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デラックスこゆるぎ(小田原駅・熱海駅)・・・こゆるぎの里を代表する駅弁
小田原駅の駅弁業者、東華軒さんには看板商品がいくつかあります。小鯵押寿司や鯛めしと並ぶ代表的な駅弁が、デラックスこゆるぎです。
以下の動画を見ていただくと分かる通り、わっぱめし状の駅弁で、一通りのおかずが乗っている、見ても食べても満足感の得られるお弁当になっています。
今回は東海道を青春18切符の旅をしている途中で、おたのしみ弁当と共に購入して、鴨宮ステーションホテル宿泊の翌日の朝食として食べております。
ここからは、写真にて解説します。デラックスこゆるぎを開けてみて、まず真っ先に目が行くのは、比較的大ぶりの海老の天ぷらでしょうね。海老天が中央にドーンと乗っていて、その「主役」を引き立てる「脇役」のようなおかずたちが環状に配置されています。
【お品書き】
・茶飯 ・鶏そぼろ ・煮物 ・玉子そぼろ ・海老天ぷら ・鮭の塩焼き ・鶏の照り焼き ・かまぼこ ・大根のつぼ漬け
ほれ、この通りです。駅弁に入っている海老の天ぷらとしては、かなり大きなサイズです。しかも感心したのは、天ぷらの衣の付け方です。駅弁の天ぷらにありがちなベットリ感が無くて、流石にサクサクとは言えませんが、天ぷららしさを残しており、美味しく頂けました。
そしてもう一点、デラックスこゆるぎの「美味しすぎる部分」が、鶏そぼろと筍煮です。鶏そぼろは東華軒の名物総菜と言えます。これだけをパッケージした「駅弁」も販売されているほどです。
かなり甘めの鶏そぼろですが、鶏肉の旨みが濃厚で、グリーンピースと合わさった触感が不思議に甘さを抑えてくれて、飽きずに食べ続けることができます。
そして鶏そぼろの味わいをさらに引き立てるのが、筍煮。この筍煮、分かりやすく表現すると、崎陽軒のシウマイ弁当に入っている筍煮とほぼ同じ雰囲気の総菜で、やや味付けを薄めにしたものと考えて良いです。これと、鶏そぼろを一緒に食べても、1つの料理として成立するくらいに相性が良く、美味しさ抜群ですね。ご飯も進みます。
鶏そぼろの左側には玉子そぼろも配置されていて、もちろん鶏の親子になりますから、こちらも相性抜群。鶏そぼろよりも玉子そぼろのほうが味があっさりしていて、味覚がバッティングしないところもなかなか良いです。(つまり全く飽きが来ない)
そして茶飯です。今回、特にはアップ写真で紹介していない鶏の照り焼きや煮物なども含めて、あらゆるおかずと相性が合います。変に濃すぎない味付けにコントロールされていて、炊き加減もちょうど良い塩梅です。もちろんこれだけで食べても、美味しく頂けます。
ところで、駅弁のネーミングの「デラックス」は分かるとして、「「こゆるぎ」って何だ?」とかねてから疑問に思っていました。が、駅弁を買ったところ、ラベルに以下のように説明書きがありましたので、記載しておきます。
こゆるぎという名称は、神奈川県(昔の相模国)に現在三か所あります。その一つに大磯より西海岸一帯を「こゆるぎの磯」と言い、その沿岸沿いを「こゆるぎの里」と称しております。また一説によりますと、小田原という地名がどんな語源から起きたものであるかという事について、古くから種々の議論がありますが「小由留木」(こゆるぎ)の文字を草書体に書いたのを読み誤ったところから起きたのだという事です。これは「新編相模風土記」足柄下郡巻二の小田原城の項に記されております。
という事で、まさにこの「こゆるぎの里」をイメージする駅弁として作られたのだなと分かります。おそらく、こゆるぎの里の豊かな食文化のようなものをイメージしたのだろうなと想像します。
実際に、食べて良かったなと思える駅弁ですし、お値段も1000円しない、常に手が届く価格帯ですから、大変良心的だと思います。いちど、デラックスこゆるぎを試して見て下さい。
上記より約2年後、2019年4月には、「ミニ駅弁」バージョンのデラックスこゆるぎ弁当を購入しています。場所は、西武百貨店の池袋店です。
地下2階に高級スーパーの「ザガーデン自由が丘」が入店しており、そこで全国の駅弁が集められていて壮観です。JR池袋駅には駅弁が売られていませんから、駅弁をお求めの際は、ここにきて購入すると良いでしょう。
ミニ駅弁が2種類、置いてありました。左側に鯛めしのミニ駅弁バージョンもありました。
正式版のデラックスこゆるぎ弁当よりも、ミニ駅弁のほうが500円も安い、440円で売られています。ミニと言っても案外と食べ応えはある印象でした。
中身は、鶏の照り焼きと鮭の塩焼きが省略されているほか、海老の天ぷらがエビフライに変更になっています。甘い鶏そぼろや筍煮などは一緒ですね。海老フライは冷凍のものを使えばコストダウンになりますので、これはやむを得ない変更だと思います。
この鶏そぼろが入っていると、コンビニ弁当ではなくて、一気に東華軒の駅弁を食べている気になるのですから、恐れ入ります。
以下の動画を見ていただくと分かる通り、わっぱめし状の駅弁で、一通りのおかずが乗っている、見ても食べても満足感の得られるお弁当になっています。
今回は東海道を青春18切符の旅をしている途中で、おたのしみ弁当と共に購入して、鴨宮ステーションホテル宿泊の翌日の朝食として食べております。
