京阪本線の有名なお立ち台、中書島~淀間の踏切で撮影

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京阪本線・中書島~淀間の踏切で撮影、古い車両から新しいものまで撮影できて満足

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は8月に登場した京阪特急「プレミアムカー」乗車と、京阪電車の撮影記です。




今回の撮影旅行は、いくつかのページに分割して、ご紹介しています。ご興味のあるところをクリックして頂いて、それぞれのページに進んでください。

快適!京阪のプレミアムカーに初乗車
浜大津駅付近で京阪電車を撮影
上栄町駅付近付近で京阪電車を撮影
⇒京阪本線・中書島~淀間の踏切で撮影(←今ここ





京阪電鉄のプレミアムカーに乗車


大津線の列車を上栄町駅付近で撮影した後は、京阪本線の淀駅へ移動し、淀~中書島間の「お立ち台」(撮影ポイント)で活動することにします(冒頭の地図の地点)。

三条から特急に乗車、当然一般車両(自由席)利用ですが、プレミアムカーはこの列車と次の列車まで満席でした。プレミアムカーの座席は、直前になって売れていくようです。

中書島で準急に乗り換えて、淀駅に向かいます。現行ダイヤでは、日中の枚方市~出町柳間は普通列車の設定がなく、この間は準急が各駅に停車しています。

中書島駅で撮影した京阪2600系新造車
中書島駅での乗り換え時に、京都方面側ホーム先端で撮影した準急電車。2600系のうち、30番代までは旧2000系の車体流用車、30番代以降は新造車で、写真の編成は新造車です。(2017.9.24 14:39)


高架駅となった淀駅で下車します。この駅は京都競馬場の最寄駅で、本日は競馬の開催日のようで、競馬場への臨時改札口が開設されています。方向的には間違いないので、ここから出場します。

「お立ち台」は線路沿いの道路を中書島方面へ歩くことになります。臨時改札口はそのまま競馬場への連絡通路へ通じ、さらに地下通路から競馬場利用者のための駐車場へ至ります。

この間、一般道路とは隔離されていて、駐車場の自動車出入口からやっと一般道路に脱出することができましたが、最短距離ではなかったようです。「お立ち台」へは「北口」の利用が正解で、鉄道高架横の道路を中書島方面に20分程歩くと到着します。

本日は、午後3時過ぎから午後5時前まで「活動」を行いました。京阪電車の撮影は久々で、先月(2017年8月)にお目見えした「プレミアムカー」がある一方で、車齢50年の形式があるなど、バラエティーの豊かさを再発見するとともに、大いに楽しむことができました

特急、その他の準急等が共に10分毎に通過するので、多数の列車を撮影することができましたが、ここでは形式別に主な写真をご紹介します。

京阪電鉄の淀駅と中書島駅の間にある踏切の撮影地
京阪電車を撮影するにあたっては、この上ない有名な「お立ち台」です。右側ガードレール付近から、大阪方面の列車を撮影します。奥が中書島駅方面で左側が淀駅方面です。午後の少し遅めが順光となります。(撤収時に撮影)

京阪電鉄の1000系
昭和10年代に製造された車両の機器を流用して、1968年~1970年に車体を新製した旧700系を、更に1977年に機器更新し冷房化して誕生した車両がこの1000系です。車体に関しては製造から50年近いのですが、1990年から改修工事が実施されたため、近代的な装いです。今回は残念ながら、後追いでしか撮影できませんでした。 (2017.9.24 16:17)

京阪電鉄の2200系
1964年(昭和39年)に登場した2200系です。写真の2262号車も1967年の竣工で、車齢50年の最古参級車両です。廃車されつつあり、既に半数近くが姿を消しました。さて本日は、午後になってだんだんと雲が多くなってきました。(2017.9.24 15:12)

京阪電鉄の2400系
1969年と1970年に製造された2400系です。(2017.9.24 16:11)

京阪電鉄の2600系
前述の通りこの2600系は、0番代は旧2000系の車体流用車、30番代以降は新造車です。この大阪側Tc車2825号車は車体流用車で、後年に各種改修工事が実施されていますが、車体は1960年の製造です。さすがに半数以上が廃車され、0番台は残り3編成だそうで、この編成が撮影できたことは本日の収穫のひとつです。(2017.9.24 15:31)

京阪電鉄の2632号車の車内
1981年製造の2632号車の車内です。乗り心地や車内環境は快適で、全く古さを感じさせません。ゆるやかなカーブを描く車体断面は、京阪2000系シリーズの特徴です。(中書島直後の出町柳行普通列車で撮影。多くの方が特急に乗り換えて、1区間だけ、貸切状態になりました。)

