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いすみ鉄道と小湊鉄道の旅(その4):東武アーバンパークライン・東京メトロ6000系撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。(2016年7月に旅行した時の記録です)
最終日、2016年7月25日(月)も青春18きっぷを利用して、名古屋へ帰ります。その途中、まずは東武鉄道のアーバンパークライン(舌を噛みそう・・・野田線の方がなじみがあります。)で撮影活動をします。
千葉駅、そして乗り換えた船橋駅は平日朝とあって、混雑しています。首都圏を離れて20年以上、この混雑ぶりは別世界のようで、もうすっかり首都圏には住めない体になってしましました。
東武アーバンパークラインの10030系電車。
【いすみ鉄道と小湊鉄道の旅・ご興味のあるページをご覧ください】
⇒名古屋からムーンライトながらで千葉まで移動
⇒いすみ鉄道の撮影地を巡りキハ28を撮影
⇒小湊鉄道のキハを撮影
⇒東武アーバンパークライン・東京メトロ6000系撮影(←今ここ)
さて、撮影の目的地はなく、たまたま乗った電車が六実(むつみ)行だったため、六実駅まで来てしましましたので、この付近で撮影することにします。新鎌ヶ谷駅寄り2つ目の踏切で撮影活動開始です。半逆光になってしまいますが、曇天なので良しとしましょう。
8000系の「幕車」がやって来ました。いきなり鉄運がいいです!しかし北向きのため、正面に日は当たりません。(8:01)
新型車両の導入が進んでいます。(8:07)
30分程滞在しましたが、朝は六実行など本数が多く、効率よく撮影をすることができました。ここで見た限り、8000系の列車は半数程度のようで、置き換えは着実に進んでおり、時代の流れを感じました。
⇒参考:東武鉄道8000系車両を撮影(2015年8月時点の記録)
ひとつ駅を戻って新鎌ヶ谷駅から北総線で金町まで行く予定でしたが、710円という運賃に驚き、急遽、松戸まで200円という新京成に変更。折角なので、途中で撮影をします。
こちらも下調べをしていなかったので、数駅で下車しましたが、比較的条件のよさそうな、みのり台駅で撮影をしました。新京成線に乗車するのは十数年ぶりで、塗色がピンクに変更されつつあることも相まって、とても新鮮でした。
みのり台駅のホーム先端から京成津田沼行を撮影。(9:35)
茶系の塗色は馴みがあります。京成線の千葉中央まで乗り入れていることは、初めて知りました。(9:45)
本日の目的のひとつは、東京メトロ6000系を撮影する事です。松戸で乗り換え、お立ち台として知られる金町駅に向かいます。金町駅ホームの亀有側先端がお立ち台ですが、今日は同業者の姿もなく、比較的広い場所でのんびりカメラを構えます。
常磐緩行線は日中10分毎の運行、50分程待って、5本目にやっと6000系がやってきました。千代田線といえば6000系というイメージの強かった私は、予想以上に置き換えが進んでいることを実感し、衝撃を受けました。
6000系を置き換える東京メトロ16000系(どの列車も数分遅れ、10:27)
JRも世代交代しました。E233系2000番台。(10:38)
待つこと50分、やっと6000系を撮影できました。(11:18)
ところで、この間、緩行線の隣りの線路からは貨物列車が入換の上、発車していきました。貴重なEF65の牽引、首都圏の貨物列車についてはよくわかりませんが、隅田川10:03発蘇我11:53着の1091列車でしょうか。今日は「鉄運」がいいです。
金町駅で進行方向が変わるため機関車を付け替えます。金町駅ホーム亀有側先端から撮影、まさに連結をする場面です。晴天の場合、正面は順光、側面は影になります。(10:30)
同じ場所から、常磐線の下り列車も撮影できます。正面のみ順光です。(10:32)
⇒参考:後日、東京メトロ6000系を撮影した時の模様はコチラ
東京メトロ6000系を撮影して、本日の目的は成就です。ここから東海道本線を乗り継いで、名古屋まで下ります。金町からは8時間弱と見込まれます。
