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焼きガニあったか弁当・鳥取のかに小屋(鳥取駅)・・・本ズワイに圧倒される!
鳥取のかに小屋・・・なんという魅力的なネーミングなのでしょうか。世の中には、それを耳にしただけで、一刻も早くそれを手に入れたいと思うような名前が有ります。鳥取のかに小屋は、駅弁界においてはその最右翼なのではないでしょうか。
かねてから鳥取のかに小屋を買いたいと思ってはいたものの、関東からははるか遠くの山陰地方にまで足を伸ばさないと買えない駅弁だったため、指を眺めているばかりでした。
それが今では東京駅の大人気駅弁売り場の「祭」にて、向こうから「やって来る」時代になったのです。まさか鳥取の駅弁を東京駅で買えるようになるとは、10年前まではちょっと想像できませんでしたね。そして今回購入したのが、こちらです。
蟹の足が食欲をそそるパッケージです。紐を引っ張って加熱するタイプの駅弁ですね。それではこの駅弁を開封したところを、まずは動画にてご覧ください。湯気が出てるのも写っています。
以前は鳥取のかに小屋は、加熱タイプではありませんでしたから、進化しましたね。東京駅ではこのほか、鳥取駅のロングセラーでもあるかにめしやかに寿しが売られていることが多いです。定番以外の物も運ばれてくるようになって、嬉しいですね。
では、味の感想を書きます。改めて、焼きガニあったか弁当・鳥取のかに小屋の全体写真を眺めてみましょう。蟹の駅弁と言うと、蟹の身が敷き詰められているだけのものが多い中、かに小屋は蟹の足を贅沢にも合計5本も使っています。
そして焼きガニで出されると、豪勢に見えるし美味そうにも見えますよね。そうそう、パッケージの写真と実際の中身がけっこう違っていたりして、イラッと来ることも案外多いのですが、この点についても全く文句なしです。全く偽りがないです。
驚かされるのは、本ズワイガニの足が3本も使われている点。日本全国のかに駅弁は、そのほとんどが紅ズワイガニです。本ズワイが入っても、蟹の足がまるまる入っているのは、他に例が無いのではないでしょうか。うーむ、焼き色が本当に素晴らしい。
そして、更に目を惹く蟹爪です。こちらはさすがに紅ズワイガニですが、爪が二本も入っているのはやはり凄いですね。いかにも蟹を食ってる感じがしてきます。
忘れてならない存在が、蟹味噌です。蟹の身だけでなく、蟹味噌が入ると、蟹の美味しさが数倍に膨らみます。蟹味噌の入っていないかにめしは、炭酸の入っていないビールのようなものだと思うので、味噌はぜひ一緒に入れて欲しいなと思いますね。(ちょい大げさに表現しています)
さて、食べ始めます。この駅弁業者のアベ鳥取堂さんは、親切にもカニの殻がすぐに取れるように加工してくれています。駅弁でカニの殻と格闘するのは非現実的ですから、有り難い工夫です。こうして、最初に全部の殻を取ってしまう事にします。
で、蟹の足はグッと我慢して、まずはご飯の上のほぐしてある蟹の身を頂きます。加熱式ですが、加熱が終わっても熱いというより「あったか」状態です。もうちょっと熱が有っても良いと思うのですが、安全上の配慮かもしれません。熱が通ると、蟹の甘さが引き立ちますね。
ちなみにご飯は、特に美味しいという感じではなかったです。水蒸気がかなり発生するので、それで味覚がベトつくからかもしれません。
改めまして、本ズワイガニと対面します。持ち上げて、ズワイガニの色合い、模様を眺めます。実に美しいですね。ふと、神社の鳥居の色に似ていると思いました。
日本を代表するあの朱色は、日本人が蟹を大好物としていたことから決められたに違いない。あるいは、食い過ぎた蟹を供養するために、あんな色合いにしたに違いない。。。
いよいよ本ズワイガニを、殻から外して、味わいます。このボリューム感は、紅ズワイガニとは全く違いますね。昔の蟹の駅弁は本ズワイガニがメインだったと思うので、昔の人が羨ましいとさえ感じます。肝心のお味は、これぞまさにカニ、としか表現できません。
