●参考になりましたら、シェアしていただけるとサイト運営の励みになります!
いすみ鉄道と小湊鉄道トロッコ列車(その3)・・・小湊鉄道の里山トロッコ列車を撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。
幾度となく乗車している「いすみ鉄道」と「小湊鉄道」、今回は「里山トロッコ列車」の乗車と撮影を主目的として訪問しました。

今回の小湊鉄道トロッコ列車と、いすみ鉄道の旅に関しては、次の通りページを分割して、それぞれでご紹介しています。ご興味のあるところをご覧ください。
⇒いすみ鉄道の旅(ちょっと撮り鉄&駅弁の旅)
⇒小湊鉄道の里山トロッコ列車に乗車
⇒小湊鉄道の里山トロッコ列車を撮影(←今ここ)
⇒参考:小湊鉄道のキハを撮影(2016年6月に訪問した時の記録はコチラ)
「里山トロッコ列車」は養老渓谷~上総牛久間の営業運転で、途中駅での旅客扱いは、里見駅のみとなっています。養老渓谷駅から乗車した「里山トロッコ2号」、予想外に楽しく終点まで乗りたいのですが、撮影活動を行うため断腸の思いで、里見駅で下車しました。
この里見駅、私が初めて小湊鉄道に乗車した1990年頃は、交換設備を有する有人駅でしたが、その後、交換設備は廃止され無人化されました。しかし、2013年(平成25年)に、学校統合に伴う小中学生の通学の便を考慮した増便のため、交換設備が復活し、有人駅となったのは記憶に新しく、寂しい話題の方が多いローカル線にあって、嬉しい出来事でした。
次の列車は、養老渓谷行の「里山トロッコ列車」です。まだ時間があるので、高滝方面へ撮影場所を物色しつつ歩くことにします。

小湊鉄道標準型駅舎の里見駅です。駅名の由来は、この付近が旧里見村だったことによるそうですが、里見八犬伝の舞台なのでしょうか。

高滝湖畔で、朝、東京駅で入手した「湘南波のり弁当」(大船軒)をいただきます。少し遅めの昼食、ビールを入手できなかったのが残念です。
線路から離れ湖畔を歩いてしまったので、撮影ポイントは物色できず。高滝駅のすぐ手前(里見駅寄り)の築堤で「里山トロッコ列車」を撮影します。晴れていれば、順光になると思われます。(上記のグーグルマップを見て頂くと、近隣に高滝湖が現れます。)

こうして眺めると…やっぱり面白い列車です。乗るも良し、撮るも良しで、小湊鉄道の企画力には脱帽です。(2017.7.23 14:23)

高滝駅も里見駅と同じような駅舎があるものの、こちらは無人駅です。国有形登録文化財(小湊鉄道駅舎群等)に指定されています。

高滝から隣の上総久保までは列車で移動します。
上総久保駅まで列車に乗り、そこから上総鶴舞駅までの約2㎞を、列車の撮影を楽しみながら歩くことにします。しかしその中間地点、昨年夏にも訪れて列車の撮影をした、田んぼの中の好ましいカーブは、線路の両側に草が繁茂し、足回りが隠れてしまいます。
同じような時期でも毎年状況が違うのですね。ということで、結局、上総鶴舞駅の近くまで来てしまい、これまた昨年の夏と同じポイントで撮影をします。

昨年夏に続き、上総鶴舞駅の上総久保駅寄り、すぐ近くにある踏切付近で撮影活動を行います。

23A列車、上総中野行です。晴れていれば順光となったことでしょう。(2017.7.23 15:34)

「里山トロッコ4号」上総牛久行がやってきました。これが先頭とは不思議。(2017.7.23 16:01)

「里山トロッコ3号」を後追いで撮影。こちらが後部。そのまま上総牛久から五井行の回送列車となり、本日の「里山トロッコ列車」は運行終了です。(2017.7.23 16:01)

27A列車、養老渓谷行が上総鶴舞駅に到着します。(2017.7.23 16:38)

