伊豆箱根鉄道のイエローパラダイストレインを撮影・富士山も狙う

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伊豆箱根鉄道イエローパラダイストレイン撮影記(その2)・・・撮影地にて

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は「イエローパラダイストレイン」が話題となっている伊豆箱根鉄道駿豆線の旅です。

伊豆箱根鉄道の西武色を三島に訪ねて
⇒伊豆箱根鉄道のイエローパラダイストレインを撮影(←今ここ

参考:修善寺駅の駅弁情報


★2019年4月に、伊豆箱根鉄道の三島二日町駅~大場駅間で185系「踊り子」を撮影しています。その時の模様もリンク先にてご覧下さい。





早速、伊豆箱根鉄道を撮影するが・・・


三島二日町駅で降り、線路から離れないように1.2kmほど大場方面に歩くと、周囲に建物はあるものの、奇跡的(?)に線路周辺が開けた場所があり、その踏切付近から撮影します。(撮影「ポイント①」とします。)

伊豆箱根鉄道の撮影地


上の図の撮影地を拡大して衛星写真にしたものが、下記です。北から、撮影ポイント①~撮影ポイント③まで、順々に並んでいます。途中にコンビニのミニストップがあるのが目印です。

イエローパラダイストレインと富士山を同時に撮影できる撮影地


まずは、撮影ポイント①で撮影します。この地点は、以下の通りグーグルストリートビューにて、確認してください。マウスを左右に振ると、全周囲の確認ができます。




・・・だがしかし、富士山バックの予定ながら、富士山は雲に隠されています。朝方は無駄に東海道線車窓からその美しい姿を見せてくれたのに。お天気ばかりは何ともなりませんが、残念です。

犬の散歩で通りがかった方にも、「昨日は一日中見えていたのに残念ですね。」と慰められてしまいました。 しかし列車自体は順光となっているので、気を取り直して撮影活動を開始します。

伊豆箱根鉄道3000系電車
1両目の背後付近に富士山が出現する予定だったのですが…。(2016.11.18 12:02 ポイント①)

185系特急の踊り子号・ブロック塗装を伊豆箱根鉄道駿豆線で撮影
185系特急「踊り子109号」です。5両編成の「C編成」は6本ありますが、ストライブ塗装への変更が進み、ブロック塗装で残るのはこのC3編成ただ1本。富士山の雲隠れは残念で「中吉」程度ですが、一応「鉄」の神様に感謝!(2016.12.18 12:17 ポイント①)

イエローパラダイストレインを撮影
幸せを運ぶ「イエローパラダイストレイン」を後追いで撮影。これはまさに懐かしい西武電車ですね。(2016.12.18 12:30 ポイント①)


伊豆箱根鉄道駿豆線は色々な電車が通過し、とても楽しくて飽きないです。光線状態を考えて次は大場川を渡り、ミニストップ三島北沢店から東へ100m程の地点、先ほどの撮影場所から900m歩いたところが超有名な撮影地です。すでに数名の同業者が待機されています。・・・がしかし、相変わらず富士山は姿を現しません。(ここは撮影「ポイント②」とします。)

下記、撮影地点の確認のために貼り付けます。富士山がはっきりと写っている・・・。




伊豆箱根鉄道駿豆線の有名撮影地で撮る185系踊り子号ストライプ色
画面の外の左側に富士山が見えるお立ち台ながら、今回は仕方なく特急「踊り子109号」を編成主体で後追い撮影。先頭部後方背景のトラックを何とか処理すべきでした。(2016.12.18 12:56 ポイント②)

伊豆箱根鉄道駿豆線の有名撮影地で撮るイエローパラダイストレイン
こちらも編成写真で。3両編成だと納まりがいいです。(2016.12.18 13:10 ポイント②)


富士山が見えなくては仕方ないので、南へ100mほど移動した場所にある人道踏切で編成写真を中心に撮影することにします。ここでも数名の方が活動されています。ここも片持ちポールのインカーブで、すっきりとした編成写真が撮影できます。(以下、撮影「ポイント③」とします。)

「ポイント②」から「ポイント③」を望みます。右側の踏切が「ポイント③」で、右が大場駅、左方向が三島二日町駅です。






伊豆箱根鉄道駿豆線の7000系電車
3両編成に最適。バックも林で好条件。舗装された道からの撮影ですが、車は通らないので、安心して撮影できます。午後順光です。(2016.12.18 13:35 ポイント③)

駿豆線の撮影地にて185系電車を撮影
「踊り子115号」修善寺行。こちらは多数派となった登場時同様のストライブ塗装です。 古参級となった185系。記録は早めにしておきたいものです。(2016.12.18 13:46 ポイント③)






ついに、富士山が姿を現す!


