●参考になりましたら、シェアしていただけるとサイト運営の励みになります!
肥薩線の吉松駅(吉都線の吉松駅でもあります)。かつては鹿児島本線として、交通の大動脈でもありました。故に、昭和43年(1968年)に建てられた、いかにも国鉄といった風情の、鉄筋コンクリート造の吉松駅舎が見ごたえあります。(因みに当サイト管理人と同い年です)

しかし、鹿児島本線はとうに海沿いにルート変更され、現在は九州新幹線が開通、更には肥薩線と同じルートを高速道路まで建設が完了して、もはや肥薩線は、鉄道としてのメリットを活かす場所ではなくなりました。
おまけに熊本の度重なる災害で、肥薩線そのものが、吉松から隼人にかけての一部区間を除き、全線で運休となって久しいです。完全にオワコンと化した吉松駅ですが、今でも国鉄型気動車が全力で活躍を見せる場所でもあり、数年ぶりに、再訪しました。

以前から気になっていたのが、駅舎隣接の、観光SL会館。単なる土産物屋かと思ったら、店内で食事が出来るとの事でしたので、今回の再訪の折に、ローカル線乗り継ぎの時間が2時間近くあったので、人気の「ちゃんぽん」を食べてきました。その記録を。

以下、ポッポ亭で食事をした内容などを、このページで紹介いたします。目次を記載いたしますので、、皆さまのご旅行の参考になれば幸いです。
⇒観光SL会館ぽっぽ亭の店内の様子と営業時間や電話番号などの情報
⇒観光SL会館ぽっぽ亭で今回食べた食事のメニューと弁当について
観光SL会館ぽっぽ亭は、NPO法人「鹿児島CI(シーアイ)維新」が運営する施設です。元吉松町(現湧水町)町長の永野龍郎氏が、代表を務めています。
(恐らく)湧水町から補助金を得て、収支トントンのギリギリの運営をしているのでしょうが、それでもぽっぽ亭に隣接する鉄道資料館、静態保存されているC55形蒸気機関車52号機の保持などに尽力しているものと思われます。
店内は、入って左側がお土産品などの物産コーナー、右側が食堂となっています。天井の形状や建物が縦に長い構造を見ていただくと分かる通り、列車内に居るかのようなデザインです。

食堂スペースの座席なんかも、まるで列車内ですね。旅気分を味わえます(^^)/

側面には、かつて活躍した列車の数々が展示してあります。これらをひとつひとつ眺めるだけでも、けっこうな時間を要します。そして、楽しい。

SL列車の前で、結婚の写真を撮っている光景とか、ノスタルジーの極地です。かつての国鉄職員でしょうか。肥薩線が輸送の花形だった頃の写真です。

さて、私が食べたのは、メニューの最上段に記されている、和風ちゃんぽん。グーグルマップの口コミ投稿でも、和風ちゃんぽんをアップしている人が多かったので、名物的な存在として、注文する事にしました。
あらためてメニューをまじまじと眺めてみると、かけうどんにトッピングをするものと、特製うどんには、どのような差があるのだろうか、などと興味が尽きません。いつか再訪する機会があれば、確認してみたいと思います。

ちゃんぽんは、注文する時に、ニンニクを入れるかどうかを質問されます。私は鉄道旅行中でしたので、「ニンニクは少なめに」とお願いしました。待つ事10分くらいでしょうか、こんな感じで、和風ちゃんぽんが配膳されました。ソース付き!そして、沢庵2切れも、昭和的な雰囲気ですね。

具は、野菜がドッサリ! 野菜が不足しがちな旅行者には、非常に嬉しい一品です。手前に豚肉が見えていますが、タンパク質は他に、イカやエビが入っています。まさにちゃんぽん。
今回、ランチタイムはまさかの満席でお客さんが多く、店のオバチャンがテンパっていたのか、麺は緩めでした・笑。また、ニンニク少な目と言ったのに、都会レベルでは「多めだろ!」というくらい、効いていました。
また、敢えて和風ちゃんぽんと命名した通り、確かに長崎などの少しこってり目とは別で、塩味のあっさりした味わいのちゃんぽんでございました。

