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終売になったとばかり思っていた絶品駅弁、ワタシがで最も好きなつがる惣菜サンの駅弁「津軽」が、いつのまにか復活していました。
駅弁味の陣2024で掛け紙賞まで獲得していると知り、以前の掛け紙も最高だったんだけど、今回の津軽鉄道の線路と桜の掛け紙も素晴らしい!と大喜びでリピートしました。

掛け紙は、大きく変更されています。津軽富士の岩木山の写真から、知る人ぞ知る駅舎カフェのある津軽鉄道は芦野公園駅に変更となっています。この駅、桜の時期などは大変賑わう場所です。
「太宰治生誕記念弁当 津軽」という名称は、「郷土料理 津軽」に変わっています。どちらが良いかは微妙なところですが、一般の方の手に取りやすさでは、郷土料理という表現のほうが良いかもしれません。

掛け紙の裏にはお品書き。メニューの記載があるのは、親切で大変良い!

で、いざ食べようと思ったら、愛妻が駅弁の中身を見て、珍しく「これ食べたい」と申しましたので、喜んで差し出したのでした。結果は、二重丸。これは美味しい!と繰り返し。そして、「実家のおばあちゃんのご飯を食べてるみたい」、と感想を述べました。
特に、「鮭の飯寿司(いずし)を久しぶりに食べた、懐かしい!」を繰り返していました。北海道の郷土料理でもあります。関東民はいずしを食べて懐かしいという感想は抱かないので、北国とは違うんだなーと、だいぶ旅情を刺激されました。
そして帆立の黄身焼き、駅弁界では圧倒的にナンバーワンだと思う漬物、キュウリの辛子漬け、イガメンチ、かぼちゃ餅等々でひたすら美味しいを繰り返していました。おかずは前回に比べると、身欠ニシンと厚焼き玉子が省略されているようです。


津軽のすしこに「うーん!」と唸ったまま、妻の箸はご飯コーナーへ。昆布を巻いた「若生(わかおい)のおにぎり」が省略された事だけは、心残りでございます。(その代わりに太巻きが入った)
ご飯の部も、妻は「懐かしい味」と言ってましたので、何が懐かしいんだ?と思ったら、甘くて力強い味わいが、北海道にとてもよく似ていると感じているようです。関東民とは異なる感想を聞くのも楽しかったですね。

弘前駅の改札口前の自由通路の目立つところに、弘前駅の駅弁売り場があります。リンゴのモニュメントが目立ちますし、「お弁当」ののぼりもハッキリと分かりますので、迷う事はありません。
が、そこで売られている駅弁が魅力的なものばかりであって、今回の弘前訪問でも、店頭ではかなり迷いました。店員さんから見たら、優柔不断な男だと思われたかもしれません・苦笑。買ったのは、このページでご紹介する「津軽」と、ラブあおもり弁当の2種類です。

ご飯に工夫が施されている部分が、特に好みでした。若生のおにぎりは五所川原の津軽鉄道の駅弁「ストーブ弁当」にも入っていました。津軽の人は、日常的にこういったおにぎりを食べるのでしょうか。さくら色のいなり寿司も、本当にきれいです。
帆立黄金焼きのインパクトもあります。その下は、つがる惣菜さんがご自身で焼き上げたと思われる手作り感満載の厚焼き玉子です。いなり寿司はほんのりと酸味があり、梅の風味なのか、詳細は不明です。
下の方に目を移すと、イカメンチです。イカゲソのメンチは、だいぶ甘い味付けです。イカメンチの左隣は、かぼちゃ餅です。うっかり、おかずだと思って途中で食べてしまいます。
帆立串の脇には、小さいながらも絶品の鮭の飯寿司です。たまりませんわ。日本酒が欲しくなります。同じく、身欠き鰊の味噌漬けなんてのも、完全に?兵衛をノックアウトです。
左隣に漬物が見えておりますが、よくありがちなしば漬けなどを適当に入れるのではなく、「すしこ」と呼ばれる、餅米と赤しそを使った漬物を入れてきています。もっちりした食感の漬物は初体験です。
ラベル表示をよく読むと、「ご飯とキャベツの漬物」とか「ゆで卵の赤じそ漬け」とか記してあって、一体それはどこに使われているのか全く不明です。
「ゆで卵の赤じそ漬けがいなり寿司に入っているのかな?」と観察してみましたが、ゆで卵らしきものはどこにもありませんし、本当に謎でした・笑。梅が入っているという表示もありませんから、ピンク色は着色料だけで出しているのでしょうか。不思議な食べ物でもあります。
太宰治生誕記念弁当 津軽は、言うなれば津軽地方の幕の内弁当といったところでしょうか。弘前駅には「ふつうの幕の内」なる幕の内弁当も売られていて、それも津軽地方らしさを表現した商品の様です。次回はそれを食べて、今回の太宰治生誕記念弁当 津軽と比べてみたいと思います。旨い駅弁を求めて、今後は弘前通いが続く予感がします。
こちらは大鰐駅にて。駅弁の掛け紙を思わせる青空が印象的な旅になりました。

