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根室駅構内の食堂「北然仁(ぼくねんじん)」の、本格派の日本蕎麦が美味しい!
根室本線(花咲線)の終着駅、根室駅。花咲線に乗車すると、原野に次ぐ原野がひたすら現れ、エゾシカなどの野生動物も頻繁に出没し、圧倒的な大自然に思わず息を?む事の連続になります。
この先に街など有るのかと不安に駆られる頃に、日本最東端の東根室駅を経て、北海道らしい素寒貧とした住宅が密集するようになって、遂に根室駅に到着します。もうこれ以上東に、線路はありません。

花咲線は乗客数が極端に少なく、列車は1両です。根室駅に列車が来るのは、1日に6回だけです。

列車を降りてホームの先に進むと、線路が途切れています。まさしく日本のどん詰まり。「日本最東端有人の駅」の表示があり、ついカメラを向けてしまいますね。

そして、そんな根室駅の駅舎内に、立ち食い蕎麦ではなくて、本格的なお蕎麦屋さんがある事は、ほとんど知られていないのではないでしょうか。駅舎に向かって右側が根室駅の入り口、そして左側の矢印の部分に、お蕎麦屋さんの「北然仁」さんがあります。
ちょっと読みにくいですが、「ぼくねんじん」と読みます。朴念仁とは、正しい意味では不愛想で無口、頑固、などという意味に使う言葉ですが、恐らくこのお店の場合は、北海道とか自然などのイメージと、質実剛健な感じをミックスした造語なのだと思います。

今回、花咲線の列車の折り返しまでに3時間ほどの時間が空いてしまったので、ちょうどお昼の時間でもあった事から、駅レストランとも言える北然仁にお邪魔して、お蕎麦を食べてまいりました。その際の模様を簡単にレポートしますので、ぜひ根室駅訪問の際に利用してみて下さい。
まず、北然仁の店頭に置かれていた看板です。まさしくこの写真の人が、北然仁のマスターです。大柄な男性で、まさしく朴訥とした人柄であり、北然仁という店名がピッタリだなと思いました。

北然仁さんのお店の入り口。根室に来ると花咲ガニを食べるイメージが強いですが、1日に3食も海鮮ばかり食べる訳には参りませんから、北然仁のメニューは、実は旅人にとっても貴重です。

お店の窓に、こんな張り紙がありました。マスターは、東京の神田で蕎麦の修行をされていたのですね。そこで見つけた鹿児島県の枕崎産のカツオ節を使っているとの事です。蕎麦粉は摩周産。
北海道は蕎麦処でもあり、とかく海鮮などに関心が向きがちですが、旅行をしていたら一度はお蕎麦も味わっておいても良いのではないかなと思いました。

11時の開店を待って、お店に入りました。店内やお料理などは、動画も貼り付けておきますので、そのほうが北然仁の雰囲気が分かると思いますので、それも参考にしてください。
まずはビールという事で、北海道に来たら、やはりサッポロビールを飲みたいですね。柿の種も出してくれたので、気分よくのんびりと飲むことができました。

注文したのは、海老天蕎麦です。豚丼とのセットにしようかかなり迷ったのですが、ちょうど豚丼はこの前々日に摩周の豚丼を食べたばかりだったので、お蕎麦に集中したいなと思って、シンプルに海老天蕎麦を。
ご覧の通り、大ぶりな海老の天ぷらが二尾、ドーンと乗っかっていて豪勢ですね。茄子と大葉の天ぷらも添えられていて、ちょうど夏の時期らしい組み合わせです。「蕎麦屋でビールなんてなかなか江戸前だなあ」などと、北海道にいながらそんな事を思ったりしました。
おつゆなどはここまでどっぷりと入れないほうが良いような気がしますが、それこそ「北然仁風」なのでしょうし、高級な蕎麦屋と違って、変に飾り気が無いところが良いのだろうなと思います。
肝心のお味の方は、お蕎麦もおつゆも比較的甘めに作られており、上品だなと思いながら食べました。というか、下手な蕎麦屋よりも断然美味しいです。いずれ根室を再訪した折には、ざる蕎麦を食べて、蕎麦自体の味をもう少々深く味わってみたいと思いました。

今回お蕎麦を食べた様子は、以下の動画に収めてあります。お店の外観、店内の様子、お料理のメニューも記録しておきましたので、ぜひ参考にして下さい。
そうだ、ざる蕎麦も食べたいけど、豚丼も食べたいんですよね。たぶん、次回は妻と根室を訪れる可能性が高いので、色々と注文して取り分けて食べてみようかなと思います。
もう、お店を構えて10年以上も営業していると言うので、すっかり根室に定着しているようです。つまり、根室市民にも支持されているお店だと思います。私が食べ始めてから、何名もの人たちが来店してきましたので、これからも繁盛して、美味しいお蕎麦を提供して頂きたいです(^^♪
⇒参考:根室駅・東根室駅の駅弁についてはこちらから
⇒駅カフェ&駅レストランのページに戻る
この先に街など有るのかと不安に駆られる頃に、日本最東端の東根室駅を経て、北海道らしい素寒貧とした住宅が密集するようになって、遂に根室駅に到着します。もうこれ以上東に、線路はありません。

