ながさき鯨カツ弁当&ながさき鯨すき弁当(長崎駅)を食べてみた記録と龍馬の愛した望龍碗

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ながさき鯨カツ弁当・・・長崎駅の鯨(クジラ)の駅弁を全てご紹介

長崎駅には、魅力的な駅弁が勢揃いしています。大半が長崎の食文化を反映したものとなっていて、駅弁から郷土色を感じる事ができて、旅人としても嬉しい限りです。

下の写真は、長崎駅前で路面電車を待っていた時に偶然やってきた、水戸岡デザインの路面電車。慌てて撮影。まさか路面電車の中で駅弁を食べるわけには参りませんが、駅でお弁当を買って、長崎市内の色々な観光地に出かけるというのも良いものでしょうね。

水戸岡デザインの長崎路面電車


このページでは、長崎駅の名物駅弁として定着した感のある、鯨の駅弁についてご紹介します。以下の項目に分けて紹介していますので、関心のある部分を覗いてください。

ただし、2021年現在、西九州新幹線(長崎新幹線)の建設工事に伴い、駅弁売り場が無い状態が続いており、長崎駅では一切の駅弁は買う事が出来ません(販売していません)。

クジラの名物駅弁も、新幹線開業までお預けとなります。どうしても入手したい人は長崎の調製元のお店まで買いに行く事になります。或いは、全国の催事での販売に狙いを定めましょう。

ながさき鯨カツ弁当・・・本格的にガッツリと鯨を食べられるのは嬉しい
ながさき鯨カツ弁当×龍馬の愛した望龍碗・・・お碗が何よりのプレゼント
ながさき鯨すき弁当・・・鯨のすき焼きなんて初体験

もう1つの鯨駅弁・千葉県館山駅の「くじら弁当&くじら弁当竜田揚げ」はコチラ





ながさき鯨カツ弁当・・・本格的に駅弁で食べる鯨(クジラ)料理


さて、まずはながさき鯨カツ弁当です。捕鯨は長崎で古くから行われていた漁であり、鯨は長崎の食文化の1つです。今回は、長崎卓袱料理に使われる豚の角煮の駅弁、坂本屋角煮めし(こちらも販売休止中)と共に購入しています。

ながさき鯨カツ弁当の外観と掛け紙


食事は、JR九州ホテル長崎(新幹線駅共用に伴い、トレインビューではなくて、現在はステーションビューです)の室内にて、鉄道を眺めながらのんびりと。ながさき鯨カツ弁当を開封したところは動画でも確認できますので、こちらからどうぞ。




私、鯨料理が大好きなんです。なんといっても鯨の竜田揚げが大好物で、小学生時代に頻繁に給食で提供されていて、偏食だった私にも美味しく食べられたのを思い出します。

今は、好きだからと言って首都圏では鯨を食べようとすると、とてもお値段が張ります。渋谷の鯨専門店、鯨屋に何度か行きましたが、とても頻繁に行くようなところではありません。

そんな時に、長崎に鯨の駅弁があると知り、いつか絶対に食べたいと心に決めていたのが、このながさき鯨カツ弁当なのです。しかもこれ、1080円という価格(2021年は1296円・税込み)。鯨の料理でこの値段は良心的すぎます。というか安すぎると感じるくらいなのでした。

ながさき鯨カツ弁当


さて、ながさき鯨カツ弁当のメインは鯨のカツです。開封してビックリ、「こんなにも沢山の量の鯨を食べられるとは!しかもカツがデカい!!」。

秘伝のたれに付け込んだカツを、何もつけずにこのまま頂きます。甘めのタレの味と、鯨のやや硬めの肉の独特の歯ごたえ、そして鯨らしい風味が鼻を突いてきて、「う~ん、美味しい~~」。

