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箱根登山鉄道の「サンナナさよならイベント」撮影記
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は2019年7月に引退となった箱根登山鉄道「サンナナ」こと、モハ1形103-107編成のさよならイベントの様子です。
大平台で撮影した2018.8.5のサンナナ編成。サンナナ2連に両運転台車が1両連結された列車です。
今回の旅は、2ページに分けて掲載しています。お好みのところをご覧頂ければと思います。(もちろん、それぞれをお読みいただけますと嬉しく思います。)
⇒箱根登山鉄道サンナナさよならイベント撮影記(←今ココ)
⇒伊豆箱根鉄道大雄山線の撮影
新型車両の導入により淘汰が進む箱根登山鉄道の旧型電車のうち、最後まで吊り掛け駆動のままであったモハ1形103-107編成が2019年7月に引退となり、入生田検車区でさよならイベントが開催されました。
私の中で箱根登山鉄道といえばまずイメージされるのがモハ1形などの旧型車両であり、予想されていたことであるものの引退は誠に残念で、迷うことなく名古屋から出動することにしました。
折しも夏の青春18きっぷ利用期間初日であり、当然ながら東海道本線の普通列車で小田原へ向かうことにしました。
豊橋から乗車した7:48発浜松行普通列車は特急用車両373系6連の乗り得列車でした。浜松で211系5連の沼津行に乗り換え、静岡大陸を横断します。(2019.7.20 8:27)
本日のイベントのポスターです。開催時間は長くないものの、イベントの内容は充実しポスターも凝っていて、箱根登山鉄道の意気込みに加えてサンナナ編成に対する愛着のようなものが強く感じられました。
イベント会場は入生田駅に隣接の入生田検車区です。駅からの道には幟が何本も設置され、入口には横断幕も掲げられており、これまた力が入っています。私が到着した正午過ぎには入場規制が行われており、列の最後尾に並びます。(2019.7.20 12:06)
幸い数分の待ち時間で入場することができました。各種グッズ売り場は長い列が出来ていました。(2019.7.20 12:08)
先着5000名にはジグソーパズルのプレゼントがありました。私が帰る午後1時頃には配布が終わっていたようですが、なかなかしっかりした品物でとてもよい記念になりました。そして無料配布とは箱根登山鉄道、太っ腹です!
引退記念方向板は1枚80,000円!!!その他のグッズ類も充実しています。
私は記念入場券を購入しました。硬券入場券という点は非常に蒐集欲をそそります。1500円で800部の発売でしたが、やはり私が撤収した午後1時頃には完売の様子でした。
裏面の解説や写真も素晴らしいです。物欲が減少し半ば仙人のような暮らしをしている私ですが、この記念入場券は価値がありずっと手元に置いておきたい逸品です。
イベントのメインは車両の展示と撮影会です。方向板は一定時間ごとに取り換えられ、撮影に熱が入ります。しかし撮影場所に引きがないため、アングルには苦労します。
「ありがとうサンナナ」の方向板を取り付けた姿です。広角18㎜のレンズで撮影しても車両全体は収めるのは至難の業です。
こちらは「103-107ツリカケ」の方向板を装着。
モハ1形は1919年の箱根登山鉄道の開業時に用意されたチキ1形を由来とし、車体の鋼体化や機器更新を経て製造時の面影はなさそうですが、それでも100年の歴史を有するとは驚きです。
「小田原」の行先板も現在では目にすることはなく新鮮です。
107号の方は何とか敷地外から望遠レンズで撮影しました。サンナナ編成が引退すると残る旧型車は4両となるものの、塗色はモハ104(標準色)・モハ106(青色)・モハ108(金太郎)・モハ109(緑色)とバラエティ豊かで、是非ともまた乗り鉄及び撮り鉄で訪問したいです。
たまたま、当サイト管理人がモハ1形のサンナナ編成の運行最終日に、これに乗車しました。その時の様子を動画に撮影していますので、どうぞご覧ください。