京阪電鉄の3000系
2008年(平成20年)の中之島線開業時に登場した3000系です。1列+2列の転換クロスシートを装備していることから、現在では淀屋橋~出町柳間の特急に使用されています。先月(2017年8月)から正面貫通扉に液晶ディスプレイが設置され、特急運用時には伝統の鳩のマーク、京橋~七条間ノンストップの快速特急「洛楽」(らくらく)運用時には文字が表示されます。(2017.9.24 16:19)

京阪電鉄の5000系
京阪名物(?)5ドア車(ラッシュ時以外は3ドア使用)の5000系は1970年(昭和45年)に登場しました。現在でもラッシュ時には5ドアを活用しており、京都市内の7両編成限定対応駅に停車し、朝のラッシュ時に大阪市内の駅に到着する通勤準急や普通列車に使用されています。(5ドア使用の5000系列車は時刻表で確認できますが、3ドア使用時は時刻表では特定できません。) しかし、京橋駅へのホームドア設置計画に伴い、ついに5000系の淘汰が始まりました。本日はこの車両も撮影出来て満足です。夕方になると車両に影がかかるようになります。(2017.9.24 16:54)

京阪電鉄の6000系
伏見桃山等、京都市内には7両対応の短いホームがあり、こうした駅に停車する普通、準急列車は7両編成車に限られます。なので、一般車の8両編成は正面窓左側に「8」の表示があります。この6000系は1983年(昭和58年)の登場、5000系と6000系以降の増備車両はアルミ車体となりましたが、塗装されているためそれを感じさせません。1984年にローレル賞を受賞、車体デザインも斬新で車齢以上に新しく感じます。なお、休日でも夕方には快速急行が加わり、運行本数が増えます。 (2017.9.24 16:15)

京阪電鉄の7200系
1994年(平成6年)に登場した7200系です。この時間になると列車運行パターンが日中から変わり、この区間で中之島行の普通列車が見られるようになります。 (2017.9.24 16:23)

京阪電鉄の特急用8000系
1989年(平成元年)に登場した特急用8000系です。ダブルデッカー車の連結や、社端部ロングシート化を含む車内のリニューアル、そして「プレミアムカー」の連結等、常に進化を続ける京阪の看板車両です。(2017.9.24 15:38)

京阪電鉄の10000系
2002年(平成14年)に登場した10000系は交野線や宇治線でのワンマン列車用でしたが、うち2編成が旧7200系等の中間車を組み込み、7両編成化されて本線で運用されています。2編成のみなので、本線で見られるのは、レアな形式と言えましょう。 (2017.9.24 15:51)


私の知識の中での京阪電車(一般車)は2600系までの「京阪顔」止まりで、撮影時もよくわからずに来た列車を撮影し続けたワケですが、写真を見返すと6000系以降も実にバラエティー豊かな車両が行き交っていることを再発見しました。

そして、これらのスマートな車両には新塗装(2013年には完了しているので、今更「新塗装」というのも何ですが・・・。)が実に似合っていることも実感しました。

しかし長時間「撮影活動」を行ったにもかかわらず、1989年登場の7000系、1996年登場の9000系、2012年に登場し今後も増備が予定されている最新鋭13000系はゲットできませんでした。実に奥が深い京阪電車でございます。

5ドアの5000系の置き換えが開始されたことからも、京阪電車の撮影は今が旬とも言え、また場所を変えて複々線区間等でも「撮影活動」を実施したいものです。



【乗車記録】

・上栄町13:51→三条14:11 816 4両
・三条14:22→中書島14:36 8105 8両
・中書島14:39→淀14:44 2632 7両






大阪・神戸の駅弁、「きつねの鶏めし」を食べながら名古屋へ帰宅


京阪電鉄中書島~淀間での「撮影活動」終了後は、淀駅に戻り、東福寺でJRに乗り換えて、更に京都を経由して東海道本線で名古屋へ向かいました。

誠にセコい話で恐縮ですが、東福寺(京都)~名古屋の運賃は2590円、米原で分割すると東福寺(京都)~米原1140円、米原~名古屋1320円の計2460円となり、130円お得になります。

朝、大阪難波駅で購入した「きつねの鶏めし」(㈱淡路屋・850円)を新快速車内でいただきます。「駅メモ!」なるゲームと嵯峨野トロッコ列車のコラボ駅弁だそうですが、そっち方面に明るくない私にはよくわかりません。大阪より京都駅に似合う駅弁です。 油揚げと鶏の照り焼きを、美味しくいただきました。

きつねの鶏めし

きつねの鶏めし



【乗車記録】

・淀17:29→東福寺17:52 2609 7両
・東福寺17:55→京都17:57 クモハ221-9 4両
・京都18:16→野洲18:45 クハ224-5 12両
・野洲18:46→米原19:22  モハ223-2017 8両
・米原19:35→名古屋20:41 クハ312-3021 8両



(今回の鉄道旅行はこれでおしまい)

参考京阪電鉄本線の素晴らしいトレインビューホテル・ニューコマンダーホテル寝屋川


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