時間の無駄遣いとも贅沢な時間の使い方とも評されますが、2370円(青春18きっぷ11850円÷5回)で移動できるとあっては、資金繰りの厳しい私にとって、選択の余地はありません。
とは言いつつも、北千住から熱海までグリーン車を利用します。ゆったりと座れることを考えると、費用対効果は十分にありましょう。
上野駅まではすぐですが、北千住駅からグリーン車に乗ります。
上野駅から上野東京ライン小田原行に乗車。
グリーン車は快適です。このまま名古屋まで行けたらいいのに…。
熱海からはロングシート。浜松まで2時間半は長いですが、仕方ありません。(14:22)
浜松からクロスシート車に乗れました。(17:19)
毎度ですが、今回も千葉県の奥の深さに静かな感動を覚えました。次々と新企画を催す、いすみ鉄道に対して、いつまでも変わらない小湊鉄道は、その存在自体が価値です。
実際に足を運ぶと、その空気に心が癒され、「鉄」をやっていて良かった・・・と乗車中に何度も感じました。その一方、車窓風景の価値を高めるトロッコ列車は、それ自体が風景に溶け込んでいて、小湊鉄道らしい好企画です。
ところで余談ですが、この旅の後、「夏美のホタル 」(森沢明夫・角川文庫)を読みました。恥ずかしながら、感動の余り思わず落涙してしまいました。
・・・それはさておき、千葉県房総半島の山の中が舞台のこの小説、残念ながら鉄道は登場しませんが、「房総半島の山の中」の空気感が素晴らしく再現されています。実際に映画化の際には、小湊鉄道の沿線でロケもされたようで、小湊鉄道~いすみ鉄道の旅のお供にいかがでしょうか。
「房総半島の山の中」、なかなか名古屋からでは気軽には訪れることはできませんが、また季節を変えて訪れたいものです。
(今回の鉄道旅行記は、これでおしまい)
最終日、2016年7月25日(月)も青春18きっぷを利用して、名古屋へ帰ります。その途中、まずは東武鉄道のアーバンパークライン(舌を噛みそう・・・野田線の方がなじみがあります。)で撮影活動をします。
千葉駅、そして乗り換えた船橋駅は平日朝とあって、混雑しています。首都圏を離れて20年以上、この混雑ぶりは別世界のようで、もうすっかり首都圏には住めない体になってしましました。
東武アーバンパークラインの10030系電車。
【いすみ鉄道と小湊鉄道の旅・ご興味のあるページをご覧ください】
⇒名古屋からムーンライトながらで千葉まで移動
⇒いすみ鉄道の撮影地を巡りキハ28を撮影
⇒小湊鉄道のキハを撮影
⇒東武アーバンパークライン・東京メトロ6000系撮影(←今ここ)
東武アーバンパークラインの8000系を撮影
さて、撮影の目的地はなく、たまたま乗った電車が六実(むつみ)行だったため、六実駅まで来てしましましたので、この付近で撮影することにします。新鎌ヶ谷駅寄り2つ目の踏切で撮影活動開始です。半逆光になってしまいますが、曇天なので良しとしましょう。
8000系の「幕車」がやって来ました。いきなり鉄運がいいです!しかし北向きのため、正面に日は当たりません。(8:01)
新型車両の導入が進んでいます。(8:07)
30分程滞在しましたが、朝は六実行など本数が多く、効率よく撮影をすることができました。ここで見た限り、8000系の列車は半数程度のようで、置き換えは着実に進んでおり、時代の流れを感じました。
⇒参考:東武鉄道8000系車両を撮影(2015年8月時点の記録)
【乗車記録】 ・千葉7:09→船橋7:26 クハE216-2008 15両 ・船橋7:35→六実7:52 12653 6両 |
ついでに新京成を撮影
ひとつ駅を戻って新鎌ヶ谷駅から北総線で金町まで行く予定でしたが、710円という運賃に驚き、急遽、松戸まで200円という新京成に変更。折角なので、途中で撮影をします。
こちらも下調べをしていなかったので、数駅で下車しましたが、比較的条件のよさそうな、みのり台駅で撮影をしました。新京成線に乗車するのは十数年ぶりで、塗色がピンクに変更されつつあることも相まって、とても新鮮でした。
みのり台駅のホーム先端から京成津田沼行を撮影。(9:35)
茶系の塗色は馴みがあります。京成線の千葉中央まで乗り入れていることは、初めて知りました。(9:45)
【乗車記録】 ・六実8:50→新鎌ヶ谷8:52 64601 6両 ・新鎌ヶ谷8:56→くぬぎ山9:00 8802-6 6両 ・くぬぎ山9:15→元山9:17 8812-6 6両 ・元山9:25→みのり台9:33 8809-6 6両 |
