小湊鉄道のキハ200形や、トロッコ列車をを撮影

●参考になりましたら、シェアしていただけるとサイト運営の励みになります!

いすみ鉄道と小湊鉄道の旅(その3):小湊鉄道のキハを撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は、快速「ムーンライトながら」を利用し、いすみ鉄道と小湊鉄道に行き、乗り鉄と撮り鉄を楽しんできました。その旅の様子をお伝えします。(2016年7月)


いすみ鉄道と小湊鉄道の乗換駅、上総中野駅
いすみ鉄道と小湊鉄道の乗換駅、上総中野駅にて。


【いすみ鉄道と小湊鉄道の旅・ご興味のあるページをご覧ください】

名古屋からムーンライトながらで千葉まで移動
いすみ鉄道の撮影地を巡りキハ28を撮影
⇒小湊鉄道のキハを撮影(←今ここ
東武アーバンパークライン・東京メトロ6000系撮影





上総中野から小湊鉄道に乗車


上総中野13:44着、乗り換えの小湊鉄道は14:04発です。到着した小湊鉄道の列車は3連で1両は団体貸切ですが、予想外に多くのお客さんが降りて、小さな乗換駅は人でいっぱいです。

多くの方がそのまま、いすみ鉄道に乗り換えるようですが、1両では混雑することでしょう。対する小湊鉄道五井行は、座席が半分埋まる程度で発車。快適なローカル列車の旅です。

今回は、小湊鉄道のトロッコ列車を撮影することも目的のひとつです。このトロッコ列車、実車もいいですし、企画自体が本当に素晴らしいです。是非とも乗りたいのですが、今日は時間がなく残念ながら撮影のみです。

上総中野駅外観
上総中野駅。綺麗なお手洗い(左の白い建物)があるのはポイントが高いです。

上総中野駅に停車中の小湊鉄道のキハ200形
豪華(?)3両編成で、小湊鉄道のキハ200形列車が上総中野駅に到着。

高滝駅外観
木造駅舎無人駅の高滝駅に降り立ったのは私ひとりでした。駅前には立派なお手洗いがあり、自治体の管理でしょうが、的を射ています。


 


高滝駅~上総久保駅間で、トロッコ列車も撮影


誰もいない高滝駅で、腹ごしらえをしてから出発です。食べてから少し歩いたところにコンビニがあるのを「発見」、ビールを調達できたので、後悔です。 東京駅で調達した「村上牛しぐれ」(新潟三新軒・1,200円)をいただきます。千葉県で新潟駅弁を食するというもの、非常に乙です。

駅弁「村上牛しぐれ」


今度のトロッコ列車は上総牛久行の最終便です。機関車が最後尾となってしまいますが、高滝~上総久保間の田園地帯で撮影することにします。高滝駅から北へ約900m、圏央道を過ぎた辺りが撮影地です。この時間になって雲が少なくなり、とても暑い中、下り列車とトロッコ列車を撮影します。


矢印の方向に撮影します。


走行中の小湊鉄道キハ200形
上総中野行のキハです。右が高滝駅側です。(15:37)

小湊鉄道のトロッコ列車を撮影
15:55、トロッコ列車が意外に高速で通過。手前と背景の山は陰り、列車だけに日が当たるという微妙な結果です。ディーゼル機関車ですが、蒸気機関車にしか見えない素晴らしい出来です。是非とも今度は乗りたいです!



上総久保駅~上総鶴舞駅間でキハを撮影


高滝~上総久保間の田園地帯でトロッコ列車を撮影した後は、次の列車まで時間があるので、隣の上総久保駅まで歩きます。

小湊鉄道上総久保駅
田園地帯の真ん中にある小湊鉄道上総久保駅。この駅も絵になります。(16:07)


上総久保駅も雰囲気満点ですが、列車の到着まで間がありますので、もう少し歩みを進めることにします。 線路から離れないように道を選び歩くこと約1キロ、田んぼに囲まれた、いい感じのカーブを「発見」。


矢印の方向に撮影します。


お立ち台かどうかは知りませんが、列車の通過直前に同業者が自動車で到着。16:40、養老渓谷行列車が通過、雲がかかることもなく、成功です。

小湊鉄道キハ200形
トロッコ列車も後追いながら、ここで撮れば良かったかも。手前が上総久保、奥が上総鶴舞側です。(16:40)


