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名古屋鉄道撮影記 ~去り行く1700系など~
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は引退した1700系など地元名古屋鉄道の撮影記です。

最近はこのような輩が増えているようで、困ったものです。(2021.1.31 14:20)・・・後述する本宿~名電長沢間の撮影地にて。
4編成が在籍していた名鉄1700系は、2021年2月に最後の1編成である1702Fが運用を離脱しました。1999年に登場した1600系を2008年に改造して登場した1700系は、その短い活躍期間も話題となりました。
最後の最後に慌てて撮影をするという、まさに葬式鉄の典型例となってしまいましたが、当初3月引退の報もあり予想より少々早い引退に十分な撮影活動はできませんでした。 まずは、島氏永駅から妙興寺方面に約250mという至近の場所にある定番撮影地で活動しました。

午後順光となる「島氏永のカーブ」です。この構図の場所から架線柱1本分後ろ(島氏永駅寄り)で構えるのが定番のようです。(2021.1.17 14:17)

しかし例によって1700系通過直前に陰ってしまい残念です。午後1時過ぎに私が到着した時点で周囲に人影はありませんでしたが、1700系通過時には撮影隊が10名以上集まりました。(2021.1.17 14:47)

2008年には、1600系としての「さよなら運転」が三河線で行われました。 (2008.7.13 土橋)

さよなら運転は予約不要の普通列車としての運行で、猛暑の中ながら大盛況でした。1600系3両組成のうち先頭車1両は僅か9年の活躍で廃車され、残り2両が一般車2300系4両と連結のうえ、1700系として再出発したのでした。(2008.7.13 土橋)
2021年1月31日(日)には1700系が朝に豊橋方面へ運行されるとのことで、飯田線船町駅から徒歩で600mほどの場所にある豊川鉄橋で撮影活動を行いました。

1200系パノラマスーパーの後部に1800系を連結した8連が定番撮影地を通過します。 (2021.1.31 8:54)

前パンがカッコイイ1700系1702F編成が、後部に3100系を従えて豊川鉄橋を走り抜けます。しかし、早くも側面への光線が弱くなってしましました。ここでは5名程の同業者の姿がありました。(2021.1.31 9:24)

次に1700系が豊橋方面に運行されるのは午後のため、空き時間に豊橋鉄道の路面電車に終点の赤岩口まで乗車しました。写真中央の3200形が使用される冬のイベント電車「おでんしゃ」はコロナ禍で中止となり、モ3203号は失業中のようです。

モ802号「ブラックサンダー号」が新川の交差点を通過します。交差点南側の歩道橋から撮影。(2021.1.31 11:17)
1月31日(日)の午後は本宿から豊橋方面に約900mのところにある定番中の定番撮影地「本宿のカーブ」で撮影活動を続けます。しかし肝心の1700系は運用の差し替えがあり、午後2時頃の予定が午後4時過ぎの通過見込みとのこと、根性の無い私はあっさりと断念したのでした。

1977年製の6000系2次車である6007Fの豊川稲荷行急行が爆走します。1976年から導入された6000系のような最古参級車両が活躍を続ける一方で、1700系は1600系として新造されてから12~13年で廃車となりました。(2021.1.31 13:50)
1200系「パノラマスーパー」豊橋行です。私のような素人でもそれなりの写真が撮れる名撮影地です。本日も10名以上が集結しましたが、収容量が比較的多くその点も安心です。(2021.1.31 14:13)

昨年(2020年)9月の甲種輸送に「立ち会った」9100系を先頭とする急行豊橋行です。今月から営業運転を開始した最新鋭車両です。前述のようにこの日は運用差し替えで1700系の通過は午後4時過ぎとなるそうで、影が落ちてくる可能性もあり根性もない私はここで撤収しました。(2021.1.31 14:34)
1700系最後の編成1702Fは2021年2月10日に運用を離脱しました。引退の日は公表されていないとともに、3月引退との報道もありもう少し撮影するつもりだったので、予想より早い引退に後悔しかありません。しかし虫の知らせ(?)で、引退4日前の2月6日(土)に乗車していたのは不幸中の幸いでした。

モ1702の車内です。クロスシートは終点駅では自動で方向転換されます。1700系廃車の要因は性能の違う一般車2300系との混結による運転上の問題との話もありますが、この日、名鉄名古屋から名鉄岐阜まで乗車した限りでは、乗り心地は悪くありませんでした。