なので、途中から味変する用のソースが、非常に効いてきます。ソースは、控え目ではなくて、ジャバジャバ入れるのがコツです。ソースの旨味成分のグルタミン酸をぶち込む事で、より美味しくいただけます。

というか、むしろソースを入れた方が美味しい! ソースを入れるちゃんぽんは初体験だったので、追加で入れる楽しみも含めて、嬉しい和風ちゃんぽんなのでした。

ところで、お店の看板に「お弁当」なる表示があります。しかし、メニューを見ても、店内を隅々まで眺めても、お弁当が存在するとは一言も書かれていませんでした。
という事は、今はお弁当は出していないのかなと思って質問してみると、前日までの予約制、内容はお任せで注文に応じているそうです。掛け紙も無さそうなので、駅弁的ではないようです。

でも、ふと気がつくと、弁当がひとつ、レジ袋に入れられて、店内に置いてあったんですよね。「マニアが注文したのだな」、と羨ましい気持ちでチラ見していましたら、ボクの乗って来たJR九州の運転士が受け取りに来たのでした。駅の詰所で弁当を食い、再び肥薩線を運転して出て行ったようです。
なるほどなー、そう言う利用もされているのかー!と感心。かつての吉松駅の駅ホーム売店では幕の内弁当が売られていましたが、JR社員さんがときどき買っていたのかもしれないなーって、そんな事を思ったのでした。
値段は、500円て言ってたかな。超安いです。ごはん大盛りが550円、そこに味噌汁付けると600円だか650くらいだったと思います。聞いたんだけど、実際に買わないと忘れちゃって。・・・いや、歳のせいか。
⇒駅カフェ&駅レストランのページに戻る
観光SL会館ぽっぽ亭・吉松駅隣接の鉄分の濃い食堂で名物の「ちゃんぽん」を食う
ぽっぽ亭(肥薩線&吉都線)吉松駅の概要など
肥薩線の吉松駅(吉都線の吉松駅でもあります)。かつては鹿児島本線として、交通の大動脈でもありました。故に、昭和43年(1968年)に建てられた、いかにも国鉄といった風情の、鉄筋コンクリート造の吉松駅舎が見ごたえあります。(因みに当サイト管理人と同い年です)

しかし、鹿児島本線はとうに海沿いにルート変更され、現在は九州新幹線が開通、更には肥薩線と同じルートを高速道路まで建設が完了して、もはや肥薩線は、鉄道としてのメリットを活かす場所ではなくなりました。
おまけに熊本の度重なる災害で、肥薩線そのものが、吉松から隼人にかけての一部区間を除き、全線で運休となって久しいです。完全にオワコンと化した吉松駅ですが、今でも国鉄型気動車が全力で活躍を見せる場所でもあり、数年ぶりに、再訪しました。

以前から気になっていたのが、駅舎隣接の、観光SL会館。単なる土産物屋かと思ったら、店内で食事が出来るとの事でしたので、今回の再訪の折に、ローカル線乗り継ぎの時間が2時間近くあったので、人気の「ちゃんぽん」を食べてきました。その記録を。

以下、ポッポ亭で食事をした内容などを、このページで紹介いたします。目次を記載いたしますので、、皆さまのご旅行の参考になれば幸いです。
⇒観光SL会館ぽっぽ亭の店内の様子と営業時間や電話番号などの情報
⇒観光SL会館ぽっぽ亭で今回食べた食事のメニューと弁当について
観光SL会館ぽっぽ亭の店内の様子と営業時間や電話番号などの情報
観光SL会館ぽっぽ亭は、NPO法人「鹿児島CI(シーアイ)維新」が運営する施設です。元吉松町(現湧水町)町長の永野龍郎氏が、代表を務めています。
(恐らく)湧水町から補助金を得て、収支トントンのギリギリの運営をしているのでしょうが、それでもぽっぽ亭に隣接する鉄道資料館、静態保存されているC55形蒸気機関車52号機の保持などに尽力しているものと思われます。
店内は、入って左側がお土産品などの物産コーナー、右側が食堂となっています。天井の形状や建物が縦に長い構造を見ていただくと分かる通り、列車内に居るかのようなデザインです。

