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豊後水道味めぐり（大分駅・別府駅）・・・押し寿司駅弁としては日本最高峰クラス
大分駅と別府駅で売られている、最高級に美味しい駅弁の数々。その中で、九州駅弁グランプリで準優勝した受賞歴を持つ駅弁が、ここで紹介する豊後水道味めぐりです。
準優勝となっていますが、この翌年の駅弁グランプリにおいては、同じ鮨由（すしよし）さんが調製した山海三昧は、なんと優勝しています。さらに翌年にはなごり雪では特別審査員賞を受賞しており、どれだけこの駅弁屋さんのレベルが高いか、想像できると思います。
当サイト管理人は、駅弁の感想を書くにあたり、美味しいものはハッキリと美味しいと書いておりますし、不味いものは不味いと言っております・苦笑。
大分の鮨由さんの駅弁は、どう辛口に評価しても、超絶に美味しいです。こんな素晴らしい駅弁業者が存在するなんて、日本の駅弁も、まだまだ捨てたものではありません。大いに将来に、期待が持てます！
動画で中身をご覧になりたい人は、これをご覧ください。
この日の前々日に、グランプリ優勝作品である山海三昧を食べてしまった後なので、開封した時の感動は、やや薄れてしまいました。が、しかし、1080円でこの料理の内容は、やはり驚きです。押し寿司の色合いが、とても綺麗です。
おかずの部分に関しては、鮨由さんの他の駅弁と共通です。先ほどの山海三昧やなごり雪のページをご覧いただき、お品書きを見て頂ければと思います。押し寿司の駅弁に、ここまで本格的なおかずを配置している点もかなり凄い事なので、その点も書いておかねば・・・。
今回感嘆したのが、この押し寿司です。駅弁でこの色艶は、ちょっと今まで未体験です。しかも、1つの駅弁の中に6つの異なる種類の押し寿司を入れる業者なんて、他に思い浮かびません。手間暇かけて、どれだけ心を込めて作っていらっしゃるのか、想像できるというものです。
1つ1つ、撮って見る事にしました。まずはサーモン。ピンクで美しい。表面には、ごく薄い白板昆布を乗せてあります。これによって、表面が乾燥から守られるだけでなく、昆布の旨み成分も味覚として補強されますね。
鮨由さんの押し寿司は、ご飯も美味しいです。切断面を見ると、ご飯の粒の形がしっかりとしているのが分かると思います。酢飯が美味しいと、押し寿司の味はより高まります。酢の塩梅もマイルドであり、しかも自然な風味で、本当に美味しいです。
次、鯖です。適度な厚みがあって、鯖の味を堪能できます。酢飯の中に、何か入っていますね。実は押し寿司の一つ一つに、このような工夫がされています。
鯖の押し寿司と言ったら、普通の弁当屋は単純に、酢飯の上に鯖を乗せるだけです。ところが鮨由さんの駅弁は、このようにひと手間加えていて、食べる人を驚かせてくれます。
他には無い、複雑な味を表現できますから、また食べてみたいという気持ちを強く抱きます。何が入っているのかは、ぜひ大分に来た時に、ご自身の目と舌で、チェックしてみてください。
焼き鯖です。こちらは別の駅弁、焼さばバッテラと共通のものですね。同じ鯖なのに、酢飯の中に入っている「何か」が異なっています。味わう楽しみが、より強くなりますよね。
こはだです。こはだが酢締めされ過ぎていないため、大変美味しく頂けました。こはだ入りの駅弁の中では、今回が圧倒的に一番美味しいと思いました。
海老です。海老の表面が、得も言われぬ美しさです。駅弁をここまで芸術作品に仕上げてくる駅弁業者って、他には京都の萩乃家さんと、米原の井筒屋さんくらいではないでしょうか？
