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京都の弁当(京都駅)・・・思わず歓声を上げる、旅人が嬉しくなる駅弁
京都駅の、在来線の改札の内外にある駅弁売り場。ここでは、今までは神戸の淡路屋さんの駅弁の取り扱いが主力であり、そこに草津の南洋軒さんや遠く北海道や九州の一部の駅弁が売られ、最近だと復活した大阪の水了軒さんの駅弁が販売されています。
下の写真は、改札内の「駅弁旅弁当」の店舗です。何を買おうかと物色していて、今回はそれら以外の業者のお弁当が売られているのに気が付きました。
ご丁寧にも、専用の表示まで飾られていました。何と、太秦のロケ弁というネーミングで、駅弁当売店での販売となります。正式な駅弁業者は、このように全国的に色々な駅で、地元のお弁当業者から「浸食」を受けて、売り上げを減らしてゆくケースが多いように見受けられます。
京都や新大阪駅などでは、復活した水了軒がラインナップを大幅に拡充して、かなり人気を集めているようなので、淡路屋さんは逆に苦戦している事と思います。そういう所に、ロケ弁当が参入してきて限りある棚を奪い合うのですから、駅弁販売は大昔と違って競争が激烈すぎます。
でも、私は正式駅弁以外のお弁当が駅で売られる事には大賛成であり、例えば今回購入したロケ弁を名乗る京都の弁当という商品は、もう明確に淡路屋さんの商品よりも美味しいですし、良く出来ていますし、旅人を感動させるお弁当でもありました。
外観は、風格さえ感じる黒い木肌模様の紙容器です。開封してどのように感動したのか、以下の動画にてご確認ください。
京都では、一部の駅弁マニアの間では萩乃家のお弁当が重宝がられてきて、駅で売られないことを残念がる風潮が強いのですが、今回、京都の弁当を食べて、もうそんな、駅での販売を行おうと努力しているのかちっとも分らない萩乃家の駅弁などより、これがあれば十分に満足だと感じました。
ついでに、水了軒の京都料亭彩膳も購入して同じく食べており、いかに、時代の変化に対応して、その時々の環境に適応するかが重要なのか、身をもって分かるというものです。
京都の弁当を開封すると、きっと誰もが歓声を挙げると思います。このお弁当のサブタイトルが「京都太秦碁盤の宴」となっている理由も頷けます。全20区画に多品種少量の食べ物が詰められていて、しばらく見惚れてしまいますね。
今回、お品書きが添えられていないのは不親切だなと思って食べ始めたところ、なんと、お弁当箱の底から、メニューが出てきました。これには驚きました。こういうサプライズが有るところが良いです。
写真だけでは分かりにくいので、左上から右に順番にメニューを記しておきます。2番目の段に進んでも、左から右に読んでください。
・鴨ロース ・道明寺麩の田楽 ・野菜の天ぷら ・かやくご飯(炊き込みご飯) ・京の炊き合わせ ・結び蒟蒻の甘露煮 ・さばの西京焼き ・丹波牛しぐれ煮乗せご飯 ・おからのすいとん ・出汁巻き ・薩摩芋の甘露煮 ・ちりめん山椒ご飯 ・かしわの唐揚げ山椒風味 ・若竹煮と手毬麩 ・千切大根の酢のもん ・日の丸ご飯 ・柴漬けの金胡麻炒め ・抹茶わらびもち ・蓮根の金平 ・ひじきと大豆の炊いたん
細かい感想は、写真を掲載しておけば不要でしょう。盛り付け方を見ても、1つ1つ丁寧に作られている事が分かりますね。ビールなどのアルコールと一緒に頂くのも最高ですし、もちろんお弁当だけに集中して食べるのも最高です。
これに似た駅弁として、全24種類のおかずを小分けにした、弘前駅のひとくちだらけという商品が直ぐに思いつきます。外側の黒塗りの外観も含めて、アイデアとしては実に似ています。
ひとくちだらけが2016年の販売開始なのに対して、京都の弁当が2019年5月くらいからの販売だと思われますので、アイデアを良い意味でパクったと思われても仕方ありません。
そういう意味では、ひとくちだらけがいかに優れていたかが分かるとともに、食品の世界は常に類似商品で戦わねばなりませんから、よくよく考えると、駅弁ではなくても激烈な競争なのですね。
類似品の事を言いだしたら、ロッテリアもモスバーガーもマクドナルドのパクリだという事になりますし、世の中、そういう事です。「大変だよなあ」と感じつつも、私は美味しければそれで十分に満足するので、ひとくちだらけも京都の弁当も、同様に感動しながら食べるのであります。
なお、京都の弁当を製造している穂久彩さんは、京都の駅弁以外にも、京福電鉄(嵐電)の嵐山駅で、土日限定の嵐電弁当を取り扱っています。鶏の唐揚げや出汁巻き玉子、煮物など、京都の弁当と共通のおかずを持つ駅弁であり、それも一度、食べてみたいなと思います。
下の写真は、改札内の「駅弁旅弁当」の店舗です。何を買おうかと物色していて、今回はそれら以外の業者のお弁当が売られているのに気が付きました。
