●参考になりましたら、シェアしていただけるとサイト運営の励みになります!
奥出雲おろち号はまるでレストラン列車!・・・車内販売、お弁当、お蕎麦に大満足
以前から興味が有ったトロッコ列車、奥出雲おろち号に乗車してきました。この列車、運行開始はなんと1998年という事で、もう20年ほど走っている事になります。そろそろいつ無くなっても不思議ではない状況なので(もちろん無くなって欲しくない)、乗りに行ってきました。

乗車したのは木次線の木次駅から。山を登って中国山地の備後落合駅までです。備後落合行きはディーゼル機関車ではなくて、トロッコ客車が先頭になって走るので、不思議な雰囲気ですね。

さて今回は、奥出雲おろち号に乗車して、車中で美味しいものを食べたり買ったりしてきましたので、その記録を。目的の食べ物などのページは、以下のリンクをクリックして頂くとすぐにチェックできます。もちろん、このまま順々に見て頂いてもかまいません。
【本ページの目次・お好きなところをご覧ください】
⇒まずは、木次駅での「車内販売」
⇒奥出雲和牛焼肉弁当(木次駅で購入)
⇒ビールやお酒の入手方法
⇒焼きさば押し寿し(木次駅で購入)
⇒仁多牛べんとう(出雲三成駅からの車内販売にて購入)
⇒手打ちそば弁当(亀嵩駅で立ち売り)
⇒トロッコそば弁当(八川駅で立ち売り)
⇒出雲坂根駅で、湧水「延命水」を飲もう
⇒出雲坂根駅の臨時売店「延命の里」でお買い物
⇒車内で買えるドリンク、備後落合駅で買えるドリンク
⇒運転案内などのページはコチラ・出雲の國斐伊川サミットのホームページ
奥出雲おろち号が木次駅に入線すると、発車までの15分間で、木次駅のお弁当の販売とスイーツの車内販売が実施されます。上記のホームページの案内では、木次駅から出雲八代駅までと書いてありますが、この日は木次駅入線中に車内を回っただけだったので、買えませんでした・涙。

車内販売員さん、こうして名物のカスタードプリン(250円)や、スーパープレミアムアイスクリームを売りに来るのです。当然、狙っていましたが、木次駅発車時にはホームに降りて手を振っていまして、非常に無念な事に、食べ損ないました。

木次駅のホームでは、予約した弁当を2つ、受け取ります。そのうちの1つが、奥出雲和牛焼肉弁当(1000円)です。上記のプリンやアイスを買ったり、次の項で記すようにビールを買ったりすると、非常に慌ただしい事になりますね。

シンプルな掛け紙を外すと、このように超絶に美味しそうな牛の焼肉が姿を現します。これはおもわず唾を飲み込むレベルです。ビールも欲しくなりますね。

写真を撮っている間に、奥出雲おろち号は出発します。ほら、車内販売員さんが、いつの間にかホームに降りていますでしょ・笑。あっけに取られてしまいました。さようなら~~。

気を取り直して、奥出雲和牛焼肉弁当です。これ、めちゃめちゃ美味いですよ。タレが浸みこんだ肉厚の和牛の焼肉が、美味しくない訳がありません。厚焼き玉子も、見事な出来です。

こうして、ビールを飲みながらのお弁当を、トロッコ列車で頂く幸せ!

さて、前項の通り、奥出雲おろち号の出発と共にビールを飲んでいる訳ですが、実はこれ、車内販売や駅の販売では入手できません。木次駅にも売店が無いので、ボケっとしていたらビールなど買う事は出来ないのです。

そこで登場するのが、木次駅前のスーパーです。写真の矢印のところに入り口が有り、駅のすぐ目の前です。木次線の列車から奥出雲おろち号に乗り継ぐ15分の間に、写真撮影など目もくれずにスーパーに寄れば、比較的余裕でビールやお酒を買う事ができます。
私は友人に、予約した弁当の受け取りをお願いする代わりに、ビールを2本、仕入れに行ってきました。5分強で買って、戻って来れると思います。
⇒木次駅前・スーパーマルマン雲南店の店舗ホームページ
なお、ここ以外では、後の項に記しますが、途中駅の出雲坂根駅にてアルコールを買う事もできます。奥出雲おろち号で往復乗車をする人は、そこで買うほうが余裕ある行動につながりますから、望ましいかもしれません。
木次駅でもう1つ予約購入したお弁当が、焼きさば押し寿し(880円)です。こちらは購入後にすぐに食べずに、宿泊したトレインビューホテルのホテルアルファーワン津山にて頂いております。