続いて、紅ズワイガニの爪です。こちらもそのまま食べても美味しいですが、本ズワイガニを食べた後では流石に分が悪いですから、ここは蟹味噌を付けて頂きます。
見て下さい、この贅沢な蟹の肉を!これを口に含むと、蟹の淡白さと味噌の濃厚さが入り混じって、大変複雑な味わいが広がります。
と、こんな事をしていると、あっという間に完食が近づきます。加熱式弁当は見た目よりもかなり量が少ないので、油断していると本当にすぐに食べ終わってしまいます。勿体無いので、本ズワイガニを1本、取っておきました。
最後に口にする本ズワイガニ。この蟹の身のプルンとした様子は、やはり蟹の王様と言っても良いでしょう。歯ごたえも含めて、本ズワイが入っているのとそうでないのとでは、大違いなのです。
大満足を持って食べ終わった、焼きガニあったか弁当・鳥取のかに小屋、現地の鳥取駅では、通年販売となっています。通年という事は、鳥取沖合で収穫できない時期は、輸入や冷凍品を活用して賄っていると思います。でもそれも、良しとしましょう。
この駅弁、アベ鳥取堂から通販お取り寄せで買い求める事も出来ます。この場合、10月から翌3月までの期間限定となり、傷みやすい時期は取り寄せできませんから、ご注意ください。(業者のホームページは、一番下のところに掲載します)
以上、最高に美味しかった焼きガニあったか弁当・鳥取のかに小屋のレビューでした。2000円近い高価な駅弁ですが、本ズワイガニを提供するのですから、やむを得ませんね。何か特別な旅行の際に、このかに小屋を味わってみてはいかがでしょうか。
(2017年2月19日、東京駅で購入。1950円)
この駅弁が売られている鳥取駅周辺には、トレインビューホテルがいくつかあります。が、あいにく実際に宿泊したり現地で調査したりできていませんので、現段階では、中国地方における鉄道の見えるホテルのページをリンクしておきます。今後現地を調査したら、具体的に鳥取のホテルをご紹介したいと思います。
かねてから鳥取のかに小屋を買いたいと思ってはいたものの、関東からははるか遠くの山陰地方にまで足を伸ばさないと買えない駅弁だったため、指を眺めているばかりでした。
それが今では東京駅の大人気駅弁売り場の「祭」にて、向こうから「やって来る」時代になったのです。まさか鳥取の駅弁を東京駅で買えるようになるとは、10年前まではちょっと想像できませんでしたね。そして今回購入したのが、こちらです。
蟹の足が食欲をそそるパッケージです。紐を引っ張って加熱するタイプの駅弁ですね。それではこの駅弁を開封したところを、まずは動画にてご覧ください。湯気が出てるのも写っています。
以前は鳥取のかに小屋は、加熱タイプではありませんでしたから、進化しましたね。東京駅ではこのほか、鳥取駅のロングセラーでもあるかにめしやかに寿しが売られていることが多いです。定番以外の物も運ばれてくるようになって、嬉しいですね。
文句なし、本ズワイガニを使用する駅弁は、日本にほとんど無いのだから
では、味の感想を書きます。改めて、焼きガニあったか弁当・鳥取のかに小屋の全体写真を眺めてみましょう。蟹の駅弁と言うと、蟹の身が敷き詰められているだけのものが多い中、かに小屋は蟹の足を贅沢にも合計5本も使っています。
そして焼きガニで出されると、豪勢に見えるし美味そうにも見えますよね。そうそう、パッケージの写真と実際の中身がけっこう違っていたりして、イラッと来ることも案外多いのですが、この点についても全く文句なしです。全く偽りがないです。
驚かされるのは、本ズワイガニの足が3本も使われている点。日本全国のかに駅弁は、そのほとんどが紅ズワイガニです。本ズワイが入っても、蟹の足がまるまる入っているのは、他に例が無いのではないでしょうか。うーむ、焼き色が本当に素晴らしい。
そして、更に目を惹く蟹爪です。こちらはさすがに紅ズワイガニですが、爪が二本も入っているのはやはり凄いですね。いかにも蟹を食ってる感じがしてきます。
