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深川駅では、かつて高橋商事さんが駅弁を作り、販売していました。とうの昔に駅弁製造から撤退して、今では深川名物の「ウロコダンゴ」を売るのみとなっていました。実は今回、そのウロコダンゴを食べてみたいと思い立ち、深川駅で下車したのであります。
昭和な雰囲気を色濃く残す、深川駅舎です。駅にある観光案内所、兼観光物産館に、ウロコダンゴが置いてあります。
売り場は、駅の改札外の待合室に直結しています。改札口のすぐ隣です。このように、ウロコダンゴのマークが表示されています。
そして、この深川物産館に入ったとたんに目に入ってきたのが、深川そばめしを使った3種類の駅弁です。かつての高橋商事さんは駅弁から撤退してしまったものの、深川市民病院のレストランスカイラウンジを運営する業者さんが、新規に参入してきてくれています。
本ページでは、深川物産館で販売されているそばめし駅弁を、以下の項目に分けてご紹介しています。興味・関心のある項目をクリックして頂いて、該当の部分に飛んでくださいませ。
⇒深川そばめし弁当・・・癖になる味!リピート確定!
⇒深川そばめしの「俵おむすび」に「俵いなり」もまた良し
⇒それぞれのそばめし弁当を動画でご覧になる場合はこちらから
まず、外観を見てみます。掛け紙には、道の駅弁と記載されていますね。元々は、道の駅ライスランドふかがわで売られていた「道の駅弁」を、深川駅でも販売する形をとっています。今やすっかり、道路が主で鉄道が従といった関係になっています。
しかし、深川駅で販売しているとなれば、私としてはこれは駅弁として扱います。鉄道の利用客も買えるのですから、まさしく駅弁ですよね。ま、「駅ナカ弁当」的ではありますが、駅弁を厳密に定義するのは難しいですし、そんな事に意味があるとは思えないので、それで良いのです。
そして、興味津々で開封しました。手前にそばめしの俵おむすびが3つ、そして奥におかずです。
そばめしというと、焼きそばにご飯をソースで炒めて混ぜ込んだコッテリ味の、関西風の食べ物を連想していました。確かに北海道は蕎麦の大産地ですから、それの蕎麦バージョンかと思っていました。・・・しかし、全く別物でしたね。見た感じ日本蕎麦の姿も見えなくて、「???」となりました。
が、手に取って驚きました。なるほど、蕎麦の実(下の写真の赤い矢印)を一緒に混ぜ込んでいるのですね。蕎麦の実は揚げたものを入れており、ご飯は蕎麦の出汁で炊いているのだそうです。そして刻みネギ(青丸)も同時に混ぜ込んであります。
食べてみると、「う、旨い!」・・・かなりの感動です。まず、出汁で炊かれたご飯が進みます。ほんのり薄味なのがしつこくなくて良いです。後ほどご覧いただくおかずとの相性を、よく考えて味付けしています。
とりわけ、蕎麦の実のプチプチ感が、異様に癖になりますね。これは新食感と言っても良く、多すぎると邪魔になり、少なすぎると新鮮味に欠けますから、最高に絶妙な分量を計算していますね。
また、一緒に混ぜた刻みネギが最高の薬味です。お蕎麦を食べる時にネギを入れるのと同様に、そばめしにもネギが非常に合う。日本人が美味しいと感じるポイントをしっかりと押さえた食べ物になっており、飽きずに毎日でも食べられるなと感じました。
おかずの部分です。鶏の唐揚げ、山芋のフライ、ウィンナー、揚げシュウマイ、ポテトサラダ、ミニトマトです。これらはどれもごく普通の味わいなのですが、そばめしが美味しすぎるので、普通レベルであっても一段階高い状態に感じてしまいます。山芋のフライなどは、珍しくて良いですね。
今回のそばめしは、私としては完全に「主食」にしたい感じの食べ物でした。コメと蕎麦が大好物なので、それらが融合した食べ物の虜になるに決まっていたのでした。
いずれ、再び深川駅に降り立つことにしているので、その際に深川そばめしを見つけたら、間違いなくリピートしたいと思います。新しい深川駅の駅弁として、皆さんも旅の途中にぜひ一度食べてみて下さいね。