次の列車は五井行です。特に撮影場所の心当たりはなく、上総鶴舞駅に向かって歩きます。・・・で、5分程歩いた踏切(雷神下踏切・五井起点20.941キロ)で撮影することにします。逆光になってしまうのは仕方がありません。




小湊鉄道「きしゃにちゅうい」の看板
小湊鉄道名物「きしゃにちゅうい」。雷神下踏切で。

小湊鉄道キハ200形
写真①:五井行、半逆光です。(17:01)

小湊鉄道キハ200形
写真②: 振り返って、後追い側は順光です。


上総久保~上総鶴舞の営業キロは2.0キロ。それほど距離はないのですが、味わい深い風景の中で撮影ができました。上総鶴舞駅に向かいます。

上総鶴舞駅手前の柳町踏切
上総鶴舞駅手前の柳町踏切(五井起点20.346キロ)。日が傾き、少し涼しくなってきました。(17:13)

上総鶴舞駅近くの柳町踏切からキハ200形を撮影
上総鶴舞駅を発車した上総中野行のキハ。(17:30)

上総鶴舞駅近くの柳町踏切からキハ200形を撮影
同じ列車を後追いで撮影。

上総鶴舞駅近くの柳町踏切からキハ200形を撮影(遠景)
さらにもう1枚撮影。画面中央の踏切が柳町踏切です。



「関東の駅百選」にも選定、上総鶴舞駅にて


「関東の駅百選」に選定された上総鶴舞駅。無人駅ながら、小湊鉄道標準型(?)の駅舎はよく原型を残し、非常に味わい深いものがあります。ここで本日の撮影活動は終了。とても充実した一日でした。いすみ鉄道そして小湊鉄道、里山風景や国鉄的車両など、まさに夢のような世界です。

身近にこのような鉄道がある首都圏の皆さまは本当に羨ましい限りです。私も訪れるのは数回目ですが、今回も心が癒されました。次回はトロッコ列車にも乗りたいものです。

上総鶴舞駅17:53発の五井行に乗車し、本日の宿泊場所である千葉に向かいます。ところで、小湊鉄道の列車には車掌さんが乗務しています。どの車掌さんも扉扱いはもとより集札や発券等、キビキビとよく動いていて、気持ちがいいです。

駅の無人化が進む一方で、安易にワンマン化せず車掌を乗務させるという施策は、サービスの低下が避けられるという点から、乗客としては非常に頼もしく感じられ、また安心でもあります。アテンダントの乗務が一部鉄道で実施されていますが、小湊鉄道に時代が追いついたようにも思えました。

上総鶴舞駅の外観
上総鶴舞駅駅舎。

上総鶴舞駅の内部
出札窓口やラッチも残されています。

上総鶴舞駅のホームと駅名板
ホーム側です。

小湊鉄道の線路歩行や横断禁止の表示
小湊鉄道ではあまり見かけなかった「禁止」表示が多くなりました。残念ですが、それだけマナーに問題があるということでしょう。

上総鶴舞駅に到着するキハ200形
上総鶴舞駅に到着する五井行をホームから撮影。(17:52)






【乗車記録】

・上総中野14:04→高滝14:34 キハ207 3両
・上総鶴舞17:53→五井18:27 キハ214 2両
・五井18:44→千葉19:05 クハ209-2150 10両



宿泊先は、ホテルサンルート千葉。千葉駅西口直結で、たぶんトレインビューです。・・・あまり意識していなかったので、私の部屋は駅前広場側でした。

千葉駅弁「夏こまち」
夕食は千葉駅弁「夏こまち」(㈱リエイ万葉軒千葉工場・200円割引で1,000円)です。19時過ぎで、駅弁は残り2種類3個でした。ビールと共に。ウェーイ。


⇒次:東武アーバンパークライン・東京メトロ6000系撮影


なお、2017年7月に小湊鉄道を再訪しています。その時の模様は、小湊鉄道の里山トロッコ列車に乗車に書いておりますので、ご興味あらばご覧ください。


乗って楽しい列車旅

鉄道クレジットカード・鉄道ファン御用達のカード

地域から選ぶ

その他の特集コンテンツ