名鉄蒲郡線の吉良吉田やこどもの国駅で撮影

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名鉄蒲郡線や愛知こどもの国での撮影(その1)・・・名鉄蒲郡線で撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は名鉄蒲郡線や愛知こどもの国での撮影記録です。





⇒名鉄蒲郡線で撮影(←今ここ
愛知こどもの国のSL列車を撮影





吉良吉田付近で撮影


本日は衣浦臨海鉄道の重連貨物列車を撮影した後に名鉄蒲郡線へ向かい(撮影記録は別途)、撮影活動を続行します。徒歩で碧南駅へ行き、そこから路線バスに吉良吉田駅まで乗車します。

碧南中央駅の三河線
名古屋を東海道本線新快速電車で出発し、刈谷で名鉄三河線に乗り換えて碧南中央駅までやってきました。(2019.2.10 8:05)

6000系は1次車のブルーリボン賞のプレート
乗車した6000系は1次車で運転台後ろの妻面にブルーリボン賞のプレートが設置されていました。車齢は40年以上となりましたが、乗り心地は快適です。しかしさすがに性能は最近の車両に比べて劣り、6000系はラッシュ時に名古屋駅を発着する運用には入らないとのことです。

三河線の碧南駅
古い駅舎が残る三河線の終点である碧南駅は、自動券売機、自動改札機完備の無人駅です。(2019.2.10 9:15)

ふれんどバス
碧南から先の三河線吉良吉田までの区間は2004年(平成16年)に廃止されました。現在は代替交通機関として「ふれんどバス」が運行されています。この種の路線としては珍しい大型バスによる運行で、沿線自治体が委託しているコミュニティバスですが外見上はただの名鉄バスです。(2019.2.10 9:18)


「ふれんどバス」は旧三河線の代替路線ですが、車窓から廃線跡を明確に確認できたのは遊歩道として整備された碧南市内のみで、旧一色町(現西尾市)内では鉄橋部分を含めて線路の痕跡を見つけることはできませんでした。所要時間は36分、料金は200円と格安です。しかしながら乗客は私を含めて碧南駅発車時点で2名、吉良吉田駅到着時に3名と寂しい状況でした。

蒲郡線蒲郡行の電車は毎時00分と30分の発車で、次は10:30発となります。少し時間があるので、吉良吉田駅から三河鳥羽方面に歩いた田園地帯で列車の撮影を行うことにします。駅北側の国道247号線を東に進み、富好四縄交差点を南下した地点で活動します。ここまで駅から約1.4㎞の道程です。




なお吉良吉田の駅前に西尾市観光協会の無料レンタサイクルがあり撮影活動にも便利なのですが、貸出場所の喫茶店が日曜日は午前9時から午前11時までの営業(平日・土曜日は午後6時まで)で本日は利用できませんでした。

名鉄蒲郡線の撮影(吉良吉田駅付近)
吉良吉田駅を10:30に発車した蒲郡行列車を撮影します。この付近は両側に柱のある架線柱が多い中、ここだけは片持架線柱ですっきりとした構図で列車を撮影することができます。 (2019.2.10 10:32)

名鉄蒲郡線の吉良吉田駅付近の撮影地
先ほどの場所から三河鳥羽駅寄り隣の踏切に移動して撮影を続けます。この道路の交通量は極めて少なく、約30分の滞在中で自転車が1台通ったのみでした。しかし海に近いためか風が強いのには難儀しました。

名鉄蒲郡線の撮影(吉良吉田駅付近)
ここで蒲郡行が完全順光となるのはこの時間帯まででしょうか。ローカル線ながら意外な高速度で通過するのでシャッタースピードは要注意です。(2019.2.10 11:02)

名鉄蒲郡線の撮影(吉良吉田駅付近)
更に線路から離れてサイドから撮影します。現在の蒲郡線列車は基本的にこの6000系2連で運行されています。(2019.2.10 11:07)





蒲郡線でこどもの国へ


寄り道をしつつ吉良吉田駅から蒲郡行に乗車し、本日の最終目的地である「愛知こどもの国」へ向かいます。

さて存続が問題となっている名鉄西尾・蒲郡線の西尾~蒲郡間(にしがま線)ですが、西尾~吉良吉田間は平成20年度の輸送密度4092人/日から昨年度(平成29年度)は4746人/日と増加し、吉良吉田~蒲郡間は同じく2037人/日から1913人/日と減少しているものの、近年は増加に転じています。(数字は「名鉄西尾・蒲郡線対策協議会」資料より抜粋。)