次に、深川そばめし俵おむすびと、深川そばめし俵おむすび(いなり)です。こちらは小腹がすいたときに最適なお弁当ですね。稲荷なんてのは、かなりユニークな商品だと思います。
それぞれを開封した状態の写真を。おむすびと稲荷がそれ単体で入っています。これは両方買うべし、ではないでしょうか。量的にも。
こちらは俵おむすび。横から見ると、蕎麦の実と刻みネギが一緒に混ぜられている事が分かります。蕎麦の実を揚げてから、そばつゆ入りで炊かれたご飯に混ぜ込んでいるのですが、これがプチプチ感と薬味のネギの香ばしさが合わさって、表現できないような新感覚、けれども完全に日本風の美味さが滲み出ています。
個人的には、私は深川そばめしの稲荷が好きですね。ジューシーなお揚げとそばめしの組み合わせは、天才的だと思うくらいのマッチングです。これは、繰り返し何度も食べたいと思いました。わたし的には、豊橋の稲荷寿しに次ぐ、お稲荷さん駅弁のナンバーツーです。
ガブっと齧ったところ。ちょうど蕎麦の実のつぶつぶしたところは写っていません。稲荷寿司が好きな人は、ぜひともこの新感覚のお稲荷さんを食べてみて欲しいですね。
なお、俵おむすびには香の物が添えられています。おむすびにお新香はよく合います。そして、いなりには紅生姜が添えられていました。
なるほど、実際に食べてみると、そばめし稲荷には紅生姜のほうがはるかに合いますね。こういった細かい部分にも考えを巡らせている点に、製造しているレストランスカイラウンジの真剣さを感じます。
深川そばめし弁当を動画でご覧になる場合は、以下の2つの動画をご覧ください。
●深川そばめし弁当
●深川そばめしのおむすびとお稲荷
今回ご紹介した深川そばめし、昨今の全国的なB級グルメブームにあやかりたい深川市が、旅行サイトのじゃらんの助力の下に作り上げた商品のようです。規模は小さいながらも、官民共同プロジェクトなのですね。
深川そばめし弁当(深川駅)・・・「道の駅」の駅弁を深川駅でも販売してくれている
深川駅に、3種類の「そばめし弁当」が存在します
深川駅では、かつて高橋商事さんが駅弁を作り、販売していました。とうの昔に駅弁製造から撤退して、今では深川名物の「ウロコダンゴ」を売るのみとなっていました。実は今回、そのウロコダンゴを食べてみたいと思い立ち、深川駅で下車したのであります。
昭和な雰囲気を色濃く残す、深川駅舎です。駅にある観光案内所、兼観光物産館に、ウロコダンゴが置いてあります。
売り場は、駅の改札外の待合室に直結しています。改札口のすぐ隣です。このように、ウロコダンゴのマークが表示されています。
そして、この深川物産館に入ったとたんに目に入ってきたのが、深川そばめしを使った3種類の駅弁です。かつての高橋商事さんは駅弁から撤退してしまったものの、深川市民病院のレストランスカイラウンジを運営する業者さんが、新規に参入してきてくれています。
本ページでは、深川物産館で販売されているそばめし駅弁を、以下の項目に分けてご紹介しています。興味・関心のある項目をクリックして頂いて、該当の部分に飛んでくださいませ。
⇒深川そばめし弁当・・・癖になる味!リピート確定!
⇒深川そばめしの「俵おむすび」に「俵いなり」もまた良し
⇒それぞれのそばめし弁当を動画でご覧になる場合はこちらから
販売状況のデータ | |
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販売 | 深川物産館 深川市1条9番4号(JR深川駅内) 0164-26-2525 https://www.city.fukagawa.lg.jp/kankou /pages2/ne5dau0000000ajg.html 営業時間は9:00~17:00です。年始のみ定休。 |
製造 | レストランスカイラウンジ 深川市6条6番1号 市立病院6階 0164-22-1101 http://www.city.fukagawa.lg.jp/kankou/ pages2/ne5dau0000000c29.html |
深川そばめし弁当・・・癖になる味!リピート確定!