上総鶴舞駅を発車した27A列車です。普通列車は下り列車が続き、私はなかなか帰ることが出来ません。(2017.7.23 16:39)

同じ列車を後追いで撮影。本日は曇天で残念でしたので、また実りの時期にでも再訪したいです。(2017.7.23 16:39)

好ましい雰囲気が変わらない上総鶴舞駅。何度訪れても、心が癒されます。

この空間で列車を待つというのは、味わい深いひと時です。

首都圏にこのような駅(周辺の風景も含めて)が存在することは、奇跡ではないでしょうか。 気軽に訪れることのできる首都圏の皆様が羨ましいです。

17:01、ようやく五井行が上総鶴舞駅に到着。本日はこの列車に乗って、撤収することにします。
毎年のように訪問している、「いすみ鉄道~小湊鉄道」。日本の原風景といった雰囲気の中をいくこれらの列車は、何度乗っても心が癒されます。そしてこうした原風景を、平成も29年の今日に残していることは、まさに奇跡であり、大袈裟ですが国宝級の価値がありましょう。
「いすみ鉄道~小湊鉄道」の存在は、私の人生を豊かにしてくださいました。何度でも季節を変えて訪れたいと思いつつ、昨年に続き夏の訪問となってしまいましたが、次回は混雑覚悟で春か、あるいは冬枯れの風景も捨てがたい、もちろん秋もいいでしょう・・・と、次回こそは季節を変えて旅したいと感じた次第です。
ところで最初に申し上げた通り、今回の旅はいわゆる(?)「出張鉄」です。明日は江戸でお勤め、今夜の宿は日本橋の旅籠です。小湊鉄道上総鶴舞駅で過ごした時間の余韻を残したまま、日本橋の「コンクリートジャングル」を歩いていると、そのギャップに目眩を感じました。 とともに、房州~江戸の懐の深さを実感した瞬間でございました。
(今回の旅はこれでおしまい)
⇒参考:千葉県における鉄道の見えるホテル一覧
幾度となく乗車している「いすみ鉄道」と「小湊鉄道」、今回は「里山トロッコ列車」の乗車と撮影を主目的として訪問しました。

今回の小湊鉄道トロッコ列車と、いすみ鉄道の旅に関しては、次の通りページを分割して、それぞれでご紹介しています。ご興味のあるところをご覧ください。
⇒いすみ鉄道の旅(ちょっと撮り鉄&駅弁の旅)
⇒小湊鉄道の里山トロッコ列車に乗車
⇒小湊鉄道の里山トロッコ列車を撮影(←今ここ)
⇒参考:小湊鉄道のキハを撮影(2016年6月に訪問した時の記録はコチラ)
まずは、湘南波のり弁当で腹ごしらえ
「里山トロッコ列車」は養老渓谷~上総牛久間の営業運転で、途中駅での旅客扱いは、里見駅のみとなっています。養老渓谷駅から乗車した「里山トロッコ2号」、予想外に楽しく終点まで乗りたいのですが、撮影活動を行うため断腸の思いで、里見駅で下車しました。
この里見駅、私が初めて小湊鉄道に乗車した1990年頃は、交換設備を有する有人駅でしたが、その後、交換設備は廃止され無人化されました。しかし、2013年(平成25年)に、学校統合に伴う小中学生の通学の便を考慮した増便のため、交換設備が復活し、有人駅となったのは記憶に新しく、寂しい話題の方が多いローカル線にあって、嬉しい出来事でした。
次の列車は、養老渓谷行の「里山トロッコ列車」です。まだ時間があるので、高滝方面へ撮影場所を物色しつつ歩くことにします。

小湊鉄道標準型駅舎の里見駅です。駅名の由来は、この付近が旧里見村だったことによるそうですが、里見八犬伝の舞台なのでしょうか。

高滝湖畔で、朝、東京駅で入手した「湘南波のり弁当」(大船軒)をいただきます。少し遅めの昼食、ビールを入手できなかったのが残念です。
高滝、上総鶴舞付近で、撮影里山トロッコ列車を撮影
線路から離れ湖畔を歩いてしまったので、撮影ポイントは物色できず。高滝駅のすぐ手前(里見駅寄り)の築堤で「里山トロッコ列車」を撮影します。晴れていれば、順光になると思われます。(上記のグーグルマップを見て頂くと、近隣に高滝湖が現れます。)

