鳥めし弁当(長野原草津口駅)を食べた記録

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鳥めし弁当(長野原草津口駅)・・・群馬の奥地に美味しい鶏肉駅弁を発見

長野原草津口駅には、2種類の駅弁が存在します。販売箇所などの情報は長野原草津口駅の駅弁のページをご覧いただくとして、ここではそのうちの1つである、鳥めし弁当を紹介します。

この駅弁(と称して良いと思います)、鶏肉を食べさせてくれるお弁当としては、なかなか本格的です。赤城鳥を使っているそうで、赤城鳥とは上州の地鶏の一種で、ワクチン以外の抗生物質を使わないで飼育される群馬県産の鶏肉だという事です。

鳥めし弁当(長野原草津口駅)


群馬県は鶏肉系の駅弁が豊富で、有名なところでは高崎駅の鶏めし弁当が挙げられますし、登利平の鳥めし・松や、同じく鳥めし弁当・竹のような、前橋や高崎市民のソウルフード的なお弁当も存在します。

期待感を持って開封してみると、鳥のむね肉と鶏そぼろがメインの、シンプルな鳥めしが姿を現しました。駅弁を食べまくっていると、開封した瞬間におおよその出来が分かるようになり、「この鳥めし弁当は間違い無いな」という直感が頭の中に走りました。

なお、開封する前の姿に関しては、うっかり記録しておりませんでしたので、以下の動画にてご確認ください。長野原草津口駅の何処で駅弁が売られているかも含めて、分かると思います。




購入データ
購入場所 長野原草津口駅に隣接する軽食やお土産売り場の「六合(くに)ステーション」にて購入。
購入日時 2018年8月7日、正午に購入。
価格 870円(税込み)
電話番号 0279-82-1515(六合ステーションの電話、予約はこの電話にて
製造 浅間酒造株式会社
https://asama-sakagura.co.jp/group/

(このページの一番下の部分に、浅間酒造が作っているお弁当の一覧が掲載されています。このうち2種類が、六合ステーションで売られています。)





むね肉を美味しく食べる事が出来て、すっかり感心してしまった


じっくりと、鳥めし弁当を眺めてみます。整然と並んだ鳥のむね肉が、美味しそうですね。実はこの鳥めし弁当が売られる前は、長野原草津口駅では同じく浅間酒造さんが調製する砦飯・鳥飯弁当が売られており、この鳥めし弁当はその「後継」となる駅弁になります。

鳥めし弁当(長野原草津口駅)


鶏肉煮を、食べてみました。基本的に砦飯・鳥飯弁当の時と味付けは変わっていないような気がしましたが、あの時は鶏肉のカットの仕方が悪かったのか、あるいはもも肉を使っていたからなのか、更には鶏肉の種類も異なっていると思われるので、「別物」だという感じです。

あいにく、売り場の冷蔵庫から取り出されたものを、その場でとても冷たいまま食べてしまいましたから、味わいが分かりにくかったです。しかし、少し温めれば、あるいは常温になるまで待てば、きちんと鶏肉本来の美味しさを感じるだろうなと言う事は分かりました。

鶏肉は、むね肉よりはもも肉のほうが好みなのですが、それでも登利平の鳥めし弁当・竹なみに、むね肉が大変食べやすく、かつ美味しく調理されているのには感心しました。

鳥めし弁当(長野原草津口駅)


そしてもう1つ、鶏そぼろも楽しむ事が出来ます。このように、そぼろも一緒に盛り付けて頂くと、どうしてもパサつきが有るむね肉の切り身だけを食べるのではないので、飽きることなく最後まで食べきる事が出来ますね。

鳥めし弁当(長野原草津口駅)


この鶏そぼろは、色合いはあっさりとしているものの、味覚としてはやや濃い目でした。また、食感としてはしっとりとしており、この点も、むね肉の弱点であるパサパサ感を上手にカバーできているなと感じました。




鶏肉の下には、少しばかりの海苔、そして、上手に炊き上げられたご飯です。冷めても美味しいごはんだったな(^^♪




副菜は、上州らしくこんにゃく煮、それに香の物が少々。鶏肉が美味しいので、副菜などはほんの口直し程度で十分です。鶏そぼろの部分から、グリーンピースが転がってきてしまいました。




そして、改めて鳥めし弁当の掛け紙を見ていると、「鶏の舞う形 群馬」と書かれているのに気が付きました。鶏という漢字はニワトリを意味しますから、なるほど確かにニワトリが羽ばたいている姿に似ているなと感心してしまいました。

その羽ばたいたニワトリを、こうして駅弁として食べる事ができるのは、幸福以外の何物でもありません。特急草津号などに乗車の際には、赤城鳥を使って作られた鳥めし弁当を、ぜひ食べてみて下さい。


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