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終焉迫る山陰本線381系と、水島臨海鉄道キハ20を追う旅(その2)
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮鉄」の旅を名古屋からお届けします。「その①」では、山陰本線園部~船岡で381系「きのさき10号」を撮影しました。そのまま山陰本線を下ります。
下り福知山行は、上り特急列車の遅れの影響により5分ほど遅れて発車です。223系2両編成ワンマンカーの2両目は空席が目立ち、難なく窓側を確保。「程よく空いた車内で、車窓を楽しみながら、ビール片手に駅弁を楽しむ。」というのは至福のひと時です。
なかなかこの条件を揃えることは難しく、今回もビールは入手することができなかったものの、京都駅で買った「但馬牛めし」をおいしくいただきました。(⇒参考:姫路駅の但馬牛牛めし)
そのままの遅れで福知山到着。高架駅となって初めて訪れましたが、じっくり見物する暇もなく、接続待ちの城崎温泉行に飛び乗ります。こちらも223系2両編成のワンマン列車です。この列車も窓側座席を確保。18きっぷの時期にしては空いている印象ですが、普段はもっと空いているのでしょうか。
京都府から兵庫県へ県境を越え、和田山へ到着。この駅に降り立つのも久しぶりです。播但線への乗り換えはついでで、駅弁を入手することが一番の目的です。
(和田山駅。駅舎1階の右端にある喫茶店で駅弁を売っています。・・・2017年注・喫茶店は休業しているので、ここからすぐの所にある福の屋さんの店舗で購入してください。)
ホームはもちろん、待合室内のキオスクにも置いていないことは知っていましたので、駅舎1階の喫茶店を目指します。そこで無事、「但馬の里 和牛弁当」(1,030円・福廼屋総合食品)をゲットです!しかも、出来立てです。
(お味は後ほどに書きます)
和田山から播但線に乗車。先ほど入手した駅弁をいただきたいところですが、車内は結構混んでいて、ロングシートにしか座れませんでした。
さすがにロングシートで駅弁は食べられません。普通列車内での駅弁は何かと気を遣います。ということで、駅弁は姫路からの山陽本線までお預けです。
しかし、ロングシートでは車窓が楽しめません。この車両、ワンマン対応のためか運転台から乗降扉までの部分の座席が撤去され、妙に広い空間となっているため、ここに立って車窓を楽しむことにします。後部なら、邪魔にならないでしょう。
播但線乗車は、181系だったころの特急「はまかぜ」で通過した以来です。特急と普通列車の違いもあり、今回の車窓風景はとても新鮮でした。
(和田山から乗車したキハ47改造のキハ41・寺前駅にて)
寺前からは103系の4両編成。もちろんオールロングシートです。もう立って車窓を楽しむ元気はなく、素直に座ります。そして爆睡のまま、姫路到着。
6分乗り換えで、新快速・播州赤穂行に乗車。今日の目的地は岡山です。18きっぷの時期、山陽本線の相生~岡山は結構混むので、私は少々時間がかかっても赤穂線を愛用しています。今日もそのまま、播州赤穂まで乗車します。
車内が程よく空いてきましたので、和田山駅弁「但馬の里和牛弁当」をいただくことにします。食べ物に関して語彙が少なく、表現がお粗末で誠に申し訳ないのですが、率直に言って「うまい!」。
甘辛い味付け、一瞬しつこいかと感じた脂身も、食べ進むうちに全くそのようなことはなく、あっという間に平らげてしましました。数々牛肉系の駅弁を食してきた私の中では、最高峰に位置する駅弁です!
