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ザロイヤルエクスプレスの食事を往復とも完全公開・豪華な空間で優雅な食事
伊豆半島を巡る豪華クルーズトレインの「ザロイヤルエクスプレス」の抽選に当たって、1泊2日のクルーズ旅行に行ってきました。その時の体験を、分かりやすくご紹介します。
(伊豆稲取駅のホームに降りる時間があったので、記念撮影。この青が素晴らしい。)
今回のクルーズ旅行の様子は、以下のページに分割して掲載しています。ご興味のある部分をご覧いただければと思います。
⇒ザロイヤルエクスプレスの乗車記・評判通りの車内ともてなし
⇒ザロイヤルエクスプレスの食事を往復とも完全公開(←今ここ)
⇒下田東急ホテルのロイヤルエクスプレス特別メニューをスイートルームで部屋食
そして、本ページでは、行きと帰りの2つに分けてご紹介しています。行きのお寿司は、クルーズプランの乗客のみが利用できる食事です。帰りの食事は、クルーズプラン以外に、食事付きのみのプランのお客さんも乗車します。
⇒行きの食事は車内で握る寿司(伊東駅から伊豆急下田駅)
⇒帰りの食事は河野美千代さん監修のコース料理(伊豆急下田駅から横浜駅)
さて、行きのザロイヤルエクスプレスは、クルーズプランのお客さんだけの利用になります。その数、わずか20名弱です。それを知った時に、あまりの「贅沢さ」に仰天しました。てっきり満席状態で走ると思っていたので。
従って、8両編成の車内では、食事は2両に分けて超ゆったりと頂くことができます。水戸岡デザインの、極めて精緻に作られて居ればいるほど落ち着くような素晴らしい空間で、とにかくゆったりと食事ができるのです。ため息が出るような瞬間でした。
伊東駅から乗車して、食事は伊豆高原駅に停車中から始まります。下記の、贅を極めたようなカウンターに寿司職人が乗り込んできて、車内で握り寿司をふるまうという趣向になります。
レストラン列車で握りたての寿司を食べる体験は、富山を走るべるもんた以来です。あれも最高に美味かったですが、あちらは「庶民派」なのに対して、今回は貴族階級になったかのようです。
が、生まれが卑しいもので・笑、全く貴族の片りんもないような適当さで、地ビールを飲みながらすっかりくつろいで料理待ちをしているのでした~。
テーブルにはこのようなお品書きが置いてあって、期待が高まります。
出てきたお寿司。最初のお皿とその次のお皿です。伊東駅の周辺を歩き回った後だったので、美味いのなんのって、大感激でした。
食事をする車両は2両割り当てられたのですが、それぞれにピアニストが乗って演奏をしていて驚いただけでなく、なんと、バイオリンの演奏までありました。優雅すぎます。
そして更に、このバイオリニストは、ななつ星in九州の専属バイオリニストの大迫さんで、(この時初めて存じ上げた次第)、ななつ星は運行開始から全て乗車しており、「日本で一番ななつ星に乗った男」なのだそうです・笑。凄いな~。
その実績を買われて、ザロイヤルエクスプレスでも車内の音楽などのソフト面を演出しているそうです。ななつ星運行とザロイヤルエクスプレスの運行が重複したらどうするのだろうかと、その多忙ぶりに驚きました。
妻がカッコイイ大迫さんにうっとりする中、私は寿司に夢中です・笑。とにかく最高です。
お寿司はもう一皿出てきます。その内容と、お吸い物などは動画の方に載っていますので、下記をご覧ください。
最後は、ヤマモモのアイスを頂いて、お寿司ランチが終了しました。大満足です。
そして列車は、初日の終点の伊豆急下田駅に到着しました。到着の様子は別ページにて。
行きの食事は13時40分にスタートして、ちょうど1時間ほど続きました。食後には先ほどのバイオリニストさんが3号車に移動して、そこを音楽ホールに見立てて、ミニコンサートが開かれました。
では続いて、翌日のコース料理をご紹介します。このコースは、大分の方寸という和食料理屋の料理人、河野美千代さんが監修する料理を堪能できます。このお店、やはりななつ星の夕食も提供しているそうで、ザロイヤルエクスプレスに乗車する楽しみの1つでもありました。
