明知鉄道の駆け足撮影記録(明智駅、岩村駅、極楽駅)

●参考になりましたら、シェアしていただけるとサイト運営の励みになります!

明知鉄道・駆け足撮影~そして極楽浄土へ~

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は、半日の少々駆け足となりました明知鉄道の撮影記です。

明知鉄道外観
明智着の列車を撮影。明智駅から徒歩3分ほどの場所です。車両はアケチ13号でリニア中央新幹線のラッピングです。恵那駅の隣り、美濃坂本駅付近にリニア中央新幹線の駅が設置されるとのことです。

【明知鉄道・駆け足撮影記の目次】

瑞浪駅からバスで明智駅へ
日本大正村を少しだけ見物
明知鉄道岩村駅で撮影
そして極楽浄土へ


 


瑞浪駅からバスで明智駅へ


2016年4月24日(日)、今日は岐阜県恵那市在住の元同僚から自宅にお招きいただきました。中央線武並駅に正午集合。恵那といえば「明知鉄道」(?)。「鉄」の私は集合時間までに明知鉄道乗車を思いつき、早起きして出掛けることにしました。

名古屋6:32発中津川行で出発。豪華10両編成で、前7両は211系、後ろ3両が313系でしたので、迷わずクロスシートの313系に乗ります。

なお中央線名古屋口は大曽根駅の改札口の関係で中津川側(下り先頭)が比較的混むことから、名古屋側(上り先頭)にクロスシート車が運用されていることが多いようです。




7:27瑞浪着。明知鉄道の接続は恵那駅ですが、終点の明智駅には瑞浪駅からバスがあります。所要時間45分、本数も1時間に1本程度あり、名古屋方面から訪れるにはこちらの方が便利なのです。

瑞浪駅前7:45発のバスは4名の乗客を乗せて出発。バスは川沿いの集落を結んで走ります。瑞浪から名古屋へ通っている方は割と多いのですが、バスの沿線に意外なほどニュータウンは見当たりません。そして、明智駅前には8:30頃に到着です。

明知鉄道明智駅外観
明知鉄道明智駅。鉄道名は「明知」、駅名は「明智」です。

明知鉄道明智駅構内
明智駅です。車庫があり、SL「C12」もどこかに隠されているハズです。

明智駅改札口
明智駅改札口。グッズの販売も充実しています。アケチ1型の「鉄コレ」(Nゲージ鉄道模型)のあり、欲しましたが・・・よく考えたらもう持っているのでやめました。

明知鉄道のお楽しみ硬券セット
その代わりに「お楽しみ硬券セット(500円)」を購入しました。封筒に入っていて中身はわかりませんでしたが、家に帰ってから開けてみると!1985年(昭和60年)の開業記念乗車券まで入っています!!多くは使用済みですが、素敵です!!!なお、有人駅ではA型硬券をごく普通に販売しています。



日本大正村を少しだけ見物


明知鉄道、次の恵那行は9:37の発車、少々急ぎ足になりますが、「日本大正村役場」と「日本大正村資料館」を見物することにします。

ここはいわゆる大観光地ではありません。いくつか観光施設もありますが、それらも含めて町全体の雰囲気を徒歩でゆったりと楽しむ場所であり、今日も私のように急ぎ足では楽しめないでしょう。

まして自動車利用の通りすがりの観光客や観光バス団体の方には、この町の雰囲気、テーマである「大正」を味わっていただけるか心配です。そういった点から、ここは明知鉄道で訪れるのがベストでしょう。

大正路地
大正路地。駅や駐車場から日本大正村役場や日本大正村資料館への途中にあります。

日本大正村役場外観
日本大正村役場。実際に1957年(昭和32年)まで明智町役場として使用されていました。

大正広場
大正広場。観光案内所やみやげ物屋があります。広めの駐車場も完備されていますが、やはり明知鉄道で訪れるのがベストでしょう。明智駅もすぐ近くです。


他にも「大正ロマン館」、「大正時代館」等の見どころがありますが、今日は時間の都合で行くことができません。これらの施設は駅から徒歩圏内なので、またの機会に明知鉄道の旅とともに訪れたいものです。





明知鉄道岩村駅で撮影


9:37発の列車で岩村駅へ向かいます。列車は地元客で席が半分ほど埋まります。まだ観光客の姿はありません。明智駅を発車すると車窓風景はすぐに町から山へ変わります。新緑と山桜、そして田植えを待つこの季節、車窓風景が最も美しい時期ではないでしょうか。まさに「美しい日本」の風景です。




しかしこの列車(アケチ13)はロングシートです。これははいただけません。在籍車両6両のうちセミクロスシート車は2両で、残り4両はロングシートとのこと。イベント列車である「食堂車」にはロングシート車が不可欠ですが、せめて週末だけでもセミクロスシート車で運行してほしいものです。