ポイント③で撮影活動をしていると、遠方の富士山付近から雲が少しずつ移動して気配を感じました。元「山屋」の勘です。ポイント③からでは富士山と列車を上手くまとまることができないので、誰もいないポイント②(踏切横の道路)へ戻ることを決断します。

伊豆箱根鉄道駿豆線のお立ち台にて
再びポイント②(ミニストップ三島北沢店から東へ約100mのお立ち台)で撮影。わかりにくいですが、左上に富士山が少しだけ見えてきたようです。 (2016.12.18 13:55)

3000系電車(伊豆箱根鉄道駿豆線)
だんだんと雲が取れてきました。(2016.12.18 14:16)

伊豆箱根鉄道駿豆線と特急踊り子号と富士山
「踊り子110号」東京行を後追いで撮影。富士山の頂上が姿を現しました。高圧線が気にならないでもありませんが、もうこれで十分満足です。(2016.12.18 14:39)

元西武新101系の伊豆箱根鉄道オリジナル塗装
こうなると贅沢ですが、同じアングルでは飽きるので、元西武新101系の伊豆箱根オリジナル塗装の電車を編成主体で撮影します。(14:45)

イエローパラダイストレインと富士山の雄姿(伊豆箱根鉄道の有名撮影地にて)
大本命の「イエローパラダイストレイン」通過時には、富士山頂上付近の雲も消え、いい写真を撮ることが出来ました!「鉄」の神様ありがとう!!(・・・八百万の神様のうち、2~3人は「鉄」の神様もいることでしょう!?)もう少し粘れば、すそ野の雲も消えそうでしたが、列車正面への光線が弱く(特に湘南顔の右半分)なり始めましたので、潔くここで撤収することにします。 (2016.12.18 15:01)

伊豆箱根鉄道の富士山の見える撮影地の概況
ポイント②はこんな感じです。右側に踏切のある舗装道路からの撮影となります。この道路は自動車の通行が多いので、要注意です。



修善寺駅まで伊豆箱根鉄道駿豆線に乗車


ポイント②から大場駅まで約1.1kmを歩いて、15:23発の修善寺行に乗車します。今日はもう帰るだけですが、一日乗車券もあることなので、終点の修善寺駅まで往復することにします。




大場駅から乗車した列車は先頭車が113系タイプのボックスタイプのセミクロスシートであるものの、中間車は2人掛け転換クロスシートとなっていました。混んでいましたが、途中駅で窓側に座ることが出来ました。久々の乗車ながら、お客さんの動きは少なくなく、活気を感じた駿豆線でした。

15:50、終点修善寺駅に到着。綺麗に改装されゆったりとして、居心地がよくそれでいて便利なそうな駅です。

伊豆箱根鉄道のラブライブラッピング車両
たまたま乗ったのが「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング電車でした。私はよく知りませんが、うちの娘によると「アイドル活動をしている女の子たちの話のアニメ」だそうで、この辺りが舞台のようです。(修善寺駅で)

伊豆箱根鉄道の2人掛転換式クロスシート
参考までにこちらが豪華2人掛転換式クロスシート。これが装備されている車両はごく一部のようです。(3002号)

伊豆箱根鉄道の国鉄っぽいセミクロスシート
こちらは一般的なセミクロスシート。雰囲気は国鉄型113系や115系そのものです。国鉄乗り入れの構想もあったそうなので、同一設計なのでしょうか。そういえば、乗り心地やモーター音も国鉄的でした。


「ラブライブ」は兎も角、側面窓隅のRは113系や115系初期車非ユニット窓そのもののように見えます。こんなところで「国鉄」に出会うとは!感激です。


ということで、例によって駆け足での撮影行となりました。普段、東海道本線は青春18きっぷによる通過経路という扱いで、余り沿線で途中下車をする機会がありませんでした。

しかし今回、復刻塗装列車の運行というきっかけではありましたが、通い慣れた(?)東海道本線沿線にも非常に魅力的な鉄道があることを「再発見」しました。まさに灯台下暗しです。

本日訪れた伊豆箱根鉄道駿豆線は沿線風景といい、豊富な車両の種類といい、そして更に駅弁まであるという、非常に楽しい路線なので、是非とも皆様にも撮影や乗車をおススメいたします。富士山バックで撮影されるなら、まさに冬のこの時期が旬です!


【乗車記録】

・大場15:23→修善寺15:50 3002 3両
・修善寺16:05→三島16:40 3002 3両
・三島16:51→静岡17:58 クハ211-5614 6両
・静岡18:10→浜松19:24 クモハ313-2512 5両
・浜松19:28→豊橋20:00 クハ312-2323 3両
・豊橋20:20→名古屋21:12 クモハ313-13 6両


参考東海地方における鉄道の見えるホテル

(今回の旅はこれでおしまい)


★2019年4月に、伊豆箱根鉄道の三島二日町駅~大場駅間で185系「踊り子」を撮影しています。その時の模様もリンク先にてご覧下さい。


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