なおこのコースは、クルーズプランのお客さんに加えて、食事つきプランで下田駅から乗車のお客さんも合流して、行きよりも大人数での運行となります。指定されるダイニングカーは、別々になりますが。(クルーズプランはプラチナコースにつき、わずかに豪華な車両です)
下記、記念乗車券やクルーズプランのお土産の豪華なネームタグ、食事や座席の指定票などを並べつつ、5号車のテーブルにてウェルカムドリンクのシャンパンを飲み始めました。
妻は、アルコールの代わりに手むきみかんジュースを。・・・これ、最高に美味かったです。
さて、待望の、方寸さんのコース料理が始まりました。時間は11時15分に開始。最初に、前菜6種が運ばれてきました。椎茸のテリーヌ、秋鮭のじゃが巻き、白葱のマリネ、きゅうりの雷干し、パンのオニオンチーズ焼き、ひらたけ農園のクレソンと菊のおひたし、です。
クレソンのおひたしなど、初めて食べました。なるほど、方寸さんのコンセプトは家庭料理の超絶進化系なんだろうなと私は想像しました。家庭でも食べる事の出来る食材が、「一般人」の我々からは全く連想できないような味と形で提供されます。
スープです。川浦さんの青パパイヤと小たまねぎのコンソメスープです。パパイヤが刻まれてスープにされるとは、またもや驚き。たまねぎも中に丸ごと入っていました。
おっと、妻はいちごサイダーを飲み始めました。
メイン料理が来ました。黒船蒸しだそうです。下田産金目鯛、海老、きのこ、白菜巻き、栗の甘煮、ぎんなんなどが入っていて、特製ポン酢で頂きます。ポン酢だけですが、船に見立てた昆布の上に供されていますから極めて良い出汁が出ていて、ヘルシーな感じで頂きました。
食事です。秋ご飯わっぱ仕立て、焼きこんにゃく、しその実、サツマイモの甘煮です。しその実の佃煮などは、本当に久しぶりに食べました。子供のころ、大好きだったんだ。それをご飯にポロポロとふりかけのように乗せて、ほっこりと美味しく食べたのでありました。
この後、デザートとして丹那ヨーグルトのクレームダンジュ伊豆産レインボーレッド入り、を頂いています。その模様は、以下の動画で見て頂くと分かりやすいです。
はあ、美味しかった。ため息。この食事をこのような空間で頂けるのは、なんだかまるで極楽浄土ですよ。宇治の平等院鳳凰堂でも見物している時のような、何とも不思議な感覚になりました。
食後には、私たち夫婦は紅茶を頂きました(コーヒーは行きに飲んだので)。ロイヤルダージリンと、燻製紅茶(カネロク松本園)の2種類あって、それぞれを楽しめました。
以上で、ザロイヤルエクスプレスの食事のご紹介を終わります。個人的には、クルーズ客だけが楽しめる握り寿司のほうが好みです。往路の方寸さんの料理は、「高級食材をたらふく食べたい」という、私のような成金趣味のお客には上品すぎるかな・笑。(でも、非常に美味しいです)
今回の食事にはじゅうぶんに満足したので、今度はいつか、食事付きコースにてもう1人の料理人、山田チカラさんのコース料理を食べてみたいと思います。また一つ、楽しみが増えました。
(河野美千代さんが監修の料理のメニュー)
【こちらもご覧ください】:ザロイヤルエクスプレスの食事も美味しかったですが、ボリュームは少ないので、ガッツリ食べて大満足だったのは、クルーズプランで宿泊した夜の料理でした。
⇒下田東急ホテルのロイヤルエクスプレス特別メニューをスイートルームで部屋食
【あわせて読みたい】:同じく伊豆を走るレストラン列車で、ザロイヤルエクスプレスよりもカジュアルに食事を楽しめる、伊豆クレイルに乗った時の料理はこちらです。
⇒伊豆クレイル・ランチコース料理を堪能した乗車記
ザロイヤルエクスプレスが走行する、伊東線~伊豆急行線周辺にある、鉄道の見えるホテルの一覧です。管理人は、ホテルサンハトヤに宿泊したことがあり、大いに楽しみました。
⇒レストラントレイン&食堂車の体験談ページに戻る
(伊豆稲取駅のホームに降りる時間があったので、記念撮影。この青が素晴らしい。)
今回のクルーズ旅行の様子は、以下のページに分割して掲載しています。ご興味のある部分をご覧いただければと思います。
