錦川鉄道キハ40による「清流みはらし列車」の乗車体験

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錦川鉄道キハ40による「清流みはらし列車」レビュー

山口県の岩国市内を流れる錦川に沿って、ひたすら線路が敷いてあって、清流の流れをたっぷり眺められる第三セクター鉄道、錦川鉄道(路線の愛称は錦川清流線)は、私も大好きな路線で、過去に何度か乗車しています。

今回(2026年1月)は、錦川鉄道でも人気のある列車、国鉄型気動車のキハ40による「清流みはらし列車」に乗車してきましたので、その模様をお伝えします。

清流みはらし列車のキハ40


この車両、元々は首都圏に居て、栃木県の烏山線を走っていたものですから、首都圏暮らしの私にとっては、これが山口県の岩国駅に姿を現した時は、頭の中が実に不思議な感覚になりました。

清流みはらし列車キハ40の銘板


錦川鉄道の路線図は以下の通りです。このように、向かって右側にひたすら錦川の流れが沿います。本来は進行方向右側がオススメなのですが、清流みはらし列車は全席ロングシートですから、これに乗る時に限っては、どの席でもOKです。




実は、清流みはらし列車に乗るのは、2回目です。1回目は直前になってキハ40が故障しまして(年代物の車両だから仕方ない)、錦川鉄道の通常の車両で運行となり、それに乗っています。今回の乗車は、そのリベンジであります。そして、無事に復讐を果たしたのでありました。

今回の旅行は、以下の項目に分けて掲載しましたので、ご興味がある部分、あるいはお好きなところをクリックして頂きますと、リンク先の記事にジャンプします。どうぞ参考にしてください。

清流みはらし列車の予約方法(お弁当は付属しています)
清流みはらし列車の車内はこんな感じ・相席です
車内で食べたお弁当の紹介
車窓風景はこんな感じ
終点から伸びる「とことこ列車」も楽しくておススメ

清流みはらし列車の公式ページはコチラ(錦川鉄道のホームページ)





清流みはらし列車の予約方法(お弁当は付属しています)


予約は、上記、錦川鉄道のホームページから申し込みとなります。気を付けるべきは、運行日が非常に少なく、例えば2026年4月以降は、延べ7日しか運行しません。土日だったらいつも動いているとか、そういう事はありませんので、注意して下さい。

通常、JRなどの列車は1か月前にならないと予約できないのが通例ですが、錦川鉄道はJRではありませんので、年末までの運行予定の列車は、いつでも予約可能です。キャンセルは7日前までになっています。

お弁当は、後段でご紹介しますが、清流みはらし列車の料金に、お弁当代も含まれています。お弁当だけをキャンセルする事は出来ませんから、注意して下さい。(必ずお弁当付きになる)

それぞれ1000円を追加すれば、以下のような、ほろ酔いプラン(日本酒+おつまみ)や、スイーツプラン(終点の錦町の手作りスイーツ)も楽しむことができます。今回の私はこれらを頼まなかったので、ちょっと後悔しています・苦笑。

ほろ酔いセットとスイーツセット


なお、お料理を作った業者さんの情報も載せておきます。特にこのお店に電話をする必要などは無いのですが、いちおう、お店が分かっていたほうが何となく安心感がありますからね。

製造販売 御料理・仕出し「瀧川(たきがわ)」さん
住所 山口県岩国市横山2丁目5−31
ホームページ https://oryouri-takigawa.com/

有名な錦帯橋のたもとにある、仕出し料理屋さんです。創業140年超の老舗のお料理屋さんです。



清流みはらし列車の車内はこんな感じ・相席です


清流みはらし列車に乗り込んでみます。受付と書かれている部分で、名前を名乗り、料金を支払う必要があります。清流みはらし号のサボが、イイ感じですね。




乗り込んですぐのところに有る、受付カウンター。お弁当などは後ほど配られます。とりあえず、支払いと、指定された座席を確認する作業です。




今回、錦川鉄道錦川清流線のマスコットキャラクター、「ニシキー」が置かれていました。清流に棲むオオサンショウウオなのだそうです。通常は錦町駅に鎮座していますが、清流みはらし列車の運行時のみ、列車に乗務する用です。




車内は、ご覧の通り、ロングシートにテーブルが設置されていて、全員が対面方式で座る形になります。独りで申し込むと、こういう座席のどこかに座る事になります。今回の乗車時も、複数のお一人様客が乗り込んでいて、ひとり旅にも人気のようです。




僕は、名古屋の撮り鉄氏と共に乗り込みました。変に気取った観光列車ではないので、何も考えずに、ボケーっと乗る事が出来るのが、この列車の良いところですね。




なお、皆さん座ったままという事も無く、次の項でご紹介するお弁当を食べ終わった後は、席を立って車内でスタンプを押したり、前面展望を眺めたり、右に左に車窓を見たり、思い思いに自由に過ごされていました。

そうそう、車内にお手洗いはありません。トイレは、乗車して30分後の北河内駅で済ませることができます(トイレ休憩があります)。そこから更に乗車して45分で終点の錦町駅駅に到着しますので、特段の心配は無いものと思われます。





