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カシオペアのダイニングカーでフランス料理を堪能・・・カシオペア紀行の新メニュー
カシオペアのダイニングカーで食事をしたくなって、1回のツアーで食堂車を4回も利用できる、「カシオペア紀行で巡るゆったり東日本周遊4日間」に参加してきました。大人の休日倶楽部で大々的に募集された企画です。参加者も、高年齢層ばっかりでした・笑。
このページは、カシオペア紀行のダイニングカーでフランス料理コースを食べた時の記録となります。カシオペアが定期運行していた当時と、サービス内容に大きな変化はありませんが、メニューは刷新されており、それを食べるのが楽しみでした。
フランス料理コースは、今回のツアーの道中3泊目、カシオペア紀行では2泊目となる夜に、設定されました。ツアーでの食事時間はあらかじめ決められており、以下のようなタイムスケジュールです。当方は1回目を指定されていて、予定時間の5分前に、ダイニングカーに向かいました。
・1回目・・・17:30~18:50
・2回目・・・19:20~20:40
・3回目・・・21:10~22:30
(3回目になると夜も遅くなってしまいますので、この日はパブタイムは設定されませんでした。)
着席すると、このようにナイフとフォークがセットされており、ゴージャスな雰囲気です。かつて、寝台特急北斗星でこのサービスが開始された時は、あまりのクオリティの高さに仰天したものです。
そして今でも、列車内でこういった食事を摂る事が出来るという「非日常性」は凄いものがあります。特に鉄道ファンという訳でもないツアー参加者たちは、一様に感嘆していました。
写真などでのご説明は次の項で行いますので、まずはフランス料理コースを食べた時の動画をご覧ください。夜汽車の雰囲気も分かると思います。
なお、フランス料理コースは今回のツアーから新メニューに切り替わったと聞いています。ワインも銘柄が新しくなったという事で、余計に嬉しいツアーとなりました(^^♪
座席について、ドリンクのオーダーを行って、しばらくすると前菜が運ばれてきました。「ホタテ貝柱のサラダ仕立て カシオペアスタイル」です。
パプリカなどの野菜を使って、カシオペアの車体の5本の色合いを表現しています。お見事ですね。食事への期待がいやがうえにも高まる演出に、喝さいを送りました。
カシオペア紀行に乗り込む前に青森市内を歩き回りましたので(ねぶたの博物館や青函連絡船八甲田丸などを見学)、のどがカラカラです。そういう時の飲み物は、選ぶ余地など無くビールです。高級なエビスマイスターが冷えに冷えていて、最高でした!
魚料理として、「真鯛のポワレ 赤ワインのクリームソースときのこのクリーム煮を添えて」です。真鯛の上品な味わいが最高過ぎます。しっとりとした身に対して鯛の皮はパリッとしていて、メリハリの利いた食感が素晴らしかった。クリームを絡めて食べると、天にも昇る気分。
パンは、おかわり自由です。しかし、コース料理にビールまで付けたら、これ1個で十分に満足します。ふだん家庭では使わないような、濃厚なバターを付けて・・・。
食べていたら、八戸駅に運転停車しました。まさに夜汽車の味わい。アルコールを傾けながら、夢心地のカシオペア紀行です。この雰囲気を味わいたくて、高いお金を支払ったのです。心ゆくまで堪能しないと、「赤字」になりかねませんね・苦笑。
肉料理。「国産牛ロース肉のソテー 甘酸っぱい林檎の薫りを添えて」です。
肉料理に合わせて、赤ワインもオーダーしました。牛肉のパンチの効いた味わいが、酸味のあるリンゴソースを絡めると、不思議と「よそ行き」の風味に変化するのが驚きでした。ワインとの相性も抜群で、列車の揺れもあって、なんだかボーっとしてきましたね。(ワインは2杯、飲みました)
最後に、「シェフスペシャルデザート」です。ガトーショコラと、山ぶどうのシャーベットです。ガトーショコラの濃さとシャーベットのあっさり感のバランスが取れています。添えられたお花も食べる事ができます。
シンプルだけど華やかさを感じ、それでいてやはりシンプルである。列車内でこんなデザートの供食サービスがあるというだけで本当に驚きますし、今や貴重すぎる存在です。
食後のコーヒーを飲みながら、余韻に浸りました。そして、与えられた1時間20分はあっという間に過ぎ去り、時間切れ、退席となるのでありました。立ち去り難くて、一生、ここで食事をしていたい気分です。