それにしても、青空と津軽富士の岩木山と、水田の風景が見事ですね。青い色で食品を売るのは禁忌に近いものがありますが、今回はあまりにも青空が見事であり、逆に、つい手が伸びるほどの好印象です。中身については、最初に以下の動画にてご確認ください。
調製元のつがる惣菜さんの駅弁は、今までいくつか食べてきました。とくに有名なのはひとくちだらけですが、私は個人的に、今回の太宰治生誕記念弁当 津軽のほうが好みですね。
ひとくちだらけのように、あらかじめ分割された容器に小分けして盛り付けをするよりも、太宰治生誕記念弁当 津軽のような、何も無いところにおかずやご飯を詰め込んでゆく方が、かなり難しいでしょうし、センスを問われる事になるだろうなと思います。彩りが豊かなのも高得点です。
なお、掛け紙を外すと、お弁当「津軽」のお品書きが入れられていましたので、そこに記されている内容を転載します。参考にして下さいませ。
今回、太宰治生誕記念弁当 津軽は東横インの室内で頂いています。弘前駅の周辺には以下の2つの鉄宿があります。旅行の拠点にされてはいかがでしょうか。
郷土料理 津軽(弘前駅)・・・個人的には、つがる惣菜の駅弁でいちばん好き
2025年、駅弁「郷土料理 津軽」をリピート購入、内外共にリニューアル
終売になったとばかり思っていた絶品駅弁、ワタシがで最も好きなつがる惣菜サンの駅弁「津軽」が、いつのまにか復活していました。
駅弁味の陣2024で掛け紙賞まで獲得していると知り、以前の掛け紙も最高だったんだけど、今回の津軽鉄道の線路と桜の掛け紙も素晴らしい!と大喜びでリピートしました。

掛け紙は、大きく変更されています。津軽富士の岩木山の写真から、知る人ぞ知る駅舎カフェのある津軽鉄道は芦野公園駅に変更となっています。この駅、桜の時期などは大変賑わう場所です。
「太宰治生誕記念弁当 津軽」という名称は、「郷土料理 津軽」に変わっています。どちらが良いかは微妙なところですが、一般の方の手に取りやすさでは、郷土料理という表現のほうが良いかもしれません。

掛け紙の裏にはお品書き。メニューの記載があるのは、親切で大変良い!

で、いざ食べようと思ったら、愛妻が駅弁の中身を見て、珍しく「これ食べたい」と申しましたので、喜んで差し出したのでした。結果は、二重丸。これは美味しい!と繰り返し。そして、「実家のおばあちゃんのご飯を食べてるみたい」、と感想を述べました。
特に、「鮭の飯寿司(いずし)を久しぶりに食べた、懐かしい!」を繰り返していました。北海道の郷土料理でもあります。関東民はいずしを食べて懐かしいという感想は抱かないので、北国とは違うんだなーと、だいぶ旅情を刺激されました。
そして帆立の黄身焼き、駅弁界では圧倒的にナンバーワンだと思う漬物、キュウリの辛子漬け、イガメンチ、かぼちゃ餅等々でひたすら美味しいを繰り返していました。おかずは前回に比べると、身欠ニシンと厚焼き玉子が省略されているようです。


津軽のすしこに「うーん!」と唸ったまま、妻の箸はご飯コーナーへ。昆布を巻いた「若生(わかおい)のおにぎり」が省略された事だけは、心残りでございます。(その代わりに太巻きが入った)
ご飯の部も、妻は「懐かしい味」と言ってましたので、何が懐かしいんだ?と思ったら、甘くて力強い味わいが、北海道にとてもよく似ていると感じているようです。関東民とは異なる感想を聞くのも楽しかったですね。

購入データ | |
---|---|
購入場所 | 東京駅の駅弁屋祭にて購入。 |
購入日時 | 2025年1月20日に購入。 |
価格 | 1200円(税込み) |
ラベル表示 | ![]() |
製造 | つがる惣菜・下川原伸彦 青森県五所川原市字一ツ谷540-11 0173-35-4820 https://tsugaru-souzai.com/ |
販売 | 津軽振興会 弘前市小比内2-1-3 070-5326-7771(弘前駅の販売所) |
2019年に「太宰治生誕記念弁当 津軽」として売られていた時のレビュー
弘前駅の改札口前の自由通路の目立つところに、弘前駅の駅弁売り場があります。リンゴのモニュメントが目立ちますし、「お弁当」ののぼりもハッキリと分かりますので、迷う事はありません。
が、そこで売られている駅弁が魅力的なものばかりであって、今回の弘前訪問でも、店頭ではかなり迷いました。店員さんから見たら、優柔不断な男だと思われたかもしれません・苦笑。買ったのは、このページでご紹介する「津軽」と、ラブあおもり弁当の2種類です。

