いすみ鉄道に乗って、のんびりした鉄道の旅

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いすみ鉄道と小湊鉄道トロッコ列車(その1)・・・いすみ鉄道でのんびり鉄道の旅

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。

幾度となく乗車している「いすみ鉄道」と「小湊鉄道」、今回は「里山トロッコ列車」の乗車と撮影を主目的として訪問しました。


いすみ鉄道の路線


今回の小湊鉄道トロッコ列車と、いすみ鉄道の旅に関しては、次の通りページを分割して、それぞれでご紹介しています。ご興味のあるところをご覧ください。

⇒いすみ鉄道の旅(ちょっと撮り鉄&駅弁の旅)(←今ここ
小湊鉄道の里山トロッコ列車に乗車
小湊鉄道の里山トロッコ列車を撮影





いすみ鉄道を目指して


臨時夜行快速列車「ムーンライトながら」、この夏(2017年)、上り東京行は7月22日~8月20日までの運行(下りは1日早い。)です。例年通りの運転日数が確保されており、ひと安心です。

上り列車の運行初日である7月22日(土)夜に、名古屋駅から出発します。窓側A席は、終点まで空席のままでした。どういう事情かはわかりませんが、満席で乗車を諦めた方もいらっしゃると思われ、乗らないなら払い戻しをしていただきたいものです。一方、手数料差し引き後の払戻額がたったの190円ということを考慮すると、払い戻しが面倒という気持ちもわからないでもありません。

終点、東京駅には定刻5:05に到着。本日(7月23日(日))は、いすみ鉄道と小湊鉄道を訪問します。昨年夏以来、1年振りの乗車です。本当は季節を変えて訪れたかったのですが、人生も後半戦に突入すると時の流れは早く、あっという間に1年が過ぎ、再び夏の訪問となってしまいました。

外房線の209系電車


【乗車記録】

・名古屋23:20→東京5:05 モハ184-214 10両
・東京5:42→千葉6:20 サハE217-17 11両
・千葉6:29→上総一ノ宮7:19 クハ209-2004 10両
・上総一ノ宮7:22→大原7:39 モハ209-2177 4両



余談ながら、翌日の月曜日は東京で仕事があり、私には極めて珍しい「出張鉄」であります。本サイト「鉄宿!」管理人のP氏はその昔のリーマン時代に時々「出張鉄」を実施しており、よく自慢されたもので、その時は羨ましく感じていました。

しかし、実際の「出張鉄」、「最重要機密書類」を抱えての旅は緊張します。特に夜行列車の旅とあって、文字通り一晩中ビジネスバックを抱えておりました。そして、東京駅のコインロッカーに「最重要機密書類」を含む荷物を預けると、緊張感も解け、ここからいつものお気軽「鉄旅」のスタートです。

東京駅で駅弁を仕入れ(東京駅中央コンコースにある駅弁屋「祭」は早朝5:30から23:00までの営業で重宝します。)、総武本線~外房線で大原に向かいます。途中、千葉と上総一ノ宮で乗り換え、大原到着は7:39です。





新田野駅付近の田園地帯で、いすみ鉄道を撮影


大原では 少々慌ただしいですが、5分の待ち合わせで、券売機で「房総横断乗車券」(1700円)を購入し、7:44発のいすみ鉄道上総中野行に乗車します。

いすみ鉄道のサボ
大原から乗車したのは新型ながら、国鉄色のキハ20-1303でした。

いすみ鉄道のキハ20の車内のショーケース
車内はボックスシートが中心で、ショーケースも設置されています。

新田野駅に停車するキハ20
大原から3つ目の新田野駅で下車し、撮影活動を試みます。こうして眺めると、国鉄型 キハ20そのものですね。


7:58、新田野で下車。今日は曇天、午前9時頃までは陽が差すとの予報でしたが、残念ながらこの時点で雲に覆われています。新田野では大原寄りの築堤、特に桜や菜の花の時期が撮影ポイントとして有名ですが、今日は反対側、国吉駅方面の田園地帯で撮影することにします。

新田野駅付近の撮影地
この辺りで撮影する事にしました。

新田野駅の外観
片面ホームの新田野駅、待合室はあるものの、お手洗いはありません。

新田野駅付近の田園風景の撮影地
新田野駅から300mほど西へ向かった田園地帯が撮影場所。わかりにくいですが、写真中央を線路が横切っています。左が新田野駅、右が国吉駅側です。

