●参考になりましたら、シェアしていただけるとサイト運営の励みになります!
三八弁当(八戸駅・新青森駅)・・・もう、八戸を代表する駅弁と称しても良い
八戸を訪問するならば、ぜひ食べて頂きたいのが三咲羽や(みさわや)さんの駅弁です。青森県三沢市に会社があるので三咲羽や(みさわや)と言い、三沢駅では売店等が無いので、八戸駅で駅弁を売る事になっています。
駅弁マニアとして強く推したい三咲羽やの駅弁の中で、今回初めて食べて、そしていつもの通り、あまりの見事さに圧倒された商品が、三八弁当です。三沢と八戸の文字を取って、三八弁当と名付けられています。
とうぜん、三沢と八戸の美味しいものが凝縮された駅弁です。掛け紙の裏側には美味しさの秘密が記されており、それによると以下の2つの代表的な味覚の駅弁だとの事です。
・三沢沖地域ブランド「昼イカ・赤とんぼ」・・・三沢で獲れる昼イカの名称を「赤とんぼ」と称しているそうです。昼に水揚げされたイカを一夜干しにして、身もはらわたも余すことなく利用。
・八戸前沖「鯖」・・・八戸の数キロ先で獲れた八戸前沖鯖は脂肪分が多くて、脂の乗りが良いそうです。しかも大トロの「銀鯖」を使用しているとの事で、その点でも期待度抜群です。
それでは、三八弁当がどのような駅弁なのか、動画を見て頂くと一発で分かると思いますので、まずはご覧ください。猛烈に美味い駅弁です。最近はイカが不漁でなかなか食べる機会が少なくなっているため、駅弁でたっぷりのイカを味わえるという点でも、非常に貴重なお弁当になっています。
三八弁当は、このように鯖とイカでギッシリでございまして、これだけで贅沢すぎて卒倒しそうです。
また、個人的にはガリの量が少ないのが特に良いと言いますか、こういう余計なものを大量に入れてくるような駅弁屋が後を絶たない中、単なる脇役に過ぎないもので弁当全体を胡麻化さない三咲羽やの企業姿勢には、もう惚れてしまっています。
整然と美しく並んだしめ鯖です。白ゴマを適当にバッサリと振るのではなく、控えめに直線状にまぶしているところなど、丁寧な仕事ぶりが分かります。
このしめ鯖、酢締めも強烈過ぎないし、何よりも大量生産の駅弁屋の工業製品臭が無いのがとにかく気に入っています。しめ鯖はきちんとしめ鯖の味がするのです。
その意味では家庭料理にやや似ているとも思いますが、この業者の場合、そんな「定位置」のようなところではなくて、きちんと料理屋のレベルにまで到達しているのがとにかく素晴らしいのです。
なお、鯖に関しては、竜田揚げも入っていました。副菜のごぼうの醤油漬け(ごぼう煮ではなくて、ここでもひと工夫している!)の陰に、ひっそりと隠れています。
動画でパクっと食べた残りなので、小さい状態で写っております。これが濃厚な醤油の旨みによって、メリハリの利いた味わいに変化しています。そもそも、鯖の竜田揚げなどは家庭で食べる事もほとんど無いと思いますし、駅弁としても皆無だと思うので、感心しながら食べた次第です。
イカの部分です。10月にカシオペア紀行の旅で下北半島を巡ったのですが、その際に現地の方の話しによると、「とにかくイカが不漁で獲れなくて気軽に食べるものではなくなった」と嘆いていました。
地域的には三沢沖は下北半島と同じエリアなので、適度な価格でのイカの調達にはご苦労が御有りだと思いますが、高級魚となりつつあるイカを駅弁をたっぷりと食すことができるのは、旅人として無上の喜びであります。というか、ここまでイカがたっぷりの駅弁、他に有ったっけ??