お品書き | |
---|---|
若生(わかおい)のおにぎり | 薄くて柔らかな一年昆布、磯の香りがご飯の美味しさを引き立てます |
いなり寿司 | ほんのり赤くて甘い津軽のいなり寿司です |
鮭の飯寿司(いずし) | 盆や正月のごちそうとして古くから作られた郷土料理です |
きゅうりの漬物 | 辛子風味になっています |
味付身欠き鰊 | 身欠にしんを味噌に漬け込んだ昔ながらの味です |
イカメンチ | イカゲソの食感と野菜の甘みが調和する絶品メンチです |
帆立黄金焼き | 自慢の一品です |
もっこり卵のだし巻き卵 | 津軽半島産の高級卵です |
すしこ | 餅米と赤しそを使ったお漬物です |
かぼちゃ餅 | 栄養価の高いおやつとして伝えられた郷土料理です |
ご飯に工夫が施されている部分が、特に好みでした。若生のおにぎりは五所川原の津軽鉄道の駅弁「ストーブ弁当」にも入っていました。津軽の人は、日常的にこういったおにぎりを食べるのでしょうか。さくら色のいなり寿司も、本当にきれいです。
帆立黄金焼きのインパクトもあります。その下は、つがる惣菜さんがご自身で焼き上げたと思われる手作り感満載の厚焼き玉子です。いなり寿司はほんのりと酸味があり、梅の風味なのか、詳細は不明です。
下の方に目を移すと、イカメンチです。イカゲソのメンチは、だいぶ甘い味付けです。イカメンチの左隣は、かぼちゃ餅です。うっかり、おかずだと思って途中で食べてしまいます。
帆立串の脇には、小さいながらも絶品の鮭の飯寿司です。たまりませんわ。日本酒が欲しくなります。同じく、身欠き鰊の味噌漬けなんてのも、完全に?兵衛をノックアウトです。
左隣に漬物が見えておりますが、よくありがちなしば漬けなどを適当に入れるのではなく、「すしこ」と呼ばれる、餅米と赤しそを使った漬物を入れてきています。もっちりした食感の漬物は初体験です。
ラベル表示をよく読むと、「ご飯とキャベツの漬物」とか「ゆで卵の赤じそ漬け」とか記してあって、一体それはどこに使われているのか全く不明です。
「ゆで卵の赤じそ漬けがいなり寿司に入っているのかな?」と観察してみましたが、ゆで卵らしきものはどこにもありませんし、本当に謎でした・笑。梅が入っているという表示もありませんから、ピンク色は着色料だけで出しているのでしょうか。不思議な食べ物でもあります。
太宰治生誕記念弁当 津軽は、言うなれば津軽地方の幕の内弁当といったところでしょうか。弘前駅には「ふつうの幕の内」なる幕の内弁当も売られていて、それも津軽地方らしさを表現した商品の様です。次回はそれを食べて、今回の太宰治生誕記念弁当 津軽と比べてみたいと思います。旨い駅弁を求めて、今後は弘前通いが続く予感がします。
こちらは大鰐駅にて。駅弁の掛け紙を思わせる青空が印象的な旅になりました。

それにしても、青空と津軽富士の岩木山と、水田の風景が見事ですね。青い色で食品を売るのは禁忌に近いものがありますが、今回はあまりにも青空が見事であり、逆に、つい手が伸びるほどの好印象です。中身については、最初に以下の動画にてご確認ください。
購入データ | |
---|---|
購入場所 | 弘前駅の改札外の東西自由通路の売り場で購入。 |
購入日時 | 2019年9月12日に購入。 |
価格 | 1000円(税込み) |
ラベル表示 | ![]() |
製造 | つがる惣菜・下川原伸彦 青森県五所川原市字一ツ谷540-11 0173-35-4820 |
販売 | 津軽振興会 弘前市小比内2-1-3 070-5326-7771(弘前駅の販売所) |
調製元のつがる惣菜さんの駅弁は、今までいくつか食べてきました。とくに有名なのはひとくちだらけですが、私は個人的に、今回の太宰治生誕記念弁当 津軽のほうが好みですね。
ひとくちだらけのように、あらかじめ分割された容器に小分けして盛り付けをするよりも、太宰治生誕記念弁当 津軽のような、何も無いところにおかずやご飯を詰め込んでゆく方が、かなり難しいでしょうし、センスを問われる事になるだろうなと思います。彩りが豊かなのも高得点です。
なお、掛け紙を外すと、お弁当「津軽」のお品書きが入れられていましたので、そこに記されている内容を転載します。参考にして下さいませ。
弘前のトレインビューホテル
今回、太宰治生誕記念弁当 津軽は東横インの室内で頂いています。弘前駅の周辺には以下の2つの鉄宿があります。旅行の拠点にされてはいかがでしょうか。
東横イン弘前駅前 | 奥羽本線 | 弘前駅前。 |
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弘前プリンスホテル | 奥羽本線 | 弘前駅より徒歩5分、ボロいが安い。おススメ。 |