真夏の炎天下、水島臨海鉄道でキハ20を撮影

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終焉迫る山陰本線381系と、水島臨海鉄道キハ20を追う旅(その3)

「撮り鉄」の旅を名古屋のT氏がお届けします。1日目は名古屋から京都を経由して381系を撮影しつつ山陰本線で和田山へ行き駅弁を購入、そこから播但線、山陽本線、赤穂線を経由して岡山に到着しました。



岡山城天守閣を外から見物


今日は水島臨海鉄道に行きますが、その前に岡山城周辺を散策します。早朝7時では天守閣に入場(観覧は午前9時から)できませんので、外観だけ見物します。

岡山城天守閣
(岡山城天守閣)


今朝も時間の都合で、後楽園には入場できませんが、川沿いを散策してみます。そこでは早朝から多くの市民ボランティアの方が、昨夜のゴミを収集していました。頭が下がります。

東側の対岸となるこちらからは日が当たり、天守閣が美しく輝いています。この天守閣は戦後、1966年(昭和41年)の再建で、鉄筋コンクリート造ですが、よく景観に溶け込んでします。

東側から見る岡山城天守閣
(後楽園側からの岡山城天守閣)




水島臨海鉄道でキハ20を撮影


「城下」電停まで戻り、今度は岡山電気軌道に乗り、終点の東山へ向かいます。東山で少し撮影をします。夏季は旧型車3000形の運用がありませんが、次々とやってくるカラフルな電車が目を楽しませてくれます。

東山電停から撮影した岡山電気軌道
(東山電停で)

岡山電気軌道のたま記念写真展号
(「たま」記念写真展号 東山電停)


今日も朝から暑く、すぐに汗ばんできます。一旦、ホテルに戻り、シャワーを浴びてからチェックアウトします。再び電車に乗り岡山駅へ。岡山から山陽本線で倉敷へ行きます。この区間は伯備線の列車も加わるので、本数は多いのですが、いつも混んでいる印象があります



水島臨海鉄道でキハ20を撮影


水島臨海鉄道倉敷市駅で、キハ20の運行日のみ発売の一日乗車券(800円)を購入。キハ20の運行は9月までの第1日曜日を中心に実施され、1日に3往復運転されました。残念ながら終了してしまいましたが、鉄道の日のイベントなど、またの運行を期待したいところです。

水島臨海鉄道のキハ20記念パネル
(キハ20の顔出しパネル(…ちょっとやってみたいです。) 倉敷市駅にて)


水島臨海鉄道の沿線は住宅密集地が多く、撮影場所に苦労するのですが、まずは1駅乗って「球場前」で下車します。次のキハ20は球場前発10:50の倉敷市行で、あと40分余り。以前から有名な倉敷市~球場前の撮影ポイントは、車窓から見る限り建物が増えていま一歩のように感じました。

水島臨海鉄道
(球場前~倉敷市(写真奥が球場前駅))



上の写真は、球場前駅から少し倉敷市駅寄りの踏切から撮ったものです。ここも悪くありませんが、余りの暑さで、日影の全くないこの場所からは早々に撤退です。




結局、野球場や陸上競技場のある総合運動場の遊歩道の木陰で暑さをしのぎ、撮ったのが下の写真です。

正面への光線の回り具合が微妙ですが、なつかしいキハ20との出会いです。

・・・しかし40代半ばである私の記憶にあるキハ20系列は、すでにタラコ色だったような気もします。

水島臨海鉄道のキハ20(西富井~球場前)
(西富井~球場前(倉敷市行、10:49頃))


若干、南へ移動し、踏切で折り返しの水島行を待ちます。ここには同業者が5名ほど、いらっしゃいました。そこで撮影したのが下の写真ですが、やはり正面への光線が微妙な感じで、夏の昼近い時間の撮影は難しいものです。

水島臨海鉄道のキハ20(球場前~西富井)
(球場前~西富井(水島行、11:05頃))


総合運動場内の木陰にベンチをみつけ、岡山駅弁備中松山城 絵巻御膳」(1,000円 三好野)をいただきます。その昔訪れた美しい山城である備中松山城(岡山県高梁市)に思いを馳せます。

その一方でビールを欲しましたが、ここで白昼から飲んでいると、まさにアル中です。あまりに不審ですので、我慢してやめておきます。

球場前駅の倉敷市駅寄りの小さな鉄橋で貨物列車と、倉敷市行キハ20を後追いで撮り、折り返しの三菱自工前行も撮り、そのままこの三菱自工前行(12:04)に乗ります。

水島臨海鉄道の貨物列車(倉敷市~球場前)
(倉敷市~球場前(11:40頃))

水島臨海鉄道のキハ20(球場前駅すぐ近く)
(倉敷市~球場前(画面すぐ左が球場前駅で、楽々この列車に乗ることができました。))


【乗車データ】
・岡山9:17→倉敷9:35(モハ115-3501・4両)
・倉敷市10:00→球場前10:04(MRT302・1両)


⇒参考:後日、水島臨海鉄道のキハ30やキハ37を撮影した時の模様はコチラ


(⇒続き水島臨海鉄道キハ20を引退前に乗車



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