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阪神武庫川線の数少ない撮影地から、貴重な「動態保存」の赤胴車を撮る!
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。11月の日曜日、兵庫県西宮市に出掛けた際、少しだけお暇をいただきましたので、またまた隙間「鉄」として、阪神電車の撮影をしてきました。
⇒阪神電鉄・甲子園駅と姫島駅で駅撮り
⇒阪神武庫川線の数少ない撮影地から撮る(←今ここ)
たこ焼きを慎重に輸送しつつ、今度は武庫川線の電車を撮影すべく、武庫川駅に向かいます。今年のお正月にも撮影したのですが、一昔前の阪神電車の印象を伝える赤胴車の魅力に、再び足を運ぶことにしました。
武庫川線は日中20分毎の運行。発車まで時間があるので、まずは撮影ポイントのある東鳴尾駅付近まで歩くことにします。
武庫川線は営業キロ1.7km、終点まで歩きながら撮影します。その昔は武庫川駅から北へ路線があり、旅客は武庫大橋まで、貨物線としては国鉄の甲子園口駅を経て西宮駅まで営業されていました。
貨物線の正式廃止は1970年(昭和45年)とのこと、「たらとます」は北海道ですが・・・宅地化が進んだ今、旅客営業されていれば阪神とJRを南北で結ぶ便利な路線となっていたことでしょう。
7861形による2両ワンマン列車です。数少ない撮影地=東鳴尾駅北側の踏切で撮影。(2016.11.13 14:17)
上の写真の撮影場所です。フェンスの隙間から撮影します。奥は武庫川の堤防です。この撮影地については、 阪神武庫川線撮影地・東鳴尾駅にて撮影のページも参考にして下さい。
少し武庫川駅寄の陸橋から撮影。数少ない開けた場所での撮影ポイントですが、手前の線路両側には墓地があり、配慮が必要です。また、早くも左側住宅の影が車体にかかり始めています。なお、武庫川から洲先までは複線の用地が確保されています。 (2016.11.13 14:36)
阪神武庫川線東鳴尾駅です。駅舎も待合室もない無人駅ですが、朝晩は列車交換が行われます。
次の駅、洲先駅まで再び歩きます。といっても駅間400m、すぐに着きます。この駅も駅舎も待合室もない無人駅で、東側は武庫川の堤防、西側は住宅街の狭い場所に駅があります。
洲先駅です。奥が終点の武庫川団地前駅方向です。
洲先駅を発車した武庫川行列車。夏場の遅い午後なら順光になりそうです。 (2016.11.13 14:47)
洲先駅の北側で撮影。正面上部のアンテナ(?)が画面から外れて、失敗…。 (2016.11.13 14:58)
さらに600m歩くと、武庫川団地前駅です。線路は洲先駅から少し右にカーブして武庫川堤防から離れ、住宅街の中を進みます。
洲先~武庫川団地前間は1984年(昭和59年)の開業ですが、1943年(昭和18年)の武庫川線開業時から、戦時中の運休を経て、終戦後の1948年(昭和23年)の再開時までは、現在の武庫川団地前駅の位置が洲先駅だったそうです。武庫川団地前駅の南側には武庫川団地が広がっていますが、その昔は工場だったとのことです。
武庫川団地前駅北側の踏切で撮影。(2016.11.13 15:40)
武庫川団地前駅です。無人駅ながら、自動改札機、券売機、お手洗いがあり、駅らしい(?)駅です。
列車は武庫川団地前駅で折り返します。2面2線ですが、使用されているのは1面1線のみです。
7861号の車内銘板です。昭和43年製ということは、私より一つ年上の48歳。失礼を承知で申し上げると、もはや「動態保存」の領域です。しかし、整備が行き届いていて、快適な車内環境であり、乗り心地も悪くありません。
16:01発の列車に乗り、武庫川団地前駅を後にします。2両編成の車内は、座席がほぼ埋まる盛況です。乗車時間5分で、武庫川駅到着。日曜日の夕方とあって、ホームには多くのお客さんが、折り返し武庫川団地前行を待っていました。
