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正月の阪堺電車を撮影(その1)・・・帝塚山付近で阪堺電車を撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は3年振りに訪れたお正月の阪堺電車です。
⇒帝塚山付近で阪堺電車を撮影(←今ここ)
⇒住吉付近で阪堺電車を撮影
なお、阪堺電車の以前の撮影記録は以下に記録しています。今となっては貴重な画像を残す事ができたと思います。これからも、撮影に精進したいと思います。
⇒参考:阪堺電車の住吉駅周辺で撮影(2016年12月)
⇒参考:阪堺電気軌道、廃止される住吉公園駅で撮影(2016年1月)
阪堺電気軌道(阪堺電車)といえば、「鉄」的には1928年(昭和3年)製の161形の存在が一番興味深いところです。非冷房ということで夏期は運用されず、現存する4両の走行機会が非常に限定的な中で、ほぼ確実に運用されるのは正月三が日の臨時増発ダイヤによる初詣輸送です。
以前は毎年のようにお正月の阪堺電車へ訪れて、まさに「鉄初めは阪堺電車」といった感だったのですが、最近は161形の両数が減り撮影機会も減少したことから、足が遠のいていました。
しかし、今年はかつて話題となった「雲塗装」が期間限定で復活するとのことで、3年振りに出動することにしました。2019年1月2日、例によって青春18きっぷ利用で朝の名古屋駅を東海道本線下り米原行で出発したのでした。
名古屋から在来線を乗り継いで約3時間、天王寺に到着しました。ここ天王寺駅前電停から阪堺電車に乗車します。3年前には工事中だった道路拡幅が完成し、電停も移設のうえ整備されました。(2019.1.2 10:26)
住吉大社の参拝客により、天王寺駅前電停では地下通路まで続く大行列ができていました。10分程待ってホームへ、そこで更に10分待って乗車することができました。 (2019.1.2 10:36)
阿倍野~松虫間で、4両稼働している161形のうち「雲塗装」164号がやってきました。本日最大の撮影目的である車両の運転が確認できて、幸先のよいスタートです。 (2019.1.2 10:49)
帝塚山三丁目電停で下車したところ、162号が天王寺駅前に向けて発車していきました。慌ててカメラを構え、何とか後追いで撮影します。天王寺駅前行も満員です。(2019.1.2 10:59)
またまた161形がやってきました。今日は「鉄運」が良いです。帝塚山三丁目電停に停車中の166号はワンマン化前に施されていた「金太郎塗装」となっています。「大阪ほんま本大賞受賞」のヘッドマークが付いています。(2019.1.2 11:10)
その大阪ほんま本大賞を受賞したのはこちらの本、「阪堺電車177号の追憶 山本巧次著」(ハヤカワ文庫・640円+税)で、177号電車を背景に昭和初期から現代に至るまで沿線で起きた出来事を描く連作短編集です。「鉄」としては鉄道関係の描写に誤りや破綻があると、一気に興味が失せることがあるのですが、この本に関してはそのような心配は全くありません。なぜなら著者が鉄道会社勤務だからです。ちなみに161形は176号まで製造され、177号車は過去を含めて在籍しない想像上の(?)存在です。この辺りもマニアックでいいですね。
「161形90周年」のヘッドマークを付けた164号が天王寺駅前で折り返してきました。超満員のお客さんを乗せて住吉方面に向かいます。現在稼働している161形4両のうちの3両を十数分の間に早くも撮影することができました。同業者によると残る161号は運転される機会が少なく、昨日は1往復のみの運転だったそうです。(2019.1.2 11:12)
帝塚山三丁目電停に停車中の162号です。併用軌道ながら幹線道路ではないので自動車の通行量は少なく、電車の撮影は比較的容易です。(2019.1.2 11:29)
1970年代後半には立石電機(現オムロン)の全面広告として雲塗装が施され人気となりました。私も阪堺電車といえばこの塗色の印象がいまだに強いです。そして164号はその塗色が復刻されており、昨年12月からは更に当時の広告のキャッチコピーを模した文言と社章・車番色・側面のワンマンカ―表示が再現されています。(2019.1.2 11:46)
我孫子道行の電車は30分ほどで折り返してきます。ここに掲載した161形以外も各種車両を多数撮影できたので、帝塚山三丁目電停からは撤収します。(2019.1.2 12:06)
帝塚山三丁目電停のすぐ近くにある池のほとりにある比較的大きな公園、万代池公園のベンチで昼食とし、大阪駅で購入した「冬膳」(㈱淡路屋・850円)をいただきます。肉から魚介までバラエティー豊かな充実した内容でした。寒いのと場所をわきまえてビールは我慢です。
帝塚山四丁目電停に到着する505号です。1957年(昭和32年)に登場した501形はカルダン駆動、空気ばね装備、冷房完備で快適、その優美なデザインと相まって古さを感じさせません。この505号は登場時の塗色が復刻されています。なお、帝塚山四丁目電停から住吉方面は専用軌道となります。(2019.1.2 12:29)
帝塚山四丁目電停から帝塚山三丁目電停方面を望遠レンズで撮影、路面電車の走る街はいいですね。(2019.1.2 12:37)
帝塚山四丁目に到着する162号です。終点である浜寺駅前行ということは、当分戻ってこない運用になります。ここでの撮影は切り上げて、この電車に乗って住吉へ向かうことにします。(2019.1.2 12:37)
⇒参考:大阪の鉄道の見えるホテル一覧
⇒次:住吉付近で阪堺電車を撮影
