モノレール展示館を見物した記録

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山陽電鉄と水島臨海鉄道撮影紀(その3)・・・モノレール展示館を見物

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回はいずれも鉄道の日を記念したイベントが開催された、山陽電鉄と水島臨海鉄道の撮影記です。





山陽電鉄「鉄道フェスティバル2019」
山陽電鉄の網干線に乗車
⇒モノレール展示館を見物(←今ココ
水島臨海鉄道「鉄道の日記念フェスタ」を訪問
倉敷貨物ターミナル駅でのイベント





モノレール展示館見物


1966年(昭和41年)に開業し、1974年(昭和49年)の休止まで僅か8年間の運行であった姫路モノレールの車両は、旧手柄山駅である「手柄山交流ステーション・モノレール展示館」で保存展示されています。

2011年(平成23年)に開館して以来、非常に気になる存在でした。先ほど「鉄道フェスティバル」会場でパンフレットをいただき、姫路手前の山陽電鉄手柄駅から徒歩10分だそうなので訪れることにしました。

手柄駅で山陽電鉄を撮影
対向式ホームの手柄駅で須磨行普通列車を撮影します。特急列車は通過します。 (2019.10.26 14:30)

手柄駅
手柄駅は無人駅でした。手柄山交流ステーションは、ここから西へ徒歩約10分のところにあります。

手柄山交流ステーション
手柄山交流ステーションへのエレベーター乗降口から、手柄山駅のあった手柄山交流ステーション(左)を眺めます。手柄山交流ステーションの開口部から右手へ姫路駅に向けて軌道が伸びていたようです。姫路駅に至る途中には、一部軌道の構築物が残っている場所もありました。

モノレール開業当時の手柄山駅付近の模型
モノレールは「姫路大博覧会」の足として開業しました。当時の手柄山駅付近の模型で、建物は往時のままのようです。モノレール展示室には模型や写真など、モノレール営業時のわかりやすい資料があり、なかなか充実した施設です。

旧手柄山駅施設が展示室
旧手柄山駅施設がそのまま展示室になっています。2両のモノレール車両はとても洗練されたデザインです。営業休止から「モノレール展示室」として公開されるまで30年以上眠っていたのですが、屋内とあって新車同様の状態で保存されています。

姫路モノレールの車内
横引きカーテンにクロスシートと豪華な車内です。姫路~手柄山間の僅か1.8㎞の営業でしたが、書写山や播磨工業地帯への延伸など将来的には市街地と郊外を結ぶ新しい交通機関として期待されていたそうです。豪華な車内はその構想の裏付けなのでしょうか…とともに、無念さも感じられ思わず目頭が熱くなるのでした。

姫路モノレールの時刻表
営業当時の時刻表です。営業時間からみる限り、日常生活で利用できる交通機関ではなかったようです。


「モノレール展示室」は、高度成長期の空気を現在に伝える貴重な遺産です。駅とモノレール車両が非常に良好な状態で保存されていることは特筆すべきで、是非とも訪問をおススメしたい「博物館」です。

【営業案内】

・開館時間:午前9時~午後5時
・休 館 日:火曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/1
・入 場 料:無料
・ウェブサイト
https://www.city.himeji.lg.jp/kanko/category/1-9-1-6-0-0-0-0-0-0.html


国宝姫路城
もちろん国宝姫路城も見物しました。夕方近くでしたが多くの観光客で賑わっており、姫路モノレールも姫路城を結んでいたら展開が違っていたのかも、と妄想してしまいました。 (2019.10.26 15:42)



本日いただいた駅弁など


神戸駅弁「秋のあじわい」(㈱淡路屋・900円)
昼食は神戸駅弁「秋のあじわい」(㈱淡路屋・900円)を快速列車内でいただきました。

えきそば
姫路城から姫路駅に戻る途中にある「えきそば大手前店」(10:00~18:00)で、少し早めの夕食をいただきました。姫路駅弁や駅ホームのそば店と同じまねき食品㈱のお店なので、当然ながら駅と同じ味です。久々に食した「えきそば」は、中華麺と和風だしが予想外の美味しさでした。(写真は、天ぷらえきそば(380円)です。)

姫路駅弁「秋膳」(まねき食品㈱・1080円)
夜食は姫路駅弁「秋膳」(まねき食品㈱・1080円)です。秋らしい内容で美味しくいただきましたが、姫路らしい特色はなく仕出し弁当風でした。


【乗車記録】

・手柄15:06→山陽姫路15:08 3607 3両


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