅員の配置は朝と夕方のみです。
列車通過後の開いている踏切から、曽根田駅に停車中の飯坂温泉行を撮影。順光の予定でしたが、残念ながら日が影ってしまいました。(2016.12.11 13:01)
飯坂温泉駅へ
再び美術館図書館前~曽根田間の先ほどの場所へ移動し、福島行を撮影します。同じような場所をウロウロとし、こうなると自分でも何をしているのかわからなくなります。・・・で、さすがに徘徊はこの程度にして、美術館図書館前駅から飯坂温泉行に乗車します。
そういえばこの飯坂線、車掌が乗務しており、昨今では珍しい存在です。20分乗車して13:48に終点、飯坂温泉駅到着。折り返しは僅か2分後の13:50発なので、次の列車に乗ることとし、一旦、駅を出ます。
終点、飯坂温泉駅では雪が舞っていました。
2010年(平成22年)にされた綺麗な駅です。
摺上川河畔にある和風の駅舎で、反対側にはコンビニもあります。駅の出入口から1階降りたフロアーに改札口とホームがあります。
駅前の十綱橋から北側の飯坂温泉街を撮影。左の和風の建物は、共同浴場「波来湯」です。最近は廃業したり、介護施設に転業する旅館もあるとのことです。なかなか風情のある温泉のように感じる一方、この十綱橋など自動車の往来が激しく、その上で道も狭いので、のんびり歩くことができません。せっかくの温泉風情が生かされず、改善の余地ありです。
次の列車は25分後。飯坂温泉駅付近では撮影できそうな場所はなく、歩いているうちに次の駅、花水坂駅まで来てしまいました。
この付近で飯坂温泉行を後追い撮影、折り返しの14:16発福島行に乗車して、飯坂線を後にします。途中の桜水では、車庫に新型電車 1000系の2両編成1本と3両編成1本が留置されているのが見えました。
さてこの飯坂線、どの列車もそこそこお客さんの姿があり、地域の足としてしっかり根付いているのを感じるとともに、多くの駅は駅前からホームまでのアクセスが容易で、開業の古い鉄道が故に(?)、逆にバリアフリー化されているのは特筆すべき点のように感じました。
今回は駆け足の乗車&撮影でしたが、次回はゆっくり温泉も楽しみつつ、7000系が置き換わる前に再訪をしたいものです。
花水坂駅を発車した飯坂温泉行を後追い撮影。(2016.12.11 14:12)
花水坂駅は片面ホームの無人駅です。
【乗車記録】 ・福島12:10→美術館図書館前12:13 7204 2両 ・美術館図書館前13:28→飯坂温泉13:48 7101 2両 ・花水坂14:16→福島14:37 7103 2両 |
郡山を経由して会津若松へ
今日の宿泊地は会津若松。普通列車を乗り継ぎ、郡山経由で向かいます。ところで福島駅の在来線側となる東口では改札内外共に、駅弁売り場を発見することができませんでした。新幹線側に行けばあったのでしょうが、時間切れ。
15:04発東北本線上り郡山行に乗車、クロスシートが嬉しい719系4連でした。この719系はE721系により置き換えられるとのことで、18きっぷ愛用者には残念です。
しかし乗車した限りでは快適で、老朽化は全く感じられません。むしろ、701系ロングシート電車の方が、外板が凸凹していて、大丈夫か…と思ったりします。
1150M郡山行、福島で発車待ち。
719系の独特な座席配置。なかなか良いと感じますが、他の車両には普及しませんでした。
郡山駅の駅弁「相馬野馬追弁当」(福豆屋)
郡山で乗り換えの磐越西線は40分以上の待ち合わせ、その間に駅弁を調達します。ここでは素晴らしいことに、在来線改札内に駅弁売店がありました。
昨今では在来線ホームで駅弁売店にお目にかかる機会は激減し(最近では千葉駅など)、在来線改札内のコンコースでも貴重な存在になるつつあるように感じます。
郡山駅在来線改札内の福豆屋駅弁売店。駅弁の他、お土産も取り扱っています。
美味しそうなお弁当が揃っています。最近では海苔のりべんが非常に有名。当然というべきか、伯養軒郡山支店の駅弁は扱っていません。どこで売っているのでしょうか。
郡山駅で購入し、後程、ホテルでいただいたのが、「相馬野馬追弁当」(1,100円・福豆屋)。豪華2段式弁当です。2段式弁当は輸送事故のリスクが少ないのも利点です。これに対し、広大地平屋型(1段で面積が大きい)弁当は横揺れによる輸送事故が多くなります。
郡山からは16:37発の会津若松行に乗車。冬至近くとあって、発車後すぐに車窓は真っ暗になってしまします。2両編成とあって立ち客もいらっしゃる盛況ですが、旅行客というより地元の方が多く、駅に停車するごとに車内は寂しくなっていきます。今日は日曜日です。
17:56、会津若松駅到着。駅近くのホテルに泊まります。ちなみに、会津若松駅では駅弁(ここで伯養軒郡山支店のお弁当が売られています。)はすでに全部売り切れとなっていました。
余談ながら、会津若松駅では立派(種類も数量も充実。翌日確認。)駅弁を販売しているにもかかわらず、大型時刻表に「駅弁販売駅マーク」が記載されていないのは何故でしょうか。
郡山から乗車した普通列車が、会津若松駅に到着しました。
【乗車記録】 ・福島15:04→郡山15:52 クハ719-19 4両 ・郡山16:37→会津若松17:56 クモハ719-13 2両 |
⇒参考:磐越西線のフルーティアふくしまに乗車した記録
⇒参考:駅前フジグランドホテル(磐越西線、只見線、会津鉄道の見えるホテル)
⇒続き:只見線の乗り鉄の旅