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花電車が運行されている、豊橋鉄道の路面電車の撮影記録(前編)
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は豊橋まつりに協賛して花電車が運行されている豊橋鉄道の路面電車撮影です。
⇒豊橋鉄道花電車撮影記(前編)(←今ここ)
⇒豊橋鉄道花電車撮影記(後編)
(路線図は豊橋鉄道のホームページから拝借)
⇒参考:豊橋鉄道市内線のビール電車や花電車の撮影記(2019年の記録)
本日(2018年10月19日(金))の天気予報は昼頃から晴れとのことで遅めの出発として、早速豊橋行快速電車の車中で昼食とします。2018年10月1日から同12月31日にかけて愛知県とJRグループにより大型観光キャンペーン「愛知デスティネーションキャンペーン」が開催されています。
これを記念して「醸 鶏重」と「醸 幕之内」の2種の限定駅弁が販売されています。このうち前者は先日いただきましたので、今回は後者の幕之内を購入してみます。
名古屋から豊橋行の快速電車に乗車、日中の列車ながら8連で楽々座ることが出来ました。 (2018.10.19 11:30)
快速電車内で昼食とします。冒頭で述べた通りお弁当は「醸(かもす)幕之内」(ジェイアール東海パッセンジャーズ・1100円)です。名古屋駅弁は味噌カツやエビフライといった濃厚な特殊弁当が多い中、飽きのこないこうした幕の内弁当は貴重な存在で、是非とも継続して販売していただきたいものです。
名古屋から快速電車に56分乗って豊橋に到着。同じ愛知県内ながら豊橋まで来ると旅気分が盛り上がります。さて豊橋鉄道市内線の現有車両は元名鉄美濃町線のモ3200形が3両、元都電荒川線7000形のモ3500形が4両、元名鉄揖斐線のモ780形が7両、同美濃町線の部分低床車モ800形が1両、そして2008年(平成20年)に新製された低床車T1000形が1編成となっています。
元名鉄のモ800形は美濃町線廃止後に2両が福井鉄道へ譲渡され、1両が豊橋鉄道にやってきました。福井鉄道のモ800形は輸送量増に伴い収容力不足が顕在化したため、豊橋鉄道に譲渡される見込みで、鉄道ジャーナル10月号の記事によれば年内にも豊橋に転出するとのことです。
モ800形が2量増えるということは、単純に最古参のモ3200形3両のうち2両の淘汰が予想されます。一昔前の路面電車のイメージを色濃く残すモ3200形の撮影は急がなくてはなりません。
豊橋鉄道市内線の撮影には豊橋市が運営する車両の位置情報システム「のってみりん」の利用が便利です。市内線と一部のバス路線の車両の現在位置がリアルタイムで確認できます。
「のってみりん」は電車の位置とともに車号と塗色まで表示される優れものです。これは別の日の画面ですが、3201号有楽製菓ブラックサンダー広告電車が終点の運動公園前電停に間もなく到着することがわかります。
駅前電停に到着する豊橋鉄道市内線電車を歩行者用デッキから撮影します。晴れてくる予報でしたが、空は厚い雲に覆われたままです。(2018.10.19 12:37)
豊橋駅から歩行者用デッキで直結されて便利な市内線の電停です。ここで市内線一日乗車券(400円)を券売機で購入します。ちなみに1回の乗車は150円均一です。到着し折り返し運動公園前行となった801号パト電車に乗ります。(2018.10.19 12:41)
12:46に駅前電停を発車、クロスシート主体の車内は空席もあり日中らしいのんびりとした雰囲気です。
しかし途中からあろうことか雨が降ってきました。しかも前述の「のってみりん」によると、本日のこの時間は花電車を含めて3200形は1両も運行されていません。これでは豊橋までやってきた意味がありません。しかし久々の豊橋鉄道市内線乗車で一日乗車券を買ってしまったこともあり、とりあえず運動公園前と赤岩口の両終点に行ことにします。