表面にはとろろ昆布が巻いてありますね。

断面から見るとこんな感じ。若干、鯖が薄いかな・笑。鯖と酢飯の間に、ガリが詰められています。鯖そのものではなくて、お寿司としての全体的な味を楽しむタイプの鯖寿司ですね。

こんな風に、列車を眺めながら食べました(^^♪

さて、途中の出雲三成駅からは、仁多牛べんとう(1000円)の車内販売員さんが乗り込んでこられました。当方は予約をしているので、料金と共に引き換えるのみです。予約のお客さん以外でも、仁多牛べんとうは購入できました。(量が少ないので、予約が確実です)

嬉しい事に、掛け紙もちゃんとしており、まるで駅弁のようですね。車内販売は出雲三成⇔備後落合の往復との記載がホームページにありましたが、そんな感じには見えませんでした。途中から、姿を見かけなくなりましたので。

中身は、牛丼風のお弁当でした。1つ1つの肉が大ぶりの、贅沢牛丼と言う感じです。

なお、次の項で記すように、木次線名物の蕎麦のお弁当を連続して2つも食べましたので、仁多牛べんとうは備後落合駅で乗り換えの列車待ちの2時間の間に、頂きました。

なおこの仁多牛べんとうの車内販売が乗り込んできた出雲三成駅では、駅構内にて仁多特産市が開かれているそうです。正月休みを除く年中無休で、9時~18時の間です。
この駅は停車時間がわずかなため、下車して産直市を覗くことはできませんが、この駅に立ち寄ることがあれば、特産品などを購入しても良いかもしれませんね。(電話:0854-54-9250)
さて、奥出雲おろち号の乗客の最大の目当てともいえる名物弁当が、亀嵩駅の手打ちそばのお弁当、その名も手打ちそば弁当です。500円という安さにも驚きます。
亀嵩駅到着や駅蕎麦販売のアナウンスが流れるとともに、多くのお客さんが座席から立ち上がって、手打ちそば弁当をゲットしようとします。
多くのお客さんは予約購入のようで、名前を告げて、立ち売りの店主やスタッフから買い求めます。僅かながら予約以外でも販売しているようでしたが、購入希望者が多いので、買いそびれる可能性も大です。ここは是非予約をして、確実に食べておきたいところです。

購入した手打ちそば弁当は、シンプルな外観ですね。

ざるそばですが、関東でよく食べるのと違って、かつお節が振りかけられています。添付のそばつゆをぶっかけて頂きます。(左端のものは、飴玉です)

特徴としては、色合いが浅黒く、蕎麦の香りが高い事。太さもあって、食べ応えが非常にありますね。なるほど、これは人気が出るのも納得です。美味い!

下の写真は当サイト管理人です。いやいや、もう幸せ過ぎます・笑。目の前に座っていた一人旅の「鉄子」さんも、「これを食わねば奥出雲おろち号に乗った事にはならない」という風でした。

上記、亀嵩駅で手打ちそば弁当を買って車内でちょうど食べ終わる頃に到着するのが、八川駅です。実はこの駅前に蕎麦屋が有り、奥出雲おろち号の到着に合わせてトロッコそば弁当(730円)を販売してくれます。
亀嵩駅に比べると知名度が無いので、購入するお客さんも少ないのですが、ぜひこちらも食べてみて欲しいですね。1人で蕎麦を2食食べても、全く問題ないくらいの量だと思います。