購入データ | |
---|---|
購入場所 | 小田原駅の駅弁屋和にて購入。 |
購入日時 | 2017年4月4日、午後3時半前に購入。 |
価格 | 950円(税込み) |
ラベル表示 | |
製造・販売 | 株式会社東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1-3-54 0465-47-1186 http://www.toukaken.co.jp/ekiben.html |
見事な海老の天ぷらと、ご飯によく合う鶏そぼろが美味しい
ここからは、写真にて解説します。デラックスこゆるぎを開けてみて、まず真っ先に目が行くのは、比較的大ぶりの海老の天ぷらでしょうね。海老天が中央にドーンと乗っていて、その「主役」を引き立てる「脇役」のようなおかずたちが環状に配置されています。
【お品書き】
・茶飯 ・鶏そぼろ ・煮物 ・玉子そぼろ ・海老天ぷら ・鮭の塩焼き ・鶏の照り焼き ・かまぼこ ・大根のつぼ漬け
ほれ、この通りです。駅弁に入っている海老の天ぷらとしては、かなり大きなサイズです。しかも感心したのは、天ぷらの衣の付け方です。駅弁の天ぷらにありがちなベットリ感が無くて、流石にサクサクとは言えませんが、天ぷららしさを残しており、美味しく頂けました。
そしてもう一点、デラックスこゆるぎの「美味しすぎる部分」が、鶏そぼろと筍煮です。鶏そぼろは東華軒の名物総菜と言えます。これだけをパッケージした「駅弁」も販売されているほどです。
かなり甘めの鶏そぼろですが、鶏肉の旨みが濃厚で、グリーンピースと合わさった触感が不思議に甘さを抑えてくれて、飽きずに食べ続けることができます。
そして鶏そぼろの味わいをさらに引き立てるのが、筍煮。この筍煮、分かりやすく表現すると、崎陽軒のシウマイ弁当に入っている筍煮とほぼ同じ雰囲気の総菜で、やや味付けを薄めにしたものと考えて良いです。これと、鶏そぼろを一緒に食べても、1つの料理として成立するくらいに相性が良く、美味しさ抜群ですね。ご飯も進みます。
鶏そぼろの左側には玉子そぼろも配置されていて、もちろん鶏の親子になりますから、こちらも相性抜群。鶏そぼろよりも玉子そぼろのほうが味があっさりしていて、味覚がバッティングしないところもなかなか良いです。(つまり全く飽きが来ない)
そして茶飯です。今回、特にはアップ写真で紹介していない鶏の照り焼きや煮物なども含めて、あらゆるおかずと相性が合います。変に濃すぎない味付けにコントロールされていて、炊き加減もちょうど良い塩梅です。もちろんこれだけで食べても、美味しく頂けます。
ところで、駅弁のネーミングの「デラックス」は分かるとして、「「こゆるぎ」って何だ?」とかねてから疑問に思っていました。が、駅弁を買ったところ、ラベルに以下のように説明書きがありましたので、記載しておきます。
こゆるぎという名称は、神奈川県(昔の相模国)に現在三か所あります。その一つに大磯より西海岸一帯を「こゆるぎの磯」と言い、その沿岸沿いを「こゆるぎの里」と称しております。また一説によりますと、小田原という地名がどんな語源から起きたものであるかという事について、古くから種々の議論がありますが「小由留木」(こゆるぎ)の文字を草書体に書いたのを読み誤ったところから起きたのだという事です。これは「新編相模風土記」足柄下郡巻二の小田原城の項に記されております。
という事で、まさにこの「こゆるぎの里」をイメージする駅弁として作られたのだなと分かります。おそらく、こゆるぎの里の豊かな食文化のようなものをイメージしたのだろうなと想像します。
実際に、食べて良かったなと思える駅弁ですし、お値段も1000円しない、常に手が届く価格帯ですから、大変良心的だと思います。いちど、デラックスこゆるぎを試して見て下さい。
ミニ駅弁・デラックスこゆるぎ弁当も購入しました
上記より約2年後、2019年4月には、「ミニ駅弁」バージョンのデラックスこゆるぎ弁当を購入しています。場所は、西武百貨店の池袋店です。
地下2階に高級スーパーの「ザガーデン自由が丘」が入店しており、そこで全国の駅弁が集められていて壮観です。JR池袋駅には駅弁が売られていませんから、駅弁をお求めの際は、ここにきて購入すると良いでしょう。
ミニ駅弁が2種類、置いてありました。左側に鯛めしのミニ駅弁バージョンもありました。
正式版のデラックスこゆるぎ弁当よりも、ミニ駅弁のほうが500円も安い、440円で売られています。ミニと言っても案外と食べ応えはある印象でした。
中身は、鶏の照り焼きと鮭の塩焼きが省略されているほか、海老の天ぷらがエビフライに変更になっています。甘い鶏そぼろや筍煮などは一緒ですね。海老フライは冷凍のものを使えばコストダウンになりますので、これはやむを得ない変更だと思います。
この鶏そぼろが入っていると、コンビニ弁当ではなくて、一気に東華軒の駅弁を食べている気になるのですから、恐れ入ります。
購入データ | |
---|---|
購入場所 | 西武百貨店池袋店地下2階のザガーデン自由が丘にて購入。 |
購入日時 | 2019年4月21日、12時半に購入。 |
価格 | 440円(税込み) |