和田山駅弁、以前は各地の駅弁大会で目にしたような気がするのですが、最近では入手困難なのが、本当に残念です。
⇒後日、和田山駅弁「和牛弁当」を食べた時の記録はコチラ
播州赤穂で乗り換えた列車は115系の3両編成。黄色塗装、転換クロスシートとこの辺りでは標準的な仕様です。国鉄形電車の乗り心地を、快適な座席で楽しめるのは、嬉しい限りです。
(長船駅停車中)
長船、西大寺と進むうちに、混んできました。浴衣姿の女性の姿も多いです。偶然ですが、今夜は「岡山桃太郎まつり」の花火大会が開催されます。18:03岡山到着。
駅構内から駅前広場、そして電停まで人、人、人の大混雑です。今日の宿は、岡山電気軌道の「城下」電停が最寄りなのですが、・・・歩くことにします。
(今日に限り電車は西大寺町折返です)
歩道の人波に流されながら、今日の宿「コンフォートホテル岡山」に到着。へとへとですが、すぐに客室で姫路駅弁「旨い!たこめし」をいただきます。煮たタコがやわらかくて美味しかったです。ここで、やっとビールと駅弁を楽しむことができました。
午後7時半、花火大会が始まりました。直前の予約で、リクエストをしたわけでもないのに、なんと!ホテル客室から花火が楽しめたのです!! 全くの偶然でしたが、ベッドに横になりながら、花火鑑賞とは贅沢なひとときです。
(ホテル客室から撮影)
まだまだ花火は続いていますが、岡山城と後楽園の夜間営業が実施されているとのことで、時間の都合上、岡山城だけ行くことにします。
暑さが幾分和らいだ中、たくさんの人々で賑わっている中、岡山城天守閣へ向かいます。天守閣の前からも花火を見ることができました。
(天守閣の前から)
(岡山城天守閣)
本日、8月1日(土)の旅はここまでです。猛暑で体力の限界を感じる場面もありましたが、和田山の駅弁を美味しくいただき、おまけに岡山では快適なホテル客室から花火鑑賞と、今日の旅も心地良い疲労感の中、素晴らしいものとなりました。 明日は、キハ20の特別運行がある水島臨海鉄道へ向かいます。
(⇒続き:水島臨海鉄道でキハ20を撮影)
播但線、赤穂線を経由して岡山へ ◆1日目(8月1日・土曜)
下り福知山行は、上り特急列車の遅れの影響により5分ほど遅れて発車です。223系2両編成ワンマンカーの2両目は空席が目立ち、難なく窓側を確保。「程よく空いた車内で、車窓を楽しみながら、ビール片手に駅弁を楽しむ。」というのは至福のひと時です。
なかなかこの条件を揃えることは難しく、今回もビールは入手することができなかったものの、京都駅で買った「但馬牛めし」をおいしくいただきました。(⇒参考:姫路駅の但馬牛牛めし)
そのままの遅れで福知山到着。高架駅となって初めて訪れましたが、じっくり見物する暇もなく、接続待ちの城崎温泉行に飛び乗ります。こちらも223系2両編成のワンマン列車です。この列車も窓側座席を確保。18きっぷの時期にしては空いている印象ですが、普段はもっと空いているのでしょうか。
京都府から兵庫県へ県境を越え、和田山へ到着。この駅に降り立つのも久しぶりです。播但線への乗り換えはついでで、駅弁を入手することが一番の目的です。
(和田山駅。駅舎1階の右端にある喫茶店で駅弁を売っています。・・・2017年注・喫茶店は休業しているので、ここからすぐの所にある福の屋さんの店舗で購入してください。)
【乗車データ】 ・船岡11:50→福知山13:03(クモハ223-5513・2両) ・福知山13:05→和田山13:47(クモハ223-5503・2両) |
和田山駅の駅弁「但馬の里 和牛弁当」と、播但線キハ41
ホームはもちろん、待合室内のキオスクにも置いていないことは知っていましたので、駅舎1階の喫茶店を目指します。そこで無事、「但馬の里 和牛弁当」(1,030円・福廼屋総合食品)をゲットです!しかも、出来立てです。
(お味は後ほどに書きます)
和田山から播但線に乗車。先ほど入手した駅弁をいただきたいところですが、車内は結構混んでいて、ロングシートにしか座れませんでした。
さすがにロングシートで駅弁は食べられません。普通列車内での駅弁は何かと気を遣います。ということで、駅弁は姫路からの山陽本線までお預けです。
しかし、ロングシートでは車窓が楽しめません。この車両、ワンマン対応のためか運転台から乗降扉までの部分の座席が撤去され、妙に広い空間となっているため、ここに立って車窓を楽しむことにします。後部なら、邪魔にならないでしょう。
播但線乗車は、181系だったころの特急「はまかぜ」で通過した以来です。特急と普通列車の違いもあり、今回の車窓風景はとても新鮮でした。
(和田山から乗車したキハ47改造のキハ41・寺前駅にて)
寺前からは103系の4両編成。もちろんオールロングシートです。もう立って車窓を楽しむ元気はなく、素直に座ります。そして爆睡のまま、姫路到着。
6分乗り換えで、新快速・播州赤穂行に乗車。今日の目的地は岡山です。18きっぷの時期、山陽本線の相生~岡山は結構混むので、私は少々時間がかかっても赤穂線を愛用しています。今日もそのまま、播州赤穂まで乗車します。
車内が程よく空いてきましたので、和田山駅弁「但馬の里和牛弁当」をいただくことにします。食べ物に関して語彙が少なく、表現がお粗末で誠に申し訳ないのですが、率直に言って「うまい!」。
甘辛い味付け、一瞬しつこいかと感じた脂身も、食べ進むうちに全くそのようなことはなく、あっという間に平らげてしましました。数々牛肉系の駅弁を食してきた私の中では、最高峰に位置する駅弁です!