最後に、鯛です。腐っても鯛ですよ・笑。鯛の駅弁は全国にいくつかあります。その中ではやはり、最上位に位置するくらいの味だと思います。伊豆急下田駅の金目鯛押ずしなんてのもありますけど、ここ大分のほうが断然美味しいです。
並べてみました・笑。何度見ても、美しいです。真に素晴らしい料理は、味もさることながら、見た目もやはり完璧ですね。実に「駅弁離れ」した出来上がりです。素晴らしいの一言に尽きます。
今回は、この豊後水道味めぐりと同時にとり天にぎり寿しを購入して、妻と一緒に食べています。
妻と共に九州旅行をしていて、実は妻が希望したら駅弁以外のものを食べに行こうと思っていたのですが、既に山海三昧などを食べて、鮨由さんの駅弁が超美味しいと分かっていたからか、「駅弁でいいよ！」との「許し」が出まして、2つの駅弁を取り分けて楽しんだのであります。
一人旅行の場合は、今回の豊後水道味めぐりととり天にぎり寿しの両方を1つで楽しめる内容の、山海三昧をセレクトすると良いでしょう。
九州は鉄道車両の楽しさでも日本一です。大分駅で撮影した、真っ赤な色の豊肥本線の気動車と、まっ黄色の久大本線の気動車です。鮨由さんの駅弁と同様、JR九州も「芸術作品」になっています。
今回は、大分から或る列車にも乗車しました。或る列車の豪華さがあまりにも凄すぎて、呆然として立ち尽くしてしまったほどでした・笑。
なお、大分駅や別府駅の周辺のトレインビューホテルはいくつかあります。今回私が宿泊した鉄道の見えるホテルは、以下になります。部屋から鉄道を眺めながらの駅弁と言うのも、なかなか捨てがたいですよ。
⇒別府第一ホテル（別府駅）
⇒ホテル豊の国健康ランド（大分駅）
準優勝となっていますが、この翌年の駅弁グランプリにおいては、同じ鮨由（すしよし）さんが調製した山海三昧は、なんと優勝しています。さらに翌年にはなごり雪では特別審査員賞を受賞しており、どれだけこの駅弁屋さんのレベルが高いか、想像できると思います。
当サイト管理人は、駅弁の感想を書くにあたり、美味しいものはハッキリと美味しいと書いておりますし、不味いものは不味いと言っております・苦笑。
大分の鮨由さんの駅弁は、どう辛口に評価しても、超絶に美味しいです。こんな素晴らしい駅弁業者が存在するなんて、日本の駅弁も、まだまだ捨てたものではありません。大いに将来に、期待が持てます！
動画で中身をご覧になりたい人は、これをご覧ください。
| 購入データ | |
|---|---|
| 購入場所 | 大分駅改札口の外、改札の目の前にあるお土産物ショップ、「大分名品蔵」にて購入。 |
| 購入日時 | 2017年6月20日、午後3時過ぎに購入。 |
| 価格 | 1080円（税込み） |
| ラベル表示 |  |
| 製造 | 有限会社寿し由 大分市豊海4-1-1大分市公設卸売市場 093-531-0036 https://www.facebook.com/YouXianHuiSheShoushiYou/ （公式サイトが無いので、しかたなくFacebookページを） |
手間暇かけた「作品」は、とても駅弁とは思えない出来上がり
この日の前々日に、グランプリ優勝作品である山海三昧を食べてしまった後なので、開封した時の感動は、やや薄れてしまいました。が、しかし、1080円でこの料理の内容は、やはり驚きです。押し寿司の色合いが、とても綺麗です。
おかずの部分に関しては、鮨由さんの他の駅弁と共通です。先ほどの山海三昧やなごり雪のページをご覧いただき、お品書きを見て頂ければと思います。押し寿司の駅弁に、ここまで本格的なおかずを配置している点もかなり凄い事なので、その点も書いておかねば・・・。