曲線半径30メートルの日本一の急カーブを、時速15キロの最徐行で通り抜ける様子を鉄道ジャーナル風に記録しておきました。こちらもあわせてご覧ください。
⇒次:伊豆箱根鉄道大雄山線の撮影
大平台で撮影した2018.8.5のサンナナ編成。サンナナ2連に両運転台車が1両連結された列車です。
今回の旅は、2ページに分けて掲載しています。お好みのところをご覧頂ければと思います。(もちろん、それぞれをお読みいただけますと嬉しく思います。)
⇒箱根登山鉄道サンナナさよならイベント撮影記(←今ココ)
⇒伊豆箱根鉄道大雄山線の撮影
サンナナさよならイベントに参加
新型車両の導入により淘汰が進む箱根登山鉄道の旧型電車のうち、最後まで吊り掛け駆動のままであったモハ1形103-107編成が2019年7月に引退となり、入生田検車区でさよならイベントが開催されました。
私の中で箱根登山鉄道といえばまずイメージされるのがモハ1形などの旧型車両であり、予想されていたことであるものの引退は誠に残念で、迷うことなく名古屋から出動することにしました。
折しも夏の青春18きっぷ利用期間初日であり、当然ながら東海道本線の普通列車で小田原へ向かうことにしました。
豊橋から乗車した7:48発浜松行普通列車は特急用車両373系6連の乗り得列車でした。浜松で211系5連の沼津行に乗り換え、静岡大陸を横断します。(2019.7.20 8:27)
本日のイベントのポスターです。開催時間は長くないものの、イベントの内容は充実しポスターも凝っていて、箱根登山鉄道の意気込みに加えてサンナナ編成に対する愛着のようなものが強く感じられました。
イベント会場は入生田駅に隣接の入生田検車区です。駅からの道には幟が何本も設置され、入口には横断幕も掲げられており、これまた力が入っています。私が到着した正午過ぎには入場規制が行われており、列の最後尾に並びます。(2019.7.20 12:06)
幸い数分の待ち時間で入場することができました。各種グッズ売り場は長い列が出来ていました。(2019.7.20 12:08)
先着5000名にはジグソーパズルのプレゼントがありました。私が帰る午後1時頃には配布が終わっていたようですが、なかなかしっかりした品物でとてもよい記念になりました。そして無料配布とは箱根登山鉄道、太っ腹です!
引退記念方向板は1枚80,000円!!!その他のグッズ類も充実しています。
私は記念入場券を購入しました。硬券入場券という点は非常に蒐集欲をそそります。1500円で800部の発売でしたが、やはり私が撤収した午後1時頃には完売の様子でした。
裏面の解説や写真も素晴らしいです。物欲が減少し半ば仙人のような暮らしをしている私ですが、この記念入場券は価値がありずっと手元に置いておきたい逸品です。
イベントのメインは車両の展示と撮影会です。方向板は一定時間ごとに取り換えられ、撮影に熱が入ります。しかし撮影場所に引きがないため、アングルには苦労します。
「ありがとうサンナナ」の方向板を取り付けた姿です。広角18㎜のレンズで撮影しても車両全体は収めるのは至難の業です。
こちらは「103-107ツリカケ」の方向板を装着。
モハ1形は1919年の箱根登山鉄道の開業時に用意されたチキ1形を由来とし、車体の鋼体化や機器更新を経て製造時の面影はなさそうですが、それでも100年の歴史を有するとは驚きです。
「小田原」の行先板も現在では目にすることはなく新鮮です。
107号の方は何とか敷地外から望遠レンズで撮影しました。サンナナ編成が引退すると残る旧型車は4両となるものの、塗色はモハ104(標準色)・モハ106(青色)・モハ108(金太郎)・モハ109(緑色)とバラエティ豊かで、是非ともまた乗り鉄及び撮り鉄で訪問したいです。
サンナナ編成の運行最終日の様子などを動画で視聴
たまたま、当サイト管理人がモハ1形のサンナナ編成の運行最終日に、これに乗車しました。その時の様子を動画に撮影していますので、どうぞご覧ください。
曲線半径30メートルの日本一の急カーブを、時速15キロの最徐行で通り抜ける様子を鉄道ジャーナル風に記録しておきました。こちらもあわせてご覧ください。
⇒次:伊豆箱根鉄道大雄山線の撮影