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根室本線の新得駅。特急停車駅ですが、1日の平均の乗車客は250人ほどと、驚くほどの少なさです。「まさかこんなところに駅弁など有る筈がない」と思ってしまいますが、・・・実は有るのです!
それが、新得地鶏めしです。なんと、毎週水曜日の午前11時頃に、1日5食だけ、駅のお土産物売り場兼売店の「ステラステーション」で売り出されるのです。新得駅という地理的な条件も含めて、日本で最も入手が難しい駅弁と言えるでしょう。
今回、この新得地鶏めしを入手する機会を得ましたので、食べてみた感想や売り場の情報などをお知らせしたいと思います。
それにしても、シンプルな外観です。でも、地味とは言え掛け紙を作ってくれたのは嬉しいですね。これで駅弁らしくなりました。箸袋の青さが、粋なアクセントとして効いている感じがします。
ではまず、駅弁の売り場の情報です。新得駅の小さな改札口を出て、すぐ右側に、ステラステーション売店があります。一瞬で分かりますので、迷う心配はありません。
ステラ売店の全景です。この売店の隣に椅子が置いてあって、待合室になっています。待合室の一角がステラになっているというイメージです。この売店で、駅弁が売られます。
売り場の情報は以下の通りですから、地元の人以外は、予約をしてから駅を訪問するほうが良いと思います。なにせ、5個しかありませんので。午後まで残っている日もあるとの事ですが、一度に数個買う人がいると、お昼前にすぐに売れてしまう日もあるそうです。
今回、当サイト管理人は新得駅で新得地鶏めしを購入して、台風被害で不通になっている新得駅から代行バスで1時間強も揺られて東鹿越駅まで移動、ここから根室本線の上りの各駅停車に乗りました。
乗車したキハ40の窓辺に新得地鶏めしを置き、背景に東鹿越駅を入れて記念に撮影。JR北海道の再建問題に絡み、根室本線のこの区間は廃止される可能性が極めて高いので、もう二度と来ないかもしれません。窓外を眺める目も、自然と真剣になりました。
そして、キハ40の国鉄らしい色のモケットに駅弁を置き、開封したところを。もう、拍子抜けするほど素朴な出来栄えの駅弁なのでした。
炊き込みご飯の上に錦糸卵を敷き、中心部に紅しょうが、端っこにキュウリのスライスを置いて、炊き込みご飯だけの駅弁が地味になりすぎるのを防いでいます。
そして、列車が動いてから、新得の駅弁をじっくりと味わいました。見ての通り、鶏肉の炊き込みごはんであり、鶏と共に人参、筍、ゴボウが炊き込まれていました。
食べた感想は、「とにかく素朴」の一言です。分かりやすく言えば「普通」となりますね・笑。でも、新得駅のように寂れた駅に、超豪華二段重ね駅弁などがあったとしたら逆に引いてしまいますから、こういう普通さのほうが良いのだと思います。
味付けは化学調味料など一切使っていないだろうなという味で、醤油味と砂糖やみりんの甘みが共に濃厚だと感じました。北海道風に、甘さが際立って強いという事ではありません。
鶏肉がむね肉なので、せめてもも肉にして頂いたほうが、より鶏肉の味わいやこってり感が出るのだけど、などと一人、アタマの中で色々と妄想しながらローカル線の旅をするのは、実に楽しいものです。ちょうど、これを開封した時の動画も撮っておきましたので、沿線の風景と共にご覧ください。
そうそう、新得駅のステラ売店のすぐ隣には、駅の立ち食い蕎麦「駅そばせきぐち」さんが営業しています。乗降客数の極めて少ない駅で蕎麦屋さんが存在するのも、奇跡のようです。
営業時間は、毎日10時開店です(午後4時半まで)。基本的に無休ですが、毎月第一水曜日と第三水曜日はお休みです。持ち帰り容器もありますので、駅で購入して列車の中でお蕎麦を食べるのも魅力的です。最近は、そういう旅がやりにくくなりましたね。
新得地鶏めし(新得駅)・・・極めて素朴な鶏肉の炊き込みご飯駅弁が存在する
新得駅に駅弁が存在する事自体が、まず驚き
根室本線の新得駅。特急停車駅ですが、1日の平均の乗車客は250人ほどと、驚くほどの少なさです。「まさかこんなところに駅弁など有る筈がない」と思ってしまいますが、・・・実は有るのです!
