関東鉄道竜ヶ崎線を撮影した記録

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関東鉄道竜ヶ崎線の撮影・・・旧型車両キハ532号を狙ったものの・・・

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は臨時快速「ムーンライトながら」を利用して出掛けた、関東鉄道の乗車&撮影記です。


入地駅を発車した竜ケ崎行を撮影
入地駅から佐貫行を撮影(2019.8.3 13:06)


今回の旅は、2ページに分けて掲載しています。お好みのところをご覧頂ければと思います。(もちろん、それぞれをお読みいただけますと嬉しく思います。)

関東鉄道の水海道付近で常総線を撮影
⇒関東鉄道竜ヶ崎線の撮影(←今ココ





竜ケ崎へ


関東鉄道竜ケ崎線には3両のディーゼルカーが在籍していますが、そのうちの旧型車両キハ532号は毎週土曜日の日中に運転されています。本日は土曜日であり、今回の旅における唯一最大の目的がこのキハ532号乗車&撮影です。

常磐線佐貫駅
関東鉄道竜ヶ崎線が接続する常磐線佐貫駅です。2020年春に龍ケ崎市駅に改称される予定です。

キハ2001(佐貫駅)
しかし何と!?お目当てのキハ532の姿はなく、キハ2001が停車していました。色々と都合があることでしょうが、残念至極です。(2019.8.3 11:50)

竜ヶ崎線の車内のコロッケ
竜ケ崎はコロッケの街だそうで、車内にはいたる所にコロッケがありました。

キハ2001のコロッケのつり革
つり革にもコロッケが付いています。

竜ヶ崎駅にて
竜ケ崎駅に到着、列車はすぐに折り返し佐貫行として発車します。佐貫駅が龍ケ崎市駅に改称された後は、「竜ケ崎発龍ケ崎市行」となるのでしょうか。

竜ケ崎駅の駅舎
竜ケ崎駅の駅舎です。タクシーが待機し、路線バスも発着する有人駅です。バスは佐貫経由取手行が1~2時間に1本、江戸崎行が1日数本発車しています。

竜ケ崎駅のホーム
竜ケ崎駅は1面ホーム1線です。途中に列車の行き違いができる場所はないので、終日一つの編成が往復しています。

キハ532
今回の旅の唯一最大の目的であったキハ532は、竜ケ崎駅すぐ近くの車庫にいました。本日は乗車が叶わず誠に残念ですが、こうして見物することができただけでも良しとしましょう。 (2019.8.3 12:18)

キハ532、キハ2002(竜ヶ崎駅の車庫)
以前は木造の渋い建屋のあった車庫ですが、跡形なく撤去されていました。竜ケ崎線の車両は写真の2両(キハ532、キハ2002)と、運用中のキハ2001の全3両です。

旧塗装時代のキハ532
旧塗装時代のキハ532です。国鉄キハ20の機関や台車を流用して1981年に竣工しました。(1988.6.18)

竜ケ崎の車庫に留置されていた2両編成のキハ521と522
竜ケ崎の車庫に留置されていた2両編成のキハ521と522です。旧国鉄キハ07をルーツとするこの車両は、1975年に車体を乗せ換えましたが、キハ2000形の導入に伴い1997年(平成9年)に廃車されました。当時の竜ケ崎線は、4両の車両が在籍していました。 (1988.6.18)





入地駅に移動


本日の竜ケ崎市の最高気温は35度とのことで、外を出歩くには命の危険が伴う暑さです。 なるべく駅の近くで活動を行うこととして、竜ケ崎線唯一の中間駅である入地で下車してみ ます。

入地駅
入地駅は小さな待合室と飲料の自動販売機があるものの、お手洗いはありません。駅周辺は静かな集落で、お店やコンビニはなさそうなので要注意です。 (2019.8.3 12:38)

入地駅のホーム
竜ケ崎線の他の駅と同様に1面ホーム1線の構造です。(2019.8.3 12:45)

入地駅の駅名板
関東鉄道独特の特徴的な駅名票です。常総線ではあまり見かけなかったので、撤去が進んでいるのでしょうか。今は無き鹿島鉄道でも各駅に設置されていたので、懐かしく思いました。

夏休み期間に運転が減少する竜ヶ崎線
入地駅に掲出されていた案内です。文中2行目はもちろん「夏休み」の誤りです。本日は土曜日にもかかわらず、キハ532が運転されなかったのは、夏休み中は運用する車両数を減らしている関係かな…とも推測しました。