こうして眺めると…やっぱり面白い列車です。乗るも良し、撮るも良しで、小湊鉄道の企画力には脱帽です。(2017.7.23 14:23)

高滝駅も里見駅と同じような駅舎があるものの、こちらは無人駅です。国有形登録文化財(小湊鉄道駅舎群等)に指定されています。

高滝から隣の上総久保までは列車で移動します。
上総久保駅まで列車に乗り、そこから上総鶴舞駅までの約2㎞を、列車の撮影を楽しみながら歩くことにします。しかしその中間地点、昨年夏にも訪れて列車の撮影をした、田んぼの中の好ましいカーブは、線路の両側に草が繁茂し、足回りが隠れてしまいます。
同じような時期でも毎年状況が違うのですね。ということで、結局、上総鶴舞駅の近くまで来てしまい、これまた昨年の夏と同じポイントで撮影をします。

昨年夏に続き、上総鶴舞駅の上総久保駅寄り、すぐ近くにある踏切付近で撮影活動を行います。

23A列車、上総中野行です。晴れていれば順光となったことでしょう。(2017.7.23 15:34)

「里山トロッコ4号」上総牛久行がやってきました。これが先頭とは不思議。(2017.7.23 16:01)

「里山トロッコ3号」を後追いで撮影。こちらが後部。そのまま上総牛久から五井行の回送列車となり、本日の「里山トロッコ列車」は運行終了です。(2017.7.23 16:01)
上総鶴舞駅から、小湊鉄道に乗車して終了

27A列車、養老渓谷行が上総鶴舞駅に到着します。(2017.7.23 16:38)

上総鶴舞駅を発車した27A列車です。普通列車は下り列車が続き、私はなかなか帰ることが出来ません。(2017.7.23 16:39)

同じ列車を後追いで撮影。本日は曇天で残念でしたので、また実りの時期にでも再訪したいです。(2017.7.23 16:39)

好ましい雰囲気が変わらない上総鶴舞駅。何度訪れても、心が癒されます。

この空間で列車を待つというのは、味わい深いひと時です。

首都圏にこのような駅(周辺の風景も含めて)が存在することは、奇跡ではないでしょうか。 気軽に訪れることのできる首都圏の皆様が羨ましいです。

17:01、ようやく五井行が上総鶴舞駅に到着。本日はこの列車に乗って、撤収することにします。
毎年のように訪問している、「いすみ鉄道~小湊鉄道」。日本の原風景といった雰囲気の中をいくこれらの列車は、何度乗っても心が癒されます。そしてこうした原風景を、平成も29年の今日に残していることは、まさに奇跡であり、大袈裟ですが国宝級の価値がありましょう。
「いすみ鉄道~小湊鉄道」の存在は、私の人生を豊かにしてくださいました。何度でも季節を変えて訪れたいと思いつつ、昨年に続き夏の訪問となってしまいましたが、次回は混雑覚悟で春か、あるいは冬枯れの風景も捨てがたい、もちろん秋もいいでしょう・・・と、次回こそは季節を変えて旅したいと感じた次第です。
ところで最初に申し上げた通り、今回の旅はいわゆる(?)「出張鉄」です。明日は江戸でお勤め、今夜の宿は日本橋の旅籠です。小湊鉄道上総鶴舞駅で過ごした時間の余韻を残したまま、日本橋の「コンクリートジャングル」を歩いていると、そのギャップに目眩を感じました。 とともに、房州~江戸の懐の深さを実感した瞬間でございました。
【乗車記録】 ・高滝14:34→上総久保14:37 キハ205 2両 ・上総鶴舞17:01→五井17:38 キハ211 2両 ・五井18:02→東京19:01 サハE217-10 15両 |
(今回の旅はこれでおしまい)
⇒参考:千葉県における鉄道の見えるホテル一覧