中央西線で貨物列車や特急しなのなどを撮影した記録

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中央西線、大糸線での撮影記(その1)・・・中央西線で貨物列車や特急しなの撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は中央西線での貨物列車撮影と、大糸線を走るE257系の撮影記です。


⇒中央西線で貨物列車や特急しなの撮影(←今ここ
大糸線を走るE257系の撮影


なお、本ページで紹介する撮影地は、以前にも下記のページでご案内しています。具体的な場所などは、以下のページをご確認いただけますよう、お願い致します。

参考伊奈川鉄橋の東側にて中央西線の電車を撮影





大桑~須原間で撮影


中央西線には石油輸送列車が運転されており、機関車は国鉄型EF64-1000番台の重連であり撮影の被写体としてはとても魅力的です。

最近になって一部が臨時列車化されましたが、運転状況に大きな変化はなさそうで、中央自動車道恵那山トンネルが危険物積載車両通行禁止である現状から、当面は長野県への石油輸送ルートとして重要な使命を担って行くことでしょう。

貨物列車の撮影となればやはり平日の出動が確実、青春18きっぷを利用し2018年12月20日(木)早朝の名古屋駅から中央西線下り列車に乗車したのでした。


中津川からは313系2連のワンマン列車に乗車、坂下で多くの高校生が下車し、南木曽でも残っていた数人の高校生が下車すると車内は閑散となりました。18きっぷシーズンの週末は空席のほうが少なくなる乗車率なのですが、平日の今日は空席が多く客層も明らかに違います。中津川から50分乗車して、8:30着の大桑駅で下車します。(2018.12.20 8:31)


大桑駅は簡易委託の窓口があり、タクシーの姿もありました。晴天に向かうとの予報ながら山麓は濃霧注意報(??)です。(2018.12.20 8:33)


大桑駅から国道19号線を須原方面に1.4㎞ほど進み、伊奈川橋を渡り国道を右折して中央西線の鉄橋をくぐり抜けてすぐまた左折した場所が本日活動を行う「お立ち台」(有り勝ちな撮影場所)です。大桑駅からは少々急いだため徒歩約20分で到着しました。

中央西線大桑~須原間にある伊奈川鉄橋の「お立ち台」
中央西線大桑~須原間にある伊奈川鉄橋の「お立ち台」です。下り列車に対して午前中が順光となります。(撤収時に撮影)

中央西線大桑~須原間にある伊奈川鉄橋の「お立ち台」
下の道路から見た「お立ち台」です。斜面のためアングルを選ばなければ収容人数は多めです。なお周辺の道路は狭く、駐車スペースがない点は要注意です。  


木曜日ながら先客が3名いらっしゃいました。場所的には余裕があり私は斜面下のフェンス付近から撮影に臨みました。

稲沢行臨8088列車
国鉄色機関車を先頭に稲沢行臨8088列車が通過します。この列車は南松本を7:31に出発し、稲沢へ11:22に到着します。大桑駅で次に撮影する6883列車と行き違いになるようです。(2018.12.20 8:56)

南松本行6883列車
本日の撮影活動最大の標的である南松本行6883列車です。国鉄色ではありませんでしたが、今後は逆にこのJR貨物色が貴重になるかも知れません。晴れれば順光下となる予定でしたが、陽は差しませんでした。また後で気が付いたのですが、編成の後部に木の枝がかかってしまいました。(2018.12.20 9:02)

長野行特急「しなの3号」
続いて通過した長野行特急「しなの3号」は、斜面の上部に移動して撮影しました。 (2018.12.20 9:12)


名古屋行特急「しなの4号」を後追いで撮影、やっと日が差してきました。この時期は編成の中間付近に木の影が落ちてしまいます。列車は所定の6連に2両増結した8両編成です。(2018.12.20 9:30)

中津川行普通1824M列車
中津川行普通1824M列車を後追いで撮影。日中の普通列車は約2時間毎の運行です。早くも車両正面の右側は、光線のあたり具合が弱くなってきました。 (2018.12.20 9:38)

長野行特急「しなの5号」
長野行特急「しなの5号」です。車体を傾けながらカーブを高速で進行する姿が木曽路らしい写真となりました。(2018.12.20 10:12)

「しなの5号」の撮影をもってここからは撤収します。再び徒歩で最寄り駅まで移動となりますが、往路利用した大桑駅、塩尻側の須原駅共に距離的には大差ないので今度は須原駅を利用することにします。「お立ち台」横の道路を線路沿いに歩き踏切を越えると宿場町の面影を残す須原の集落に至り、集落の外れに駅があります。急ぎ足で約20分の道のりでした。

須原駅
簡易委託の窓口がある須原駅です。木曽路ではこうした味わい深い木造駅舎が比較的よく残り、いずれも手入れが行き届いていて状態は良好です。(2018.12.20 10:33)

須原駅と211系
須原駅も大桑駅と同じ木曽郡大桑村にあります。須原から塩尻までは211系に乗車。(2018.12.20 10:41)


中央西線の中津川~塩尻間の普通列車はJR東海の313系とともに、2往復だけJR東日本211系が運用されています。この区間に乗り入れる211系はロングシート車の限定運用とのことで、面妖なことですが本日も塩尻までロングシートの旅となりました。

途中の木曽平沢駅では石油輸送(返空)列車稲沢行臨8084列車と行き違いをしました。やはり冬期の平日は貨物列車の運行が多いようで、石油輸送ルートとしての中央西線の重要な役割を実感したのでした。


【乗車データ】
・名古屋6:12→中津川7:35 クハ312-1308 6両
・中津川7:40→大桑8:30 クハ312-1318 2両
・須原10:43→塩尻11:50 モハ210-3053 3両


大糸線を走るE257系の撮影


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