花咲線は乗客数が極端に少なく、列車は1両です。根室駅に列車が来るのは、1日に6回だけです。

列車を降りてホームの先に進むと、線路が途切れています。まさしく日本のどん詰まり。「日本最東端有人の駅」の表示があり、ついカメラを向けてしまいますね。

そして、そんな根室駅の駅舎内に、立ち食い蕎麦ではなくて、本格的なお蕎麦屋さんがある事は、ほとんど知られていないのではないでしょうか。駅舎に向かって右側が根室駅の入り口、そして左側の矢印の部分に、お蕎麦屋さんの「北然仁」さんがあります。
ちょっと読みにくいですが、「ぼくねんじん」と読みます。朴念仁とは、正しい意味では不愛想で無口、頑固、などという意味に使う言葉ですが、恐らくこのお店の場合は、北海道とか自然などのイメージと、質実剛健な感じをミックスした造語なのだと思います。

今回、花咲線の列車の折り返しまでに3時間ほどの時間が空いてしまったので、ちょうどお昼の時間でもあった事から、駅レストランとも言える北然仁にお邪魔して、お蕎麦を食べてまいりました。その際の模様を簡単にレポートしますので、ぜひ根室駅訪問の際に利用してみて下さい。
摩周の蕎麦粉に枕崎のカツオ節、これが美味くない訳はないのだ
まず、北然仁の店頭に置かれていた看板です。まさしくこの写真の人が、北然仁のマスターです。大柄な男性で、まさしく朴訥とした人柄であり、北然仁という店名がピッタリだなと思いました。

北然仁さんのお店の入り口。根室に来ると花咲ガニを食べるイメージが強いですが、1日に3食も海鮮ばかり食べる訳には参りませんから、北然仁のメニューは、実は旅人にとっても貴重です。

お店の窓に、こんな張り紙がありました。マスターは、東京の神田で蕎麦の修行をされていたのですね。そこで見つけた鹿児島県の枕崎産のカツオ節を使っているとの事です。蕎麦粉は摩周産。
北海道は蕎麦処でもあり、とかく海鮮などに関心が向きがちですが、旅行をしていたら一度はお蕎麦も味わっておいても良いのではないかなと思いました。

11時の開店を待って、お店に入りました。店内やお料理などは、動画も貼り付けておきますので、そのほうが北然仁の雰囲気が分かると思いますので、それも参考にしてください。
まずはビールという事で、北海道に来たら、やはりサッポロビールを飲みたいですね。柿の種も出してくれたので、気分よくのんびりと飲むことができました。

注文したのは、海老天蕎麦です。豚丼とのセットにしようかかなり迷ったのですが、ちょうど豚丼はこの前々日に摩周の豚丼を食べたばかりだったので、お蕎麦に集中したいなと思って、シンプルに海老天蕎麦を。
ご覧の通り、大ぶりな海老の天ぷらが二尾、ドーンと乗っかっていて豪勢ですね。茄子と大葉の天ぷらも添えられていて、ちょうど夏の時期らしい組み合わせです。「蕎麦屋でビールなんてなかなか江戸前だなあ」などと、北海道にいながらそんな事を思ったりしました。
おつゆなどはここまでどっぷりと入れないほうが良いような気がしますが、それこそ「北然仁風」なのでしょうし、高級な蕎麦屋と違って、変に飾り気が無いところが良いのだろうなと思います。
肝心のお味の方は、お蕎麦もおつゆも比較的甘めに作られており、上品だなと思いながら食べました。というか、下手な蕎麦屋よりも断然美味しいです。いずれ根室を再訪した折には、ざる蕎麦を食べて、蕎麦自体の味をもう少々深く味わってみたいと思いました。

今回お蕎麦を食べた様子は、以下の動画に収めてあります。お店の外観、店内の様子、お料理のメニューも記録しておきましたので、ぜひ参考にして下さい。
そうだ、ざる蕎麦も食べたいけど、豚丼も食べたいんですよね。たぶん、次回は妻と根室を訪れる可能性が高いので、色々と注文して取り分けて食べてみようかなと思います。
もう、お店を構えて10年以上も営業していると言うので、すっかり根室に定着しているようです。つまり、根室市民にも支持されているお店だと思います。私が食べ始めてから、何名もの人たちが来店してきましたので、これからも繁盛して、美味しいお蕎麦を提供して頂きたいです(^^♪
⇒参考:根室駅・東根室駅の駅弁についてはこちらから
北然仁のデータ | |
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日時 | 2018年6月25日(月)、午前11時過ぎに訪問した際のデータです。 |
営業時間 | 11:00~19:00(不定休) 定休日は店内に掲示してあります。月に4回程度がお休みの日だと思われます。ただし、旅人には分かりませんので、事前に電話して確認される事をお勧めします。 |
場所 | 北海道根室市光和町2丁目1根室駅 |
電話番号 | 0153-24-6338 |
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