こちらがトロッコそば弁当の外観。これも手打ちそばです。購入したのは私の外に数人でしたので、ある意味こちらの「レア」な感じも良いと思いますよ。

中身は、亀嵩よりも出雲そばらしいと思います。出雲そば特有のもみじおろしが中心に添えられていて、その周りはたっぷりの「かやく」が配置されています。舞茸煮や菜っ葉の漬物が入っているので、田舎そばの素朴さを味わえます。

蕎麦自体の風味は、亀嵩よりも上品だと感じました。同じ出雲そばでも、蕎麦屋によって味わいが異なるので、食べ比べをする楽しみもありますね。

八川そばを食べている管理人です。蕎麦が大好きなので、マジで幸せでした~(^^♪

木次駅から30分ほどで、スイッチバックの起点となる駅、出雲坂根駅に到着します。ここで5分ほど停車。もうちょっと長く停車して欲しいと思いますが(折り返し列車は15分以上停車します)、この隙に乗客は皆降りて、思い思いの時間を楽しみます。

この駅で有名なのは、駅の湧水です。延命水と言われていて、ここに来る人は誰もが飲みます。


駅舎を出て右側にある水飲み場は、乗客でいっぱいでした。皆さんが引き揚げてから撮影。水のあるところに人が集まる・・・まるでオアシスだなと思いました。

延命水だけでなく、出雲坂根駅では臨時の売店も開かれていて、賑やかです。駅自体、道の駅を併設しており、利用客が激減した今でも人は集まるという不思議です。

売られている品々を、写真に写しておきました。おにぎりや炊き込みご飯などが売られていますね。掛け紙さえかかっていれば、駅弁扱いしたくなります。


ラスクの右側には、そば弁当の姿も。亀嵩駅や八川駅だけでなくて、出雲坂根駅でもお蕎麦が食べられるとは・・・。将来、奥出雲おろち号に乗る機会があれば、このお蕎麦を食べたいです。

駅では焼き鳥が焼かれていて、辺りにはよい香りが漂います。これは、手が出ますね。

3本、買ってしまいました。この特設売り場にはビールや日本酒も売られていますので、ここで食べ物を色々と買い込めば、奥出雲おろち号は居酒屋に変身しそうです。

ほれ、この焼き鳥の肉のプリプリな事! 焼き鳥延命の里というネーミングで、1本120円です。一緒に食べた友人は、「タレの味が素晴らしく、ひなに稀な美味しさに驚愕した」との事でした。

食後のデザートとして、メロンも買い込みました。極楽極楽(^^♪

以上、奥出雲おろち号の車内や駅の立ち売り、臨時売店などで購入できるグルメな品々のご紹介でした。これ以外に、奥出雲おろち号の車内には自動販売機が設置されており、喉を潤す事ができます。うっかり飲み物を買いそびれたら、販売機を利用すると良いでしょう。コーヒーが飲めるのがいいですね。

また、奥出雲おろち号が運転される日は、備後落合駅ではお茶の販売もあります。備後落合駅の周辺には自動販売機も含めてお店なども一切ないので、この配慮は本当に嬉しいです。ボランティアさんが、駅の案内なども兼ねて、お茶を売っていました。

終点についた奥出雲おろち号は、およそ20分後に、再び木次駅を目指して折り返しの発車となりました。お客さんの半分程度は折り返しも利用されているようでした。もちろんこの駅から乗車するのもOKです。
奥出雲おろち号に乗車したら、本ページでご紹介したような美味しいものをたくさん食べて、旅の思い出にして頂ければなと思います。まるで「レストラン列車」であるかのような奥出雲おろち号、またいつか乗りに来たいと思いました。
⇒レストラントレイン&食堂車の体験談ページに戻る

乗車したのは木次線の木次駅から。山を登って中国山地の備後落合駅までです。備後落合行きはディーゼル機関車ではなくて、トロッコ客車が先頭になって走るので、不思議な雰囲気ですね。

