大船軒サンドウィッチを食べた記録

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大船軒サンドウィッチ・・・鎌倉ハムの美味しさが特筆ものの特徴と言える

いつも、小腹が減った時に見かけるとつい購入してしまったりするが、この大船軒サンドウィッチです。この駅弁、日本最初のサンドイッチ駅弁です。

なんと、販売開始は明治32年との事で、ゆうに100年を超すスーパーロングセラーです。明治時代に出されたものですから、名称が「サンドウィッチ」となっています。

大船軒サンドウィッチの外観


外箱にも、日本初の駅弁「サンドウィッチ」誕生秘話が記されています。

大船軒サンドウィッチのパッケージの説明文


ちなみにこのサンドウィッチ、当時は物珍しかったからか大いに売れたらしく、このパンに挟んであるハムも売れて、今の鎌倉ハムが誕生したきっかけになったそうです。歴史を感じますね。見て頂くと分かる通り、外観も実にレトロで、「文明開化!」って感じですよね。

ただし、今どきの具だくさんなサンドイッチとは程遠い存在であり、具はハムとチーズだけのシンプルすぎる無いようなのですが、存在しているだけで価値が有るようなものであり、ときおり買って応援したくなります。つい、買ってしまいます。不思議な食べ物です。


購入データ
売り場 首都圏の日本レストランエンタプライズの駅弁取り扱い箇所
価格 530円(税込み)
ラベル表示 大船軒サンドイッチのラベル表示

すっかりNREマークが付いていて、製造が日本レストランエンタプライズに変わったのだと分かりますね。不思議な光景であります。
販売 株式会社大船軒
神奈川県鎌倉市岡本2-3-3
0120-014541
http://www.ofunaken.co.jp/free/menu
製造 埼玉県戸田市美女木1269-17
日本レストランエンタプライズ株式会社戸田工場
食べた日 当サイト開設後では、2016年8月と2018年8月に食べています。





特徴ある味わいは良し、今後はもっと冒険する事にも挑戦してほしい


では、パッケージを開けます。この駅弁屋の大船軒が、明治31年の創業だと分かります。同時に右側には、日本初のサンドウィッチ駅弁である旨が、もう一度書かれています。

大船軒サンドウィッチの箱を開けたところ


能書きを読んでいると、大船軒は鯵の押し寿司あじさいちらし寿しが有名だと、ご自身で認定しているようです。あじさいちらしよりももっと特徴があって売れている大船軒のお弁当は他に有ると思うのに、かなりマイナーなところを突いてきたなという印象です。

大船軒サンドウィッチの説明文


さて、大船軒サンドウィッチを食べてみます。実際にはもう何度もリピートしている商品です。現代の、コンビニや美味しいパン屋さんなどのサンドイッチを食べなれた人からしたら、あまりにも具がシンプルというのか、悪く言うと貧弱であり、ちょっとあっけにとられると思います。

個人的にも、サンドイッチは中に様々な具がたくさん入っているのが本来の姿だと思うので、マーガリンを塗ってハムを挟んだりチーズを挟んだりしただけのものは、違和感を感じます。今どきこんな具を挟んだサンドイッチを提供していたら、喫茶店だったら潰れると思います。

大船軒サンドウィッチの中身


しかし、当時としては画期的だったんでしょうね。こんな洋風なものを一口食べたら、たぶん舞い上がってしまうほどだったと思います。「お父さん、これはどうやって食べればいいの?」とか、そんな質問も出てきそうです。

実際に、この鎌倉ハムの美味しさは、コンビニのペラペラで味わいの安っぽいハムとはだいぶ異なります。これを食べるためだけに、大船軒サンドウィッチを食べていると言っても過言ではありません。

このようにマスタードを使用しているのに、ハムの味がマスタードに全く負けていません。ここまでハムの味に特徴のある商品が存在すると、他の駅弁屋さんが似たような商品を真似しようとしても、一筋縄ではいかぬ凄さを感じます。

大船軒サンドウィッチに使われている鎌倉ハム




その代わり、チーズについては、平々凡々といったところでしょうか・苦笑。でも、鎌倉ハム入りのサンドイッチが4つ入っていて、チーズ入りが2つですから、バランス感覚は抜群ですね。全てが鎌倉ハムだと、飽きが生じますので、ちょうど良い加減になっています。




ところで、大船軒サンドウィッチを2016年に食べた時は、製造は大船軒だったのですが、2018年に購入した時のラベル表示では、製造が親会社の日本レストランエンタプライズに変わっていました。これは、駅弁のファンとしては、けっこう衝撃的でした。

味に変化は無いと言え、大船軒本体は製造を止めて、言わば「外注化」したと言う事であり、時代の移り変わりを感じますね。それでも恐らく、これからも愛されていく定番のメニューになるのだと思います。

ところで、定番は定番として作り続けて頂きつつ、鎌倉ハムを使った派生メニューも作ってほしいなと思いますね。伝統を大切にしつつも新境地を開拓する事は、今ほど食の多様化が進んだ時代には、必要な事と思います。

季節限定とかやりようはいくらでもありますので、製造を外注化するような事をやるだけではなくて、チャレンジする姿勢も期待したいと思います。


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