カッコいいエンブレムが側面にあります。

名鉄岐阜駅に停車中の1700系、まさか4日後に運用を離脱するとは思いもよりませんでした。先頭と2両目の1700系特別車が新型車両に置き換えられ、後ろ4両の一般車はそのまま活躍を続けます。(2021.2.6)

2021年2月22日から記念乗車券が販売されました。1700系にちなんで1700円です。行列回避のためか、当日に発売の告知がされました。

岐阜まで来たついでにJR岐阜駅の駅前広場に展示されている名鉄モ513号を見物します。2005年3月に岐阜地区600V線区の廃止とともに廃車となり2019年11月からここで保存されています。状態は非常に良好ですが、冬の午後4時過ぎは車体に影が落ちてきます。 (2021.2.6)

モ513の置かれている場所は岐阜市内線が廃止されなければ、停留所が設置される予定だったところだそうです。ここから電車に乗り柳ケ瀬方面に向かうことができたら、とても便利だったことでしょう。
2021年2月11日、前日に1700系は運用を離脱してしまいましたが、名古屋市営地下鉄3000形を撮影すべく名鉄犬山線に赴きました。大山寺駅から南方の徳重・名古屋芸大駅方面へ約400mの踏切が活動地点です。

1200系「パノラマスーパー」を撮影。午後順光で田園地帯を疾走する列車を撮影することができますが、この構図では背景の鉄塔が少々目障りです。(2021.2.11 14:22)

名古屋市営地下鉄3000形3116編成による鶴舞線直通の豊田市行です。新型N3000形車両の導入に伴い、2021年春に運用を離脱することが予想される編成です。 (2021.2.11 14:28)

写真コンテストの看板付き6000系による準急・中部国際空港行です。この6028F編成は6000系の6次車で、1980年増備の5次車から側面窓が開閉式になりました。 (2021.2.11 14:31)
今回は1700系引退を機に名鉄沿線へ足を運んでみました。 古参級6000系から最新鋭9500・9100系まで名鉄の車両のバラエティーは豊かで、今後も名鉄電車に対する撮影活動を実施しようと決意を新たにしました。
(今回の撮り鉄はこれでオシマイ)

最近はこのような輩が増えているようで、困ったものです。(2021.1.31 14:20)・・・後述する本宿~名電長沢間の撮影地にて。
島氏永~妙興寺間(島氏永のカーブ)で撮影
4編成が在籍していた名鉄1700系は、2021年2月に最後の1編成である1702Fが運用を離脱しました。1999年に登場した1600系を2008年に改造して登場した1700系は、その短い活躍期間も話題となりました。
最後の最後に慌てて撮影をするという、まさに葬式鉄の典型例となってしまいましたが、当初3月引退の報もあり予想より少々早い引退に十分な撮影活動はできませんでした。 まずは、島氏永駅から妙興寺方面に約250mという至近の場所にある定番撮影地で活動しました。

午後順光となる「島氏永のカーブ」です。この構図の場所から架線柱1本分後ろ(島氏永駅寄り)で構えるのが定番のようです。(2021.1.17 14:17)

しかし例によって1700系通過直前に陰ってしまい残念です。午後1時過ぎに私が到着した時点で周囲に人影はありませんでしたが、1700系通過時には撮影隊が10名以上集まりました。(2021.1.17 14:47)

2008年には、1600系としての「さよなら運転」が三河線で行われました。 (2008.7.13 土橋)

さよなら運転は予約不要の普通列車としての運行で、猛暑の中ながら大盛況でした。1600系3両組成のうち先頭車1両は僅か9年の活躍で廃車され、残り2両が一般車2300系4両と連結のうえ、1700系として再出発したのでした。(2008.7.13 土橋)
豊川鉄橋で撮影
2021年1月31日(日)には1700系が朝に豊橋方面へ運行されるとのことで、飯田線船町駅から徒歩で600mほどの場所にある豊川鉄橋で撮影活動を行いました。

1200系パノラマスーパーの後部に1800系を連結した8連が定番撮影地を通過します。 (2021.1.31 8:54)

前パンがカッコイイ1700系1702F編成が、後部に3100系を従えて豊川鉄橋を走り抜けます。しかし、早くも側面への光線が弱くなってしましました。ここでは5名程の同業者の姿がありました。(2021.1.31 9:24)

