ビジネス旅館さくら荘

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ビジネス旅館さくら荘(徳島駅)・・・ファンならば思わず笑ってしまうような眺め

徳島駅周辺におけるトレインビューホテルと言えば、JR四国系列で、徳島駅直結のホテルクレメント徳島を挙げる事が出来ます。どなたも利用できる、徳島駅周辺随一の鉄宿と言えます。

しかし、クレメント徳島はタワーホテルであり、宿泊料金は最低でも7000円台からになります。宿泊コストを極限まで削減したい人、そして寝る事ができるならばどこでもOKという人にとっては、だいぶ高すぎますから、その場合はここで紹介する徳島のもう1軒の鉄宿を検討しましょう。

ビジネス旅館さくら荘


宿の名前は、ビジネス旅館さくら荘です。徳島駅を正面から出て、直ぐに左側に向かって線路沿いを歩くと、徒歩5分ほどのところにあります。目の前が線路ですから、特に迷う事も無いでしょう。

そしてビジネス旅館さくら荘の客室からの鉄道の眺めが、これはもう、鉄道ファンとしては「仰天する」と言って良いレベルの見え方です。1泊3000円と言う安さが魅力で、なおかつ空きがある事も多いので、ぜひ騙されたと思って宿泊してみて下さい。

(管理人、2019年11月10日に4階の紅葉の間に宿泊)





ビジネス旅館さくら荘の基本情報


※当サイトは、政府によるステルスマーケティング規制に対応しています。当サイトの一部にはPR広告を含みますので、その旨、ご報告させていただきます。

場所 徳島駅より徒歩5分ほど。(以下の地図参照)
よく見える鉄道 牟岐線、及び徳島駅構内のおよそ全ての気動車
価格帯 税込みで3300円。(素泊まり)
設備 完全に昭和時代の遺物です。詳細は以下の動画の通り。風呂とトイレ、洗面所が共同です。トイレはウォシュレット以前に、和式です。

インターネット無し。クレジットカード決済不可。暖房の効きが悪かった。掃除は行き届いています。防音構造ではないので、鉄道の音がストレートに聞こえてきます。
駐車場 1,2台程度、基本的には市内のパーキング利用を考える事。
予約先 予約サイトの利用不可で電話のみ。
088-652-9575



ビジネス旅館さくら荘から見た徳島の気動車の群れ


ビジネス旅館さくら荘の受付は2階です。階段を上って2階に上がると、そこからもう、トレインビューの「玄関」となります。フロントがある訳でもなく、そこから宿のオバちゃんを大声で呼びました。

受付は宿帳に名前と住所を記して、前払いで宿泊料金を支払って終わりです。オバちゃんに部屋まで案内してもらいます。私の泊まった部屋は、3階の「紅葉」の間。全室が和室になります。部屋の鍵が閉まりにくいので、どう操作するのか、オバちゃんにしっかり聞いておきましょう。

部屋に入り、障子を開けると、このような風景が広がっていました。ブルンブルンと車体を震わせるキハ40系気動車の群れに、大興奮となる事間違いなしです。

ビジネス旅館さくら荘の客室からの眺め


古いホテルなので、サッシに隙間が空いてしまっているのか、気動車の脂臭い排気の臭いもかなり部屋に入ってきます。この点も、マニアの心をくすぐるかもしれません。「臭い鉄」、あるいは「嗅ぎ鉄」の新ジャンル確立です・笑。

窓を開けて眺めるキハ40たち。2020年にはJR東日本を走行するほとんどのキハ40が引退しますし、いよいよJR北海道にもキハ40に代わる新型車両が導入されつつあります。全国的にも活躍場所が大きく減ってゆく中、ここ四国においてもキハ40は徳島に集められており、何かのきっかけで一気に姿を消す可能性も否定できません。今のうちに、ぜひ国鉄を楽しんでおきたいです。

なお、気動車の向こう側に見えている森は、徳島城址です。散歩がてらに行ってみても面白いです。

ビジネス旅館さくら荘の客室からの眺め


さて、ビジネス旅館さくら荘から見た、徳島運転所に出入りする、あるいは牟岐線を走行する列車の姿を動画でご覧ください。高松方面に向かう特急列車も、引き上げ線にやってくる際に見る事が出来ます。つまり、徳島界隈の全ての列車を展望出来る宿です。非常に高い価値を有した鉄宿です。




布団は、自分で敷きます。旅館にいるというよりも、昭和時代の自宅にいるような感覚になりますね。

ビジネス旅館さくら荘の布団


鉄道の見える客室は、4階であれば私の泊まった「紅葉」の他に、隣の「藤」の間があります。4階がベストですが、仮に3階しか部屋が無い時には、「紅葉」の直下の「萩」の間、あるいはその隣の「桐」の間にしてもらえば良いでしょう。電話予約の際、「部屋から鉄道を眺めたい」ときちんと伝えて、4階の「紅葉」か「藤」に通してもらえるようにお願いしてください。

ところで、超レトロなビジネス旅館さくら荘に泊まったのならば、同じくレトロすぎて今どき見ないような超可愛らしいロープウェイ、徳島市内の眉山ロープウェイに乗車されるのも面白いのではないかと思います。




ここに写っているゴンドラは1999年製のものという事であり、21年前の車体です。しかも2両連結式というのも何とも言えない雰囲気を漂わせており、ロープウェイも鉄道でありますから、ぜひ乗り鉄を楽しんでみて頂きたいと思います。

キハ40も含めて、古いものを大事にする旅、というコンセプトになりましょうか。

ビジネス旅館さくら荘の予約

予約は、インターネットサイトの利用はできないので、電話予約のみとなります。以下の電話番号となりますが、宿のオバちゃんが席を外している時は通じません。その時は再度電話をかけましょう。

088-652-9575


 
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