車内で食べたお弁当の紹介


既に記したとおり、岩国市内の仕出し「瀧川(たきがわ)」さんのお弁当が配られます。岩国駅での出発待ちの停車中に早々に配られまして、多くの方が、出発と同時に食べていました。お弁当にはペットボトルのお茶と、清流みはらし号のコースターが付きます。




蓋を開けるとこんな感じ。当方、清流みはらし列車には2回目の乗車で、前回はキハ40が故障した2021年に乗っています。その時の写真と見比べてみたところ、中身はほぼ完全に一緒でした。繰り返し乗りたい人のために、メニューは年に1回は変更して欲しいところです。




とはいえ、海沿いの岩国駅から、山の中の錦町駅まで走行する列車らしく、海のものから山のものまで、お魚やお肉や、そしてお野菜に果物、デザートまで。いわゆる駅弁とは違った、手作りの味わいが最高に美味しいです。和洋中それぞれの作り方で、我々を楽しませてくれました。











車窓風景はこんな感じ


車窓風景は見どころですが、あいにくロングシートなので、眺めやすい訳ではないのが玉に瑕です。その代わり、途中のトイレ休憩の北河内駅と、清流みはらし列車しか停車しない特別駅、清流みはらし駅に停車して、外をうろつくことができます。

列車の時刻などは、以下のご案内をご確認ください。このチラシは、列車に乗る時に、受付で全員に配られるものです。




そうそう、チラシと一緒に、帰りの乗車券(ピンクで色付けした部分)も配られますので、無くさないようにして下さいね(帰りの運賃も、清流みはらし列車の料金に含まれています)。




車窓は、アテンドする男子乗務員が細かく案内してくれるので、非常に親切と言うか、分かりやすいですね。欄干の無い沈下橋なども見どころの一つです。




2026年の乗車では水不足気味で、錦川の水量が極めて少なかったのですが、2021年に乗った時は、以下の動画の通りかなりの水量で迫力満点でした。Xで動画を呟いていましたので、その時の模様は、以下の映像でご覧ください。



下の写真は、北河内駅です。上り列車との交換待ちを使って、トイレ休憩です。駅舎にトイレがありまして、特に混乱なく対処できていました。列車の撮影タイムにもなっていました。




駅前の畑のどこでもドア。




次の停車駅は、道路からのアクセスが一切なく、列車に乗らないと絶対に降り立てない、清流みはらし駅です。建設の時も、鉄道を使って資材などを運んだそうです。




清流みはらし駅のホームから、列車や錦川の風景をのんびり眺めた映像です。ちょうど乗客が写らなくなるタイミングがありましたので、動画に撮っておきました。雰囲気だけでも分かって頂けると思います。





終点から伸びる「とことこ列車」も楽しくておススメ


という事で、1時間半ほどのちょうど良い感じで終点の錦町駅に到着しました。約30分後に出発する折り返しの普通列車が入線する前に、乗って来たキハ40が側線に引き上げます。その時の様子を、動画に撮影しておきました。

私は鉄道が好きなので、動画なんて撮ってますけど、多くの一般客は、1階の売店に行って、お土産などを買い求めていました。清流みはらし列車には車内販売がありませんので、何か買う場合は、錦川鉄道応援の意味も込めて、1回売店でお買い物すると良いでしょう。




帰りの普通列車は、豪華な転換クロスシートの車両です。ここでは、進行方向左側に座ると、延々と錦川の流れに切しられます。川の風景は、晴れの日でも雨の日でもどちらも素晴らしいですね。




なお、出来れば、国鉄時代に行われた岩日線(第三セクター錦川鉄道に転換前の国鉄の路線名)の延伸工事の完成部分を使った、列車のようなバスの乗り物、とことこトレインに乗車すると良いでしょう。

2026年は3月から11月末までの暖かい季節の週末、土日祝日であれば、運行してくれます。春休み期間中とお盆期間は、平日も運行されます。想像よりもかなり楽しい遊覧トロッコですので、以下、私が2021年に撮影したXの投稿も、参考にしてみてください。(クリックして頂くと、Xがタイムライン状に開いて、複数の投稿が見れます。)


下記はその一部の動画を抜き出しています。線路は敷いていなくて道路上になっているところを走る乗り物なのに、まるで鉄道に乗った気分になります。楽しかったなあ(^^♪


とことこトレインは、基本的に錦川鉄道を利用してきた人優先で、乗車する事が出来ます。クルマ利用で錦町駅に来て、乗車しようとした場合は、空席がある場合に乗せてくれるという扱いです。多客期は、その点に注意して下さい(周辺に駐車場もほとんど無い)。

以上、錦川鉄道錦川清流線のキハ40「清流みはらし列車」に実際に乗車したレビューでございました。最近、錦川鉄道が存続か廃止かで揺れていましたが、向こう10年間、錦川市が存続させる事を決定して、胸をなでおろしています。ぜひ、みんなで乗りに行って、楽しんでみてください。


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