それが、新得地鶏めしです。なんと、毎週水曜日の午前11時頃に、1日5食だけ、駅のお土産物売り場兼売店の「ステラステーション」で売り出されるのです。新得駅という地理的な条件も含めて、日本で最も入手が難しい駅弁と言えるでしょう。
今回、この新得地鶏めしを入手する機会を得ましたので、食べてみた感想や売り場の情報などをお知らせしたいと思います。
それにしても、シンプルな外観です。でも、地味とは言え掛け紙を作ってくれたのは嬉しいですね。これで駅弁らしくなりました。箸袋の青さが、粋なアクセントとして効いている感じがします。
新得駅弁の売り場の情報
ではまず、駅弁の売り場の情報です。新得駅の小さな改札口を出て、すぐ右側に、ステラステーション売店があります。一瞬で分かりますので、迷う心配はありません。
ステラ売店の全景です。この売店の隣に椅子が置いてあって、待合室になっています。待合室の一角がステラになっているというイメージです。この売店で、駅弁が売られます。
売り場の情報は以下の通りですから、地元の人以外は、予約をしてから駅を訪問するほうが良いと思います。なにせ、5個しかありませんので。午後まで残っている日もあるとの事ですが、一度に数個買う人がいると、お昼前にすぐに売れてしまう日もあるそうです。
売り場のデータ(2018年7月18日に購入した時の情報です) | |
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購入場所 | 新得駅のステラステーションにて購入。 |
購入時間 | 10時半過ぎにに売店に行って、1つ買う旨を伝えました。商品が手渡されたのは、11時前でした。 |
価格 | 700円(税込み) |
ラベル表示 | |
販売 | 新得ステラステーション 0156-64-5324(予約はこの電話にて) https://www.facebook.com/stellashintoku/ |
営業時間 | 7時~19時、年中無休 |
製造 | 石松すし・吉田滋 北海道上川郡新得町本通北1-2 0156-64-5324 |
食べてみた感想は・・・・恐ろしいほどの素朴さを持った駅弁です
今回、当サイト管理人は新得駅で新得地鶏めしを購入して、台風被害で不通になっている新得駅から代行バスで1時間強も揺られて東鹿越駅まで移動、ここから根室本線の上りの各駅停車に乗りました。
乗車したキハ40の窓辺に新得地鶏めしを置き、背景に東鹿越駅を入れて記念に撮影。JR北海道の再建問題に絡み、根室本線のこの区間は廃止される可能性が極めて高いので、もう二度と来ないかもしれません。窓外を眺める目も、自然と真剣になりました。
そして、キハ40の国鉄らしい色のモケットに駅弁を置き、開封したところを。もう、拍子抜けするほど素朴な出来栄えの駅弁なのでした。
炊き込みご飯の上に錦糸卵を敷き、中心部に紅しょうが、端っこにキュウリのスライスを置いて、炊き込みご飯だけの駅弁が地味になりすぎるのを防いでいます。
そして、列車が動いてから、新得の駅弁をじっくりと味わいました。見ての通り、鶏肉の炊き込みごはんであり、鶏と共に人参、筍、ゴボウが炊き込まれていました。
食べた感想は、「とにかく素朴」の一言です。分かりやすく言えば「普通」となりますね・笑。でも、新得駅のように寂れた駅に、超豪華二段重ね駅弁などがあったとしたら逆に引いてしまいますから、こういう普通さのほうが良いのだと思います。
味付けは化学調味料など一切使っていないだろうなという味で、醤油味と砂糖やみりんの甘みが共に濃厚だと感じました。北海道風に、甘さが際立って強いという事ではありません。
鶏肉がむね肉なので、せめてもも肉にして頂いたほうが、より鶏肉の味わいやこってり感が出るのだけど、などと一人、アタマの中で色々と妄想しながらローカル線の旅をするのは、実に楽しいものです。ちょうど、これを開封した時の動画も撮っておきましたので、沿線の風景と共にご覧ください。
新得蕎麦の駅そばスタンドがあるのも魅力的
そうそう、新得駅のステラ売店のすぐ隣には、駅の立ち食い蕎麦「駅そばせきぐち」さんが営業しています。乗降客数の極めて少ない駅で蕎麦屋さんが存在するのも、奇跡のようです。
営業時間は、毎日10時開店です(午後4時半まで)。基本的に無休ですが、毎月第一水曜日と第三水曜日はお休みです。持ち帰り容器もありますので、駅で購入して列車の中でお蕎麦を食べるのも魅力的です。最近は、そういう旅がやりにくくなりましたね。