まず、外観を見てみます。掛け紙には、道の駅弁と記載されていますね。元々は、道の駅ライスランドふかがわで売られていた「道の駅弁」を、深川駅でも販売する形をとっています。今やすっかり、道路が主で鉄道が従といった関係になっています。
しかし、深川駅で販売しているとなれば、私としてはこれは駅弁として扱います。鉄道の利用客も買えるのですから、まさしく駅弁ですよね。ま、「駅ナカ弁当」的ではありますが、駅弁を厳密に定義するのは難しいですし、そんな事に意味があるとは思えないので、それで良いのです。
そして、興味津々で開封しました。手前にそばめしの俵おむすびが3つ、そして奥におかずです。
そばめしというと、焼きそばにご飯をソースで炒めて混ぜ込んだコッテリ味の、関西風の食べ物を連想していました。確かに北海道は蕎麦の大産地ですから、それの蕎麦バージョンかと思っていました。・・・しかし、全く別物でしたね。見た感じ日本蕎麦の姿も見えなくて、「???」となりました。
が、手に取って驚きました。なるほど、蕎麦の実(下の写真の赤い矢印)を一緒に混ぜ込んでいるのですね。蕎麦の実は揚げたものを入れており、ご飯は蕎麦の出汁で炊いているのだそうです。そして刻みネギ(青丸)も同時に混ぜ込んであります。
食べてみると、「う、旨い!」・・・かなりの感動です。まず、出汁で炊かれたご飯が進みます。ほんのり薄味なのがしつこくなくて良いです。後ほどご覧いただくおかずとの相性を、よく考えて味付けしています。
とりわけ、蕎麦の実のプチプチ感が、異様に癖になりますね。これは新食感と言っても良く、多すぎると邪魔になり、少なすぎると新鮮味に欠けますから、最高に絶妙な分量を計算していますね。
また、一緒に混ぜた刻みネギが最高の薬味です。お蕎麦を食べる時にネギを入れるのと同様に、そばめしにもネギが非常に合う。日本人が美味しいと感じるポイントをしっかりと押さえた食べ物になっており、飽きずに毎日でも食べられるなと感じました。
おかずの部分です。鶏の唐揚げ、山芋のフライ、ウィンナー、揚げシュウマイ、ポテトサラダ、ミニトマトです。これらはどれもごく普通の味わいなのですが、そばめしが美味しすぎるので、普通レベルであっても一段階高い状態に感じてしまいます。山芋のフライなどは、珍しくて良いですね。
今回のそばめしは、私としては完全に「主食」にしたい感じの食べ物でした。コメと蕎麦が大好物なので、それらが融合した食べ物の虜になるに決まっていたのでした。
いずれ、再び深川駅に降り立つことにしているので、その際に深川そばめしを見つけたら、間違いなくリピートしたいと思います。新しい深川駅の駅弁として、皆さんも旅の途中にぜひ一度食べてみて下さいね。
購入データ | |
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購入場所 | 深川駅舎内、深川物産館にて購入 |
購入日時 | 2018年6月21日、午前9:45に購入。 |
価格 | 650円(税込み)・・・かなりお安いと思います。 |
ラベル表記 | 製造のレストランスカイラウンジは、深川市立病院にあるというのもユニークです。なお、レストランスカイラウンジは日曜祝日は定休日なので、その日は駅での弁当販売は無いかもしれません。販売元に確認ください。 |
深川そばめしの「俵おむすび」に「俵いなり」もまた良し
次に、深川そばめし俵おむすびと、深川そばめし俵おむすび(いなり)です。こちらは小腹がすいたときに最適なお弁当ですね。稲荷なんてのは、かなりユニークな商品だと思います。
それぞれを開封した状態の写真を。おむすびと稲荷がそれ単体で入っています。これは両方買うべし、ではないでしょうか。量的にも。
こちらは俵おむすび。横から見ると、蕎麦の実と刻みネギが一緒に混ぜられている事が分かります。蕎麦の実を揚げてから、そばつゆ入りで炊かれたご飯に混ぜ込んでいるのですが、これがプチプチ感と薬味のネギの香ばしさが合わさって、表現できないような新感覚、けれども完全に日本風の美味さが滲み出ています。
個人的には、私は深川そばめしの稲荷が好きですね。ジューシーなお揚げとそばめしの組み合わせは、天才的だと思うくらいのマッチングです。これは、繰り返し何度も食べたいと思いました。わたし的には、豊橋の稲荷寿しに次ぐ、お稲荷さん駅弁のナンバーツーです。
ガブっと齧ったところ。ちょうど蕎麦の実のつぶつぶしたところは写っていません。稲荷寿司が好きな人は、ぜひともこの新感覚のお稲荷さんを食べてみて欲しいですね。
なお、俵おむすびには香の物が添えられています。おむすびにお新香はよく合います。そして、いなりには紅生姜が添えられていました。
なるほど、実際に食べてみると、そばめし稲荷には紅生姜のほうがはるかに合いますね。こういった細かい部分にも考えを巡らせている点に、製造しているレストランスカイラウンジの真剣さを感じます。
購入データ | |
---|---|
購入場所 | 深川駅舎内、深川物産館にて購入 |
購入日時 | 2018年6月21日、午前9:45に購入。 |
価格 | 380円(税込み)・・・両方とも同じ値段です。 |
ラベル表記 | 俵おむすびといなりのラベル表示は同一です。厳密にはかなり異なる商品なのですが、まあ良しとしましょう。「いなり」には掛け紙の表面に赤いスタンプが押されていて、それと分かるようになっています。 |
それぞれのそばめし弁当を動画でご覧になる場合はこちらから
深川そばめし弁当を動画でご覧になる場合は、以下の2つの動画をご覧ください。
●深川そばめし弁当
●深川そばめしのおむすびとお稲荷
今回ご紹介した深川そばめし、昨今の全国的なB級グルメブームにあやかりたい深川市が、旅行サイトのじゃらんの助力の下に作り上げた商品のようです。規模は小さいながらも、官民共同プロジェクトなのですね。