運動公園前では1本落として781号に乗って折り返します。駅前~井原間は日中7分毎の運行、そこから先の赤岩口と運動公園前へはそれぞれ日中14分毎の運行です。名鉄岐阜市内線・揖斐線で運行されていたこの780形は7両全車が豊橋に譲渡され、現在では主力車両となっています。岩田運動公園が電停の目の前にあり、お手洗いもすぐ近くにあります。(2018.10.19 13:24)
半径11mという日本の鉄道では最も急なカーブがある井原電停で乗り換えてもうひとつの終点である赤岩口に来ました。折り返し駅前行は車両交換を行うとのこと、後方には花電車モ3203号が控えていました。雨も上がり運も上昇です。(2018.10.19 13:45)
「豊橋まつり」に協賛して10月21日まで運行されるモ3203号による花電車です。一般営業の電車なので料金を払えば誰でも乗ることができます。(2018.10.19 13:46)
赤岩口の車庫で撮影した冷房改造前のモ3203です。ストロークリームに赤帯の「新豊鉄色」は1990年から実施された全面広告化により姿を消しましたが、2008年にはこの車両のみ「新豊鉄色」が復活しています。当時の電車は元名古屋市電を中心とした非冷房車ばかりで、VVVFの冷房車が幅を利かす現在とは隔世の勘があります。(1986.9.14)
2007年(平成19年)に廃車されたモ3702は晩年にはレトロ電車に改装されましたが、当時は他の車両と同じ「新豊鉄色」でした。(1986.9.14)
撮影活動を行っていたため花電車には乗れず、14分後の次の電車の乗ることとして、それまでに外から車庫を見物します。モ3201号ブラックサンダー号は残念ながら昼寝中です。 (2018.10.19 13:56)
⇒次:豊橋鉄道花電車撮影記(後編)
⇒豊橋鉄道花電車撮影記(前編)(←今ここ)
⇒豊橋鉄道花電車撮影記(後編)
(路線図は豊橋鉄道のホームページから拝借)
⇒参考:豊橋鉄道市内線のビール電車や花電車の撮影記(2019年の記録)
「醸 幕之内」をいただきつつ豊橋へ
本日(2018年10月19日(金))の天気予報は昼頃から晴れとのことで遅めの出発として、早速豊橋行快速電車の車中で昼食とします。2018年10月1日から同12月31日にかけて愛知県とJRグループにより大型観光キャンペーン「愛知デスティネーションキャンペーン」が開催されています。
これを記念して「醸 鶏重」と「醸 幕之内」の2種の限定駅弁が販売されています。このうち前者は先日いただきましたので、今回は後者の幕之内を購入してみます。
名古屋から豊橋行の快速電車に乗車、日中の列車ながら8連で楽々座ることが出来ました。 (2018.10.19 11:30)
快速電車内で昼食とします。冒頭で述べた通りお弁当は「醸(かもす)幕之内」(ジェイアール東海パッセンジャーズ・1100円)です。名古屋駅弁は味噌カツやエビフライといった濃厚な特殊弁当が多い中、飽きのこないこうした幕の内弁当は貴重な存在で、是非とも継続して販売していただきたいものです。
豊橋鉄道市内線の終点へ
名古屋から快速電車に56分乗って豊橋に到着。同じ愛知県内ながら豊橋まで来ると旅気分が盛り上がります。さて豊橋鉄道市内線の現有車両は元名鉄美濃町線のモ3200形が3両、元都電荒川線7000形のモ3500形が4両、元名鉄揖斐線のモ780形が7両、同美濃町線の部分低床車モ800形が1両、そして2008年(平成20年)に新製された低床車T1000形が1編成となっています。
元名鉄のモ800形は美濃町線廃止後に2両が福井鉄道へ譲渡され、1両が豊橋鉄道にやってきました。福井鉄道のモ800形は輸送量増に伴い収容力不足が顕在化したため、豊橋鉄道に譲渡される見込みで、鉄道ジャーナル10月号の記事によれば年内にも豊橋に転出するとのことです。
