三岐鉄道貨物（2015）を、丹生川付近や富田駅で多数撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回（2015年10月8日・木曜）は、気が付いたら、秩父鉄道とともに全国的に珍しくなってしまった「セメント列車」を運行している、三岐鉄道に乗ってきた話です。

（⇒前回の話し：三岐鉄道北勢線を撮影～阿下喜駅へ、の続きになります）

⇒参考・別の撮影記録：関西本線のDD51（国鉄色）撮影レポート

近鉄名古屋駅で買った、「どてみそかつ丼」でビールを楽しむ

一駅だけ乗って丹生川駅で下車。三里駅方向へ２０分ほど歩き、県道と立体交差に到着。ここは藤原岳バックの超有名撮影地で、快晴の今日は藤原岳がくっきりと見えます。

【乗車データ】 ・伊勢治田１０：１９→丹生川１０：２２　クモハ１０４　２両

私の到着後、車で同業者の方がやってきて、庭師が使うような園芸用（？）のハサミで道路築堤の草を刈りこんでいきます。普段、車での撮り鉄はしない私ですが、この時は車もいいかも…と思いました。

ここで少し早めの昼食とします。今日は私にしては珍しい重装備（？）で、三脚と簡易椅子を持参しているので、道路の築堤でも快適です（？？）。近鉄名古屋駅で購入した「どてみそかつ丼」（１,０００円・だるま）をいただきます。「どて」がビールのおつまみとして最高です。

丹生川（にゅうがわ）にて、貨物列車を撮影

こういう肝心な時にほろ酔いというのもどうかと思いますので、気を引き締めて撮影します。結果は下の写真。ちょっと列車のバックがごちゃごちゃしています。もう少し低い位置から撮った方がよかったかも知れません。でも東武鉄道から移籍のＥＤ５０８２を、初めて撮ることが出来て満足です。


（四日市港行セメント列車３７１４レ。丹生川～三里（１１：１９））


せっかくの好天、もう少し撮影したいところですが、夕方所用があるので早々に切り上げ、急いで丹生川駅に戻ります。この駅には貨物鉄道博物館もあり、開館日には是非とも訪れたいものです。


（貨物鉄道博物館。丹生川駅からすぐ）

富田駅貨物列車劇場・・・貨物列車を次々に撮影！

急いでこの電車に乗ったのは、ＪＲ富田駅で貨物列車を撮影するという目的もありました。午後1時頃から約1時間、貨物列車を何本か撮影することができるのです。その様子は写真をご覧ください。

【乗車データ】 ・丹生川１１：４６→近鉄富田１２：２１　クハ１８５２　３両

（丹生川駅から乗った電車（１１：４６））


（ＪＲ富田駅で発車前の５０３レ。検査の貨車が連結されることもあるそうです。機関車は先ほど丹生川で撮影したＥＤ５０８１とＥＤ５０８２（１２：５８発車））


（発車した５０３レを後追いで撮影（１２：５８））


（白ホキ５０２レ。富田駅１３０９到着）


すぐに入換が始まります。珍しい「突放」による入換を見ることが出来ます。「突放」とはまさに文字通り、動いている機関車から貨車を突き放し（解放し）、惰性で動いている貨車を、乗っている係員がブレーキを操作して定位置に止めるというものです。以前に岳南鉄道で見たことがあります（１３：１０）




南松本から四日市まで空車のタンク車を運ぶ７９レ。ＤＤ５１の定期貨物列車は全国でここが最後になってしましました。富田駅の下り（名古屋方面）ホームの桑名寄先端部から撮影（１３：２０）




上の写真と同じ場所から特急「南紀５号」を撮影。富田駅で２分ほど運転停車します（１３：２９）




四日市港からの５３６４レ、１３：４２着。機関車を交換し、三岐鉄道３７１５レとして１３：５９に発車します。




東藤原からの３７１６レ、１４：１０着。ＪＲの５３６７レ四日市港行として１４：３７に発車します。

お腹いっぱい、大満足

もうお腹いっぱい、「富田駅貨物列車劇場」大満足です。冒頭でも申し上げたとおり、三重県北部、桑名から四日市にかけてはとても「鉄分」の濃い地域です。

先に紹介した四日市あすなろう鉄道の他、養老鉄道や四日市のＪＲ貨物線「末広可動橋」など、魅力ある鉄道がありますので、また別の機会に訪れたいと思います。

【乗車データ】 ・富田１４：１９→名古屋１４：５９　クモハ３１２－１３１１　２両

（オシマイ）