さて今回は、奥出雲おろち号に乗車して、車中で美味しいものを食べたり買ったりしてきましたので、その記録を。目的の食べ物などのページは、以下のリンクをクリックして頂くとすぐにチェックできます。もちろん、このまま順々に見て頂いてもかまいません。
【本ページの目次・お好きなところをご覧ください】
⇒まずは、木次駅での「車内販売」
⇒奥出雲和牛焼肉弁当(木次駅で購入)
⇒ビールやお酒の入手方法
⇒焼きさば押し寿し(木次駅で購入)
⇒仁多牛べんとう(出雲三成駅からの車内販売にて購入)
⇒手打ちそば弁当(亀嵩駅で立ち売り)
⇒トロッコそば弁当(八川駅で立ち売り)
⇒出雲坂根駅で、湧水「延命水」を飲もう
⇒出雲坂根駅の臨時売店「延命の里」でお買い物
⇒車内で買えるドリンク、備後落合駅で買えるドリンク
⇒運転案内などのページはコチラ・出雲の國斐伊川サミットのホームページ
まずは、木次駅での「車内販売」
奥出雲おろち号が木次駅に入線すると、発車までの15分間で、木次駅のお弁当の販売とスイーツの車内販売が実施されます。上記のホームページの案内では、木次駅から出雲八代駅までと書いてありますが、この日は木次駅入線中に車内を回っただけだったので、買えませんでした・涙。

車内販売員さん、こうして名物のカスタードプリン(250円)や、スーパープレミアムアイスクリームを売りに来るのです。当然、狙っていましたが、木次駅発車時にはホームに降りて手を振っていまして、非常に無念な事に、食べ損ないました。

予約先 | 恵みランド |
---|---|
電話 | 0854-42-5151 |
奥出雲和牛焼肉弁当(木次駅で購入)
木次駅のホームでは、予約した弁当を2つ、受け取ります。そのうちの1つが、奥出雲和牛焼肉弁当(1000円)です。上記のプリンやアイスを買ったり、次の項で記すようにビールを買ったりすると、非常に慌ただしい事になりますね。

シンプルな掛け紙を外すと、このように超絶に美味しそうな牛の焼肉が姿を現します。これはおもわず唾を飲み込むレベルです。ビールも欲しくなりますね。

写真を撮っている間に、奥出雲おろち号は出発します。ほら、車内販売員さんが、いつの間にかホームに降りていますでしょ・笑。あっけに取られてしまいました。さようなら~~。

気を取り直して、奥出雲和牛焼肉弁当です。これ、めちゃめちゃ美味いですよ。タレが浸みこんだ肉厚の和牛の焼肉が、美味しくない訳がありません。厚焼き玉子も、見事な出来です。

こうして、ビールを飲みながらのお弁当を、トロッコ列車で頂く幸せ!

予約先 | マルマン雲南店(次の項で記す、スーパーに予約ですね) |
---|---|
電話 | 0854-47-7225 |
注意点 | 備後落合行きのみ。木次駅で受け渡し。 |
ビールやお酒の入手方法
さて、前項の通り、奥出雲おろち号の出発と共にビールを飲んでいる訳ですが、実はこれ、車内販売や駅の販売では入手できません。木次駅にも売店が無いので、ボケっとしていたらビールなど買う事は出来ないのです。

そこで登場するのが、木次駅前のスーパーです。写真の矢印のところに入り口が有り、駅のすぐ目の前です。木次線の列車から奥出雲おろち号に乗り継ぐ15分の間に、写真撮影など目もくれずにスーパーに寄れば、比較的余裕でビールやお酒を買う事ができます。
私は友人に、予約した弁当の受け取りをお願いする代わりに、ビールを2本、仕入れに行ってきました。5分強で買って、戻って来れると思います。
⇒木次駅前・スーパーマルマン雲南店の店舗ホームページ
なお、ここ以外では、後の項に記しますが、途中駅の出雲坂根駅にてアルコールを買う事もできます。奥出雲おろち号で往復乗車をする人は、そこで買うほうが余裕ある行動につながりますから、望ましいかもしれません。
焼きさば押し寿し(木次駅で購入)
木次駅でもう1つ予約購入したお弁当が、焼きさば押し寿し(880円)です。こちらは購入後にすぐに食べずに、宿泊したトレインビューホテルのホテルアルファーワン津山にて頂いております。

