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E351系撮り納めの旅(その1)・伊奈川鉄橋の東側にて中央西線の列車を撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。
昨年12月から「スーパーあずさ」に導入されたE353系により、3月のダイヤ改正でE351系は全面撤退することになりました。今回は、E351系撮影日帰り小旅行です。
⇒伊奈川鉄橋の東側にて中央西線の列車を撮影(←今ここ)
⇒中央本線のE351系を「三峰の丘」で引退前の撮影
本件に関しましては、同じ場所で2018年12月にも撮影を行っています。その時の模様は次のページを参考にして頂けますよう、お願い致します。
⇒参考:中央西線で貨物列車や特急しなの撮影
名古屋から18きっぷ日帰りのため、中央東線を走行するE351系の撮影場所は長野県内、あるいは小淵沢付近が無理なく行程を組み立てられそうです。2018年3月4日(日)、名古屋6:12発中津川行で出発。本日、太平洋側は雲の多い予想ですが、内陸部は好天の予報です。
ところで中央西線の貨物列車は、EF64の1000番台による重連が多く、石油輸送列車は冬期に運行機会が増加します。
稲沢を朝6時頃に出発し、南松本に昼前に到着する石油輸送列車6883列車は、11月中旬~3月中旬運行の季節列車で、早朝旅立つ際には名古屋駅を通過する姿をよく見かけたものです。
そこで今回は往路、中央西線随一の有名撮影ポイントで、6883列車を撮影しつつ、小淵沢へ向かうことにします。
⇒参考:EF64を清州駅と熱田駅でお手軽撮影
在来線ホームでは唯一、午前6時から営業している10・11番線ホームの売店で駅弁を購入します。本日は、6:15発の臨時特急「ひだ号」が運転されるため、お客さんの姿がありました。
6:12発中津川行は211系の8両編成、もちろん全車ロングシートです。名古屋~中津川間の列車はクロスシート車が連結されていることが多く、この列車も以前は後部に313系が連結されていた気がするのですが、変更されたのか、共通運用でたまたま今日だけなのかわかりませんが、ちょっとテンションの下がる旅立ちです。
中津川では、313系2両のワンマン車に乗り換え。時期によっては競争率が高くなる乗り換えですが、本日は窓側満席、通路空席あり、立ち客なしで落ち着きました。
日曜日ということもあり、途中駅での乗降がほとんどないまま50分乗車して、8:30着の大桑駅で下車します。「お立ち台」である伊奈川鉄橋を貨物列車が通過するのは9:00頃、大桑駅から約1.6㎞なので、急ぎ足で国道19号線を東(須原方面)へ向かいます。
大桑駅で下車。私以外、乗降客はいませんでした。
長野県木曽郡大桑村にある大桑駅です。簡易委託の窓口があり、切符の販売を行っています。木曽谷の特急停車駅以外の駅には、木造駅舎が多く残っています。
伊奈川鉄橋の東側にある超有名「お立ち台」です。以前訪れた時に対して、フェンスが設置されましたが、低いので撮影に支障ありません。特筆すべきは斜面となっている撮影する場所の、下から上まできれいに除草されていること。たまたまなのか、どうかわかりませんが、アングルを変えれば収容人数は多く、快適に撮影できます。なお、奥が大桑駅側、右が須原駅側で画面左が南方向です。
8:50頃には「お立ち台」に到着。日も差してきて、下り列車に対して順光と絶好の条件。しかし!9時を過ぎてもEF64は姿を見せず、結局ウヤ(運休)でした。(合掌)
昨日(3月3日・土曜)までは週末も運転されていたようなのですが、誠に「鉄運」の悪いことでした。好条件ながら同業者がいないという点も、後から考えると合点です。
石油輸送列車は春に向けて運転回数が減ることでしょう。特に季節列車である6883列車は、また来シーズンを待つしか、仕方ありません。
負け惜しみでもないのですが…、国鉄色に戻された1028号機が牽引する赤ホキを、熱田駅で撮影。偶然の遭遇で、この時に「鉄運」を使い果たしたようです。そして更にもう1両国鉄色に戻されるとのことで、ますます目が離せない愛知機関区のEF64です。 (2018.2.20 10:45)
折角なので特急「しなの」を撮影。車体を傾けてカーブを行く姿が、振子式の383系らしいです。本日は2両増結の8連、運転士さんの指差呼称がかっこいいです。 (2018.3.4 9:10)
