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枕崎ステーションホテル・・・日本最南端の駅の目の前にある、居心地の良い鉄宿
鹿児島中央駅のから南に伸びる指宿枕崎線。その、日本最南端の終着駅である枕崎駅のすぐ駅前にあるホテルが、枕崎ステーションホテルです。
このホテルに来るまで、ここが日本最南端の(沖縄のモノレールを除く)トレインビューホテルだと思っていたのですが、指宿枕崎線に乗車して窓外を眺めていたところ、最南端の鉄宿は山川駅すぐ目の前にある「旅館食堂くり屋」さんでした。いずれまた、訪問したいと思います。
枕崎ステーションホテルは、予想と違って綺麗で快適なホテルでした。枕崎駅がすぐ目の前にありますし、隣接するバスターミナルや観光案内所もあって、公共交通機関を利用しての旅行には、これほど立地の良いホテルはありませんね。
(管理人、2019年6月2日に401号室に宿泊)
※当サイトは、政府によるステルスマーケティング規制に対応しています。当サイトの一部にはPR広告を含みますので、その旨、ご報告させていただきます。
本州最南端の終着駅に行くとなると、かなり気持ちが高ぶりますよね。私がこの路線に乗車するのは、まだ私鉄の鹿児島交通南薩線が廃止されずに走っていた頃です。
当然、枕崎駅もこの場所ではなく、上の項にも記したスーパーマーケットの「タイヨー」のある所にありました。その当時は終点に到着してすぐに折り返してしまったので、当時の枕崎駅をじっくりと眺める余裕も、更には極めて残念な事に、鹿児島交通に乗車する機会もありませんでした。
現在の枕崎駅は、ホームと簡易的な待合室のみの、極めて簡素化された作りです。もっと立派な駅に出来ないものかと思っていましたが、実際にこの地を再訪してみると、指宿から先の指宿枕崎線には乗客が極めてまばらであり、廃線の可能性すら感じました。枕崎駅の1日の利用客数は、わずか20人~30人程度の模様です。既に鉄道としての役割を終えているとしか思えません。
どうも虚しさも若干覚えつつ枕崎駅のホームに立つと、そこからこの日に泊まる枕崎ステーションホテルが見えました。鰹のオブジェがユニークです。
このホテルに向かって4階の一番左側の部屋に泊まっており、そこから駅を眺めてみると、このように見えます。やや駅から離れているので、「絶品」トレインビューとは言い難いです。でも、枕崎で鉄宿に泊まれるだけありがたい事です。
再び、枕崎駅。3099.5キロ彼方には、本土最北端の稚内駅がある旨、記されています。旅情が高ぶる案内書きですね。
本土最南端のレール止めです。これを見て、「ああ、同じような光景が稚内駅にもあったなあ」と思いだしました。ここから稚内を目がけて、乗り鉄の旅に出たくなる衝動に駆られます。
こちらが、北海道は稚内駅の駅舎です。と言ってもJRが使うのは向かって左側のわずかなスペースのみで、大半は複合文化施設としての役割に変わっています。お土産屋さんがあったり、稚内駅の駅弁売り場があったり、はたまた映画館まであります。
稚内駅の車止めです。最南端の表示が、枕崎駅ではなくて、同じ指宿枕崎線の西大山駅になっているのは仕方ありませんね。ちょっと、枕崎駅が可哀想だなと思いました。
さて、枕崎ステーションホテルに戻ります。窓はこの程度開き、なんとか鉄道の撮影には苦労しませんでした。ただし4階とはいえ、目の前を電線が左右に走っているので、少しく邪魔ですね。
客室配置図は、以下の通りです。私は4階に泊まっています。自販機が3階にあり、ビールを買いに行くついでに写真に収めています。画像に向かって左側がトレインビューの部屋で、赤枠で囲んでいます。これらは全て、シングルの部屋になります。
そして、枕崎ステーションホテルの401号室から見物した、指宿枕崎線の様子です。ほとんど列車が来ない駅ですし、車両形式がキハ40系しか無いですし、1両ないしは2両の気動車が往復するだけですから、味気ないと言えば味気ないですかね。でも、「久しぶり」に列車が来ると、無性に嬉しくなるのは不思議な感覚です。
枕崎駅のすぐ近く、バスターミナルに隣接して、観光案内所があります。ここで、一部200円で、来駅証明書を発行してもらえます。記念に、いかがでしょうか。
また、観光案内所の中には古めかしい木の椅子が使われており、「いったい何ゆえこんなボロいものが?」と思ったら、なんと取り壊された旧枕崎駅の待合室で使われていた椅子なのだそうです。そう聞くと、よくぞそのような古いものが今まで大切に使われていたものだなと、軽く感動します。
今回、当サイト管理人は、廃止された鹿児島交通に敬意を表して、枕崎駅から鹿児島本線の伊集院駅まで、鹿児島交通の路線バスに乗車しました。運転手さんは元トラックのドライバーをやっていたそうで、当サイト管理人の居住している所沢市も「何度も行ったよ」と話していました。
バスの沿線には、目を凝らすと、ところどころに鉄道の路線だったと思われる場所も見る事が出来て、かえすがえすも、鉄道時代に乗車しなかったことを悔やみました。
このホテルに来るまで、ここが日本最南端の(沖縄のモノレールを除く)トレインビューホテルだと思っていたのですが、指宿枕崎線に乗車して窓外を眺めていたところ、最南端の鉄宿は山川駅すぐ目の前にある「旅館食堂くり屋」さんでした。いずれまた、訪問したいと思います。