モ800形が2量増えるということは、単純に最古参のモ3200形3両のうち2両の淘汰が予想されます。一昔前の路面電車のイメージを色濃く残すモ3200形の撮影は急がなくてはなりません。
豊橋鉄道市内線の撮影には豊橋市が運営する車両の位置情報システム「のってみりん」の利用が便利です。市内線と一部のバス路線の車両の現在位置がリアルタイムで確認できます。
「のってみりん」は電車の位置とともに車号と塗色まで表示される優れものです。これは別の日の画面ですが、3201号有楽製菓ブラックサンダー広告電車が終点の運動公園前電停に間もなく到着することがわかります。
駅前電停に到着する豊橋鉄道市内線電車を歩行者用デッキから撮影します。晴れてくる予報でしたが、空は厚い雲に覆われたままです。(2018.10.19 12:37)
豊橋駅から歩行者用デッキで直結されて便利な市内線の電停です。ここで市内線一日乗車券(400円)を券売機で購入します。ちなみに1回の乗車は150円均一です。到着し折り返し運動公園前行となった801号パト電車に乗ります。(2018.10.19 12:41)
12:46に駅前電停を発車、クロスシート主体の車内は空席もあり日中らしいのんびりとした雰囲気です。
しかし途中からあろうことか雨が降ってきました。しかも前述の「のってみりん」によると、本日のこの時間は花電車を含めて3200形は1両も運行されていません。これでは豊橋までやってきた意味がありません。しかし久々の豊橋鉄道市内線乗車で一日乗車券を買ってしまったこともあり、とりあえず運動公園前と赤岩口の両終点に行ことにします。
運動公園前では1本落として781号に乗って折り返します。駅前~井原間は日中7分毎の運行、そこから先の赤岩口と運動公園前へはそれぞれ日中14分毎の運行です。名鉄岐阜市内線・揖斐線で運行されていたこの780形は7両全車が豊橋に譲渡され、現在では主力車両となっています。岩田運動公園が電停の目の前にあり、お手洗いもすぐ近くにあります。(2018.10.19 13:24)
半径11mという日本の鉄道では最も急なカーブがある井原電停で乗り換えてもうひとつの終点である赤岩口に来ました。折り返し駅前行は車両交換を行うとのこと、後方には花電車モ3203号が控えていました。雨も上がり運も上昇です。(2018.10.19 13:45)
「豊橋まつり」に協賛して10月21日まで運行されるモ3203号による花電車です。一般営業の電車なので料金を払えば誰でも乗ることができます。(2018.10.19 13:46)
赤岩口の車庫で撮影した冷房改造前のモ3203です。ストロークリームに赤帯の「新豊鉄色」は1990年から実施された全面広告化により姿を消しましたが、2008年にはこの車両のみ「新豊鉄色」が復活しています。当時の電車は元名古屋市電を中心とした非冷房車ばかりで、VVVFの冷房車が幅を利かす現在とは隔世の勘があります。(1986.9.14)
2007年(平成19年)に廃車されたモ3702は晩年にはレトロ電車に改装されましたが、当時は他の車両と同じ「新豊鉄色」でした。(1986.9.14)
撮影活動を行っていたため花電車には乗れず、14分後の次の電車の乗ることとして、それまでに外から車庫を見物します。モ3201号ブラックサンダー号は残念ながら昼寝中です。 (2018.10.19 13:56)
豊橋駅周辺の鉄道の見えるホテルの一覧
宿泊施設 | 見える路線 | 特 徴 |
---|---|---|
ホテルアソシア豊橋 | 東海道新幹線、東海道本線 | 豊橋駅直結。 |
豊橋ステーションホテル | 東海道新幹線、東海道本線、豊橋鉄道 | JR、名鉄豊橋駅徒歩5分。 |
豊橋パークホテル | 東海道新幹線 | JR、名鉄豊橋駅徒歩5分。最低最悪のホテル。 |
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