ながさき鯨カツ弁当の鯨カツ


白ごはんの上には、生姜醤油でやはり甘辛く煮込んだ鯨肉のそぼろです。これもご飯に合う食品で、鯨の肉の弾力なども併せて賞味する一品ですね。

ながさき鯨カツ弁当の鯨そぼろ


そして、私が懐かしむ、鯨の竜田揚げです。脂っぽさも含めて、「これこれ、この味ですよ!」と一人ニヤニヤしながら食べてしまいました。昭和時代のニッポンの味、と言う感じでしょうか。

ながさき鯨カツ弁当の鯨の竜田揚げ


鯨の肉は、今の世の中では食べ慣れていないというせいもあって、人によってはかなり癖が強いと感じてしまうかもしれません。その癖の強さを最小限に抑えつつ、鯨肉の旨みを十分に引き出す事に成功している点を、私は高く評価したいなと思いました。

そして、このながさき鯨カツ弁当には「兄弟」とも言える駅弁、ながさき鯨すき弁当も存在します。当然、それも食わねばならぬという事で、ながさき鯨カツ弁当を購入した翌日に買って、やはり美味しく頂いたのでした。(本ページの後段に記述しています)

鯨を食べるのは、日本人が昔から行ってきた、日本の食文化だと言えます。キリスト教文化圏には相いれない捕鯨ではありますが、ガイジンさんにあれこれと言われる筋合いのものではないし、今後も私は、くらさきさんの美味しい鯨駅弁を食べ続けたいと思います。


購入データ
購入場所 長崎駅構内のお土産物売り場、長崎名品蔵にて購入。
購入日時 2017年10月17日、午後4時過ぎに購入。
価格 1080円(税込み)・・・2021年時点では1296円。
ラベル表示 ながさき鯨カツ弁当のラベル表示

原産地に「南極洋」とか「北西太平洋」と記されるのが面白い。
製造 株式会社くらさき
長崎県長崎市万屋町5-2
電話:0120-094083
http://www.kujira-shop.jp/products/list.php?category_id=10





ながさき鯨カツ弁当×龍馬の愛した望龍碗・・・お碗が何よりのプレゼント


さて、ながさき鯨カツ弁当が美味しかった余韻が未だに続いている2018年1月、なんとながさき鯨カツ弁当が新宿の京王駅弁フェアで実演販売されると聞き、買いに行ってきました!

通常の駅弁も販売されますが、私の狙いはこれ。その名も、「ながさき鯨カツ弁当×龍馬の愛した望龍碗」です。2018年は明治維新150周年記念の年です。幕末を長崎で過ごしたという坂本龍馬が、今回のお碗に近いものをこよなく愛したという事で、それにあやかった駅弁になります。

ながさき鯨カツ弁当×龍馬の愛した望龍碗


お碗の様子などは動画を見て頂ければと。坂本龍馬が愛したのは、当時亀山焼きと呼ばれるもので、現在は廃窯となっている事から、当時を模して波佐見焼の蔵元の「和山」が再現して、駅弁のお碗となった次第です。

お碗も含めて駅弁のお値段は2700円と高価ですが(2021年現在は3300円で器のみ販売)、それでも売れば売るほど赤字になるという情報もあり、なんだか心配になりながら買ってきました。(器のみ販売で、今現在は赤字を脱却していると思われます。)

現在は催事のみでの販売で、長崎駅では売られていません。いずれかのタイミングで通販で販売するかもしれないと、お店の人はおっしゃっていました。




開けてみますと、鯨カツの大きさがやや小ぶりな印象ですが、鯨肉のそぼろや竜田揚げなどが上手に配置されており、駅弁の中身と同じになっています。

ながさき鯨カツ弁当×龍馬の愛した望龍碗

ながさき鯨カツ弁当×龍馬の愛した望龍碗


会場ではこのように鯨カツや竜田揚げを単品で買えるようになっていて、多くのお客さんが列を作っており、とても賑わっていました。鯨カツ弁当のファンとしては、とても嬉しいです。

