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三岐鉄道の撮影記(その1)・・・保々駅が最寄りの朝明川鉄橋付近で撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は三岐鉄道沿線の2つの鉄道関係博物館訪問と撮影記です。
⇒保々駅が最寄りの朝明川鉄橋付近で撮影(←今ここ)
⇒県道140号線・ミルクロードの陸橋の撮影地
⇒宇賀川鉄橋で三岐鉄道を撮影
⇒北勢線の軽便鉄道博物館へ
⇒参考:別の日の三岐鉄道・三岐鉄道貨物列車を、撮影しまくり!
名古屋近郊の三重県北部にあって2路線を有する三岐鉄道は、重連貨物列車を筆頭に元西武鉄道の電車、ナローゲージなど魅力満載の鉄道です。2018年11月の10日(土)と11日(日)には沿線のいなべ市で「終着駅サミット」なるイベントが開催され、その一環として三岐線丹生川駅最寄りの貨物鉄道博物館と北勢線阿下喜駅隣接の軽便鉄道博物館において臨時開館が行われました。
時折「撮り鉄」している三岐鉄道ですが、両博物館については開館時に訪問したことがなく、この機会に三岐鉄道貨物列車撮影を兼ねて訪れることにしました。
快晴に恵まれた2018年11月11日(日)、近鉄名古屋6:31発の松阪行急行列車で出発し30分弱の乗車で三岐鉄道三岐線乗換駅の近鉄富田到着しました。
近鉄富田駅西口の有人窓口で1日乗り放題パスを購入して出発します。
三岐鉄道の乗り放題パスは1100円で、三岐線と北勢線の双方に乗車することができます。紙券なので自動改札機対応の北勢線無人駅ではインターホンで通行を乞う必要がありちょっと手間です。
近鉄富田7:17発の保々行に乗車します。到着した列車からは多くのお客さんが下車されましたが下り列車はガラガラです。三岐線の列車は大半が終点の西藤原までの運行ですが、数本だけ保々止まりの列車があります。(2018.11.11 7:07)
16分の乗車で保々駅に到着、ホーム反対側には近鉄富田行が到着します。三岐線では2連3本と3連5本の電車で旅客列車が運行されています。地方私鉄に譲渡された西武401系・701系は置き換えが進みつつありますが、三岐線ではまだまだ主力として活躍中です。しかし実際に乗車すると揺れが結構大きくその点は車齢を感じさせます。(2018.11.11 7:33)
保々駅の北側、徒歩で約500mの場所にある朝明川に至る築堤が撮影ポイントです。
この付近が撮影場所で、左側が保々駅方面で右奥に朝明川の鉄橋があります。線路は南北に走っているのでこの季節の朝は上り富田方面の列車が順光となりますが、夏場は下り列車が順光となりそうで奥の堤防からの撮影がよさそうです。(2018.11.11 7:46)
早朝に名古屋を出発して撮影活動を開始したのですが、最初のターゲットであり8:20頃通過予定の東藤原行白ホキ貨物1503列車はウヤ(運休)でした。貨物列車なので仕方のない点ですが、幸先のよくないスタートです。
しかし8:00頃に通過した西藤原行は西武色復刻車両による運行で、1時間後には近鉄富田行として再びここを通過するため、順光で撮影できる見込みでこちらは「鉄運」に恵まれました。
14列車近鉄富田行は101系による運行で、2連ならギリギリ架線柱に掛けることなく撮影できます。(2018.11.11 8:09)
801系による9列車西藤原行を後追いでサイドから撮影。(2018.11.11 8:32)
本日朝最大の目的がこのセメント輸送3712列車の撮影です。重連の機関車に16両のタンク車は迫力満点、晴天の順光下で撮影できて大満足です。機関車はED5081形で元東武鉄道の車両です。(2018.11.11 8:54)
西藤原で折り返してきた801系805F編成西武色復刻車両です。今年(2018年)4月26日から運行を開始したこの塗色、まさに西武電車そのもので先頭部の電気連結器(ダミー)が復元され黄色いカバーまで取り付けられているのは心憎い演出です。(2018.11.11 9:06)
西武色復刻車両の撮影後に撤収したわけですが、その直後に東藤原行セメント輸送列車(空車)3711列車が通過しました。このスジは運休することが多いとのことで油断しており、撮影は間に合わず残念なことでした。
保々駅に戻り、ホームへ入場する前に車庫周辺をウロウロしてみます。
10:20過ぎに富田へ回送される機関車でしょうか、ED45重連が出発の準備を行っていました。(2018.11.11 9:18)
ここは公道から留置されている車両を眺めることができて非常に楽しい場所です。 (2018.11.11 9:19)
検修庫の中には赤色に塗られた車両が…。これはひょっとしたら復刻塗色第2弾の赤電復活???でしょうか。もしそうだとしたら一大事で、ますます三岐鉄道が「熱い!」ことになります。西武鉄道の「なんちゃって」赤電ではなく、正真正銘の赤電復活の暁には私などは毎週のように三岐線に通わなくてはならなくなります。
保々の車庫周辺徘徊は何かしら収穫があります。こちらは以前に非鉄用件で近くを訪れた際に寄り道して撮影した、元南海電鉄のED301形です。普段は東藤原のセメント工場内で入換に従事しているので、なかなか姿を目にすることはできないそうです。(2017.5.4)
保々駅です。駅前広場は広い自動車駐車場となっていますが、駅裏に集落がある他は田園地帯となっており駅前らしい商店等は皆無でコンビニもありません。「徒歩鉄」時の食糧調達は要注意です。(2018.11.11 9:14)
⇒次:県道140号線・ミルクロードの陸橋の撮影地
⇒保々駅が最寄りの朝明川鉄橋付近で撮影(←今ここ)
⇒県道140号線・ミルクロードの陸橋の撮影地
⇒宇賀川鉄橋で三岐鉄道を撮影
⇒北勢線の軽便鉄道博物館へ
⇒参考:別の日の三岐鉄道・三岐鉄道貨物列車を、撮影しまくり!