イカの身の部分は、一夜干しにしたものとゲソを佃煮にしたものとの2種類が入れられています。甲乙つけがたたく、佃煮など、ご飯をバクバクと食べてしまえる罪作りな奴です。
そして、もっと「犯罪」レベルなのが、このタレです。イカのわたを使った特製ダレです。
一夜干しを、このタレに下品かなと思うくらいにドボンと漬けて食べますと、もう絶品中の絶品です。駅弁とは到底思えない商品です。酒が欲しいです。ビールも良いですが、日本酒が飲みたくなりますねえ。
最後に、ご飯。青森県の津軽半島は蓬田(よもぎた)村で生産している「あさゆき」という品種の米を使った炊き上げたご飯です。酢飯になっています。あまり聞かないブランドですが、冷めたご飯に適しているとの事で、やはりお弁当としての美味しさを第一に考えての選定でしょうか。
以上、三咲羽やさんの「美味いもん」のご紹介でした。褒めちぎっていますが、三咲羽やからカネを貰ったりしていませんからね。ステマではありません・笑。
三咲羽やの駅弁では、この他に八戸前沖鯖押し寿し三種、肉にぎり三種盛、青森のぜいたく弁当、あおもりホッキ弁当などなど、絶品駅弁が目白押しです。一度、騙されたと思って食べてみて欲しいですね。
八戸駅や本八戸駅の周辺には、いくつものトレインビューホテルが存在します。東北新幹線、八戸線、いわて銀河鉄道、青い森鉄道、大湊線などなどに至る鉄道の要衝のような場所だからでしょうか。
また、八戸線には、最近人気のレストラン列車が運行されています。八戸線の観光列車・東北エモーションのランチ料理を堪能のページも、あわせてご覧ください。
駅弁マニアとして強く推したい三咲羽やの駅弁の中で、今回初めて食べて、そしていつもの通り、あまりの見事さに圧倒された商品が、三八弁当です。三沢と八戸の文字を取って、三八弁当と名付けられています。
とうぜん、三沢と八戸の美味しいものが凝縮された駅弁です。掛け紙の裏側には美味しさの秘密が記されており、それによると以下の2つの代表的な味覚の駅弁だとの事です。
・三沢沖地域ブランド「昼イカ・赤とんぼ」・・・三沢で獲れる昼イカの名称を「赤とんぼ」と称しているそうです。昼に水揚げされたイカを一夜干しにして、身もはらわたも余すことなく利用。
・八戸前沖「鯖」・・・八戸の数キロ先で獲れた八戸前沖鯖は脂肪分が多くて、脂の乗りが良いそうです。しかも大トロの「銀鯖」を使用しているとの事で、その点でも期待度抜群です。
それでは、三八弁当がどのような駅弁なのか、動画を見て頂くと一発で分かると思いますので、まずはご覧ください。猛烈に美味い駅弁です。最近はイカが不漁でなかなか食べる機会が少なくなっているため、駅弁でたっぷりのイカを味わえるという点でも、非常に貴重なお弁当になっています。
購入データ(今回、私が購入した時の記録です) | |
---|---|
購入場所 | 駅弁屋八戸コンコース売店(新幹線改札内の売店です) |
購入日時 | 2018年9月11日、午後1時すぎに購入。 |
価格 | 1250円(税込み) |
ラベル表示 | |
製造 | 有限会社三咲羽や 青森県三沢市中央町4-3-11 0176-57-3481 https://www.misawaya-aomori.com/%E3%82%AA%E3%83%AA% E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E5%95%86%E5%93%81/ |
鯖が美味い、イカが美味い・・・何でも美味いのが三咲羽やの駅弁
三八弁当は、このように鯖とイカでギッシリでございまして、これだけで贅沢すぎて卒倒しそうです。
また、個人的にはガリの量が少ないのが特に良いと言いますか、こういう余計なものを大量に入れてくるような駅弁屋が後を絶たない中、単なる脇役に過ぎないもので弁当全体を胡麻化さない三咲羽やの企業姿勢には、もう惚れてしまっています。