⇒帝塚山付近で阪堺電車を撮影(←今ここ)
⇒住吉付近で阪堺電車を撮影
なお、阪堺電車の以前の撮影記録は以下に記録しています。今となっては貴重な画像を残す事ができたと思います。これからも、撮影に精進したいと思います。
⇒参考:阪堺電車の住吉駅周辺で撮影(2016年12月)
⇒参考:阪堺電気軌道、廃止される住吉公園駅で撮影(2016年1月)
帝塚山で撮影
阪堺電気軌道(阪堺電車)といえば、「鉄」的には1928年(昭和3年)製の161形の存在が一番興味深いところです。非冷房ということで夏期は運用されず、現存する4両の走行機会が非常に限定的な中で、ほぼ確実に運用されるのは正月三が日の臨時増発ダイヤによる初詣輸送です。
以前は毎年のようにお正月の阪堺電車へ訪れて、まさに「鉄初めは阪堺電車」といった感だったのですが、最近は161形の両数が減り撮影機会も減少したことから、足が遠のいていました。
しかし、今年はかつて話題となった「雲塗装」が期間限定で復活するとのことで、3年振りに出動することにしました。2019年1月2日、例によって青春18きっぷ利用で朝の名古屋駅を東海道本線下り米原行で出発したのでした。
名古屋から在来線を乗り継いで約3時間、天王寺に到着しました。ここ天王寺駅前電停から阪堺電車に乗車します。3年前には工事中だった道路拡幅が完成し、電停も移設のうえ整備されました。(2019.1.2 10:26)
住吉大社の参拝客により、天王寺駅前電停では地下通路まで続く大行列ができていました。10分程待ってホームへ、そこで更に10分待って乗車することができました。 (2019.1.2 10:36)
阿倍野~松虫間で、4両稼働している161形のうち「雲塗装」164号がやってきました。本日最大の撮影目的である車両の運転が確認できて、幸先のよいスタートです。 (2019.1.2 10:49)
帝塚山三丁目電停で下車したところ、162号が天王寺駅前に向けて発車していきました。慌ててカメラを構え、何とか後追いで撮影します。天王寺駅前行も満員です。(2019.1.2 10:59)
またまた161形がやってきました。今日は「鉄運」が良いです。帝塚山三丁目電停に停車中の166号はワンマン化前に施されていた「金太郎塗装」となっています。「大阪ほんま本大賞受賞」のヘッドマークが付いています。(2019.1.2 11:10)
その大阪ほんま本大賞を受賞したのはこちらの本、「阪堺電車177号の追憶 山本巧次著」(ハヤカワ文庫・640円+税)で、177号電車を背景に昭和初期から現代に至るまで沿線で起きた出来事を描く連作短編集です。「鉄」としては鉄道関係の描写に誤りや破綻があると、一気に興味が失せることがあるのですが、この本に関してはそのような心配は全くありません。なぜなら著者が鉄道会社勤務だからです。ちなみに161形は176号まで製造され、177号車は過去を含めて在籍しない想像上の(?)存在です。この辺りもマニアックでいいですね。
「161形90周年」のヘッドマークを付けた164号が天王寺駅前で折り返してきました。超満員のお客さんを乗せて住吉方面に向かいます。現在稼働している161形4両のうちの3両を十数分の間に早くも撮影することができました。同業者によると残る161号は運転される機会が少なく、昨日は1往復のみの運転だったそうです。(2019.1.2 11:12)
帝塚山三丁目電停に停車中の162号です。併用軌道ながら幹線道路ではないので自動車の通行量は少なく、電車の撮影は比較的容易です。(2019.1.2 11:29)
1970年代後半には立石電機(現オムロン)の全面広告として雲塗装が施され人気となりました。私も阪堺電車といえばこの塗色の印象がいまだに強いです。そして164号はその塗色が復刻されており、昨年12月からは更に当時の広告のキャッチコピーを模した文言と社章・車番色・側面のワンマンカ―表示が再現されています。(2019.1.2 11:46)
我孫子道行の電車は30分ほどで折り返してきます。ここに掲載した161形以外も各種車両を多数撮影できたので、帝塚山三丁目電停からは撤収します。(2019.1.2 12:06)
帝塚山三丁目電停のすぐ近くにある池のほとりにある比較的大きな公園、万代池公園のベンチで昼食とし、大阪駅で購入した「冬膳」(㈱淡路屋・850円)をいただきます。肉から魚介までバラエティー豊かな充実した内容でした。寒いのと場所をわきまえてビールは我慢です。
帝塚山四丁目電停に到着する505号です。1957年(昭和32年)に登場した501形はカルダン駆動、空気ばね装備、冷房完備で快適、その優美なデザインと相まって古さを感じさせません。この505号は登場時の塗色が復刻されています。なお、帝塚山四丁目電停から住吉方面は専用軌道となります。(2019.1.2 12:29)
帝塚山四丁目電停から帝塚山三丁目電停方面を望遠レンズで撮影、路面電車の走る街はいいですね。(2019.1.2 12:37)
帝塚山四丁目に到着する162号です。終点である浜寺駅前行ということは、当分戻ってこない運用になります。ここでの撮影は切り上げて、この電車に乗って住吉へ向かうことにします。(2019.1.2 12:37)
【乗車データ】 ・名古屋7:02→米原8:09 モハ310-8 8両 ・米原8:18→大阪9:43 モハ224-102 12両 ・大阪9:53→天王寺10:15 サハ220-27 8両 ・天王寺駅前10:45→帝塚山三丁目10:58 353 1両 ・帝塚山四丁目12:38→住吉12:43 162 1両 |
⇒参考:大阪の鉄道の見えるホテル一覧
⇒次:住吉付近で阪堺電車を撮影