枕崎ステーションホテルは、予想と違って綺麗で快適なホテルでした。枕崎駅がすぐ目の前にありますし、隣接するバスターミナルや観光案内所もあって、公共交通機関を利用しての旅行には、これほど立地の良いホテルはありませんね。
(管理人、2019年6月2日に401号室に宿泊)
枕崎ステーションホテルの基本情報
※当サイトは、政府によるステルスマーケティング規制に対応しています。当サイトの一部にはPR広告を含みますので、その旨、ご報告させていただきます。
場所 | 指宿枕崎線のすぐ目の前。付近にコンビニは無く、食料品の調達は駅前のスーパータイヨーの利用が便利です。22時までオープンしています。 |
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よく見える鉄道 | 指宿枕崎線 |
価格帯 | シングルで5000円台。 |
設備 | 以下の動画の通り、快適です。クレジットカードの利用やWi-Fiの利用なども問題ありません。 |
駐車場 | 40台分、無料であり。 |
トレインビュープラン | 無し。下記の予約サイトで電話予約をすると確実です。 |
予約 | 枕崎ステーションホテルの公式サイト(楽天やじゃらんは利用不可) |
日本で最も「列車のやって来ない」トレインビューホテルだと思います
本州最南端の終着駅に行くとなると、かなり気持ちが高ぶりますよね。私がこの路線に乗車するのは、まだ私鉄の鹿児島交通南薩線が廃止されずに走っていた頃です。
当然、枕崎駅もこの場所ではなく、上の項にも記したスーパーマーケットの「タイヨー」のある所にありました。その当時は終点に到着してすぐに折り返してしまったので、当時の枕崎駅をじっくりと眺める余裕も、更には極めて残念な事に、鹿児島交通に乗車する機会もありませんでした。
現在の枕崎駅は、ホームと簡易的な待合室のみの、極めて簡素化された作りです。もっと立派な駅に出来ないものかと思っていましたが、実際にこの地を再訪してみると、指宿から先の指宿枕崎線には乗客が極めてまばらであり、廃線の可能性すら感じました。枕崎駅の1日の利用客数は、わずか20人~30人程度の模様です。既に鉄道としての役割を終えているとしか思えません。
どうも虚しさも若干覚えつつ枕崎駅のホームに立つと、そこからこの日に泊まる枕崎ステーションホテルが見えました。鰹のオブジェがユニークです。
このホテルに向かって4階の一番左側の部屋に泊まっており、そこから駅を眺めてみると、このように見えます。やや駅から離れているので、「絶品」トレインビューとは言い難いです。でも、枕崎で鉄宿に泊まれるだけありがたい事です。
再び、枕崎駅。3099.5キロ彼方には、本土最北端の稚内駅がある旨、記されています。旅情が高ぶる案内書きですね。
本土最南端のレール止めです。これを見て、「ああ、同じような光景が稚内駅にもあったなあ」と思いだしました。ここから稚内を目がけて、乗り鉄の旅に出たくなる衝動に駆られます。
こちらが、北海道は稚内駅の駅舎です。と言ってもJRが使うのは向かって左側のわずかなスペースのみで、大半は複合文化施設としての役割に変わっています。お土産屋さんがあったり、稚内駅の駅弁売り場があったり、はたまた映画館まであります。
稚内駅の車止めです。最南端の表示が、枕崎駅ではなくて、同じ指宿枕崎線の西大山駅になっているのは仕方ありませんね。ちょっと、枕崎駅が可哀想だなと思いました。
さて、枕崎ステーションホテルに戻ります。窓はこの程度開き、なんとか鉄道の撮影には苦労しませんでした。ただし4階とはいえ、目の前を電線が左右に走っているので、少しく邪魔ですね。
客室配置図は、以下の通りです。私は4階に泊まっています。自販機が3階にあり、ビールを買いに行くついでに写真に収めています。画像に向かって左側がトレインビューの部屋で、赤枠で囲んでいます。これらは全て、シングルの部屋になります。
そして、枕崎ステーションホテルの401号室から見物した、指宿枕崎線の様子です。ほとんど列車が来ない駅ですし、車両形式がキハ40系しか無いですし、1両ないしは2両の気動車が往復するだけですから、味気ないと言えば味気ないですかね。でも、「久しぶり」に列車が来ると、無性に嬉しくなるのは不思議な感覚です。
枕崎駅のすぐ近く、バスターミナルに隣接して、観光案内所があります。ここで、一部200円で、来駅証明書を発行してもらえます。記念に、いかがでしょうか。
また、観光案内所の中には古めかしい木の椅子が使われており、「いったい何ゆえこんなボロいものが?」と思ったら、なんと取り壊された旧枕崎駅の待合室で使われていた椅子なのだそうです。そう聞くと、よくぞそのような古いものが今まで大切に使われていたものだなと、軽く感動します。
今回、当サイト管理人は、廃止された鹿児島交通に敬意を表して、枕崎駅から鹿児島本線の伊集院駅まで、鹿児島交通の路線バスに乗車しました。運転手さんは元トラックのドライバーをやっていたそうで、当サイト管理人の居住している所沢市も「何度も行ったよ」と話していました。
バスの沿線には、目を凝らすと、ところどころに鉄道の路線だったと思われる場所も見る事が出来て、かえすがえすも、鉄道時代に乗車しなかったことを悔やみました。