表面にはとろろ昆布が巻いてありますね。

断面から見るとこんな感じ。若干、鯖が薄いかな・笑。鯖と酢飯の間に、ガリが詰められています。鯖そのものではなくて、お寿司としての全体的な味を楽しむタイプの鯖寿司ですね。

こんな風に、列車を眺めながら食べました(^^♪

予約先 | 道の駅さくらの里きすき |
---|---|
電話 | 0854-40-0540 |
注意点 | 希望すれば、これとは別のお弁当もあるようですので、予約の際に電話で聞いてみると良いでしょう。 |
仁多牛べんとう(出雲三成駅からの車内販売にて購入)
さて、途中の出雲三成駅からは、仁多牛べんとう(1000円)の車内販売員さんが乗り込んでこられました。当方は予約をしているので、料金と共に引き換えるのみです。予約のお客さん以外でも、仁多牛べんとうは購入できました。(量が少ないので、予約が確実です)

嬉しい事に、掛け紙もちゃんとしており、まるで駅弁のようですね。車内販売は出雲三成⇔備後落合の往復との記載がホームページにありましたが、そんな感じには見えませんでした。途中から、姿を見かけなくなりましたので。

中身は、牛丼風のお弁当でした。1つ1つの肉が大ぶりの、贅沢牛丼と言う感じです。

なお、次の項で記すように、木次線名物の蕎麦のお弁当を連続して2つも食べましたので、仁多牛べんとうは備後落合駅で乗り換えの列車待ちの2時間の間に、頂きました。

予約先 | 竹葉 |
---|---|
電話 | 0854-54-0213 |
注意点 | 今回は備後落合行きで購入しましたが、備後落合発の木次行きではどのように購入できるのか、電話にて確認してください。 |
なおこの仁多牛べんとうの車内販売が乗り込んできた出雲三成駅では、駅構内にて仁多特産市が開かれているそうです。正月休みを除く年中無休で、9時~18時の間です。
この駅は停車時間がわずかなため、下車して産直市を覗くことはできませんが、この駅に立ち寄ることがあれば、特産品などを購入しても良いかもしれませんね。(電話:0854-54-9250)
手打ちそば弁当(亀嵩駅で立ち売り)
さて、奥出雲おろち号の乗客の最大の目当てともいえる名物弁当が、亀嵩駅の手打ちそばのお弁当、その名も手打ちそば弁当です。500円という安さにも驚きます。
亀嵩駅到着や駅蕎麦販売のアナウンスが流れるとともに、多くのお客さんが座席から立ち上がって、手打ちそば弁当をゲットしようとします。
多くのお客さんは予約購入のようで、名前を告げて、立ち売りの店主やスタッフから買い求めます。僅かながら予約以外でも販売しているようでしたが、購入希望者が多いので、買いそびれる可能性も大です。ここは是非予約をして、確実に食べておきたいところです。

購入した手打ちそば弁当は、シンプルな外観ですね。

ざるそばですが、関東でよく食べるのと違って、かつお節が振りかけられています。添付のそばつゆをぶっかけて頂きます。(左端のものは、飴玉です)

特徴としては、色合いが浅黒く、蕎麦の香りが高い事。太さもあって、食べ応えが非常にありますね。なるほど、これは人気が出るのも納得です。美味い!

下の写真は当サイト管理人です。いやいや、もう幸せ過ぎます・笑。目の前に座っていた一人旅の「鉄子」さんも、「これを食わねば奥出雲おろち号に乗った事にはならない」という風でした。

予約先 | 扇谷そば(蕎麦屋さんの屋号です) |
---|---|
電話 | 0854-57-0034 |
注意点 | 火曜定休 |
トロッコそば弁当(八川駅で立ち売り)
上記、亀嵩駅で手打ちそば弁当を買って車内でちょうど食べ終わる頃に到着するのが、八川駅です。実はこの駅前に蕎麦屋が有り、奥出雲おろち号の到着に合わせてトロッコそば弁当(730円)を販売してくれます。
亀嵩駅に比べると知名度が無いので、購入するお客さんも少ないのですが、ぜひこちらも食べてみて欲しいですね。1人で蕎麦を2食食べても、全く問題ないくらいの量だと思います。

