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本ページでは、静岡駅の超有名駅弁で有る元祖鯛めしと、その上位版である特製鯛めしをご紹介しましょう。まずは、特製鯛めしから。
青春18きっぷを使って、東京から下関を目指して各駅停車の旅をしていた最中に、静岡駅での乗り換え時間を利用して購入したのが、特製鯛めしです。この時はサンドイッチも購入して、翌日の朝にトレインビューホテルのエバーホテルはりま加古川の室内で食べています。
特製鯛めしは、静岡駅のホーム上のベンチで、電車の行き来を眺めながら食べました。東海道本線の静岡地区はほとんどがロングシート電車なので、車内で駅弁を食べる楽しみがありません。代わりにこうして、駅でお弁当を食べるのが、「駅弁」の意味になりつつあります。
ベンチに置いて、写真撮影。紐で十文字に結わいた、レトロな外観が何とも言えません。
動画では、国鉄型211系電車が静岡駅を発車するシーンから始まります。電車だけでなくて、ときおり貨物列車が迫力ある走行シーンを見せてくれるのも、東海道本線の駅のホームで駅弁を食べる楽しみでもあります。
実は私、特製鯛めしを食べるのは初めてです。通常版の鯛めしは2,3度食べた事は有るのですが、似たような内容でお値段が少しだけアップするので、今まで買ったことがありませんでした。しかし、食べなかった事を後悔しました。
特製鯛めしの特徴は、名物の鯛のおぼろの上に、どっかと真鯛の煮付けが乗っかっている事です。実にシンプルかつ豪快です。しばらく眺めて、思わずニヤニヤしてしまいました(^^♪
まず、この鯛めしを頂きます。桜飯の上に、散り散りになった鯛の煮物、つまりおぼろがたっぷりと乗っていて、箸ですくい上げるのが時に困難に感じるほどです。外人さんならば、ここはスプーンが欲しいところでしょうか。
この鯛おぼろ、甘~い味付けながらも、過度に甘い訳ではなく、ほっこりと頂くことができます。「これこれ、この味だよね」という感慨が深まるのは、不思議な感覚です。
そして絶品なのが、鯛の煮付け。これには唸りました。駅弁で頂いた鯛の中で、私は今まででこれが一番気に入りました。しっとりと柔らかく、煮汁がしっかりと浸み込んでいて、それでいて辛すぎず甘すぎず、絶妙な味付けに仕上げていますね。
鯛の煮付けを食べつつも、鯛めしを口の中に放り込む時の幸福感と言ったら、他に比較対象がありません。特製鯛めしがロングセラーになっているのが、理解できます。
それともう1点、案外感心したのが、煮物ですね。東海軒は、煮物を外部から仕入れてくるのではなく、恐らく自社でちゃんと作っているなと分かります。全体の味覚に一貫性がありますし、人参やゴボウなど、味が抜けておらず、煮物らしい美味しさが十分に残っていました。
こういう副菜だと、メインの鯛やそぼろご飯によく合います。漬物などは流石にこういったものは全部食べずに半分残しますが、その他は大満足して食べ終わることができました。
この特製鯛めしを見ていて、そういえばこの容器は同じ静岡駅の親子めしと同じだなと思いました。どうも親子めしは感心しなかったのですが、特製鯛めしがここまで美味しいと感じるとなると、もしかしたら親子めしも、今食べたら違った感想になるかもしれません。
東海軒さんは最近色々と食べてみて、思ったよりも味わいが「化学的」ではなくて、大量生産している割にはとても自然な感じがしますので、これからも色々と食べてみて、感想を書いていこうと思います。
まだまだ、たくさん食べる種類が残っています。今後も青春18きっぷの旅で頻繁に訪問する機会があるでしょうから、今後が楽しみです。
次に、通常版の鯛めしです。上記の特製鯛めしを食べてからおよそ半年後、大井川鉄道の見えるホテル、川根温泉ホテルに宿泊した時に静岡駅で購入して、部屋で食べております。
この鯛めし、明治30年から販売が開始された、100年以上もの長い歴史を持つ、静岡駅の名物駅弁です。外観も、大変にレトロな雰囲気が滲み出ていますよね。
開けてみると、あっけに取られてしまうほどのシンプルさです。鯛おぼろが一面に敷かれており、端っこにたくあんがふた切れほどちょこんと有るのみです。駅弁としても小型のサイズですから、大食いの人はこれだけでは足りないと思います。
特製鯛めしの時と全く同じ鯛のおぼろです。うむ、・・・美味しそうだ~。
箸で持ち上げたところです。この駅弁、スプーンのほうが断然食べやすく、箸だとポロポロとおぼろが落下して、かなりの食べにくさです・苦笑。ガイジンさんなどは、難儀すると思います。時代に合わせて、スプーンも入れて欲しいな。・・・という事で、おいしゅうございました。
静岡駅の周辺には、いくつかの鉄道の見えるホテルが有ります。東海地方における鉄道の見えるホテルのページをご覧ください。
元祖鯛めし&特製鯛めし(静岡駅)・・・鯛を使ったご飯の中で、私はいちばん好きだな
特製鯛めし・・・鯛のおぼろご飯が美味い!真鯛の煮付けが美味い!