和田山駅弁、以前は各地の駅弁大会で目にしたような気がするのですが、最近では入手困難なのが、本当に残念です。
⇒後日、和田山駅弁「和牛弁当」を食べた時の記録はコチラ
【乗車データ】 ・和田山14:13→寺前15:14(キハ41-2001・単行) ・寺前15:17→姫路15:57(クモハ102-3501・4両) ・姫路16:03→播州赤穂16:34(モハ225-310・8両) |
115系で移動、姫路駅の駅弁「旨い!たこめし」を頂く
播州赤穂で乗り換えた列車は115系の3両編成。黄色塗装、転換クロスシートとこの辺りでは標準的な仕様です。国鉄形電車の乗り心地を、快適な座席で楽しめるのは、嬉しい限りです。
(長船駅停車中)
【乗車データ】 ・播州赤穂16:35→岡山18:03(モハ114-1126・3両) |
長船、西大寺と進むうちに、混んできました。浴衣姿の女性の姿も多いです。偶然ですが、今夜は「岡山桃太郎まつり」の花火大会が開催されます。18:03岡山到着。
駅構内から駅前広場、そして電停まで人、人、人の大混雑です。今日の宿は、岡山電気軌道の「城下」電停が最寄りなのですが、・・・歩くことにします。
(今日に限り電車は西大寺町折返です)
歩道の人波に流されながら、今日の宿「コンフォートホテル岡山」に到着。へとへとですが、すぐに客室で姫路駅弁「旨い!たこめし」をいただきます。煮たタコがやわらかくて美味しかったです。ここで、やっとビールと駅弁を楽しむことができました。
コンフォートホテル岡山の客室から、岡山桃太郎まつり花火大会を鑑賞!
午後7時半、花火大会が始まりました。直前の予約で、リクエストをしたわけでもないのに、なんと!ホテル客室から花火が楽しめたのです!! 全くの偶然でしたが、ベッドに横になりながら、花火鑑賞とは贅沢なひとときです。
(ホテル客室から撮影)
まだまだ花火は続いていますが、岡山城と後楽園の夜間営業が実施されているとのことで、時間の都合上、岡山城だけ行くことにします。
暑さが幾分和らいだ中、たくさんの人々で賑わっている中、岡山城天守閣へ向かいます。天守閣の前からも花火を見ることができました。
(天守閣の前から)
(岡山城天守閣)
本日、8月1日(土)の旅はここまでです。猛暑で体力の限界を感じる場面もありましたが、和田山の駅弁を美味しくいただき、おまけに岡山では快適なホテル客室から花火鑑賞と、今日の旅も心地良い疲労感の中、素晴らしいものとなりました。 明日は、キハ20の特別運行がある水島臨海鉄道へ向かいます。
岡山駅付近のの鉄道の見えるホテル・旅館
岡山駅付近で、鉄道の見えるホテル・電車の見えるホテルに宿泊したい場合は、下記がお勧めです。
宿泊施設 | 見える路線 | 特 徴 |
---|---|---|
ホテルヴィアイン岡山 | 山陽本線、伯備線、赤穂線、吉備線、瀬戸大橋線、山陽新幹線 | 2012新設の快適ホテル。JR駅直結。高くない。特におすすめ |
東横イン岡山駅西口右 | 山陽本線、伯備線、赤穂線、津山線、瀬戸大橋線、山陽新幹線 | 駅から7分。5000円程度から。 |
(⇒続き:水島臨海鉄道でキハ20を撮影)