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山賊焼(松本駅)・・・信州の新たなる名物を駅弁として食べる事が出来る
長野県の松本市や塩尻市のB級グルメとして、近年とみに有名になったのが、山賊焼きです。この新たなる名物を駅弁にしたのが、松本駅は有限会社イイダヤ軒さんの「山賊焼」です。 今回、松本駅の駅弁売り場「駅弁あずさ」で購入しています。
山賊焼きの名称の由来は諸説あるようですが、この駅弁の掛け紙によると、「鶏肉を揚げる→とりあげる→取り上げる→山賊」と言う事のようです。もっともこれは松本市の説であり、お隣の塩尻では、塩尻市の居酒屋「山賊」が考案したという説を採っているようです。
そして、単なる鶏の唐揚げとも少々異なり、鶏肉をニンニクベースのタレに漬け込んで味を染み込ませた後に、片栗粉をメインにして揚げる料理です。感覚的には、鶏の竜田揚げに近いと思います。
以前から松本駅で山賊焼を食べたかったものの、なかなか機会に恵まれず、今回、ようやくにして長年の夢をかなえる事が出来ました。比較的手が込んだ駅弁なのに、760円と言う安さも驚きです。同時に買った地鶏めしが870円であり、「安すぎないか?」と心配になるほど。
開封すると、メインの山賊焼が、ご飯と蓋の間でギュッと閉じ込められていて、若干、扁平な形になっていたのはご愛嬌でしょうか。実際に食べてみたシーンは、以下の動画に記録しております。
この駅弁のまず素晴らしい点は、山賊焼の余計な油分を取り除くために、ご飯との間に油取りシートを1枚置いてある点でしょう。たしかに片栗粉で唐揚げを作ると、人によっては脂っぽすぎると感じるようですから、この工夫は良いですね。
実際にシートを取ると、このように油を吸っています。シートが無いと唐揚げがベトっとしますし、白飯に油が移ってしまい、ご飯の味を落とします。
シートを取り除いた状態で、再度写真を一枚。見た目的にも豪快で、早く食べたくなってきます。人参やレモンを添えて、見た目も工夫されているのが分かります。
塩が小袋で入っていますので、それをお好みで付けて食べてみたところ、意外にもアッサリしているのに驚きました。ニンニクのタレに漬けて揚げているのでしょうが、ニンニク臭くもありませんし、醤油の濃厚さも無く、塩だけで食べているかの如くでした。
個人的にはもっとガツンとした味を効かせて欲しいところではありますが、駅弁なので、車内でニンニクの臭いが漂う事は避けなければならぬという判断が働いたのかもしれません。
片栗粉ベースで揚げる鶏の唐揚げと言えば、伊東駅の駅弁としても知られる、「ぎおんのからあげ」が有名です。僕は、そちらのほうがより「山賊感」があると思いますね。
さて、メインの山賊焼以外のおかずが充実しているのも、この駅弁の特徴です。特に、イカの磯辺揚げだと思ったものが長芋の天ぷらであり、けっこう驚きました。確かに信州ですから、イカが出たら不自然です。山芋の感触を楽しんで頂きました。
他にも、写真に向かって長芋の天ぷらの上に位置するのが舞茸の煮物、左側がわさび漬け、長芋の天ぷらの下敷きになっているのが山ごぼうであり、山の食べ物が満載です。
更には、同じく長野県は杏の大産地なので、杏を使ったゼリーまで入っているのはサービス精神が旺盛です。もう少々、価格を高くしても良いのではないかと思うくらいです。
と言う事で、山賊焼のあっさり気味なのは私の好みと合致している訳ではないものの、全体的には非常に好ましい雰囲気を持つ駅弁だと思いますし、他人様におすすめできる駅弁になっていると思います。
2015年の駅弁味の陣では郷土賞を受賞したという事ですし、確かに全て郷土の食べ物が満載の駅弁で、信州に来ている気分が高まるお弁当と言えます。
今回、私はトレインビューホテルに宿泊して山賊焼を食しましたが、松本の駅弁ですから、特急あずさや特急しなのに乗車して、信州の景色を眺めながら食べたい駅弁です。
この駅弁を購入した松本駅。市内に位置するトレインビューホテルと、その沿線のホテルです。ホテルモンターニュ松本が一番のおすすめですね。駅弁買ったらただちに食べられるし。
山賊焼きの名称の由来は諸説あるようですが、この駅弁の掛け紙によると、「鶏肉を揚げる→とりあげる→取り上げる→山賊」と言う事のようです。もっともこれは松本市の説であり、お隣の塩尻では、塩尻市の居酒屋「山賊」が考案したという説を採っているようです。
そして、単なる鶏の唐揚げとも少々異なり、鶏肉をニンニクベースのタレに漬け込んで味を染み込ませた後に、片栗粉をメインにして揚げる料理です。感覚的には、鶏の竜田揚げに近いと思います。
