秩父鉄道電気機関車撮影会に参加した記録

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秩父鉄道電気機関車撮影会と長野電鉄の旅(その4)秩父鉄道電気機関車撮影会に参加

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は2020年10月4日に開催された秩父鉄道電気機関車撮影会と、その前日に乗車&撮影した長野電鉄の旅です。


石炭列車のヘッドマークを掲げたデキ108号

今回の鉄道旅行記は、以下の複数ページに分けて掲載しています。ご興味のあるページをクリックして頂いて、じっくりとご覧頂ければと思います。上記は、今春廃止された石炭列車のヘッドマークを掲げたデキ108号です。貨車は現役の鉱石輸送用車両です。

長野電鉄フリー乗車券で出発
長野電鉄朝陽~附属中学前間で撮影
長野電鉄・夜間瀬川鉄橋&信濃竹原駅で撮影
⇒秩父鉄道電気機関車撮影会に参加(今ここ)

参考石炭列車の「最期」の活躍シーンを沿線各地で撮影





秩父鉄道電気機関車撮影会に参加


既述のように、2020年3月に開催予定であった秩父鉄道電気機関車撮影会は、コロナ渦のもと、開催が中止されました。しかし、10月に少々内容を変更して開催されることとなり、3月の撮影会に申し込んでいた私に優先受付の案内が届き、当然の如く参加料8000円を振り込み申し込みをしたのでした。

武川駅
武川駅前の仮設テントが電気機関車撮影会の受付です。

秩父鉄道の電車
出発まで時間があるので、武川駅横の歩道橋で発車した熊谷方面行の列車を撮影します。 (2020.10.4 10:32)

ピンク色のデキ504号
本日は鉱石輸送列車が運休のようで、構内には数台の電気機関車が留置されていました。このデキ504号は2018年にピンク色に塗り替えられました。

秩父鉄道観光バス
武川駅から「熊タ」こと熊谷貨物ターミナル駅までは秩父鉄道観光バスで移動します。バスは4台で、2座席に1名で1台20名程度と思われ、参加者は約80名といったところでしょうか。撮影会は昨日と本日で計6回開催されます。

秩父鉄道・熊谷貨物ターミナル
バスに20分程乗車して「熊タ」に到着です。広い貨物ターミナルの一角に秩父鉄道の駅舎があります。

秩父鉄道熊谷貨物ターミナルの指令卓
指令卓も公開されました。2020年3月に石炭列車が廃止されて以降は定期列車の発着はなく、甲種輸送列車も9月が最後となったそうです。

熊谷貨物ターミナルの秩父鉄道撮影会の案内表示
駅舎の窓などには貨車車票を模した歓迎の模造紙が掲げられていました。貨物車票を忠実に再現しつつも遊び心満点です。

デキ505、302、201、502、108号
左からデキ505、302、201、502、108号です。秩父鉄道では最近カラフルに塗り替えられた機関車が増えていますが、東京オリンピックの聖火を運ぶ列車に充当する予定だったとか。

デキ505、302、201、502、108号とヘッドマーク
三ヶ尻線の一部区間廃止に伴い秩父鉄道としての熊谷貨物ターミナル駅も廃止されることから、ここで秩父鉄道の車両を撮影できるのは最後の機会となりそうです。この辺りの線路も撤去されてしまうのでしょうか。

秩父鉄道電気機関車撮影会の様子
本日は生憎の曇天が残念ですが、この向きは午後が順光と思われ、晴天ならこの時間帯は微妙な光線状態だったことでしょう。また規制線が機関車に近すぎて、どうしても写り込んでしまうのは重ね重ね残念でした。しかし撮影会自体は、適度な人数だったこともあり終始穏やかな雰囲気でした。

松尾鉱業鉄道からやってきたデキ108
1951年製で岩手の松尾鉱業鉄道からやってきたデキ108は2020年12月引退します。同じく松尾鉱業鉄道出身だったデキ107はすでに姿を消していることから、最後の貴重な1台でした。 

東武鉄道の電気機関車風塗色になったデキ201
東武鉄道の電気機関車風塗色になったデキ201です。東武鉄道風の車番も取り付けられました。

三ヶ尻線廃止のヘッドマーク
三ヶ尻線の熊谷貨物ターミナル~三ヶ尻間は2020年12月31日に廃止となるようです。

電気機関車撮影会で使われたヘッドマーク
1時間の撮影会中、各種ヘッドマークが時間を区切って取り付けられました。

秩父鉄道電気機関車撮影会の弁当
帰りのバスでは、掛け紙のイラストが秀逸な軽食(おにぎり)が配られました。こんな掛け紙の駅弁が販売されたら嬉しいです。

参加記念品の布製バッグ
参加記念品は大きな布製バッグでした。実用的な逸品です。


今回の秩父鉄道電気機関車撮影会は、電気機関車自体もさることながら秩父鉄道の熊谷貨物ターミナルを訪問するという貴重な機会でした。参加費の8000円は少々お高いという印象もあったのですが、実際に参加してみるとそれなりの価値があり妥当に思いました。

まさに「三方佳し」といったところで、このような機会があればまた参加させていただきたいです。 更に秩父鉄道での乗り鉄&撮り鉄活動も、元国鉄101系の1000系が消えてからご無沙汰です。カラフルな電気機関車は魅力的で、是非ともゆっくりと訪ねたいものです。

参考三ヶ尻線(秩父鉄道)廃止のラストランは新品リバティ甲種輸送




現美新幹線を大宮で撮影


2020年12月で運行を終了するE3系「現美新幹線」、残念ながら乗車する機会はありませんでしたが、大宮で泊まった翌朝に団体臨時列車として大宮駅にやってくるとのことで、秩父鉄道の電気機関車撮影会に先駆けて、撮影活動を実施しました。その記録も追記します。

大宮駅に到着する「現美新幹線」
大宮駅に到着する「現美新幹線」です。曇天のうえ、人垣の後ろから撮ったため構図の自由度がなく、標識が邪魔なうえに最後部は切れるはで、非常に残念な結果となってしまいました。(2020.10.4 7:47)

14番線ホームに到着した「現美新幹線」
14番線ホームに到着した「現美新幹線」を15番線ホームから撮影。撮影隊が集まりました。(2020.10.4 7:48)

13番線に進入するE4系「MAXとき302号」
13番線に進入するE4系「MAXとき302号」をホーム端から撮影します。晴天時は左側側面が影になります。(2020.10.4 8:21)


大宮駅では短時間の滞在でしたが、数を減らしつつあるE2系やE5系、E7系といったJR東日本のバラエティー豊かな新幹線車両を撮影することができました。

参考現美新幹線のラストラン@大宮駅・E3系R19編成


【乗車記録】

・大宮9:04→熊谷9:33 サハE233-3019 15両
・熊谷10:08→武川10:23 7701 3両 (11:30~秩父鉄道観光バスで熊谷貨物ターミナルへ)
・武川13:46→熊谷14:03 7602 3両
・熊谷14:10→大宮14:47 サハE231-3040 15両
・大宮15:14→東京 15:46 サハE233-3005 15両
・東京16:24→名古屋18:04 「のぞみ411」 787-2518 16両


(今回の撮り鉄はこれでおしまい)


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