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かなやのかにめし(長万部駅)・・・噛みしめれば噛みしめるほど旨みが伝わる
長万部駅の超ロングセラー駅弁と言えば、かなやのかにめしです。昭和25年販売開始と言うのですから、今までどれだけ愛されてきたのかが分かりますよね。私ももう、現地で3,4回は食べてます。なぜか食べたくなる、実に困った駅弁です・笑。

今回は長万部駅ではなくて、千葉駅隣接の千葉そごうの催事にて、かなやのかにめしをゲットしています。かなやさんの売り場の背後には、同じく北海道のスーパーロングセラーで、無条件に食べたくなる森のいかめしの「コロッケ」が売られていました。
なお今回の駅弁購入、実はかにめしではなくて、本当の目的は蝦夷めしなんですけどね。(蝦夷めしについてはこのページの一番最後に、動画用のリンクを設置しています。)
でも、かにめしを目の前のすると、やはりどうしても食べたくなります。わざわざ千葉で実演販売してくださった事に敬意を表して、かにめしも購入した次第です。

下記、現地のかにめし本舗かなやさんに伺って購入、その後にホテルで食べた時の動画をご覧ください。昔ながらの掛け紙が、とても良い雰囲気を出しています。今の世の中、逆にこれが「強み」になり得ますよね。
かなやのかにめしを改めて写真で見ると、こんな感じです。全国各地に「かにめし」は沢山ありますが、かなやのかにめしは見た目からしてちょっと違いますね。色合いが、実に濃厚です。
それもそのはず、単にご飯の上に蟹の切り身を置いただけではなくて、炒る事で余計な水分を飛ばして、味と香りと色合いという「美味しさの三要素」を凝縮した仕上がりになっているのです。

そして、蟹だけでなくて筍と一緒に炒っているのが大きな特徴です。この独特の製法だからか、食べた時の非常に弾力のある食感は、全国でもここを置いて他にありません。
筍など入れずに蟹だけにして欲しいと思う人もおられるかもしれませんが、筍も入れてこのような風味を出す事はつまり、料理人が作り出す「料理」そのものですね。原材料をただ置けば良いというものではないのです。

かにめしの表面には、このように椎茸煮と錦糸卵とグリーンピースと梅干しが添えられています。蟹の味を阻害する事が無いような少量であり、見た目の向上に役立っていますね。椎茸は、蟹の脚をイメージしているのだそうです。

副菜として、ワカメ、ひじき、小女子(ごうなご・イカナゴの別名)を使って、唐辛子と蜂蜜で煮込んで甘辛煮仕上げた「特製佃煮おしゃまんべ物語」(向かって右)が、実に「効き」ます。炒った蟹とご飯、そしてこの佃煮の組み合わせは、他社もお手上げの美味しさではないかなと思います。
デザートとして、みかんが入れられているのも良いですね。かにめしを食べ終わって、缶詰味のみかんを食べ終わった時の、何とも言えない満足感はたまりません。このみかん、同じ長万部駅の駅弁だった「もりそば」にも入っていまました。なんだか嬉しいです。
容器は、経木を使っています。これも昔からの伝統であり、ご飯をより美味しく頂ける工夫です。その代わり容器にご飯がこびりつくのはご愛嬌です。米粒を、箸で頑張って取る「作業」も、木製容器を使った駅弁ならではの味わいです。

北海道にはいくつかのかにめし駅弁がありますから、それらを連続して食べる旅をしてみても面白いかもしれません。また、全国各地にあるかにめしとの味比べも面白いです。そういう気持ちにさせてくれるかなやのかにめしは、やはり頭一つ抜けている存在です。
⇒かなやの駅弁:催事用の「蝦夷めし」の開封動画はコチラ

今回は長万部駅ではなくて、千葉駅隣接の千葉そごうの催事にて、かなやのかにめしをゲットしています。かなやさんの売り場の背後には、同じく北海道のスーパーロングセラーで、無条件に食べたくなる森のいかめしの「コロッケ」が売られていました。
なお今回の駅弁購入、実はかにめしではなくて、本当の目的は蝦夷めしなんですけどね。(蝦夷めしについてはこのページの一番最後に、動画用のリンクを設置しています。)
でも、かにめしを目の前のすると、やはりどうしても食べたくなります。わざわざ千葉で実演販売してくださった事に敬意を表して、かにめしも購入した次第です。

下記、現地のかにめし本舗かなやさんに伺って購入、その後にホテルで食べた時の動画をご覧ください。昔ながらの掛け紙が、とても良い雰囲気を出しています。今の世の中、逆にこれが「強み」になり得ますよね。
購入データ | |
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購入場所 | 千葉そごう、秋の北海道の物産と観光展にて購入。 |
購入日時 | 2017年10月26日、午後1時くらいに購入。 |
価格 | 1080円(税込み) (2022年6月、現地で購入して1180円) |
ラベル表記 | ![]() |
製造 | 有限会社かにめし本舗かなや 北海道山越郡長万部町長万部40-2 01377-2-2007 http://www.e-kanaya.com/ |
この「弾力」や「あっさりした濃厚さ」は唯一無二の存在と言って良い
かなやのかにめしを改めて写真で見ると、こんな感じです。全国各地に「かにめし」は沢山ありますが、かなやのかにめしは見た目からしてちょっと違いますね。色合いが、実に濃厚です。
それもそのはず、単にご飯の上に蟹の切り身を置いただけではなくて、炒る事で余計な水分を飛ばして、味と香りと色合いという「美味しさの三要素」を凝縮した仕上がりになっているのです。

そして、蟹だけでなくて筍と一緒に炒っているのが大きな特徴です。この独特の製法だからか、食べた時の非常に弾力のある食感は、全国でもここを置いて他にありません。
筍など入れずに蟹だけにして欲しいと思う人もおられるかもしれませんが、筍も入れてこのような風味を出す事はつまり、料理人が作り出す「料理」そのものですね。原材料をただ置けば良いというものではないのです。

かにめしの表面には、このように椎茸煮と錦糸卵とグリーンピースと梅干しが添えられています。蟹の味を阻害する事が無いような少量であり、見た目の向上に役立っていますね。椎茸は、蟹の脚をイメージしているのだそうです。

副菜として、ワカメ、ひじき、小女子(ごうなご・イカナゴの別名)を使って、唐辛子と蜂蜜で煮込んで甘辛煮仕上げた「特製佃煮おしゃまんべ物語」(向かって右)が、実に「効き」ます。炒った蟹とご飯、そしてこの佃煮の組み合わせは、他社もお手上げの美味しさではないかなと思います。
デザートとして、みかんが入れられているのも良いですね。かにめしを食べ終わって、缶詰味のみかんを食べ終わった時の、何とも言えない満足感はたまりません。このみかん、同じ長万部駅の駅弁だった「もりそば」にも入っていまました。なんだか嬉しいです。

容器は、経木を使っています。これも昔からの伝統であり、ご飯をより美味しく頂ける工夫です。その代わり容器にご飯がこびりつくのはご愛嬌です。米粒を、箸で頑張って取る「作業」も、木製容器を使った駅弁ならではの味わいです。

北海道にはいくつかのかにめし駅弁がありますから、それらを連続して食べる旅をしてみても面白いかもしれません。また、全国各地にあるかにめしとの味比べも面白いです。そういう気持ちにさせてくれるかなやのかにめしは、やはり頭一つ抜けている存在です。
⇒かなやの駅弁:催事用の「蝦夷めし」の開封動画はコチラ