単線区間のため、後追いながら上り列車も撮影できます。珍しくない313系でも絵になりますので、ここにEF64重連貨物が来たなら、この上なくいい写真が撮れたことでしょう。 (2018.3.4 9:37)
この「お立ち台」には20年前にも訪れていました。現在とほぼ同じ時刻に、石油輸送列車が設定されており、この日は日曜日でしたが、運転されていました。写真のEF64の0番台は、2011年3月まで中央西線で活躍しました。 (1998.2.8)
381系は当時すでに定期運用を失っていましたが、長野オリンピック期間中は輸送量増強のために運用されました。(1998.2.8)
当時も中津川~塩尻間の普通列車のうち、2往復がJR東日本の車両で運行されていました。この169系は、1998年12月に115系に置き換えられました。 (1998.2.8)
ちなみに長野オリンピック期間中には、名古屋~松本間に165系による臨時急行「安曇野」が運行されました。名古屋駅にて撮影。(1998.2.8)
意気消沈のまま、塩尻を目指しますが、この区間の普通列車は運行本数が少なく、次の列車は10時半過ぎです。暇なので、ここで早めのお昼ご飯とします。道中にコンビニはなかったこともあり、まだビールはいただきません。
名古屋駅弁「幕の内こだま」(㈱松浦商店・760円)をいただきます。掛け紙は、1980年代に使用されていたものの復刻だそうです。たとえ中身が同じでも、掛け紙が変わっただけで、ついつい何度でも買ってしまいます。
名古屋駅弁では数少ない幕の内弁当。760円でこの内容なら十分満足です。
さて、なおも時間があることですし、距離は変わらないようなので、今度は須原駅まで歩くことにします。国道には戻らず、「お立ち台」横の旧道を歩くと、そのまま宿場町の面影を残す須原の集落に至り、これはこれで味わい深い「散歩」となりました。
井戸からの水を引いた「水舟」が見られるのが、須原宿の特色です。
須原駅も味わい深い木造駅舎が残っていて、簡易委託の窓口もありました。
須原駅から乗車した列車は、JR東日本の211系ロングシート車でした。中津川~塩尻間の普通列車のうち2往復がJR東日本の担当です。以前は115系、更にその前は169系で運行されていました。
⇒次:中央本線のE351系を「三峰の丘」で引退前の撮影
昨年12月から「スーパーあずさ」に導入されたE353系により、3月のダイヤ改正でE351系は全面撤退することになりました。今回は、E351系撮影日帰り小旅行です。
⇒伊奈川鉄橋の東側にて中央西線の列車を撮影(←今ここ)
⇒中央本線のE351系を「三峰の丘」で引退前の撮影
本件に関しましては、同じ場所で2018年12月にも撮影を行っています。その時の模様は次のページを参考にして頂けますよう、お願い致します。
⇒参考:中央西線で貨物列車や特急しなの撮影
名古屋から伊奈川鉄橋の撮影地へ
名古屋から18きっぷ日帰りのため、中央東線を走行するE351系の撮影場所は長野県内、あるいは小淵沢付近が無理なく行程を組み立てられそうです。2018年3月4日(日)、名古屋6:12発中津川行で出発。本日、太平洋側は雲の多い予想ですが、内陸部は好天の予報です。
ところで中央西線の貨物列車は、EF64の1000番台による重連が多く、石油輸送列車は冬期に運行機会が増加します。
稲沢を朝6時頃に出発し、南松本に昼前に到着する石油輸送列車6883列車は、11月中旬~3月中旬運行の季節列車で、早朝旅立つ際には名古屋駅を通過する姿をよく見かけたものです。
そこで今回は往路、中央西線随一の有名撮影ポイントで、6883列車を撮影しつつ、小淵沢へ向かうことにします。
⇒参考:EF64を清州駅と熱田駅でお手軽撮影
在来線ホームでは唯一、午前6時から営業している10・11番線ホームの売店で駅弁を購入します。本日は、6:15発の臨時特急「ひだ号」が運転されるため、お客さんの姿がありました。
6:12発中津川行は211系の8両編成、もちろん全車ロングシートです。名古屋~中津川間の列車はクロスシート車が連結されていることが多く、この列車も以前は後部に313系が連結されていた気がするのですが、変更されたのか、共通運用でたまたま今日だけなのかわかりませんが、ちょっとテンションの下がる旅立ちです。
中津川では、313系2両のワンマン車に乗り換え。時期によっては競争率が高くなる乗り換えですが、本日は窓側満席、通路空席あり、立ち客なしで落ち着きました。
