あおなみ線の潮凪車庫の公開イベントの参加記録

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あおなみ線の潮凪車庫の公開イベントに参加、面白車両たちを撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。


南荒子駅でEF64を撮影


2018年11月18日(日)に名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)沿線でウォーキングイベントが開催され、その一環として同線潮凪車庫の公開が行われました。名古屋に住んでいながら日頃なかなか乗る機会のないあおなみ線、この機会に出掛けてみることにしました。

当日はさらに特別企画として、南荒子駅隣接の名古屋貨物ターミナル駅に撮影用としてEF64がやって来るとのこと、早速南荒子駅で下車します。

名古屋貨物ターミナル駅に撮影用として来たEF64
ホームから撮影できる絶妙な位置に留置されていたのは、国鉄色のEF64 1022号機でした。運用中の機関車がたまたま留置されているのではなく、稲沢から前日にわざわざ回送されてきたようです。(2018.11.18 12:09)

名古屋貨物ターミナル駅
名古屋貨物ターミナル駅はあおなみ線の荒子駅から南荒子駅付近の東側に広がっています。JR貨物の機関車の他、名古屋臨海鉄道(あおなみ線の名古屋臨海高速鉄道とは別の会社)の元国鉄DD13が入換で活躍する姿を見ることができます。(2018.11.18 12:19)


この名古屋貨物ターミナル駅までSL列車が運行されたことがありました。5年前のこと、名古屋市の外郭団体である第3セクター名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の乗客増対策として、名古屋市が実施したものでした。

名古屋駅を発車し名古屋貨物ターミナル駅で折り返す列車で、私自身は抽選に外れ乗車は叶いませんでしたが、撮影活動を行ったのでご紹介します。

あおなみ線を走ったC56
名古屋駅を出発して折り返しの名古屋貨物ターミナル駅に進入する直前に、荒子駅付近で一時停車したシーンです。終点の金城ふ頭まで運行されなかったのは、鉄道構造物が機関車の重量に耐えられなかったとか。(2013.2.17)

ささしまライブ駅付近を通過するSL列車
ささしまライブ駅付近を通過するSL列車。高架区間が多いあおなみ線において、蒸気機関車を眺めることが出来る場所は限定されました。都心の鉄道で蒸気機関車を走らせるというある意味画期的な企画でしたが、費用対効果や税金を投入することに課題があったのか1回だけの試行に終りました。(2013.2.17)





潮凪車庫で撮影


本日の潮凪車庫公開は前述のようにウォーキングイベントの一環として行われるもので、そのコースは荒子川公園駅を出発してあおなみ線終点の金城ふ頭駅近くのリニア・鉄道館に至るというもの。

趣旨から外れますが、時間の都合上私は車庫公開のみの参加となるため、最寄りの稲永駅で下車して途中からコースに潜り込むことにします。  

名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)沿線のウォーキングイベント
あおなみ線潮凪車庫入口でチラシをいただきました。ウォーキングイベントらしく公開時間は朝早めの8時半からで、終了も早めの14時となっています。ウォーキング参加者向けのイベントとのことですが、実際には誰でも入場することができました。


あおなみ線の大部分の区間は、臨港貨物線敷地に高架線を建設して開業しました。潮凪車庫はかつて名古屋南貨物駅だった場所で、細長い敷地にその面影を感じます。

潮凪車庫の公開イベント
留置線内に設けられた「撮影スポット」です。足元は本格的に養生されており素晴らしい配慮です。参加者はウォーキング参加者というより、鉄道愛好者が多い印象です。

潮凪車庫の公開イベント
「撮影スポット」には愛知県内4社の車両が集められました。左から東海交通事業キハ11形、JR東海キヤ97系、愛知環状鉄道2000系、名古屋臨海高速鉄道1000形です。各社それぞれ「系」と「形」の使い分けがあるのは、細かい点ですが興味深いです。そして中でもJR東海のキヤ97系だけは想定外のセレクトでした。(2018.11.18 13:03)

潮凪車庫の公開イベント
各車両の案内も設置されていました。他社の車両はここまでどうやって回送されたのか、特にディーゼル車は自走してきたのか気になりますが、「ドクター東海」こと検測車キヤ95系乗り入れに対応するため内燃車の動力車操縦者免許を持っている方があおなみ線に在籍しているそうで、ディーゼル車の自走も可能とのことです。

レゴランドトレイン
「レゴランドトレイン」も留置されていました。「レゴランド」は終点の金城ふ頭駅が最寄りです。

潮凪車庫の公開イベント
名古屋の臨港地帯に比較的広い敷地を有するあおなみ線の潮凪車庫です。


3社局4台のバスが展示されていました。他にグッズ販売コーナーがあり、保線用車両の乗車体験も実施されていました。


ウォーキングイベントの終点は金城ふ頭駅近くのリニア・鉄道館ですが、私はここで離脱して最寄りの野跡駅からあおなみ線に乗り帰路に就きます。


荒子川公園駅で撮影するあおなみ線
荒子川公園で下車して少しだけ撮り鉄。対向式ホームの上り名古屋側先端から、午後順光で下り列車の編成写真を撮影することができます。島式ホームの名古屋競輪場前駅でも同じく下り列車の編成写真撮影が可能です。(2018.11.18 14:15)

あおなみ線の開業初日に撮った写真
14年前の開業初日にも全く同じ場所で撮影をしていました。進歩の無さに我ながら呆れるばかりですが、車両や周辺の風景に大きな変化がないことがわかります。(2004.10.6)



名古屋駅で米原駅弁「鶏めし」を購入


この日は時間の都合でまだ昼食を摂っていません。そこで帰路の途中で駅弁を購入することにしました。そこで目にしたのは、米原駅弁である井筒屋のお弁当でした。

名古屋駅の新幹線南改札口近くにある駅弁売店
新幹線南改札口近くにある駅弁売店です。

名古屋駅で売られている米原の井筒屋の駅弁
名古屋駅で販売されている井筒屋のお弁当です。以前に新幹線改札内の売店で「近江牛大入飯」を見かけたことがあるのですが、今回は種類が増えていました。いずれも午後からの販売です。「鶏めし」を除いて右側の3種はこれまで米原駅で見たことはなく、井筒屋の公式サイトにも載っておらず、名古屋駅限定のお弁当なのでしょうか。

鶏めし(米原・井筒屋)
今回は昔から販売されている「鶏めし」を購入しました。意外にもいただくのは初めてです。

鶏めし(米原・井筒屋)
鶏肉は柔らかく、全体としてあっさりとした味付けのお弁当です。首都圏のターミナル駅や新大阪駅などでは全国の駅弁が販売されている時代となりましたが、名古屋駅では依然として名古屋駅弁のみの販売です。そんな中で米原駅弁井筒屋のお弁当が入手できるとは、ちょっと嬉しいです。


(今回の旅はこれでおしまい)


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