依然として収支は厳しいとのことですが、末永い存続を願うばかりです。

吉良吉田駅から蒲郡線に乗車
蒲郡行は2番線ホームからの発車です。三河線吉良吉田~碧南間が健在だったころは、このホームから碧南行が発車していました。現在このホームへ至るには、まず駅舎内の自動改札口から入場し、さらに蒲郡線用の中間改札口を通る必要があります。そしていまだに蒲郡線は交通系ICカードに対応していません。(2019.2.10 11:26)

三河線碧南~吉良吉田間営業最終日を迎えた吉良吉田駅のキハ30写真
こちらが三河線碧南~吉良吉田間営業最終日を迎えた吉良吉田駅の写真です。このキハ30は留置中で後方に吉良吉田駅のホームが見えます。(2004.3.31)

吉良吉田駅ホームに停車中のキハ30碧南行
吉良吉田駅ホームに停車中の碧南行です。当日は増発と増結が実施されていました。年度末の平日であったため、窓際リーマンの私でもさすがに1日は休みことができず、午後からの出動となりました。(2004.3.31)


三河線列車が発着したホームからは現在は蒲郡線列車が発着していますが、その様子はほとんど変わっていないようです。しかし15年近い年月が流れていると思うと感慨深いものがあります。(2004.3.31)

蒲郡線列車最後部から吉良吉田駅構内を撮影
現在に戻り、発車した蒲郡線列車最後部から吉良吉田駅構内を撮影。右側の複線は西尾線列車が発着する3・4番線ホームに続き、正面中央がこの列車が発車した2番線でその右側が1番線ホームですが営業用としては使用されておらず留置線となっています。現在は西尾線と蒲郡線を直通する列車は設定されていません。(2019.2.10 11:31)


次の三河鳥羽駅で列車行き違いとなります。駅自体は駅舎もない無人駅です。当日は「鳥羽の火祭り」が催され駅前は露店で賑わっていました。(2019.2.10 11:35)



こどもの国駅付近で撮影


名鉄蒲郡線こどもの国駅で下車し「愛知こどもの国」へ向かうわけですが、その前に駅付近で撮影活動を行います。

こどもの国駅
十数分の乗車でこどもの国駅に到着。列車はワンマンカーなので、運転台後ろの運賃箱に切符を投入して下車します。(2019.2.10 11:43)

こどもの国駅
かつては駅舎があったそうですが、現在は撤去され無人駅となっており待合室もありません。高架下にお手洗いはあり、ホーム上に自動券売機があります。一日の乗降客数は155人(平成29年度調査)とのこと、2つもあるホームへの広い階段は持て余し気味です。1974年(昭和49年)に開業した駅施設は古びていて、夜降り立つとちょっと怖いかも。

こどもの国駅の撮影地
駅の西側で撮影活動を実施します。こどもの国駅は1面1線の配線ですが、交換設備の設置を想定していたようでこの部分のみの両持ち架線柱はその名残りです。この付近の道路は狭いものの車の通行は稀で、線路脇に空き地もあるので安全に撮影することができます。

こどもの国駅を発車し築堤を走行する吉良吉田行を撮影
こどもの国駅を発車し築堤を走行する吉良吉田行を撮影。まだ正面への日の当たり方が弱いです。(2019.2.10 11:54)

こどもの国で蒲郡線を撮影
1本だけながら両持ち架線柱が邪魔でアングルには苦労します。蒲郡行を後追いで撮影しましたが、正面連結器部分に草がかかってしまいました。(2019.2.10 12:14)

こどもの国で蒲郡線を撮影
こどもの国駅を発車した蒲郡行を望遠レンズで撮影。正面に日が回るようになってきました。 (2019.2.10 12:24)

こどもの国で蒲郡線を撮影
同じ列車を引き寄せて撮影します。多少側面の草が気になるものの、今度は正面に草をかけることなく撮影することができました。この6000系の初期車両は名鉄でも最古参の車両となりましたが、丸みを帯びた車体、大きな固定式の側面窓などパノラマカーのDNAを受け継いでいる電車といえましょう。(2019.2.10 12:24)


愛知こどもの国のSL列車を撮影


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