⇒ザロイヤルエクスプレスの乗車記・評判通りの車内ともてなし
⇒ザロイヤルエクスプレスの食事を往復とも完全公開(←今ここ)
⇒下田東急ホテルのロイヤルエクスプレス特別メニューをスイートルームで部屋食
そして、本ページでは、行きと帰りの2つに分けてご紹介しています。行きのお寿司は、クルーズプランの乗客のみが利用できる食事です。帰りの食事は、クルーズプラン以外に、食事付きのみのプランのお客さんも乗車します。
⇒行きの食事は車内で握る寿司(伊東駅から伊豆急下田駅)
⇒帰りの食事は河野美千代さん監修のコース料理(伊豆急下田駅から横浜駅)
行きの食事は車内で握る寿司(伊東駅から伊豆急下田駅)
さて、行きのザロイヤルエクスプレスは、クルーズプランのお客さんだけの利用になります。その数、わずか20名弱です。それを知った時に、あまりの「贅沢さ」に仰天しました。てっきり満席状態で走ると思っていたので。
従って、8両編成の車内では、食事は2両に分けて超ゆったりと頂くことができます。水戸岡デザインの、極めて精緻に作られて居ればいるほど落ち着くような素晴らしい空間で、とにかくゆったりと食事ができるのです。ため息が出るような瞬間でした。
伊東駅から乗車して、食事は伊豆高原駅に停車中から始まります。下記の、贅を極めたようなカウンターに寿司職人が乗り込んできて、車内で握り寿司をふるまうという趣向になります。
レストラン列車で握りたての寿司を食べる体験は、富山を走るべるもんた以来です。あれも最高に美味かったですが、あちらは「庶民派」なのに対して、今回は貴族階級になったかのようです。
が、生まれが卑しいもので・笑、全く貴族の片りんもないような適当さで、地ビールを飲みながらすっかりくつろいで料理待ちをしているのでした~。
テーブルにはこのようなお品書きが置いてあって、期待が高まります。
出てきたお寿司。最初のお皿とその次のお皿です。伊東駅の周辺を歩き回った後だったので、美味いのなんのって、大感激でした。
食事をする車両は2両割り当てられたのですが、それぞれにピアニストが乗って演奏をしていて驚いただけでなく、なんと、バイオリンの演奏までありました。優雅すぎます。
そして更に、このバイオリニストは、ななつ星in九州の専属バイオリニストの大迫さんで、(この時初めて存じ上げた次第)、ななつ星は運行開始から全て乗車しており、「日本で一番ななつ星に乗った男」なのだそうです・笑。凄いな~。
その実績を買われて、ザロイヤルエクスプレスでも車内の音楽などのソフト面を演出しているそうです。ななつ星運行とザロイヤルエクスプレスの運行が重複したらどうするのだろうかと、その多忙ぶりに驚きました。
妻がカッコイイ大迫さんにうっとりする中、私は寿司に夢中です・笑。とにかく最高です。
お寿司はもう一皿出てきます。その内容と、お吸い物などは動画の方に載っていますので、下記をご覧ください。
最後は、ヤマモモのアイスを頂いて、お寿司ランチが終了しました。大満足です。
そして列車は、初日の終点の伊豆急下田駅に到着しました。到着の様子は別ページにて。
行きの食事は13時40分にスタートして、ちょうど1時間ほど続きました。食後には先ほどのバイオリニストさんが3号車に移動して、そこを音楽ホールに見立てて、ミニコンサートが開かれました。
帰りの食事は河野美千代さん監修のコース料理(伊豆急下田駅から横浜駅)
では続いて、翌日のコース料理をご紹介します。このコースは、大分の方寸という和食料理屋の料理人、河野美千代さんが監修する料理を堪能できます。このお店、やはりななつ星の夕食も提供しているそうで、ザロイヤルエクスプレスに乗車する楽しみの1つでもありました。
なおこのコースは、クルーズプランのお客さんに加えて、食事つきプランで下田駅から乗車のお客さんも合流して、行きよりも大人数での運行となります。指定されるダイニングカーは、別々になりますが。(クルーズプランはプラチナコースにつき、わずかに豪華な車両です)
下記、記念乗車券やクルーズプランのお土産の豪華なネームタグ、食事や座席の指定票などを並べつつ、5号車のテーブルにてウェルカムドリンクのシャンパンを飲み始めました。