今回感嘆したのが、この押し寿司です。駅弁でこの色艶は、ちょっと今まで未体験です。しかも、1つの駅弁の中に6つの異なる種類の押し寿司を入れる業者なんて、他に思い浮かびません。手間暇かけて、どれだけ心を込めて作っていらっしゃるのか、想像できるというものです。
1つ1つ、撮って見る事にしました。まずはサーモン。ピンクで美しい。表面には、ごく薄い白板昆布を乗せてあります。これによって、表面が乾燥から守られるだけでなく、昆布の旨み成分も味覚として補強されますね。
鮨由さんの押し寿司は、ご飯も美味しいです。切断面を見ると、ご飯の粒の形がしっかりとしているのが分かると思います。酢飯が美味しいと、押し寿司の味はより高まります。酢の塩梅もマイルドであり、しかも自然な風味で、本当に美味しいです。
次、鯖です。適度な厚みがあって、鯖の味を堪能できます。酢飯の中に、何か入っていますね。実は押し寿司の一つ一つに、このような工夫がされています。
鯖の押し寿司と言ったら、普通の弁当屋は単純に、酢飯の上に鯖を乗せるだけです。ところが鮨由さんの駅弁は、このようにひと手間加えていて、食べる人を驚かせてくれます。
他には無い、複雑な味を表現できますから、また食べてみたいという気持ちを強く抱きます。何が入っているのかは、ぜひ大分に来た時に、ご自身の目と舌で、チェックしてみてください。
焼き鯖です。こちらは別の駅弁、焼さばバッテラと共通のものですね。同じ鯖なのに、酢飯の中に入っている「何か」が異なっています。味わう楽しみが、より強くなりますよね。
こはだです。こはだが酢締めされ過ぎていないため、大変美味しく頂けました。こはだ入りの駅弁の中では、今回が圧倒的に一番美味しいと思いました。
海老です。海老の表面が、得も言われぬ美しさです。駅弁をここまで芸術作品に仕上げてくる駅弁業者って、他には京都の萩乃家さんと、米原の井筒屋さんくらいではないでしょうか？
最後に、鯛です。腐っても鯛ですよ・笑。鯛の駅弁は全国にいくつかあります。その中ではやはり、最上位に位置するくらいの味だと思います。伊豆急下田駅の金目鯛押ずしなんてのもありますけど、ここ大分のほうが断然美味しいです。
並べてみました・笑。何度見ても、美しいです。真に素晴らしい料理は、味もさることながら、見た目もやはり完璧ですね。実に「駅弁離れ」した出来上がりです。素晴らしいの一言に尽きます。
今回は、この豊後水道味めぐりと同時にとり天にぎり寿しを購入して、妻と一緒に食べています。
妻と共に九州旅行をしていて、実は妻が希望したら駅弁以外のものを食べに行こうと思っていたのですが、既に山海三昧などを食べて、鮨由さんの駅弁が超美味しいと分かっていたからか、「駅弁でいいよ！」との「許し」が出まして、2つの駅弁を取り分けて楽しんだのであります。
一人旅行の場合は、今回の豊後水道味めぐりととり天にぎり寿しの両方を1つで楽しめる内容の、山海三昧をセレクトすると良いでしょう。
大分駅や別府駅に近い、鉄道の見えるホテルはここ
九州は鉄道車両の楽しさでも日本一です。大分駅で撮影した、真っ赤な色の豊肥本線の気動車と、まっ黄色の久大本線の気動車です。鮨由さんの駅弁と同様、JR九州も「芸術作品」になっています。
今回は、大分から或る列車にも乗車しました。或る列車の豪華さがあまりにも凄すぎて、呆然として立ち尽くしてしまったほどでした・笑。
なお、大分駅や別府駅の周辺のトレインビューホテルはいくつかあります。今回私が宿泊した鉄道の見えるホテルは、以下になります。部屋から鉄道を眺めながらの駅弁と言うのも、なかなか捨てがたいですよ。
⇒別府第一ホテル（別府駅）
⇒ホテル豊の国健康ランド（大分駅）