本ページでは、静岡駅の超有名駅弁で有る元祖鯛めしと、その上位版である特製鯛めしをご紹介しましょう。まずは、特製鯛めしから。
青春18きっぷを使って、東京から下関を目指して各駅停車の旅をしていた最中に、静岡駅での乗り換え時間を利用して購入したのが、特製鯛めしです。この時はサンドイッチも購入して、翌日の朝にトレインビューホテルのエバーホテルはりま加古川の室内で食べています。
特製鯛めしは、静岡駅のホーム上のベンチで、電車の行き来を眺めながら食べました。東海道本線の静岡地区はほとんどがロングシート電車なので、車内で駅弁を食べる楽しみがありません。代わりにこうして、駅でお弁当を食べるのが、「駅弁」の意味になりつつあります。
ベンチに置いて、写真撮影。紐で十文字に結わいた、レトロな外観が何とも言えません。
動画では、国鉄型211系電車が静岡駅を発車するシーンから始まります。電車だけでなくて、ときおり貨物列車が迫力ある走行シーンを見せてくれるのも、東海道本線の駅のホームで駅弁を食べる楽しみでもあります。
実は私、特製鯛めしを食べるのは初めてです。通常版の鯛めしは2,3度食べた事は有るのですが、似たような内容でお値段が少しだけアップするので、今まで買ったことがありませんでした。しかし、食べなかった事を後悔しました。
特製鯛めしの特徴は、名物の鯛のおぼろの上に、どっかと真鯛の煮付けが乗っかっている事です。実にシンプルかつ豪快です。しばらく眺めて、思わずニヤニヤしてしまいました(^^♪
まず、この鯛めしを頂きます。桜飯の上に、散り散りになった鯛の煮物、つまりおぼろがたっぷりと乗っていて、箸ですくい上げるのが時に困難に感じるほどです。外人さんならば、ここはスプーンが欲しいところでしょうか。
この鯛おぼろ、甘~い味付けながらも、過度に甘い訳ではなく、ほっこりと頂くことができます。「これこれ、この味だよね」という感慨が深まるのは、不思議な感覚です。
そして絶品なのが、鯛の煮付け。これには唸りました。駅弁で頂いた鯛の中で、私は今まででこれが一番気に入りました。しっとりと柔らかく、煮汁がしっかりと浸み込んでいて、それでいて辛すぎず甘すぎず、絶妙な味付けに仕上げていますね。
鯛の煮付けを食べつつも、鯛めしを口の中に放り込む時の幸福感と言ったら、他に比較対象がありません。特製鯛めしがロングセラーになっているのが、理解できます。
それともう1点、案外感心したのが、煮物ですね。東海軒は、煮物を外部から仕入れてくるのではなく、恐らく自社でちゃんと作っているなと分かります。全体の味覚に一貫性がありますし、人参やゴボウなど、味が抜けておらず、煮物らしい美味しさが十分に残っていました。
こういう副菜だと、メインの鯛やそぼろご飯によく合います。漬物などは流石にこういったものは全部食べずに半分残しますが、その他は大満足して食べ終わることができました。
この特製鯛めしを見ていて、そういえばこの容器は同じ静岡駅の親子めしと同じだなと思いました。どうも親子めしは感心しなかったのですが、特製鯛めしがここまで美味しいと感じるとなると、もしかしたら親子めしも、今食べたら違った感想になるかもしれません。
東海軒さんは最近色々と食べてみて、思ったよりも味わいが「化学的」ではなくて、大量生産している割にはとても自然な感じがしますので、これからも色々と食べてみて、感想を書いていこうと思います。
まだまだ、たくさん食べる種類が残っています。今後も青春18きっぷの旅で頻繁に訪問する機会があるでしょうから、今後が楽しみです。
購入データ | |
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購入場所 | 静岡駅構内、中央コンコースの南口の東海軒直営店にて購入。 |
購入日時 | 2017年8月28日、午前11時半ごろに購入。 |
価格 | 900円(税込み) |
ラベル表示 | |
製造・販売 | 株式会社東海軒 静岡市駿河区登呂6-5-35 054-287-5171 http://www.tokaiken.jp/ |
こちらは通常版の鯛めし、サイズが小さいので小腹が空いたときにも最適
次に、通常版の鯛めしです。上記の特製鯛めしを食べてからおよそ半年後、大井川鉄道の見えるホテル、川根温泉ホテルに宿泊した時に静岡駅で購入して、部屋で食べております。
この鯛めし、明治30年から販売が開始された、100年以上もの長い歴史を持つ、静岡駅の名物駅弁です。外観も、大変にレトロな雰囲気が滲み出ていますよね。
開けてみると、あっけに取られてしまうほどのシンプルさです。鯛おぼろが一面に敷かれており、端っこにたくあんがふた切れほどちょこんと有るのみです。駅弁としても小型のサイズですから、大食いの人はこれだけでは足りないと思います。
特製鯛めしの時と全く同じ鯛のおぼろです。うむ、・・・美味しそうだ~。
箸で持ち上げたところです。この駅弁、スプーンのほうが断然食べやすく、箸だとポロポロとおぼろが落下して、かなりの食べにくさです・苦笑。ガイジンさんなどは、難儀すると思います。時代に合わせて、スプーンも入れて欲しいな。・・・という事で、おいしゅうございました。
購入データ | |
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購入場所 | 静岡駅構内、中央コンコースの南口の東海軒直営店にて購入。 |
購入日時 | 2017年12月15日、午後2時ごろに購入。 |
価格 | 700円(税込み) |
ラベル表示 |
静岡駅周辺の鉄道の見えるホテル
静岡駅の周辺には、いくつかの鉄道の見えるホテルが有ります。東海地方における鉄道の見えるホテルのページをご覧ください。