有田焼カレー(有田駅弁)を食べた記録

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有田駅の駅弁、「有田焼カレー」と「ドラえもん有田焼カレー」を両方とも食してみた記録

九州の北部、佐賀県の有田町は、当サイト管理人が言うまでもなく、有田焼の産地として有名です。有田駅の駅舎内にも色々なところに有田焼が展示されていて、この地に降り立っただけで「焼き物の街に来たんだ」と分かります。下の写真は、有田駅の外観です。

有田駅


有田駅のみどりの窓口に入ると、有田焼のJR九州の大皿が展示してあって、かなり驚きました。JR九州は駅をシンボルにしようという気持ちが強く、今回の旅行では阿蘇赤うし弁当を購入した熊本駅のくまモンとか、印象に残るシンボリックなものを沢山見かけました。

有田駅の有田焼の大皿


そして、鉄道ファン的に有田駅が有名なのは、有田焼の陶器に入れらてたカレーライス駅弁の存在です。その名も有田焼カレー。このページでは、有田焼カレーの情報をまとめています。駅弁の中身だけでなく、売り場の情報も含めてのまとめとなりますので、どうぞ参考にしてください。

有田駅の駅弁の販売箇所の情報
通常版の有田焼カレーを通販で買って自宅で食べた時の記録
ドラえもん有田焼カレーを有田駅で購入して九州のホテルで食べた記録


 


有田駅の駅弁の販売箇所の情報


まず、販売箇所の情報です。駅弁の売り場は、有田焼の待合室にある有田銘品館です。お土産屋さんですが、有田焼カレー屋さんといった雰囲気もかなり強いです。下の写真の右奥に行くと、すぐに改札口があって目の前が佐世保方面行のホームに至ります。

有田駅構内の有田銘品館


待合室の椅子のところから、有田銘品館を写しました。小さなお土産屋さんですね。

有田銘品館


そして、上記の左側手前の冷蔵庫に、有田焼カレーが置いてあります。2018年8月30日の午後2時頃に写しました。有田焼カレーと、その姉妹商品であるドラえもん有田焼カレーの両方が置いてありました。有田焼のアイスとろりんというプリンもあるので、デザート目当てでもOKですね。

有田焼カレーの販売


ちなみに、有田焼カレーなどを購入した際には、有田銘品館の店内がイートインになっているので、ここで食べる事ができます。カレーは匂いが強いので、電車内で食べるのは気が引けますから、時間に余裕があったらここで召し上がると良いでしょう。

有田駅の有田銘品館のイートイン


店内には電子レンジがあり、カレーを温める事ができます。冷えた状態でも食べられますが、やはりカレー駅弁は加熱したほうがだんぜん美味しいですからね。

ちなみに、有田焼カレーは陶器にカレーライスが入った駅弁であり、食べ終わったあとは陶器を再利用する事ができます。しかし、店内で食べた場合には、汚れた容器を持ち帰るのには強い抵抗感がありますよね。

そんな旅人にとって非常に嬉しい事に、食べ終わった陶器はお店が回収して下さって、その代わりに新しい陶器を頂くことができるのです。小回りの利く地方の業者だからできる技であり、ご厚意に甘えたいと思いますね。(食べ終わった容器はどうなってしまうのか、そこは気にしない事にしましょう。)

有田銘品館の電子レンジ


レジ横にはレトルトパックの「有田カレー」も置いてあります。焼き物が付かないので、有田焼カレーではなくて有田カレーです。私などは既に、ドラえもんも含めて有田焼カレーの陶器は2つ保有していますから、次回訪問時にはレトルトパックのものを買いたいなと思いました。




駅で時間を確認しようと思ったら、なんと、時計まで有田焼なのでした。このデザインが美しくて、しばらく見惚れました。こんな時計、自宅に飾ったら心地よいだろうなあと思いました。・・・ま、そんなお金は無いので、有田焼カレーの皿だけで満足する事にしましょう。

有田駅の時計も有田焼



通常版の有田焼カレーを通販で買って自宅で食べた時の記録


それでは、有田焼カレーを食べてみます。九州の有田駅に「有田焼カレー」なる駅弁が有ると、以前から噂には聞いていましたが、関東暮らしの私は頻繁に九州に行く事は出来ないのであり、有田焼カレーのホームページから通販でお取り寄せ致しました。

有田焼カレー


封を開けてみると、下記のような粋なはからいが。気持ち良いですね!