こちらがトロッコそば弁当の外観。これも手打ちそばです。購入したのは私の外に数人でしたので、ある意味こちらの「レア」な感じも良いと思いますよ。

中身は、亀嵩よりも出雲そばらしいと思います。出雲そば特有のもみじおろしが中心に添えられていて、その周りはたっぷりの「かやく」が配置されています。舞茸煮や菜っ葉の漬物が入っているので、田舎そばの素朴さを味わえます。

蕎麦自体の風味は、亀嵩よりも上品だと感じました。同じ出雲そばでも、蕎麦屋によって味わいが異なるので、食べ比べをする楽しみもありますね。

八川そばを食べている管理人です。蕎麦が大好きなので、マジで幸せでした~(^^♪

予約先 | 八川そば |
---|---|
電話 | 0854-52-1513 |
注意点 | 火曜定休 |
出雲坂根駅で、湧水「延命水」を飲もう
木次駅から30分ほどで、スイッチバックの起点となる駅、出雲坂根駅に到着します。ここで5分ほど停車。もうちょっと長く停車して欲しいと思いますが(折り返し列車は15分以上停車します)、この隙に乗客は皆降りて、思い思いの時間を楽しみます。

この駅で有名なのは、駅の湧水です。延命水と言われていて、ここに来る人は誰もが飲みます。


駅舎を出て右側にある水飲み場は、乗客でいっぱいでした。皆さんが引き揚げてから撮影。水のあるところに人が集まる・・・まるでオアシスだなと思いました。

出雲坂根駅の臨時売店「延命の里」でお買い物
延命水だけでなく、出雲坂根駅では臨時の売店も開かれていて、賑やかです。駅自体、道の駅を併設しており、利用客が激減した今でも人は集まるという不思議です。

売られている品々を、写真に写しておきました。おにぎりや炊き込みご飯などが売られていますね。掛け紙さえかかっていれば、駅弁扱いしたくなります。


ラスクの右側には、そば弁当の姿も。亀嵩駅や八川駅だけでなくて、出雲坂根駅でもお蕎麦が食べられるとは・・・。将来、奥出雲おろち号に乗る機会があれば、このお蕎麦を食べたいです。

駅では焼き鳥が焼かれていて、辺りにはよい香りが漂います。これは、手が出ますね。

3本、買ってしまいました。この特設売り場にはビールや日本酒も売られていますので、ここで食べ物を色々と買い込めば、奥出雲おろち号は居酒屋に変身しそうです。

ほれ、この焼き鳥の肉のプリプリな事! 焼き鳥延命の里というネーミングで、1本120円です。一緒に食べた友人は、「タレの味が素晴らしく、ひなに稀な美味しさに驚愕した」との事でした。

食後のデザートとして、メロンも買い込みました。極楽極楽(^^♪

車内で買えるドリンク、備後落合駅で買えるドリンク
以上、奥出雲おろち号の車内や駅の立ち売り、臨時売店などで購入できるグルメな品々のご紹介でした。これ以外に、奥出雲おろち号の車内には自動販売機が設置されており、喉を潤す事ができます。うっかり飲み物を買いそびれたら、販売機を利用すると良いでしょう。コーヒーが飲めるのがいいですね。

また、奥出雲おろち号が運転される日は、備後落合駅ではお茶の販売もあります。備後落合駅の周辺には自動販売機も含めてお店なども一切ないので、この配慮は本当に嬉しいです。ボランティアさんが、駅の案内なども兼ねて、お茶を売っていました。

終点についた奥出雲おろち号は、およそ20分後に、再び木次駅を目指して折り返しの発車となりました。お客さんの半分程度は折り返しも利用されているようでした。もちろんこの駅から乗車するのもOKです。
奥出雲おろち号に乗車したら、本ページでご紹介したような美味しいものをたくさん食べて、旅の思い出にして頂ければなと思います。まるで「レストラン列車」であるかのような奥出雲おろち号、またいつか乗りに来たいと思いました。
⇒レストラントレイン&食堂車の体験談ページに戻る