入地駅付近で撮影


前述のように本日は予想最高気温35度の猛暑日で、雲一つない快晴です。熱中症の危険があることから、駅の近くで撮影活動を実施します。

入地駅を発車した竜ケ崎行を撮影
入地駅の周辺では田園風景もみられます。入地駅から竜ケ崎駅寄りに直線距離で260mの地点にある農道から、入地駅を発車した竜ケ崎行を撮影します。こちら側は午前中順光です。 (2019.8.3 12:59)

入地駅から直線距離で560mの地点にある踏切で撮影
少し竜ケ崎寄りに移動し、入地駅から直線距離で560mの地点にある踏切で撮影活動を続けます。ここも竜ケ崎行は午前が順光となります。(2019.8.3 13:29)

佐貫行を撮影
同じ踏切から佐貫行を撮影します。こちらは午後順光です。沿線風景に特徴があるとはいえない竜ケ崎線ですが、その長閑な雰囲気はしみじみと気に入りました。(2019.8.3 13:37)


撮影活動を終え、入地駅に戻ってきました。余りの暑さに意識が朦朧としてきましたが、何とか無事に駅まで戻ることができて幸いです。駅のホーム端より、発車した竜ケ崎行を後追いで撮影します。(2019.8.3 13:59)

入地駅に到着する佐貫行の竜ヶ崎線
同じく入地駅に到着する佐貫行をホームから撮影。奥の踏切が先ほど撮影活動を行った場所です。この列車に乗り、名古屋への長い18きっぷの旅(18きっぷは佐貫から。)を始めることにします。(2019.8.3 14:06)

ホームライナー浜松3号
佐貫から熱海まではグリーン車利用、沼津から豊橋までは373系特急型車両乗利用で、長時間の旅にもかかわらず快適な旅でした。写真は沼津発浜松行の「ホームライナー浜松3号」です。乗車整理券320円が必要ですが、特急型車両に乗れるうえ、同じ車両がそのまま浜松発豊橋行普通列車となるため、豊橋まで快適な旅が約束されます。まさに18きっぷ利用者御用達といえる列車です。(2019.8.3 18:30)



本日いただいた駅弁


品川弁当

品川弁当
昼食は早朝に東京駅の駅弁屋「祭」グランスタ店で購入した「品川弁当」(㈱大船軒・1150円)です。 品川・江戸前に縁のある食材と大船軒人気の食材を詰め合わせたお弁当で、しらす、桜海老、穴子、鯨カツなどの魚介類を美味しくいただきました。

小江戸旅弁当
早めの夕食は、上野駅の駅弁屋「匠」で購入した「小江戸旅弁当」(㈱日本ばし大増・1000円)を、東海道本線グリーン車内でいただきました。「栃木の江戸料理」のお弁当ということで、伝統的な食材が美味でした。

男鹿しょっつる塩焼きそば
夜食は同じく上野駅「匠」で入手した「男鹿しょっつる塩焼きそば」(㈱関根屋・780円)を、豊橋から乗った区間快速列車内で食しました。珍しい麺類の駅弁ですが、ハタハタしょっつるの塩味としょうゆ味が上品で、意外なほど美味しくいただきました。秋田県男鹿半島まで「しょっつる焼きそば」を食べに行きたくなりました。


さて、今回は最大の目的であった関東鉄道竜ケ崎線のキハ532号が運転されていないという、脱力な事態となってしまいましたが、久々の常総線及び竜ケ崎線の乗車&撮影は、新鮮で思いのほか楽しいものでした。竜ケ崎線再訪は当然として、常総線の水海道以北も乗車したいと強く誓った(?)のでした。


【乗車データ】
・佐貫11:55→竜ケ崎12:02 キハ2001 1両  
・竜ケ崎12:35→入地12:38 キハ2001 1両  
・入地14:07→佐貫14:11 キハ2001 1両  
・佐貫14:16→上野14:58 サロE530-5 15両  
・上野15:41→熱海17:40 サロE230-1042 15両  
・熱海17:51→沼津18:10 モハ210-5063 6両  
・沼津18:31→豊橋20:46 サハ373-14 6両  
・豊橋20:55→名古屋21:59 サハ313-5308 8両


(今回の撮影はこれでおしまい)


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