金町駅で東京メトロ6000系を撮影
本日の目的のひとつは、東京メトロ6000系を撮影する事です。松戸で乗り換え、お立ち台として知られる金町駅に向かいます。金町駅ホームの亀有側先端がお立ち台ですが、今日は同業者の姿もなく、比較的広い場所でのんびりカメラを構えます。
常磐緩行線は日中10分毎の運行、50分程待って、5本目にやっと6000系がやってきました。千代田線といえば6000系というイメージの強かった私は、予想以上に置き換えが進んでいることを実感し、衝撃を受けました。
6000系を置き換える東京メトロ16000系(どの列車も数分遅れ、10:27)
JRも世代交代しました。E233系2000番台。(10:38)
待つこと50分、やっと6000系を撮影できました。(11:18)
ところで、この間、緩行線の隣りの線路からは貨物列車が入換の上、発車していきました。貴重なEF65の牽引、首都圏の貨物列車についてはよくわかりませんが、隅田川10:03発蘇我11:53着の1091列車でしょうか。今日は「鉄運」がいいです。
金町駅で進行方向が変わるため機関車を付け替えます。金町駅ホーム亀有側先端から撮影、まさに連結をする場面です。晴天の場合、正面は順光、側面は影になります。(10:30)
同じ場所から、常磐線の下り列車も撮影できます。正面のみ順光です。(10:32)
【乗車記録】 ・みのり台10:00→松戸10:05 8801-6 6両 ・松戸10:16→金町10:20 モハE232-2209 10両 |
⇒参考:後日、東京メトロ6000系を撮影した時の模様はコチラ
あとはひたすら名古屋へ
東京メトロ6000系を撮影して、本日の目的は成就です。ここから東海道本線を乗り継いで、名古屋まで下ります。金町からは8時間弱と見込まれます。
時間の無駄遣いとも贅沢な時間の使い方とも評されますが、2370円(青春18きっぷ11850円÷5回)で移動できるとあっては、資金繰りの厳しい私にとって、選択の余地はありません。
とは言いつつも、北千住から熱海までグリーン車を利用します。ゆったりと座れることを考えると、費用対効果は十分にありましょう。
上野駅まではすぐですが、北千住駅からグリーン車に乗ります。
上野駅から上野東京ライン小田原行に乗車。
グリーン車は快適です。このまま名古屋まで行けたらいいのに…。
熱海からはロングシート。浜松まで2時間半は長いですが、仕方ありません。(14:22)
浜松からクロスシート車に乗れました。(17:19)
毎度ですが、今回も千葉県の奥の深さに静かな感動を覚えました。次々と新企画を催す、いすみ鉄道に対して、いつまでも変わらない小湊鉄道は、その存在自体が価値です。
実際に足を運ぶと、その空気に心が癒され、「鉄」をやっていて良かった・・・と乗車中に何度も感じました。その一方、車窓風景の価値を高めるトロッコ列車は、それ自体が風景に溶け込んでいて、小湊鉄道らしい好企画です。
ところで余談ですが、この旅の後、「夏美のホタル 」(森沢明夫・角川文庫)を読みました。恥ずかしながら、感動の余り思わず落涙してしまいました。
・・・それはさておき、千葉県房総半島の山の中が舞台のこの小説、残念ながら鉄道は登場しませんが、「房総半島の山の中」の空気感が素晴らしく再現されています。実際に映画化の際には、小湊鉄道の沿線でロケもされたようで、小湊鉄道~いすみ鉄道の旅のお供にいかがでしょうか。
「房総半島の山の中」、なかなか名古屋からでは気軽には訪れることはできませんが、また季節を変えて訪れたいものです。
【乗車記録】 ・金町11:20→北千住11:29 16122 10両 ・北千住11:50→上野12:02 サロE531-20 10両 ・上野12:20→平塚13:30 サロE230-1062 15両 ・平塚13:36→熱海14:15 サロE232-3006 15両 ・熱海14:37→浜松17:16 クモハ313-2303 5両 ・浜松17:23→豊橋17:57 クモハ313-5003 6両 ・豊橋18:16→名古屋19:08 クモハ313-5010 8両 |
(今回の鉄道旅行記は、これでおしまい)