次に1700系が豊橋方面に運行されるのは午後のため、空き時間に豊橋鉄道の路面電車に終点の赤岩口まで乗車しました。写真中央の3200形が使用される冬のイベント電車「おでんしゃ」はコロナ禍で中止となり、モ3203号は失業中のようです。

モ802号「ブラックサンダー号」が新川の交差点を通過します。交差点南側の歩道橋から撮影。(2021.1.31 11:17)
本宿~名電長沢間(本宿のカーブ)で撮影
1月31日(日)の午後は本宿から豊橋方面に約900mのところにある定番中の定番撮影地「本宿のカーブ」で撮影活動を続けます。しかし肝心の1700系は運用の差し替えがあり、午後2時頃の予定が午後4時過ぎの通過見込みとのこと、根性の無い私はあっさりと断念したのでした。

1977年製の6000系2次車である6007Fの豊川稲荷行急行が爆走します。1976年から導入された6000系のような最古参級車両が活躍を続ける一方で、1700系は1600系として新造されてから12~13年で廃車となりました。(2021.1.31 13:50)

1200系「パノラマスーパー」豊橋行です。私のような素人でもそれなりの写真が撮れる名撮影地です。本日も10名以上が集結しましたが、収容量が比較的多くその点も安心です。(2021.1.31 14:13)

昨年(2020年)9月の甲種輸送に「立ち会った」9100系を先頭とする急行豊橋行です。今月から営業運転を開始した最新鋭車両です。前述のようにこの日は運用差し替えで1700系の通過は午後4時過ぎとなるそうで、影が落ちてくる可能性もあり根性もない私はここで撤収しました。(2021.1.31 14:34)
1700系に乗車
1700系最後の編成1702Fは2021年2月10日に運用を離脱しました。引退の日は公表されていないとともに、3月引退との報道もありもう少し撮影するつもりだったので、予想より早い引退に後悔しかありません。しかし虫の知らせ(?)で、引退4日前の2月6日(土)に乗車していたのは不幸中の幸いでした。

モ1702の車内です。クロスシートは終点駅では自動で方向転換されます。1700系廃車の要因は性能の違う一般車2300系との混結による運転上の問題との話もありますが、この日、名鉄名古屋から名鉄岐阜まで乗車した限りでは、乗り心地は悪くありませんでした。

カッコいいエンブレムが側面にあります。

名鉄岐阜駅に停車中の1700系、まさか4日後に運用を離脱するとは思いもよりませんでした。先頭と2両目の1700系特別車が新型車両に置き換えられ、後ろ4両の一般車はそのまま活躍を続けます。(2021.2.6)

2021年2月22日から記念乗車券が販売されました。1700系にちなんで1700円です。行列回避のためか、当日に発売の告知がされました。

岐阜まで来たついでにJR岐阜駅の駅前広場に展示されている名鉄モ513号を見物します。2005年3月に岐阜地区600V線区の廃止とともに廃車となり2019年11月からここで保存されています。状態は非常に良好ですが、冬の午後4時過ぎは車体に影が落ちてきます。 (2021.2.6)

モ513の置かれている場所は岐阜市内線が廃止されなければ、停留所が設置される予定だったところだそうです。ここから電車に乗り柳ケ瀬方面に向かうことができたら、とても便利だったことでしょう。
大山寺~徳重・名古屋芸大間で撮影
2021年2月11日、前日に1700系は運用を離脱してしまいましたが、名古屋市営地下鉄3000形を撮影すべく名鉄犬山線に赴きました。大山寺駅から南方の徳重・名古屋芸大駅方面へ約400mの踏切が活動地点です。

1200系「パノラマスーパー」を撮影。午後順光で田園地帯を疾走する列車を撮影することができますが、この構図では背景の鉄塔が少々目障りです。(2021.2.11 14:22)

名古屋市営地下鉄3000形3116編成による鶴舞線直通の豊田市行です。新型N3000形車両の導入に伴い、2021年春に運用を離脱することが予想される編成です。 (2021.2.11 14:28)

写真コンテストの看板付き6000系による準急・中部国際空港行です。この6028F編成は6000系の6次車で、1980年増備の5次車から側面窓が開閉式になりました。 (2021.2.11 14:31)
今回は1700系引退を機に名鉄沿線へ足を運んでみました。 古参級6000系から最新鋭9500・9100系まで名鉄の車両のバラエティーは豊かで、今後も名鉄電車に対する撮影活動を実施しようと決意を新たにしました。
(今回の撮り鉄はこれでオシマイ)