いすみ鉄道を撮影(新田野駅付近)
大原行54D列車です。参考までに、夏場の朝はこちら側が順光ですが、それ以外の季節や時間帯では、反対側が順光になります。(2017.7.23 8:30)

いすみ鉄道のキハ28を撮影(新田野駅付近)
本命の大原行快速100D列車です。本日はヘッドマークなしで、往年の国鉄ローカル線列車の雰囲気満点です。キハ28側を先頭で撮影しようとすると、午前中が勝負となります。(2017.7.23 8:43)



いすみ鉄道に乗車、今どきとは思えない鉄道の風景


新田野9:14発で次の国吉駅へ移動、ここで次にやってくる急行列車に乗り換えます。前回訪問時は、撮影活動に重点を置いたため、急行列車に乗ることができませんでした。今日は国吉から上総中野までキハの急行列車(大多喜からは普通列車)に乗車することにします。

いすみ352
キハ20顔ながら、いすみ鉄道色の「いすみ352」に乗り、国吉駅で下車します。なおこの車両はロングシートです。

国吉駅構内の腕木式信号機とキハ30-62
国吉駅構内には、腕木式信号機とキハ30-62が保存されており、下車する価値大です。 また国吉駅では駅弁の販売もあるようでしたが、残念ながら夏期休止中でした。

「キハ52-125」+「キハ28-2346」の「急行1号」が国吉駅に到着
「キハ52-125」+「キハ28-2346」の「急行1号」が国吉駅に到着。個人的にはキハ52には国鉄色ツートンカラーが似合うと思うのですが、こうして運転されていること自体が奇跡なので、贅沢を言ったら叱られます。(2017.7.23 9:35)

キハ28とキハ20が国吉駅で列車交換
「急行1号」は国吉駅で9分間の停車。大原行普通列車と交換します。後部のキハ28には、ヘッドマークが取り付けられていました。(2017.7.23 9:39)



いすみ鉄道の駅弁「幕の内弁当」を、車内販売で購入


「急行1号」に乗車、早速車内で急行券(300円)を購入。さらに車内販売の「幕の内弁当」(800円)、さらにさらによく冷えたビールもゲット。

後部のキハ28は折り返し上総中野から食堂車となるようで、後部ロングシート部分で係員の方が準備をされていましたが、乗車可とのことで、有難く利用させていただきます。

なお、先頭のキハ52は大多喜までは空きボックス席もありましたが、大多喜からはボックス席に2~3名程度お客さんの姿がある盛況振りでした。

レストラン対応の、キハ28の車内
食堂対応としてテーブルが設置されているキハ28車内。キハ58系急行列車の旅を楽しみたい身としては、ちょっと違和感があります。しかし食堂車といった企画による増収策が無ければ、キハ28の運行自体も叶わないわけで、繰り返しですが贅沢を言ったら叱られますな。

いすみ鉄道の急行の車内販売
車内販売が充実しています。(キハ52車端部) 冷えたビールが本当に嬉しかったです。

いすみ鉄道の幕の内弁当の広告
車内販売の幕の内弁当です。私が購入した時点で、残り3個でした。

いすみ鉄道の幕の内弁当
懐かしい「幕の内弁当」のイメージだそうですが、800円という値段以上に充実した内容のお弁当で美味しくいただきました。

キハ28食堂車の中で幕の内弁当を食べる
予約なし、1000円ちょっとで実現したひとり「レストランキハ」です。


本日は天気が今一歩で、列車の撮影としては充実感を得ることはできませんでしたが、勝手に(?)実施した「レストランキハ」が素晴らしくて大満足

最初はテーブルが目障りなどと思ってしまい、大変失礼しました。もうここで帰ってもいい位に満足してしまいましたが、上総中野駅で乗り換え、小湊鉄道の旅が続きます。

大多喜駅に停車中のキハ52
大多喜でも8分停車、ここから普通列車になりお客さんが増えます。



【乗車記録】

・大原7:44→新田野7:58 キハ20-1303 1両
・新田野9:11→国吉9:14 いすみ352 1両
・国吉9:43→上総中野10:26 キハ28-2346 2両



小湊鉄道の里山トロッコ列車に乗車


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