有田焼カレー


実際に開けてみたのが、下記の動画になります。有田焼の陶器をしっかりと守るためなのか、梱包が頑丈にできている印象です。そして有田焼のお皿の上にドーンと乗っかった、カレーにチーズ。単なるカレーライスなのかと思ってましたが、チーズがトッピングされていました。



有田焼カレー


クールの宅配便で冷えた状態で到着しますので、レンチンしました。中心部まで熱を通すために、二度もチンしました。レンジでチンすると上記のような味気ない状況とは変わって、カレーの表面に脂分が出てきて、艶やかな印象になりました。チーズカレー、実に美味そうです。

有田焼カレー


肝心の味ですが、やはり製造されてから時間の経過したカレーですから、それなりだなという感じはします。28種類ものスパイスで作り上げたらしいのですが、スパイスの風味は時間が立つほど無くなってしまうので、これはやむを得ないですね。

それと、チーズの塩分なのか分かりませんが、少々塩っ気がきついカレーだなと思いました。スパイスの香りが飛んだ分、塩分だけが気になったのかもしれません。

さて、食べ終わったあとの有田焼のお皿の取り扱いです。このお皿は、和風料理を盛り付けるのに、最高に良いです。我が家でも普段使いのお皿として、大活躍しています。それを考えると、旅先で有田焼カレーを食べてしまうと、自宅まで持ちかえるのに難儀します・笑。

やはりこの駅弁は、通販で取り寄せるか、あるいは駅弁大会などで見かけた時に購入して、自宅に持ち帰って食べるのが良いのかもしれませんね。


購入データ
購入場所 通販にて購入。
購入日時 2015年11月8日に購入。
価格 1600円(税込み)・・・現在は値上げされており、1800円です。
製造・販売 創ギャラリーおおた

https://aritayakicurry.com/iteminfomation/
allitem/aritayakicurry-all/





ドラえもん有田焼カレーを有田駅で購入して九州のホテルで食べた記録


次に、カレーライス自体は上述した有田焼カレーと全く同じなのですが、容器がドラえもんの有田焼となっている事から、別商品「ドラえもん有田焼カレー」として売り出されているものをご紹介しましょう。今回は、松浦鉄道の乗り鉄や長崎の軍艦島訪問の途中に有田駅に立ち寄って、購入しています。

有田駅


このように、ドラえもんの掛け紙になっています。有田駅で購入して、トレインビューホテルのセントラルホテル伊万里の客室で、これを食べております。

ドラえもん有田焼カレー


開封したところです。きちんとスプーンも付いているので安心です。1日100個限定の商品という事ですが、都会ではないので、まず、すぐに品切れになる事は無いと思います。

ドラえもん有田焼カレー


今回はホテルの部屋で食べたので、冷めた状態のままで頂きました。レンジで加熱した状態は1つ上の項で見て欲しいのですが、やはりカレーの表面の滑らかさなどはかなり違ってきますね。

有田焼カレー


こうやって、冷めたものをスプーンで食べます。意外にも冷めても美味しい事が分かりました。チーズなどは固くなってしまうので、温かいに越した事はありませんが。




ドラえもん有田焼カレーを食べた時の様子は、下の動画にも記録しています。動画の方が実際の雰囲気が分かりますので、これを見て頂ければと思います。小さなサイズなので、ぺろりと平らげてしまいました。カレーライスの駅弁はユニーク過ぎるので、ロングセラーになって欲しいですね。




なお、ドラえもん有田焼カレーを食べ終わったのちは、ホテルに宿泊ですから、有田焼の容器をホテルのボディシャンプーで洗いましたよ・笑。何とも情けない姿ではありましたが、綺麗に洗い、九州から関東まで持ち帰って、今でも自宅で大活躍しています。


購入データ
購入場所 有田駅舎内の有田銘品館で購入。
購入日時 2018年8月30日、午後2時ころに購入。
ラベル表示 ドラえもん有田焼カレーのラベル表示

製造は創ギャラリーおおたさんですが、販売が東京の株式会社ノンピというところになっているのが「通常版」の有田焼カレーとの違いです。ノンピは、株式会社藤子・F・不二雄プロの窓口になっている会社のようです。
価格 1620円(税込み)


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