忘れてならない存在が、蟹味噌です。蟹の身だけでなく、蟹味噌が入ると、蟹の美味しさが数倍に膨らみます。蟹味噌の入っていないかにめしは、炭酸の入っていないビールのようなものだと思うので、味噌はぜひ一緒に入れて欲しいなと思いますね。(ちょい大げさに表現しています)
さて、食べ始めます。この駅弁業者のアベ鳥取堂さんは、親切にもカニの殻がすぐに取れるように加工してくれています。駅弁でカニの殻と格闘するのは非現実的ですから、有り難い工夫です。こうして、最初に全部の殻を取ってしまう事にします。
で、蟹の足はグッと我慢して、まずはご飯の上のほぐしてある蟹の身を頂きます。加熱式ですが、加熱が終わっても熱いというより「あったか」状態です。もうちょっと熱が有っても良いと思うのですが、安全上の配慮かもしれません。熱が通ると、蟹の甘さが引き立ちますね。
ちなみにご飯は、特に美味しいという感じではなかったです。水蒸気がかなり発生するので、それで味覚がベトつくからかもしれません。
改めまして、本ズワイガニと対面します。持ち上げて、ズワイガニの色合い、模様を眺めます。実に美しいですね。ふと、神社の鳥居の色に似ていると思いました。
日本を代表するあの朱色は、日本人が蟹を大好物としていたことから決められたに違いない。あるいは、食い過ぎた蟹を供養するために、あんな色合いにしたに違いない。。。
いよいよ本ズワイガニを、殻から外して、味わいます。このボリューム感は、紅ズワイガニとは全く違いますね。昔の蟹の駅弁は本ズワイガニがメインだったと思うので、昔の人が羨ましいとさえ感じます。肝心のお味は、これぞまさにカニ、としか表現できません。
続いて、紅ズワイガニの爪です。こちらもそのまま食べても美味しいですが、本ズワイガニを食べた後では流石に分が悪いですから、ここは蟹味噌を付けて頂きます。
見て下さい、この贅沢な蟹の肉を!これを口に含むと、蟹の淡白さと味噌の濃厚さが入り混じって、大変複雑な味わいが広がります。
と、こんな事をしていると、あっという間に完食が近づきます。加熱式弁当は見た目よりもかなり量が少ないので、油断していると本当にすぐに食べ終わってしまいます。勿体無いので、本ズワイガニを1本、取っておきました。
最後に口にする本ズワイガニ。この蟹の身のプルンとした様子は、やはり蟹の王様と言っても良いでしょう。歯ごたえも含めて、本ズワイが入っているのとそうでないのとでは、大違いなのです。
大満足を持って食べ終わった、焼きガニあったか弁当・鳥取のかに小屋、現地の鳥取駅では、通年販売となっています。通年という事は、鳥取沖合で収穫できない時期は、輸入や冷凍品を活用して賄っていると思います。でもそれも、良しとしましょう。
この駅弁、アベ鳥取堂から通販お取り寄せで買い求める事も出来ます。この場合、10月から翌3月までの期間限定となり、傷みやすい時期は取り寄せできませんから、ご注意ください。(業者のホームページは、一番下のところに掲載します)
以上、最高に美味しかった焼きガニあったか弁当・鳥取のかに小屋のレビューでした。2000円近い高価な駅弁ですが、本ズワイガニを提供するのですから、やむを得ませんね。何か特別な旅行の際に、このかに小屋を味わってみてはいかがでしょうか。
(2017年2月19日、東京駅で購入。1950円)
鳥取駅周辺の、鉄道の見えるホテル
この駅弁が売られている鳥取駅周辺には、トレインビューホテルがいくつかあります。が、あいにく実際に宿泊したり現地で調査したりできていませんので、現段階では、中国地方における鉄道の見えるホテルのページをリンクしておきます。今後現地を調査したら、具体的に鳥取のホテルをご紹介したいと思います。
この駅弁屋さんの公式ホームページ
鳥取のかにめしの駅弁屋さん「アベ鳥取堂」さんによる、駅弁の一覧のページです。このページから取り寄せもできます。
http://www.abetori.co.jp/l_h_eki.html
http://www.abetori.co.jp/l_h_eki.html