武庫川駅の武庫川線乗り換え改札口です。自動改札機の数にお客さんの多さを感じます。
阪神電鉄武庫川線、「鉄」的には赤胴車の活躍が注目されるところですが、短い駅間、容易なホームへのアクセス等、LRTにも通ずるものがあり、便利な鉄道を考えるうえで多くのヒントがあるように感じました。
またこうした盲腸線は大手私鉄でも少なくありませんが、武庫川線は独特の雰囲気があり、そして前述のように赤胴車が「動態保存」(???)されています。機会があれば再訪したいものです。
【おまけ】
「キッザニア」というのは、子供がお仕事体験をするテーマパークです。ピザ職人、消防士などが人気で、電車の運転士、車掌も体験できます。
キッザニア甲子園では、この体験用に阪神電車1000系を再現(上の写真)しています。運転台や車内は実物の3分の2程度の大きさで、子供向けながら本物そっくりです。私は子供に体験してもらいましたが、大人の私も思わず体験したくなるほどの、本格的な施設でした。
(今回の旅はこれでおしまい)
今回のように大阪に駅撮り撮影旅行に行きたい場合、下記のトレインビューホテルに宿泊すると、より楽しめると思いますので、参考にしてみてください。
⇒阪神電鉄・甲子園駅と姫島駅で駅撮り
⇒阪神武庫川線の数少ない撮影地から撮る(←今ここ)
東鳴尾駅付近の撮影地で撮る
たこ焼きを慎重に輸送しつつ、今度は武庫川線の電車を撮影すべく、武庫川駅に向かいます。今年のお正月にも撮影したのですが、一昔前の阪神電車の印象を伝える赤胴車の魅力に、再び足を運ぶことにしました。
武庫川線は日中20分毎の運行。発車まで時間があるので、まずは撮影ポイントのある東鳴尾駅付近まで歩くことにします。
武庫川線は営業キロ1.7km、終点まで歩きながら撮影します。その昔は武庫川駅から北へ路線があり、旅客は武庫大橋まで、貨物線としては国鉄の甲子園口駅を経て西宮駅まで営業されていました。
貨物線の正式廃止は1970年(昭和45年)とのこと、「たらとます」は北海道ですが・・・宅地化が進んだ今、旅客営業されていれば阪神とJRを南北で結ぶ便利な路線となっていたことでしょう。
7861形による2両ワンマン列車です。数少ない撮影地=東鳴尾駅北側の踏切で撮影。(2016.11.13 14:17)
上の写真の撮影場所です。フェンスの隙間から撮影します。奥は武庫川の堤防です。この撮影地については、 阪神武庫川線撮影地・東鳴尾駅にて撮影のページも参考にして下さい。
少し武庫川駅寄の陸橋から撮影。数少ない開けた場所での撮影ポイントですが、手前の線路両側には墓地があり、配慮が必要です。また、早くも左側住宅の影が車体にかかり始めています。なお、武庫川から洲先までは複線の用地が確保されています。 (2016.11.13 14:36)
阪神武庫川線東鳴尾駅です。駅舎も待合室もない無人駅ですが、朝晩は列車交換が行われます。
洲先駅付近の撮影地で撮る
次の駅、洲先駅まで再び歩きます。といっても駅間400m、すぐに着きます。この駅も駅舎も待合室もない無人駅で、東側は武庫川の堤防、西側は住宅街の狭い場所に駅があります。
洲先駅です。奥が終点の武庫川団地前駅方向です。
洲先駅を発車した武庫川行列車。夏場の遅い午後なら順光になりそうです。 (2016.11.13 14:47)
洲先駅の北側で撮影。正面上部のアンテナ(?)が画面から外れて、失敗…。 (2016.11.13 14:58)
終点の武庫川団地前駅
さらに600m歩くと、武庫川団地前駅です。線路は洲先駅から少し右にカーブして武庫川堤防から離れ、住宅街の中を進みます。
洲先~武庫川団地前間は1984年(昭和59年)の開業ですが、1943年(昭和18年)の武庫川線開業時から、戦時中の運休を経て、終戦後の1948年(昭和23年)の再開時までは、現在の武庫川団地前駅の位置が洲先駅だったそうです。武庫川団地前駅の南側には武庫川団地が広がっていますが、その昔は工場だったとのことです。