日曜日ということもあり、途中駅での乗降がほとんどないまま50分乗車して、8:30着の大桑駅で下車します。「お立ち台」である伊奈川鉄橋を貨物列車が通過するのは9:00頃、大桑駅から約1.6㎞なので、急ぎ足で国道19号線を東(須原方面)へ向かいます。
大桑駅で下車。私以外、乗降客はいませんでした。
長野県木曽郡大桑村にある大桑駅です。簡易委託の窓口があり、切符の販売を行っています。木曽谷の特急停車駅以外の駅には、木造駅舎が多く残っています。
伊奈川鉄橋の東側にある超有名「お立ち台」です。以前訪れた時に対して、フェンスが設置されましたが、低いので撮影に支障ありません。特筆すべきは斜面となっている撮影する場所の、下から上まできれいに除草されていること。たまたまなのか、どうかわかりませんが、アングルを変えれば収容人数は多く、快適に撮影できます。なお、奥が大桑駅側、右が須原駅側で画面左が南方向です。
中央西線で貨物列車の撮影を試みるも・・・
8:50頃には「お立ち台」に到着。日も差してきて、下り列車に対して順光と絶好の条件。しかし!9時を過ぎてもEF64は姿を見せず、結局ウヤ(運休)でした。(合掌)
昨日(3月3日・土曜)までは週末も運転されていたようなのですが、誠に「鉄運」の悪いことでした。好条件ながら同業者がいないという点も、後から考えると合点です。
石油輸送列車は春に向けて運転回数が減ることでしょう。特に季節列車である6883列車は、また来シーズンを待つしか、仕方ありません。
負け惜しみでもないのですが…、国鉄色に戻された1028号機が牽引する赤ホキを、熱田駅で撮影。偶然の遭遇で、この時に「鉄運」を使い果たしたようです。そして更にもう1両国鉄色に戻されるとのことで、ますます目が離せない愛知機関区のEF64です。 (2018.2.20 10:45)
折角なので特急「しなの」を撮影。車体を傾けてカーブを行く姿が、振子式の383系らしいです。本日は2両増結の8連、運転士さんの指差呼称がかっこいいです。 (2018.3.4 9:10)
単線区間のため、後追いながら上り列車も撮影できます。珍しくない313系でも絵になりますので、ここにEF64重連貨物が来たなら、この上なくいい写真が撮れたことでしょう。 (2018.3.4 9:37)
この「お立ち台」には20年前にも訪れていました。現在とほぼ同じ時刻に、石油輸送列車が設定されており、この日は日曜日でしたが、運転されていました。写真のEF64の0番台は、2011年3月まで中央西線で活躍しました。 (1998.2.8)
381系は当時すでに定期運用を失っていましたが、長野オリンピック期間中は輸送量増強のために運用されました。(1998.2.8)
当時も中津川~塩尻間の普通列車のうち、2往復がJR東日本の車両で運行されていました。この169系は、1998年12月に115系に置き換えられました。 (1998.2.8)
ちなみに長野オリンピック期間中には、名古屋~松本間に165系による臨時急行「安曇野」が運行されました。名古屋駅にて撮影。(1998.2.8)
意気消沈のまま、塩尻を目指しますが、この区間の普通列車は運行本数が少なく、次の列車は10時半過ぎです。暇なので、ここで早めのお昼ご飯とします。道中にコンビニはなかったこともあり、まだビールはいただきません。
名古屋駅弁「幕の内こだま」(㈱松浦商店・760円)をいただきます。掛け紙は、1980年代に使用されていたものの復刻だそうです。たとえ中身が同じでも、掛け紙が変わっただけで、ついつい何度でも買ってしまいます。
名古屋駅弁では数少ない幕の内弁当。760円でこの内容なら十分満足です。
さて、なおも時間があることですし、距離は変わらないようなので、今度は須原駅まで歩くことにします。国道には戻らず、「お立ち台」横の旧道を歩くと、そのまま宿場町の面影を残す須原の集落に至り、これはこれで味わい深い「散歩」となりました。
井戸からの水を引いた「水舟」が見られるのが、須原宿の特色です。
須原駅も味わい深い木造駅舎が残っていて、簡易委託の窓口もありました。
須原駅から乗車した列車は、JR東日本の211系ロングシート車でした。中津川~塩尻間の普通列車のうち2往復がJR東日本の担当です。以前は115系、更にその前は169系で運行されていました。
【乗車記録】 ・名古屋6:12→中津川7:35 サハ211-5016 8両 ・中津川7:40→大桑8:30 クハ312-1332 2両 ・須原10:43→塩尻11:50 クモハ211-3017 3両 |
⇒次:中央本線のE351系を「三峰の丘」で引退前の撮影