列車はいくつも峠を越えるのか、急勾配と急曲線が続き、それに応じて絶景ではないにしろ、車窓風景は見応えがあります。車窓風景だけでも十分に売りになるのですが、それに気が付いていないのか、ロングシートは本当に残念です。

前述のように明知鉄道の「食堂車」はロングシートの前に机を並べる形で、車窓を楽しむ配置にはなっていません。いすみ鉄道や、肥薩オレンジ鉄道のように車窓を楽しみつつ、お食事もいただきたいと思うのは贅沢でしょうか。

明知鉄道岩村駅に停車中のアケチ10形
岩村駅で列車交換。こちらは明智行。

明知鉄道岩村駅のアケチ10形と腕木式信号機
そして恵那行(左)が発車。左の腕木式信号機は 2004年(平成16年)まで使用していたもの。この価値を評価し保存する心意気は素晴らしいです。

明知鉄道岩村駅の腕木式信号機のテコ
しかも、テコを含め動態保存とは重ね重ね素晴らしいです。

明知鉄道岩村駅の構内とホーム
通票取り扱いを考慮した千鳥配置ホームの岩村駅。懐かしい雰囲気です。

明知鉄道岩村駅外観
明知鉄道岩村駅。

明知鉄道岩村駅の切符売り場と改札口
岩村駅は有人駅ですが、駅員の配置は火曜日、木曜日、土曜日及び日曜日の午後1時から午後5時までです。極楽駅の硬券入場券でもあれば10枚くらい購入したのに、残念です。 駅舎内に飲食店(写真左側)があります。

岩村散策絵図
岩村も味わい深い町です。左の岩村駅から右上の岩村城天守台まで、重要伝統的建造物群保存地区でもある城下町を通って徒歩約45分です。往時の建物は明治維新で失われましたが、見事な石垣がよく保存されています。私も以前訪れましたが、石垣のみが残り天守閣が復元されていないが故に、逆にその昔の姿を想像することが出来て静かな感動を覚えた記憶があります。個人的には明智もいいですが、岩村の風情も捨て難いです。



そして極楽浄土へ


さて、これから極楽に行くことにします。もちろんここで昇天するわけではありません。2008年(平成20年)に開業した明知鉄道「極楽駅」。そのネーミングは乗客誘致策の一環でしょうが、実際の駅やロケーション等は気になります。岩村駅から1.3kmと近いので歩いてみることにします。

歩くこと約15分、極楽駅は田んぼとコンビニ、スーパーやホームセンターに囲まれたところにありました。確かに駅があれば便利なロケーションです。駅自体は片面ホームのシンプルな構造で、特筆すべき点はありません。

・・・がしかし、ホームのお地蔵さんと待合室に流れる三波春夫先生の「極楽音頭」が、極楽浄土的気分を盛り上げてくれます(???)。

明知鉄道極楽駅
明知鉄道極楽駅。お天気も良くて、駅で列車をボケーと待っていると、極楽浄土にいる気分になってきます(行ったことはないけど・・・)。

極楽駅の駅名由来とお地蔵さま
駅名由来とお地蔵さん。

三波春夫の極楽音頭
ネガティブな時に聴くと心もウキウキ?他にお客さんがいるときは・・・ちょっと恥ずかしいかも。

・極楽音頭を聞いてみたい人は、下記の動画で聴けるようです・笑。


極楽駅に到着する明智行アケチ10形
極楽駅に到着する明智行を撮影(10:56)。

極楽駅に到着する明智行アケチ10形(引き寄せて撮影)
同じ列車を引き寄せて撮影。背後はホームセンターの建物、振り返ると極楽駅です。

極楽駅に到着するアケチ10形
極楽駅に到着する恵那行をホームから撮影(11:02)。  


無事、極楽浄土へ旅立ったあとは、恵那駅に向かいます。極楽駅から11:03発の恵那行に乗車。座席は半分以上埋まっています。




明知鉄道はいくつかの盆地を峠越えで結び、川沿いや旧街道沿いの路線ではありません。それが故に必ずしも人の流れと一致していないようですが、車窓風景は素晴らしく、今回は駆け足の旅でしたが、それを再発見した次第です。次は岩村の町の散策を含めて、ゆっくりと明知鉄道の旅を楽しみたいと感じました。


明知鉄道飯沼駅
列車後部から飯沼駅を撮影。「秘境駅」的風情です。

JR東海の電車を武並駅にてt
恵那駅で乗り換えて、本日の目的地、武並駅に到着。長閑な雰囲気ですが、ここから名古屋へ通っている方もいるのです。


【乗車記録】

・名古屋6:32→瑞浪7:27 クモハ313-1603 10両
・瑞浪駅前7:45→明智駅前8:30 (東濃鉄道バス)
・明智9:37→岩村9:57 アケチ13 1両
・極楽11:03→恵那11:27 アケチ10 1両
・恵那11:31→武並11:37 クハ312-405 6両


(今回の旅は、これでおしまい)



鉄道クレジットカード・鉄道ファン御用達のカード

地域から選ぶ

その他の特集コンテンツ