一日乗り放題パスで出発
名古屋近郊の三重県北部にあって2路線を有する三岐鉄道は、重連貨物列車を筆頭に元西武鉄道の電車、ナローゲージなど魅力満載の鉄道です。2018年11月の10日(土)と11日(日)には沿線のいなべ市で「終着駅サミット」なるイベントが開催され、その一環として三岐線丹生川駅最寄りの貨物鉄道博物館と北勢線阿下喜駅隣接の軽便鉄道博物館において臨時開館が行われました。
時折「撮り鉄」している三岐鉄道ですが、両博物館については開館時に訪問したことがなく、この機会に三岐鉄道貨物列車撮影を兼ねて訪れることにしました。
快晴に恵まれた2018年11月11日(日)、近鉄名古屋6:31発の松阪行急行列車で出発し30分弱の乗車で三岐鉄道三岐線乗換駅の近鉄富田到着しました。
近鉄富田駅西口の有人窓口で1日乗り放題パスを購入して出発します。
三岐鉄道の乗り放題パスは1100円で、三岐線と北勢線の双方に乗車することができます。紙券なので自動改札機対応の北勢線無人駅ではインターホンで通行を乞う必要がありちょっと手間です。
近鉄富田7:17発の保々行に乗車します。到着した列車からは多くのお客さんが下車されましたが下り列車はガラガラです。三岐線の列車は大半が終点の西藤原までの運行ですが、数本だけ保々止まりの列車があります。(2018.11.11 7:07)
16分の乗車で保々駅に到着、ホーム反対側には近鉄富田行が到着します。三岐線では2連3本と3連5本の電車で旅客列車が運行されています。地方私鉄に譲渡された西武401系・701系は置き換えが進みつつありますが、三岐線ではまだまだ主力として活躍中です。しかし実際に乗車すると揺れが結構大きくその点は車齢を感じさせます。(2018.11.11 7:33)
保々駅が最寄りの朝明川(あさけがわ)鉄橋付近で撮影
保々駅の北側、徒歩で約500mの場所にある朝明川に至る築堤が撮影ポイントです。
この付近が撮影場所で、左側が保々駅方面で右奥に朝明川の鉄橋があります。線路は南北に走っているのでこの季節の朝は上り富田方面の列車が順光となりますが、夏場は下り列車が順光となりそうで奥の堤防からの撮影がよさそうです。(2018.11.11 7:46)
早朝に名古屋を出発して撮影活動を開始したのですが、最初のターゲットであり8:20頃通過予定の東藤原行白ホキ貨物1503列車はウヤ(運休)でした。貨物列車なので仕方のない点ですが、幸先のよくないスタートです。
しかし8:00頃に通過した西藤原行は西武色復刻車両による運行で、1時間後には近鉄富田行として再びここを通過するため、順光で撮影できる見込みでこちらは「鉄運」に恵まれました。
14列車近鉄富田行は101系による運行で、2連ならギリギリ架線柱に掛けることなく撮影できます。(2018.11.11 8:09)
801系による9列車西藤原行を後追いでサイドから撮影。(2018.11.11 8:32)
本日朝最大の目的がこのセメント輸送3712列車の撮影です。重連の機関車に16両のタンク車は迫力満点、晴天の順光下で撮影できて大満足です。機関車はED5081形で元東武鉄道の車両です。(2018.11.11 8:54)
西藤原で折り返してきた801系805F編成西武色復刻車両です。今年(2018年)4月26日から運行を開始したこの塗色、まさに西武電車そのもので先頭部の電気連結器(ダミー)が復元され黄色いカバーまで取り付けられているのは心憎い演出です。(2018.11.11 9:06)
西武色復刻車両の撮影後に撤収したわけですが、その直後に東藤原行セメント輸送列車(空車)3711列車が通過しました。このスジは運休することが多いとのことで油断しており、撮影は間に合わず残念なことでした。
保々の車庫周辺を徘徊
保々駅に戻り、ホームへ入場する前に車庫周辺をウロウロしてみます。
10:20過ぎに富田へ回送される機関車でしょうか、ED45重連が出発の準備を行っていました。(2018.11.11 9:18)
ここは公道から留置されている車両を眺めることができて非常に楽しい場所です。 (2018.11.11 9:19)
検修庫の中には赤色に塗られた車両が…。これはひょっとしたら復刻塗色第2弾の赤電復活???でしょうか。もしそうだとしたら一大事で、ますます三岐鉄道が「熱い!」ことになります。西武鉄道の「なんちゃって」赤電ではなく、正真正銘の赤電復活の暁には私などは毎週のように三岐線に通わなくてはならなくなります。
保々の車庫周辺徘徊は何かしら収穫があります。こちらは以前に非鉄用件で近くを訪れた際に寄り道して撮影した、元南海電鉄のED301形です。普段は東藤原のセメント工場内で入換に従事しているので、なかなか姿を目にすることはできないそうです。(2017.5.4)
保々駅です。駅前広場は広い自動車駐車場となっていますが、駅裏に集落がある他は田園地帯となっており駅前らしい商店等は皆無でコンビニもありません。「徒歩鉄」時の食糧調達は要注意です。(2018.11.11 9:14)
【乗車記録】 ・近鉄名古屋6:31→近鉄富田6:59 5157 6両 ・近鉄富田7:17→保々7:33 クモハ105 2両 |
⇒次:県道140号線・ミルクロードの陸橋の撮影地