整然と美しく並んだしめ鯖です。白ゴマを適当にバッサリと振るのではなく、控えめに直線状にまぶしているところなど、丁寧な仕事ぶりが分かります。
このしめ鯖、酢締めも強烈過ぎないし、何よりも大量生産の駅弁屋の工業製品臭が無いのがとにかく気に入っています。しめ鯖はきちんとしめ鯖の味がするのです。
その意味では家庭料理にやや似ているとも思いますが、この業者の場合、そんな「定位置」のようなところではなくて、きちんと料理屋のレベルにまで到達しているのがとにかく素晴らしいのです。
なお、鯖に関しては、竜田揚げも入っていました。副菜のごぼうの醤油漬け(ごぼう煮ではなくて、ここでもひと工夫している!)の陰に、ひっそりと隠れています。
動画でパクっと食べた残りなので、小さい状態で写っております。これが濃厚な醤油の旨みによって、メリハリの利いた味わいに変化しています。そもそも、鯖の竜田揚げなどは家庭で食べる事もほとんど無いと思いますし、駅弁としても皆無だと思うので、感心しながら食べた次第です。
イカの部分です。10月にカシオペア紀行の旅で下北半島を巡ったのですが、その際に現地の方の話しによると、「とにかくイカが不漁で獲れなくて気軽に食べるものではなくなった」と嘆いていました。
地域的には三沢沖は下北半島と同じエリアなので、適度な価格でのイカの調達にはご苦労が御有りだと思いますが、高級魚となりつつあるイカを駅弁をたっぷりと食すことができるのは、旅人として無上の喜びであります。というか、ここまでイカがたっぷりの駅弁、他に有ったっけ??
イカの身の部分は、一夜干しにしたものとゲソを佃煮にしたものとの2種類が入れられています。甲乙つけがたたく、佃煮など、ご飯をバクバクと食べてしまえる罪作りな奴です。
そして、もっと「犯罪」レベルなのが、このタレです。イカのわたを使った特製ダレです。
一夜干しを、このタレに下品かなと思うくらいにドボンと漬けて食べますと、もう絶品中の絶品です。駅弁とは到底思えない商品です。酒が欲しいです。ビールも良いですが、日本酒が飲みたくなりますねえ。
最後に、ご飯。青森県の津軽半島は蓬田(よもぎた)村で生産している「あさゆき」という品種の米を使った炊き上げたご飯です。酢飯になっています。あまり聞かないブランドですが、冷めたご飯に適しているとの事で、やはりお弁当としての美味しさを第一に考えての選定でしょうか。
以上、三咲羽やさんの「美味いもん」のご紹介でした。褒めちぎっていますが、三咲羽やからカネを貰ったりしていませんからね。ステマではありません・笑。
三咲羽やの駅弁では、この他に八戸前沖鯖押し寿し三種、肉にぎり三種盛、青森のぜいたく弁当、あおもりホッキ弁当などなど、絶品駅弁が目白押しです。一度、騙されたと思って食べてみて欲しいですね。
八戸市の鉄道の見えるホテル一覧
八戸駅や本八戸駅の周辺には、いくつものトレインビューホテルが存在します。東北新幹線、八戸線、いわて銀河鉄道、青い森鉄道、大湊線などなどに至る鉄道の要衝のような場所だからでしょうか。
また、八戸線には、最近人気のレストラン列車が運行されています。八戸線の観光列車・東北エモーションのランチ料理を堪能のページも、あわせてご覧ください。
宿泊施設 | 見える路線 | 特 徴 |
---|---|---|
ホテルメッツ八戸 | 東北新幹線・青い森鉄道・八戸線 | 八戸駅東口より直結。 |
コンフォートホテル八戸 | 東北新幹線・青い森鉄道・八戸線 | 八戸駅東口より徒歩2分。安いし朝食無料。 |
ユートリー・八戸地域地場産業振興センター | 東北新幹線・青い森鉄道・八戸線 | 八戸駅東口より直結。 |
八戸プラザホテル(本八戸) | 八戸線 | 本八戸駅より徒歩7分。 |
ホテルルートイン本八戸駅前 | 八戸線 | 本八戸駅目の前。 |
セレクトイン本八戸駅前 | 八戸線 | 本八戸駅目の前。 |