上信電鉄のデキ運行を、烏川付近の有名撮影地で撮影

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東武鉄道&上信電鉄「鉄オタ」の旅 その3:上信電鉄のデキ運行を有名撮影地で撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は駒澤大学鉄道研究会による東武鉄道の貸切列車と、翌日は上信電鉄の乗車と撮影を楽しんだ2日間の旅です。





【今回の2日間の鉄道旅行記の目次】

東武鉄道の貸切列車の旅
上信電鉄感謝フェア2016に行ってみた
⇒上信電鉄のデキ運行を有名撮影地で撮影(←今ここ
上信電鉄・下仁田駅のんびり旅





その前に、高崎駅にて駅撮りを楽しむ


2016年10月16日(日)は、「上信電鉄感謝フェア2016」の一環として、電気機関車「デキ」による臨時列車が運行されます。高崎発11:39と上州富岡発13:40の1往復です。時間の都合と光線状態を考慮して、高崎発上州富岡行を撮影することにします。

上信電鉄は1時間に2本程度の電車が運行されており、地方私鉄としては利便性は悪くありません。しかし完全なパターンダイヤにはなっていません。交換設備の都合もあろうかと推測されますが、少々残念な点です。

高崎10:53発に乗車。2両編成で、(鉄道)撮影隊を中心に立ち客もいらっしゃる盛況ぶりです。 そして2つ目の駅、「佐野のわたし駅」で私を含めた撮影隊がどっと降ります。

一昨年開業したこの駅、撮影地であるお立ち台に行くのには非常に便利で、まさにお立ち台のために設置されたのです。(・・・ンなわけはない。)

高崎駅で発車待ちの上信電鉄のデハ252号
上信電鉄高崎駅から10:53発下仁田行に乗車。先頭はデハ252号です。

上信電鉄のクハ1301
佐野のわたし駅を発車すると、列車はすぐに烏川を渡ります。この鉄橋の左側(南側)に橋があり、そこが撮影地です。この列車の後部は、元々は1000形と3両編成を組んでいたクハ1301です。(2016.10.16 10:59)

上信電鉄の佐野のわたし駅の外観
佐野のわたし駅を高崎側から撮影。


佐野のわたし駅から、自動車通行不可である烏川の橋を渡ります。この橋が撮影地で、デキ臨時列車の先頭側となる橋の西側には、既に多くの方がカメラを構えています(1ヵ所目)。

ここまで駅から約300メートル、徒歩約5分です。列車の通過まではまだ時間がありますので、もう少し先に行くことにします。

上信電鉄の撮影地

佐野のわたし駅付近の撮影地
烏川の橋は味わい深い木橋です。橋の西側は既に撮影隊で盛況です。

烏川にかかる、上信電鉄の撮影地
高崎行を橋の上から撮影。架線中柱に列車を掛けることなく撮影できましたが、右側がカツカツです…。この時間、上り高崎行は正面が逆光になり、下りは順光になります。(2016.10.16 11:13)


橋からさらに400メートルほど進み、片持ち架線柱のカーブという理想的な撮影ポイントで撮影することにします(2か所目)。

よく知られた撮影地とあって、ここも趣味の方々で盛況、私も隅っこでカメラを構えます。そういえば、先ほど購入した「上信電鉄感謝フェア2016・一日乗車券」の台紙の写真も、ここで撮影したものでした。

上信電鉄の1000形
先ほど鉄橋で撮影した列車が戻ってきました。1976年(昭和51年)製ながら古さを感じさせないデザインの1000形よる下仁田行23列車です。(2016.10.16 11:29)

上信電鉄のデキの運行の撮影地
デキ臨時列車の通過まであと10分。大盛況のお立ち台です。シブい列車のためか、比較的年齢層が高いようです。

上信電鉄の特別運行のデキ1+デハ204+クハ304
デキ臨時列車が通過。ちょっと側面の光線が弱いですが。列車は「デキ1+デハ204+クハ304」の編成です。(2016.10.16 11:47)

元西武の新101系、上信電鉄
デキ通過後、誰もいなくなったので、踏切寄りに場所を移動し、下仁田行25列車を撮影。電車の形式や塗色の種類が多く、飽きません。この電車は元西武の新101系で、2編成あります。(2016.10.16 12:19)

上信電鉄のデハ251+クハ303
佐野のわたし駅に戻る途中で、「デハ251+クハ303」を後追いで撮影。デハ252は1976年(昭和56年)製、クハ303は1969年(昭和44年)製でどちらも自社発注の電車です。(2016.10.16 12:45)  


無事、デキ臨時列車を撮影することができました。今回充当されたデキ1は1924年(大正13年)製ドイツ生まれ、3両導入され、デキ2は1995年に廃車されましたが、残り2両は現在も車籍を有し工事列車やイベントで使用されています。

車齢90年以上のこうした車両の維持管理は並大抵の大変さではないでしょうが、「鉄」としては誠に嬉しい限りです。また、電車もバラエティに富み、自社発注と西武の譲渡車が入り乱れ、乗車はもとより撮影も楽しいので、これからも機会を見つけ て上信電鉄を訪れたいと強く感じました。

さて、お立ち台(佐野のわたし~根古屋間)で12:20頃まで撮影した後、佐野のわたし駅に戻ります。ちなみにお立ち台の順光時間は、午前遅めから正午近くまでです。また、佐野のわたし駅が最寄りで約700メートル、根古屋駅からは約1.2キロといったところでしょう。


【参考】高崎駅周辺の鉄道の見えるホテル

アパホテル高崎駅前 ・ホテルルートイン高崎駅西口 ・ホテルメトロポリタン高崎


【乗車記録】

・高崎10:53→佐野のわたし10:58 デハ252 2両


 


高崎駅弁「岩魚鮨」を、撮影地付近でいただく


撮影後、高崎駅弁「岩魚鮨」(高崎弁当㈱・1000円)をいただきました。今日は快晴、絶好の屋外ビール日和でしたが、撮影地付近でビールは入手できませんでした。

高崎駅弁「岩魚鮨」


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