以前から松本駅で山賊焼を食べたかったものの、なかなか機会に恵まれず、今回、ようやくにして長年の夢をかなえる事が出来ました。比較的手が込んだ駅弁なのに、760円と言う安さも驚きです。同時に買った地鶏めしが870円であり、「安すぎないか?」と心配になるほど。
開封すると、メインの山賊焼が、ご飯と蓋の間でギュッと閉じ込められていて、若干、扁平な形になっていたのはご愛嬌でしょうか。実際に食べてみたシーンは、以下の動画に記録しております。
購入データ(今回、私が購入した時の記録です) | |
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場所 | 松本駅構内の「駅弁あずさ」にて。 |
日時 | 2019年10月28日、午後5時過ぎに購入。 |
価格 | 760円(税込み)・・・ただし12月2日現在、イイダヤ軒のウェブサイトでは800円となっており、値上げされたようです。 |
ラベル表示 | |
製造 | 有限会社イイダヤ軒 長野県松本市中央1-2-3 0263-32-2319 http://www.iidayaken.co.jp/ekiben.html |
販売 | 松本駅構内「駅弁あずさ」 長野県松本市深志1-1-1 0263-36-3170 |
想像よりも、かなりあっさりとした鶏の唐揚げ弁当なのであった
この駅弁のまず素晴らしい点は、山賊焼の余計な油分を取り除くために、ご飯との間に油取りシートを1枚置いてある点でしょう。たしかに片栗粉で唐揚げを作ると、人によっては脂っぽすぎると感じるようですから、この工夫は良いですね。
実際にシートを取ると、このように油を吸っています。シートが無いと唐揚げがベトっとしますし、白飯に油が移ってしまい、ご飯の味を落とします。
シートを取り除いた状態で、再度写真を一枚。見た目的にも豪快で、早く食べたくなってきます。人参やレモンを添えて、見た目も工夫されているのが分かります。
塩が小袋で入っていますので、それをお好みで付けて食べてみたところ、意外にもアッサリしているのに驚きました。ニンニクのタレに漬けて揚げているのでしょうが、ニンニク臭くもありませんし、醤油の濃厚さも無く、塩だけで食べているかの如くでした。
個人的にはもっとガツンとした味を効かせて欲しいところではありますが、駅弁なので、車内でニンニクの臭いが漂う事は避けなければならぬという判断が働いたのかもしれません。
片栗粉ベースで揚げる鶏の唐揚げと言えば、伊東駅の駅弁としても知られる、「ぎおんのからあげ」が有名です。僕は、そちらのほうがより「山賊感」があると思いますね。
さて、メインの山賊焼以外のおかずが充実しているのも、この駅弁の特徴です。特に、イカの磯辺揚げだと思ったものが長芋の天ぷらであり、けっこう驚きました。確かに信州ですから、イカが出たら不自然です。山芋の感触を楽しんで頂きました。
他にも、写真に向かって長芋の天ぷらの上に位置するのが舞茸の煮物、左側がわさび漬け、長芋の天ぷらの下敷きになっているのが山ごぼうであり、山の食べ物が満載です。
更には、同じく長野県は杏の大産地なので、杏を使ったゼリーまで入っているのはサービス精神が旺盛です。もう少々、価格を高くしても良いのではないかと思うくらいです。
と言う事で、山賊焼のあっさり気味なのは私の好みと合致している訳ではないものの、全体的には非常に好ましい雰囲気を持つ駅弁だと思いますし、他人様におすすめできる駅弁になっていると思います。
2015年の駅弁味の陣では郷土賞を受賞したという事ですし、確かに全て郷土の食べ物が満載の駅弁で、信州に来ている気分が高まるお弁当と言えます。
今回、私はトレインビューホテルに宿泊して山賊焼を食しましたが、松本の駅弁ですから、特急あずさや特急しなのに乗車して、信州の景色を眺めながら食べたい駅弁です。
この近辺の篠ノ井線や大糸線沿線の、鉄道の見えるホテル
この駅弁を購入した松本駅。市内に位置するトレインビューホテルと、その沿線のホテルです。ホテルモンターニュ松本が一番のおすすめですね。駅弁買ったらただちに食べられるし。
ホテルモンターニュ松本 | 中央本線 | 松本駅徒歩すぐ。コンビニが無い出口のため、駅構内のコンビニ利用の事。 |
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ホテルルートインコート安曇野豊科駅南 | 大糸線 | 駅から歩いてわずか。観光の拠点にも最適。 |