その後はラウンジカーに移動して、ボタンアコーディオンのミニコンサートを楽しみました。ダイニングカーでの酔いも手伝って、たいへん魅惑的な一夜となりました。
ダイニングカーもラウンジカーも両方で楽しんで、それでもまだ飲み足りない気分になって、ラウンジカーの売店を利用しました。じゃがりこやカットリンゴなどをおつまみ代わりに、ブリーホワイトという白ワインを飲んでいます。
手元にカシオペア紀行の記念となるものも1つくらい残しておきたいなと思い、新商品と説明された、カシオペアのアクリルコースターも買ってきました。これは後日、妻がヘビロテしています。合計で2960円のお買い物。
寝台に戻ってからは、最後の車内販売も利用しました。ホットコーヒー320円。この列車を降りると、JR東日本管内では、ホットコーヒーを車内販売で利用する事はほとんど不可能になりますので、飲みたくないのに飲むのです・笑。
なお、本当はバニラアイスも買いたいところでしたが、残念ながら売り切れ。カシオペアでは、新幹線で販売されるようなスジャータのアイスではなくて、北海道の町村農場のアイスが積み込まれます。今回の旅では、初日にそれを食べる事が出来たので、良しとします。
今回のカシオペア紀行では、ダイニングカーの利用時、ウェイトレスさんに、このような写真を撮ってもらいました。必ず記念写真の声掛けをして下さるので、嬉しいです。
こちらは、恥ずかしながらも妻と知り合った当時の写真。カシオペアのダイニングカーの同じ座席です。その当時はカシオペア懐石御膳を食べていましたね。月日が経つのは早いもので、すっかり年老いてきましたね。・・・カシオペアで定点観測。面白いものです。
カシオペア号はいつまで走り続けるのか分かりませんが、いつかまた乗ってみたい列車です。あと10年とか走ったら、いよいよ先行きは怪しくなるのではないでしょうか。
「その時」が来たとしても、なんとかダイニングカーで美味しい食事を楽しみたいです。高額なツアー参加料金を支払うべく、頑張って稼がねばなりません・汗。寝台列車好きな私からすると、カシオペアにはそれだけの価値があるのです。
⇒食堂車&レストラントレイン体験談一覧ページに戻る
カシオペア紀行に乗車する際には、団体旅行としての申し込みが必要です。主要なツアー旅行先をまとめたページが有りますので、そちらも参考にしてみてください。
鉄道の旅・観光列車の旅を予約できるサイト特集
このページは、カシオペア紀行のダイニングカーでフランス料理コースを食べた時の記録となります。カシオペアが定期運行していた当時と、サービス内容に大きな変化はありませんが、メニューは刷新されており、それを食べるのが楽しみでした。
フランス料理コースは、今回のツアーの道中3泊目、カシオペア紀行では2泊目となる夜に、設定されました。ツアーでの食事時間はあらかじめ決められており、以下のようなタイムスケジュールです。当方は1回目を指定されていて、予定時間の5分前に、ダイニングカーに向かいました。
・1回目・・・17:30~18:50
・2回目・・・19:20~20:40
・3回目・・・21:10~22:30
(3回目になると夜も遅くなってしまいますので、この日はパブタイムは設定されませんでした。)
着席すると、このようにナイフとフォークがセットされており、ゴージャスな雰囲気です。かつて、寝台特急北斗星でこのサービスが開始された時は、あまりのクオリティの高さに仰天したものです。
そして今でも、列車内でこういった食事を摂る事が出来るという「非日常性」は凄いものがあります。特に鉄道ファンという訳でもないツアー参加者たちは、一様に感嘆していました。
写真などでのご説明は次の項で行いますので、まずはフランス料理コースを食べた時の動画をご覧ください。夜汽車の雰囲気も分かると思います。
なお、フランス料理コースは今回のツアーから新メニューに切り替わったと聞いています。ワインも銘柄が新しくなったという事で、余計に嬉しいツアーとなりました(^^♪
列車食堂でフランス料理コースとは非日常体験すぎる
座席について、ドリンクのオーダーを行って、しばらくすると前菜が運ばれてきました。「ホタテ貝柱のサラダ仕立て カシオペアスタイル」です。
パプリカなどの野菜を使って、カシオペアの車体の5本の色合いを表現しています。お見事ですね。食事への期待がいやがうえにも高まる演出に、喝さいを送りました。
カシオペア紀行に乗り込む前に青森市内を歩き回りましたので(ねぶたの博物館や青函連絡船八甲田丸などを見学)、のどがカラカラです。そういう時の飲み物は、選ぶ余地など無くビールです。高級なエビスマイスターが冷えに冷えていて、最高でした!