ご丁寧にも、専用の表示まで飾られていました。何と、太秦のロケ弁というネーミングで、駅弁当売店での販売となります。正式な駅弁業者は、このように全国的に色々な駅で、地元のお弁当業者から「浸食」を受けて、売り上げを減らしてゆくケースが多いように見受けられます。
京都や新大阪駅などでは、復活した水了軒がラインナップを大幅に拡充して、かなり人気を集めているようなので、淡路屋さんは逆に苦戦している事と思います。そういう所に、ロケ弁当が参入してきて限りある棚を奪い合うのですから、駅弁販売は大昔と違って競争が激烈すぎます。
でも、私は正式駅弁以外のお弁当が駅で売られる事には大賛成であり、例えば今回購入したロケ弁を名乗る京都の弁当という商品は、もう明確に淡路屋さんの商品よりも美味しいですし、良く出来ていますし、旅人を感動させるお弁当でもありました。
外観は、風格さえ感じる黒い木肌模様の紙容器です。開封してどのように感動したのか、以下の動画にてご確認ください。
京都では、一部の駅弁マニアの間では萩乃家のお弁当が重宝がられてきて、駅で売られないことを残念がる風潮が強いのですが、今回、京都の弁当を食べて、もうそんな、駅での販売を行おうと努力しているのかちっとも分らない萩乃家の駅弁などより、これがあれば十分に満足だと感じました。
ついでに、水了軒の京都料亭彩膳も購入して同じく食べており、いかに、時代の変化に対応して、その時々の環境に適応するかが重要なのか、身をもって分かるというものです。
データ(2020年2月時点) | |
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購入場所 | 京都駅の在来線改札内のコンコースの駅弁旅弁当1号店。 |
購入日時 | 2020年2月9日に購入。 |
価格 | 1150円(税込み) |
ラベル表示 | |
製造販売 | 株式会社京はやし 京都府京都市右京区太秦北路町25-17林ビル1F 075-873-5757 https://www.hokusai-kyoto.co.jp/kyotoeki/index.html (京都駅で駅弁としても売られている商品ページです。) 会社名は京はやしですが、お弁当の販売に関しては「穂久彩」ブランドで手掛けています。 |
何となく似ている駅弁は思いつくものの、純粋に優れた商品なので拍手喝采
京都の弁当を開封すると、きっと誰もが歓声を挙げると思います。このお弁当のサブタイトルが「京都太秦碁盤の宴」となっている理由も頷けます。全20区画に多品種少量の食べ物が詰められていて、しばらく見惚れてしまいますね。
今回、お品書きが添えられていないのは不親切だなと思って食べ始めたところ、なんと、お弁当箱の底から、メニューが出てきました。これには驚きました。こういうサプライズが有るところが良いです。
写真だけでは分かりにくいので、左上から右に順番にメニューを記しておきます。2番目の段に進んでも、左から右に読んでください。
・鴨ロース ・道明寺麩の田楽 ・野菜の天ぷら ・かやくご飯(炊き込みご飯) ・京の炊き合わせ ・結び蒟蒻の甘露煮 ・さばの西京焼き ・丹波牛しぐれ煮乗せご飯 ・おからのすいとん ・出汁巻き ・薩摩芋の甘露煮 ・ちりめん山椒ご飯 ・かしわの唐揚げ山椒風味 ・若竹煮と手毬麩 ・千切大根の酢のもん ・日の丸ご飯 ・柴漬けの金胡麻炒め ・抹茶わらびもち ・蓮根の金平 ・ひじきと大豆の炊いたん
細かい感想は、写真を掲載しておけば不要でしょう。盛り付け方を見ても、1つ1つ丁寧に作られている事が分かりますね。ビールなどのアルコールと一緒に頂くのも最高ですし、もちろんお弁当だけに集中して食べるのも最高です。
これに似た駅弁として、全24種類のおかずを小分けにした、弘前駅のひとくちだらけという商品が直ぐに思いつきます。外側の黒塗りの外観も含めて、アイデアとしては実に似ています。
ひとくちだらけが2016年の販売開始なのに対して、京都の弁当が2019年5月くらいからの販売だと思われますので、アイデアを良い意味でパクったと思われても仕方ありません。
そういう意味では、ひとくちだらけがいかに優れていたかが分かるとともに、食品の世界は常に類似商品で戦わねばなりませんから、よくよく考えると、駅弁ではなくても激烈な競争なのですね。
類似品の事を言いだしたら、ロッテリアもモスバーガーもマクドナルドのパクリだという事になりますし、世の中、そういう事です。「大変だよなあ」と感じつつも、私は美味しければそれで十分に満足するので、ひとくちだらけも京都の弁当も、同様に感動しながら食べるのであります。
なお、京都の弁当を製造している穂久彩さんは、京都の駅弁以外にも、京福電鉄(嵐電)の嵐山駅で、土日限定の嵐電弁当を取り扱っています。鶏の唐揚げや出汁巻き玉子、煮物など、京都の弁当と共通のおかずを持つ駅弁であり、それも一度、食べてみたいなと思います。