妻は、アルコールの代わりに手むきみかんジュースを。・・・これ、最高に美味かったです。
さて、待望の、方寸さんのコース料理が始まりました。時間は11時15分に開始。最初に、前菜6種が運ばれてきました。椎茸のテリーヌ、秋鮭のじゃが巻き、白葱のマリネ、きゅうりの雷干し、パンのオニオンチーズ焼き、ひらたけ農園のクレソンと菊のおひたし、です。
クレソンのおひたしなど、初めて食べました。なるほど、方寸さんのコンセプトは家庭料理の超絶進化系なんだろうなと私は想像しました。家庭でも食べる事の出来る食材が、「一般人」の我々からは全く連想できないような味と形で提供されます。
スープです。川浦さんの青パパイヤと小たまねぎのコンソメスープです。パパイヤが刻まれてスープにされるとは、またもや驚き。たまねぎも中に丸ごと入っていました。
おっと、妻はいちごサイダーを飲み始めました。
メイン料理が来ました。黒船蒸しだそうです。下田産金目鯛、海老、きのこ、白菜巻き、栗の甘煮、ぎんなんなどが入っていて、特製ポン酢で頂きます。ポン酢だけですが、船に見立てた昆布の上に供されていますから極めて良い出汁が出ていて、ヘルシーな感じで頂きました。
食事です。秋ご飯わっぱ仕立て、焼きこんにゃく、しその実、サツマイモの甘煮です。しその実の佃煮などは、本当に久しぶりに食べました。子供のころ、大好きだったんだ。それをご飯にポロポロとふりかけのように乗せて、ほっこりと美味しく食べたのでありました。
この後、デザートとして丹那ヨーグルトのクレームダンジュ伊豆産レインボーレッド入り、を頂いています。その模様は、以下の動画で見て頂くと分かりやすいです。
はあ、美味しかった。ため息。この食事をこのような空間で頂けるのは、なんだかまるで極楽浄土ですよ。宇治の平等院鳳凰堂でも見物している時のような、何とも不思議な感覚になりました。
食後には、私たち夫婦は紅茶を頂きました(コーヒーは行きに飲んだので)。ロイヤルダージリンと、燻製紅茶(カネロク松本園)の2種類あって、それぞれを楽しめました。
以上で、ザロイヤルエクスプレスの食事のご紹介を終わります。個人的には、クルーズ客だけが楽しめる握り寿司のほうが好みです。往路の方寸さんの料理は、「高級食材をたらふく食べたい」という、私のような成金趣味のお客には上品すぎるかな・笑。(でも、非常に美味しいです)
今回の食事にはじゅうぶんに満足したので、今度はいつか、食事付きコースにてもう1人の料理人、山田チカラさんのコース料理を食べてみたいと思います。また一つ、楽しみが増えました。
(河野美千代さんが監修の料理のメニュー)
【こちらもご覧ください】:ザロイヤルエクスプレスの食事も美味しかったですが、ボリュームは少ないので、ガッツリ食べて大満足だったのは、クルーズプランで宿泊した夜の料理でした。
⇒下田東急ホテルのロイヤルエクスプレス特別メニューをスイートルームで部屋食
【あわせて読みたい】:同じく伊豆を走るレストラン列車で、ザロイヤルエクスプレスよりもカジュアルに食事を楽しめる、伊豆クレイルに乗った時の料理はこちらです。
⇒伊豆クレイル・ランチコース料理を堪能した乗車記
伊豆急行線沿線の鉄道の見えるホテルの一覧
ザロイヤルエクスプレスが走行する、伊東線~伊豆急行線周辺にある、鉄道の見えるホテルの一覧です。管理人は、ホテルサンハトヤに宿泊したことがあり、大いに楽しみました。
ホテルサンハトヤ (伊東駅) |
伊東線 | 伊東駅より無料送迎バス。オーシャンビューとトレインビューを同時に楽しめる貴重なホテル。 |
---|---|---|
ホテルカンタベリ伊豆熱川 | 伊豆 急行線 |
伊豆熱川駅の目の前。シングルは無し。マンション改造でユニーク。 |
源泉岩盤浴の宿 薬師の湯 (伊豆・河津) |
伊豆 急行線 |
河津駅から車で5分。 |
ビジネスホテル翔山 (伊豆急下田駅) |
伊豆 急行線 |
伊豆急下田駅から徒歩1分。 |
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