武庫川団地前駅北側の踏切で撮影。(2016.11.13 15:40)
武庫川団地前駅です。無人駅ながら、自動改札機、券売機、お手洗いがあり、駅らしい(?)駅です。
列車は武庫川団地前駅で折り返します。2面2線ですが、使用されているのは1面1線のみです。
7861号の車内銘板です。昭和43年製ということは、私より一つ年上の48歳。失礼を承知で申し上げると、もはや「動態保存」の領域です。しかし、整備が行き届いていて、快適な車内環境であり、乗り心地も悪くありません。
16:01発の列車に乗り、武庫川団地前駅を後にします。2両編成の車内は、座席がほぼ埋まる盛況です。乗車時間5分で、武庫川駅到着。日曜日の夕方とあって、ホームには多くのお客さんが、折り返し武庫川団地前行を待っていました。
武庫川駅の武庫川線乗り換え改札口です。自動改札機の数にお客さんの多さを感じます。
阪神電鉄武庫川線、「鉄」的には赤胴車の活躍が注目されるところですが、短い駅間、容易なホームへのアクセス等、LRTにも通ずるものがあり、便利な鉄道を考えるうえで多くのヒントがあるように感じました。
またこうした盲腸線は大手私鉄でも少なくありませんが、武庫川線は独特の雰囲気があり、そして前述のように赤胴車が「動態保存」(???)されています。機会があれば再訪したいものです。
【おまけ】
「キッザニア」というのは、子供がお仕事体験をするテーマパークです。ピザ職人、消防士などが人気で、電車の運転士、車掌も体験できます。
キッザニア甲子園では、この体験用に阪神電車1000系を再現(上の写真)しています。運転台や車内は実物の3分の2程度の大きさで、子供向けながら本物そっくりです。私は子供に体験してもらいましたが、大人の私も思わず体験したくなるほどの、本格的な施設でした。
(今回の旅はこれでおしまい)
大阪市における鉄道の見えるホテル一覧
今回のように大阪に駅撮り撮影旅行に行きたい場合、下記のトレインビューホテルに宿泊すると、より楽しめると思いますので、参考にしてみてください。
宿泊施設 | 見える路線 | 特 徴 |
---|---|---|
ハートンホテル西梅田 | JR東海道本線、大阪環状線 | JR大阪駅桜橋口より徒歩4分。非常に見やすい。貨物駅も見れる。 |
ホテルモントレ大阪 | JR東海道本線、大阪環状線 | JR大阪駅桜橋口より徒歩5分。ハイグレード。貨物駅が見れる。 |
新阪急ホテルアネックス | 阪急梅田駅構内に出入りする電車 | JR大阪駅・御堂筋口、地下鉄御堂筋線梅田駅から徒歩5分。 |
ホテル阪急インターナショナル | 阪急梅田駅構内に出入りする電車 | 地下鉄御堂筋線中津駅下車4番出口、徒歩約3分。 |
レム新大阪 | 東海道・山陽新幹線、JR東海道本線 | JR・地下鉄御堂筋線 新大阪駅直結 |
東横イン新大阪新幹線中央口本館 | 東海道本線 | 新大阪駅から徒歩7,8分 |
新大阪ステーションホテルアネックス | 東海道本線 | JR新大阪駅徒歩4分。非常に見やすい。 |
大阪ガーデンパレス (新大阪) |
山陽新幹線 | JR・地下鉄御堂筋線の新大阪駅から徒歩10分、送迎バスあり |
大阪コロナホテル(新大阪) | 東海道新幹線 | 新大阪駅から3分程度。 |
ホテルパークサイド大阪(江坂) | 地下鉄御堂筋線、北大阪急行 | 江坂駅目の前。江坂は新大阪から2つ目。立地抜群。 |
アパ(APA)ホテル大阪天満 | JR大阪環状線 | JR環状線「天満駅」より徒歩約5分。 |
ホテル阪神(福島駅) | JR大阪環状線、少し遠くにJR大阪駅。 | JR福島駅(大阪駅より一駅)下車すぐ。全室天然温泉。 |
天王寺都ホテル | JR大阪環状線、関西本線、阪和線、近鉄南大阪線 | JR天王寺駅東口より徒歩1分、地下鉄御堂筋線天王寺駅3番出口横。大阪南の交通の要衝。 |