381系「きのさき」号や「はしだて」号の撮り鉄の記録

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終焉迫る山陰本線381系と、水島臨海鉄道キハ20を追う旅(その1)

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は終焉迫る山陰本線の381系と、水島臨海鉄道キハ20の撮影の旅です。


山陰本線「園部~船岡」で381系を撮影 ◆1日目(8月1日・土曜)


雲一つない晴天。朝から猛暑の予感がする中、昨晩の深酒で体が非常に重いところですが、頑張ってこの時期の定番、青春18きっぷを手に早朝から出発です。


(まずは名古屋から山陰本線の船岡駅を目指す)


 


18きっぷの季節、早朝の名古屋発の下り東海道本線は意外に混むことがあるのですが、6:10発大垣行は311系の8連ということもあり、先頭車ですが窓側を確保できました。大垣ダッシュも無事制し(?)、こちらも窓側を確保。しかし6連の最後部車両はガラガラで少々拍子抜けです。

米原からの新快速は当駅始発の12連ですので、楽々窓側確保です。しかし接続時間に余裕はあるものの、在来線改札内では駅弁はおろかキオスクも営業しておらず、すっかり不便になってしましました。

以前はホームにそば屋とキオスクがあり、新幹線乗換改札の在来線側に大きめのキオスクがあり、駅弁も楽に入手できたのですが…。在来線改札付近のゆったりとしたスペースにキオスクがあればなぁ…と、ここで乗り換える度に思います。

昨夜の午前様の影響で、意識が少々朦朧としていますが、無事京都着。ここで駅弁を入手します。これから行く地方に敬意を表し(?)、「但馬牛めし」(淡路屋 1,130円)を購入。京都駅や大阪駅で国鉄時代からの駅弁屋さんが姿を消して久しく、神戸駅や姫路駅の駅弁ではあるものの、迷うほどの種類から選べるというのはうれしいことです。

京都からの園部行は221系の4連で、通勤電車並みの混雑。もちろん座れません。途中の嵯峨嵐山等で空いたものの、満席の状態で園部到着。次の福知山行は2連ですので、さぞかしと思いましたが、それほどでもなく、ワンマン運転の無人駅で締め切りとなる2両目は空席も目立ちます。園部までの列車には若い人が多かったので、ここに学校でもあるのでしょうか(夏休み中の土曜日ですが…)。

1駅乗って、船岡駅9:53到着。ここでこの福知山行は特急列車の退避待ちとなります。その特急列車「はしだて1号」を、時間もないのでホームから撮影します。この写真ではわかりませんが、増結していて6両編成でした。

「はしだて1号」船岡にて(381系)
(「はしだて1号」船岡にて)


さて、この船岡駅。築堤上の狭く短いホーム、階段を下りて外に出る構造で、駅舎はもちろん、待合室もお手洗いなく、幹線の駅ではなくローカル線の中間駅といった趣です。

京都・山陰本線「船岡」駅
(山陰本線船岡駅)


しかし外は暑いです!あとで知ったのですが、岐阜県多治見市で39度6分を観測するなど全国的に猛暑となり、園部でも35度9分だったそうです。

気合を入れて、有名なお立ち台(撮影地)である湖池屋の工場裏まで歩くことにします。線路沿いの狭く薄暗い坂道を南方向へ5分ほど歩くと、2車線の整備された道路に出ます。ここからは下り坂で撮影地まで10分程度ですが、日影がほとんどなく、汗が噴き出ます。

湖池屋工場裏のお立ち台には同業者5名ほど。皆さん車利用で、猛暑の中、酔狂な徒歩鉄は私だけのようです。お目当ての上り「きのさき10号」通過まであと20分。日陰も風もなく、朝から朦朧としていた意識がさらに遠くなります。これで撮れるのでしょうか!?

10時34分、踏切の警報音で我に返り、最後の力を振り絞ってシャッターを切ります。・・・で、結果が下の写真です。トップライト気味でメリハリがなく、正面に光が回っていないという誤算もあり、少々不満の残る結果となりました。

381系「きのさき10号」
(きのさき10号)


船岡駅へ戻る途中で下り特急「はしだて3号」を撮影。俯瞰気味で、ここもなかなか良い撮影場所です。

はしだて3号


正午近くとなり、日影のほとんどない駅のベンチで小一時間列車を待ち、やっと車中の人となった時に、生還できたとの思いで、本当に心から安堵したのでした。

後日再撮影きのさき・はしだて、381系車両を撮影

【乗車データ】
・名古屋6:10→大垣6:50(クハ310-14・8両)
・大垣6:55→米原7:29(クモハ221-2・6両)
・米原7:47→京都8:42(クモハ225-8・12両)
・京都9:03→園部9:47(クハ221-68・4両)
・園部9:49→船岡9:53(クモハ223-5511・2両)


(⇒続き:播但線、赤穂線を経由して岡山へ


 
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