台湾風ルーロー飯弁当(鎌倉・大船駅)を食べた記録

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台湾風ルーロー飯弁当(鎌倉・大船駅)・・・駅弁で食べる台湾の庶民の味

湘南や鎌倉地区が主たる営業エリアの大船軒さんが、当地だけではなくて親会社の日本レストランエンタプライズの営業エリア、つまり首都圏でも販売している台湾風駅弁が、台湾風ルーロー飯弁当です。

魯肉飯とは台湾の庶民の丼飯の事であり、日本人が牛丼などを食べる習慣に似ています。刻んだ豚肉を台湾風の調味液で煮込んで、ご飯にぶっかけて食べるスタイルです。

画像検索で魯肉飯を見てみると、肉の大きさからご飯の上にトロっと(あるいはドロッと)ぶっかける雰囲気も含めて、千差万別なようです。果たして日本の駅弁業者が挑む台湾風ルーロー飯弁当はどんな感じなのか、食べるのが楽しみです。

台湾風ルーロー飯弁当


外箱も、なかかな雰囲気が出ていますね。実はこの駅弁、前身ががありまして、大船軒が製造して東京エリアで販売していた2017年2月のシンビーノコラボ駅弁・ルーロー飯の台湾風弁当の「後がま」に当たる駅弁になります。

名称も、ルーロー飯と台湾風を前後に入れ替えただけであり、ほとんど同じコンセプトで作られているのだろうなと想像する事ができます。

そのお弁当は個人的に多いに気に入っていたため、今回台湾風ルーロー飯弁当を食べる事ができるのは、とても嬉しいです。前身のお弁当の売れ行きが良かったのかもしれません。

では最初に、新しくなった台湾風ルーロー飯弁当を動画でご覧ください。




購入データ
購入場所 大船軒の藤沢外売店にて購入。
購入日時 2018年6月14日、午後6時に購入。
価格 900円(税込み)
ラベル表示

台湾風ルーロー飯弁当のラベル表示
製造・販売 株式会社大船軒
神奈川県鎌倉市岡本2-3-3
0120-014541
http://www.ofunaken.co.jp/free/menu





以前よりも「台湾な感じ」がより強く出ている雰囲気が楽しい


こうして眺めてみると、前身のシンビーノコラボ駅弁・ルーロー飯の台湾風弁当に比べて、より台湾風な雰囲気が出て、「ご飯にぶっかけた感」が表現されているのが分かります。また、煮卵がドンと盛り付けられているところも、台湾の駅弁と言う感じがしてきますね。

台湾風ルーロー飯弁当


肝心のルーロー飯の部分です。ラベル表示によると、干し海老や干し椎茸などと共に煮込んでいるようです。見た目は、以前のルーロー飯駅弁と同じだなと思いました。

ただし、ルーロー飯の部分は以前よりも面積が増えたので、日本人はこの独特のドロッとした感じに慣れていませんから、少々抵抗を感じる人もおられるかもしれませんね。

以前のルーロー飯駅弁では、このルーロー飯の部分のすぐ隣に、鮮やかな緑色をしたザーサイを盛り付けていましたので、見た目のインパクトの緩衝役として機能していたかもしれません。




同じザーサイは、今回は端っこに盛り付けられています。となりは、イカのつみれ揚げです。ザーサイはあっさり味の日本風味であり、口の中がさっぱりします。




そして肝心のルーロー飯、前身の駅弁と同様に、八角の風味もそれなりに効いていて、もちろん台湾人からしたら物足りないとは思いますが、日本人としてはこれで大いに満足できる味わいです。ただし、水分量が多いので、冷たい料理を食べている感覚が強くなります。この点は、最後に捕捉を。

台湾風ルーロー飯弁当


煮卵です。卵とルーロー飯を同時に食べると、これがまた、いけます。ルーロー飯の味覚がマイルドな方向に変化するので、食べ飽きることがありません。こういう味覚の駅弁、たまには非常に良いよなと思いながら、完食させていただきました。




ところで、これだけで大いに満足していたところ、Twitterのフォロワーさんから、次のようなリプライを頂きました。「なるほど!これはこれでアリだし、確かにそのほうがむしろ美味しいかも!」と感じましたので、掲載しておきます。



チンして温めれば、先ほど書いたような「冷えた感じ」は全く無くなって、八角などをはじめとした香辛料の五香粉の味わいが広がって、はるかに美味しくなるのではないかと想像しました。

駅弁というものは冷えた状態で食べるから良いのだ、というステレオタイプな考えは捨てて、たまには温めるのも良いなと思いました。次回これを買う時は、躊躇いなくチンしてみたいと思います。


参考神奈川県の鉄道の見えるホテルのページ


 
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