鯨カツのくらさき


今回、駅弁フェアの会場で購入して、埼玉の自宅にて、高校生の息子に食べさせてあげました。生まれて初めての鯨肉を「めっちゃ旨い!」とニコニコ顔で一気食いしていましたね。その時の笑顔で、この駅弁の出来上がりの良さが分かりますね。

そうそう、このながさき鯨カツ弁当、お店の人によると電子レンジでは温めないで、冷めてもそのままで召し上がって下さいという事でした。温め直すよりもそのままのほうが美味しいとの事で、とうぜん我が家でもその通りにして食べました(^^♪



ながさき鯨すき弁当・・・鯨のすき焼きなんて初体験


ながさき鯨カツ弁当の姉妹版とも言える、ながさき鯨すき弁当もご紹介しましょう。

ながさき鯨すき弁当は、駅弁にもかかわらず、実に4種類の鯨料理を内包した、信じられないほどの良心的な駅弁と言えます。東京あたりでこれを出したら、2000円以上することは間違いなしです。

ながさき鯨すき弁当の外観と掛け紙


掛け紙も魅力的なながさき鯨すき弁当、開封すると以下のような駅弁です。「鯨すき=鯨のすき焼き」ですから、とんでもないレア駅弁という事になります。




中身としては、鯨のすき焼きがインパクト絶大であるほか、それ以外に鯨料理が3つ配置してありますね。そして、厚焼き玉子も入れられているのがながさき鯨カツ弁当との違いです。

ながさき鯨すき弁当


写真を見て分かるかな、鯨の肉のゼラチン質な感じ。鯨はこの部分と赤身の部分の差がはっきりしているので、両方を楽しむつもりで食べると美味しさが増します。しかも甘辛のすき焼きにしていて、初体験の味であり、なんとも言えない「絶妙さ」がありますね。

すき焼きと言えば牛肉というのが常識でしょうが、長崎に旅した折にはそのような常識を捨て去って、鯨のすき焼きを楽しんでみてはいかがでしょうか。ご飯ともよく合います。

・・・ああ、白滝と鯨の肉が絡み合って、美味しいんだなあ。人によっては癖があると感じると思いますので、鯨が苦手な人は他の駅弁にしても良いかもしれません。私は大好きです。

ながさき鯨すき弁当の鯨のすき焼き


こちらは鯨カツ。ながさき鯨カツ弁当のものと同一です。量が少なめに添えられています。鯨カツの断面は、見た瞬間に食べたくなる色合いですね。

ながさき鯨すき弁当の鯨カツ


懐かしの、鯨の竜田揚げです。鯨カツ弁当のところでも書いた通り、昭和の味です。

ながさき鯨すき弁当の鯨の竜田揚げ


そんな事より、本来はもう1つ、忘れてはならない「鯨の肉焼き」をアップで撮っておくべきでしたが、実にうっかりしていました。上記の竜田揚げの左下に見えているのが、鯨の肉焼きです。(鯨のカツの写真の左下にも写っています)

肉焼きもまた、文字で表現するのが実に難しいです。鯨の味わいをしっかりと感じつつ、全くしつこさが無いと言えば良いでしょうか。思ったよりも肉厚で、これを含めて合計4種類もの鯨料理を堪能で来て、本当に凄い事だなと改めて感じましたね。

なお、駅弁として頂くのではなくて、本格的な各種の鯨料理をその場で召し上がりたい人は、長崎市内に系列店の「鯨料理・割烹 とんぼ」というお店があるようですので、そこで味わっても良いですね。私もいつか、お店で長崎の鯨料理を体験してみたいです。(HPは以下のアドレス)
https://www.kujira-shop.jp/index_t.html


購入データ
購入場所 長崎駅構内のお土産物売り場、長崎名品蔵にて購入。
購入日時 2017年10月18日、午後3時半に購入。
価格 1296円(税込み)・・・2021年は1404円。
ラベル表示 ながさき鯨すき弁当のラベル表示
製造 株式会社くらさき
長崎県長崎市万屋町5-2
電話:0120-094083
http://www.kujira-shop.jp/products/list.php?category_id=10


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