魚料理として、「真鯛のポワレ 赤ワインのクリームソースときのこのクリーム煮を添えて」です。真鯛の上品な味わいが最高過ぎます。しっとりとした身に対して鯛の皮はパリッとしていて、メリハリの利いた食感が素晴らしかった。クリームを絡めて食べると、天にも昇る気分。
パンは、おかわり自由です。しかし、コース料理にビールまで付けたら、これ1個で十分に満足します。ふだん家庭では使わないような、濃厚なバターを付けて・・・。
食べていたら、八戸駅に運転停車しました。まさに夜汽車の味わい。アルコールを傾けながら、夢心地のカシオペア紀行です。この雰囲気を味わいたくて、高いお金を支払ったのです。心ゆくまで堪能しないと、「赤字」になりかねませんね・苦笑。
肉料理。「国産牛ロース肉のソテー 甘酸っぱい林檎の薫りを添えて」です。
肉料理に合わせて、赤ワインもオーダーしました。牛肉のパンチの効いた味わいが、酸味のあるリンゴソースを絡めると、不思議と「よそ行き」の風味に変化するのが驚きでした。ワインとの相性も抜群で、列車の揺れもあって、なんだかボーっとしてきましたね。(ワインは2杯、飲みました)
最後に、「シェフスペシャルデザート」です。ガトーショコラと、山ぶどうのシャーベットです。ガトーショコラの濃さとシャーベットのあっさり感のバランスが取れています。添えられたお花も食べる事ができます。
シンプルだけど華やかさを感じ、それでいてやはりシンプルである。列車内でこんなデザートの供食サービスがあるというだけで本当に驚きますし、今や貴重すぎる存在です。
食後のコーヒーを飲みながら、余韻に浸りました。そして、与えられた1時間20分はあっという間に過ぎ去り、時間切れ、退席となるのでありました。立ち去り難くて、一生、ここで食事をしていたい気分です。
ラウンジカーでのひと時、そして売店や車内販売も利用
その後はラウンジカーに移動して、ボタンアコーディオンのミニコンサートを楽しみました。ダイニングカーでの酔いも手伝って、たいへん魅惑的な一夜となりました。
ダイニングカーもラウンジカーも両方で楽しんで、それでもまだ飲み足りない気分になって、ラウンジカーの売店を利用しました。じゃがりこやカットリンゴなどをおつまみ代わりに、ブリーホワイトという白ワインを飲んでいます。
手元にカシオペア紀行の記念となるものも1つくらい残しておきたいなと思い、新商品と説明された、カシオペアのアクリルコースターも買ってきました。これは後日、妻がヘビロテしています。合計で2960円のお買い物。
寝台に戻ってからは、最後の車内販売も利用しました。ホットコーヒー320円。この列車を降りると、JR東日本管内では、ホットコーヒーを車内販売で利用する事はほとんど不可能になりますので、飲みたくないのに飲むのです・笑。
なお、本当はバニラアイスも買いたいところでしたが、残念ながら売り切れ。カシオペアでは、新幹線で販売されるようなスジャータのアイスではなくて、北海道の町村農場のアイスが積み込まれます。今回の旅では、初日にそれを食べる事が出来たので、良しとします。
今回のカシオペア紀行では、ダイニングカーの利用時、ウェイトレスさんに、このような写真を撮ってもらいました。必ず記念写真の声掛けをして下さるので、嬉しいです。
こちらは、恥ずかしながらも妻と知り合った当時の写真。カシオペアのダイニングカーの同じ座席です。その当時はカシオペア懐石御膳を食べていましたね。月日が経つのは早いもので、すっかり年老いてきましたね。・・・カシオペアで定点観測。面白いものです。
カシオペア号はいつまで走り続けるのか分かりませんが、いつかまた乗ってみたい列車です。あと10年とか走ったら、いよいよ先行きは怪しくなるのではないでしょうか。
「その時」が来たとしても、なんとかダイニングカーで美味しい食事を楽しみたいです。高額なツアー参加料金を支払うべく、頑張って稼がねばなりません・汗。寝台列車好きな私からすると、カシオペアにはそれだけの価値があるのです。
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カシオペア紀行に乗車する際には、団体旅行としての申し込みが必要です。主要なツアー旅行先をまとめたページが有りますので、そちらも参考にしてみてください。
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