食堂スペースの座席なんかも、まるで列車内ですね。旅気分を味わえます(^^)/

側面には、かつて活躍した列車の数々が展示してあります。これらをひとつひとつ眺めるだけでも、けっこうな時間を要します。そして、楽しい。

SL列車の前で、結婚の写真を撮っている光景とか、ノスタルジーの極地です。かつての国鉄職員でしょうか。肥薩線が輸送の花形だった頃の写真です。

駅舎フェのデータ | |
---|---|
日時 | 2024年12月下旬のお昼に訪問した際のデータです。 |
営業時間 | 11:00~14:00、定休日は水曜日。 |
場所 | 鹿児島県姶良郡湧水町川西935−2 |
ホームページ | 無し |
電話番号 | 0995-54-2177 |
観光SL会館ぽっぽ亭で今回食べた食事のメニューと弁当について
さて、私が食べたのは、メニューの最上段に記されている、和風ちゃんぽん。グーグルマップの口コミ投稿でも、和風ちゃんぽんをアップしている人が多かったので、名物的な存在として、注文する事にしました。
あらためてメニューをまじまじと眺めてみると、かけうどんにトッピングをするものと、特製うどんには、どのような差があるのだろうか、などと興味が尽きません。いつか再訪する機会があれば、確認してみたいと思います。

ちゃんぽんは、注文する時に、ニンニクを入れるかどうかを質問されます。私は鉄道旅行中でしたので、「ニンニクは少なめに」とお願いしました。待つ事10分くらいでしょうか、こんな感じで、和風ちゃんぽんが配膳されました。ソース付き!そして、沢庵2切れも、昭和的な雰囲気ですね。

具は、野菜がドッサリ! 野菜が不足しがちな旅行者には、非常に嬉しい一品です。手前に豚肉が見えていますが、タンパク質は他に、イカやエビが入っています。まさにちゃんぽん。
今回、ランチタイムはまさかの満席でお客さんが多く、店のオバチャンがテンパっていたのか、麺は緩めでした・笑。また、ニンニク少な目と言ったのに、都会レベルでは「多めだろ!」というくらい、効いていました。
また、敢えて和風ちゃんぽんと命名した通り、確かに長崎などの少しこってり目とは別で、塩味のあっさりした味わいのちゃんぽんでございました。

なので、途中から味変する用のソースが、非常に効いてきます。ソースは、控え目ではなくて、ジャバジャバ入れるのがコツです。ソースの旨味成分のグルタミン酸をぶち込む事で、より美味しくいただけます。

というか、むしろソースを入れた方が美味しい! ソースを入れるちゃんぽんは初体験だったので、追加で入れる楽しみも含めて、嬉しい和風ちゃんぽんなのでした。

ところで、お店の看板に「お弁当」なる表示があります。しかし、メニューを見ても、店内を隅々まで眺めても、お弁当が存在するとは一言も書かれていませんでした。
という事は、今はお弁当は出していないのかなと思って質問してみると、前日までの予約制、内容はお任せで注文に応じているそうです。掛け紙も無さそうなので、駅弁的ではないようです。

でも、ふと気がつくと、弁当がひとつ、レジ袋に入れられて、店内に置いてあったんですよね。「マニアが注文したのだな」、と羨ましい気持ちでチラ見していましたら、ボクの乗って来たJR九州の運転士が受け取りに来たのでした。駅の詰所で弁当を食い、再び肥薩線を運転して出て行ったようです。
なるほどなー、そう言う利用もされているのかー!と感心。かつての吉松駅の駅ホーム売店では幕の内弁当が売られていましたが、JR社員さんがときどき買っていたのかもしれないなーって、そんな事を思ったのでした。
値段は、500円て言ってたかな。超安いです。ごはん大盛りが550円、そこに味噌汁付けると600円だか650くらいだったと思います。聞いたんだけど、実際に買わないと忘れちゃって。・・・いや、歳のせいか。
⇒駅カフェ&駅レストランのページに戻る